公開日 2024/05/27
最終更新日 2025/04/16
不動産クラウドファンディング・ソーシャルレンディングで投資するにあたり、さまざまな手数料がかかります。
かかる手数料はサービスにより異なりますが、各サービスではどのタイミングでどういった手数料がかかるのでしょうか。
今回はこの点について解説します。
では、詳しく解説していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
入金手数料は顧客である投資家が負担するのが一般的です。
入金手数料は金融機関や入金する金額によって異なります。
メガバンクの場合は3万円以上が手数料が変わるラインです。
3万円未満の場合は150円前後、3万円以上の場合は200〜300円程度の手数料がかかります。
ネット銀行の場合は手数料が安くなるケースが多いです。
住信SBIネット銀行は金額にかかわらず一律88円、GMOあおぞらネット銀行は同じく75円となっています。
なお、「大家どっとこむ」や「property+(プロパティプラス)」などでは、GMOあおぞらネット銀行から入金する場合は手数料を無料としています。
サービス事業者の預託金口座から、投資家自身の銀行口座に出金する際にかかる手数料です。
「COZUCHI(コヅチ)」や「ヤマワケエステート」「利回りくん」など、事業者によっては無料(事業者負担)としているところもあります。
また、「CREAL(クリアル)」では出金先口座が楽天銀行の場合は一律105円。
楽天銀行以外で出金額が3万円未満の場合は150円、3万円以上の場合は229円としています。
出金先金融機関によって無料になったり手数料が変わったりするケースもあります。
サービス名 | 入金手数料 | 出金手数料 |
COZUCHI | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | 無料(事業者負担) |
CREAL | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | ・出金先口座が楽天銀行の場合:105円(税込) ・出金先口座が楽天銀行以外、出金金額が3万円未満の場合:150円(税込) ・出金先口座が楽天銀行以外、出金金額が3万円以上の場合:229円(税込) |
ヤマワケエステート | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | 無料(事業者負担) |
TECROWD(テクラウド) | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | ・出金先口座が楽天銀行の場合:無料(事業者負担) ・出金先口座が楽天銀行以外、出金金額が3万円未満の場合:150円(税込) ・出金先口座が楽天銀行以外、出金金額が3万円以上の場合:229円(税込) |
利回りくん | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | 無料(事業者負担) |
Jointo α(ジョイントアルファ) | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | 無料(事業者負担) |
大家どっとこむ | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | ・出金先口座がGMOあおぞらネット銀行の場合:無料 ・出金先口座がGMOあおぞらネット銀行以外の場合:145円(税抜) |
TSON FUNDING(ティーソンファンディング) | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | ・匿名組合ファンドの場合:無料(事業者負担) ・任意組合ファンドの場合:顧客負担 |
TOMOTAQU | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | ・出金先口座がGMOあおぞらネット銀行の場合:125円 ・出金先口座がGMOあおぞらネット銀行以外の場合:250円 ※ファンドの償還後は、1回限り手数料無料 |
サービス事業者の預託金口座への入金時にかかる手数料です。
基本的には不動産クラウドファンディングと同様、投資家側の負担となります。
ちなみに「Crowd Bank(クラウドバンク)」では、「即時入金」と「通常入金」という2種類の入金方法があります。
それぞれで入金手数料が異なります。
サービス事業者の預託金口座から、投資家自身の銀行口座に出金する際にかかる手数料です。
事業者によっては無料のケースもあります。
なお、海外のプロジェクトも扱う「クラウドバンク」では、日本円と外貨で出金手数料が異なります。
サービス名 | 入金手数料 | 出金手数料 |
Funds(ファンズ) | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | 無料(事業者負担) |
OwnersBook(オーナーズブック) | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | 一律330円(税込) |
Bankers(バンカーズ) | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる ※GMOあおぞらネット銀行からの振込手数料は無料 |
無料(事業者負担) |
AGクラウドファンディング | 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる | ・出金先口座がGMOあおぞらネット銀行の場合: 無料 ・出金先口座がGMOあおぞらネット銀行以外の場合: 一律 145円 (税込) |
Crowd Bank(クラウドバンク) | ・即時入金の場合: 無料(事業者負担) ・通常入金の場合: 顧客負担。振込手数料は利用する金融機関によって異なる |
日本円の出金手数料:無料(事業者が負担) |
Funvest(ファンベスト) | 顧客負担。 振込手数料は利用する金融機関によって異なる |
無料(事業者負担) |
LENDEX(レンデックス) | 顧客負担。 振込手数料は利用する金融機関によって異なる |
無料(事業者負担) |
CAPIMA(キャピマ) | 顧客負担。 振込手数料は利用する金融機関によって異なる |
無料(事業者負担) |
Pocket Funding(ポケットファンディング) | 顧客負担。 振込手数料は利用する金融機関によって異なる |
顧客負担。みずほ銀行の振込手数料に準ずる |
上述の通り、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングでは、入出金手数料が顧客負担となるサービスが多くあります。
入出金手数料は1回あたり数百円程度ですが、積み重なると投資収益を悪化させる可能性があります。
では、この入出金手数料を少しでも節約するにはどうすればよいでしょうか。
そのためには、「1回あたりの入出金額を増やし、入出金の回数を減らす」という方法が有効です。
少額ずつ入出金するのではなく、ある程度まとまった額を入出金することで、手数料を節約できます。
普段はそれほど手数料を意識することはないかも知れません。
しかし、「チリも積もれば山となる」という言葉もあるように、回数を重ねれば馬鹿にならない金額となるかもしれません。
多くのサービスでは「よくある質問」などで手数料について詳しく解説しています。
利用しているサービスについても調べてみるとよいでしょう。
または「(サービス名)+ 手数料」といったキーワードでWeb検索してみるのも有効です。
今回の記事を参考に、手数料の節約も意識しつつ資産運用に取り組んでいきましょう。
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