COZUCHI(コヅチ)の特徴と評判・クチコミ&辛口レビュー・評価

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#事業者レビュー #評価A #評判・クチコミ
新しい不動産投資の手法として話題の不動産クラウドファンディング。最近では参入事業者も増えてきています。そんな中でも重要なのは、自分の投資スタイルに適した不動産クラウドファンディングサービスを選ぶことです。

今回は数ある不動産クラウドファンディングの中から「COZUCHI」をピックアップ。「COZUCHI(コヅチ)」の特徴や評判・クチコミ、メリット・デメリットを紹介していきます。

「COZUCHI」編集部の独自評価・レビューを見る

COZUCHI(コヅチ)とは?

まずは不動産クラウドファンディングサービス「COZUCHI」について紹介していきます。

COZUCHIのサービス概要

サービス名 COZUCHI(コヅチ)
初回募集開始時期 2019年7月
想定利回り(年利) 4.0〜50%超
最低出資金額 1万円
募集方法 抽選/先着
優先劣後方式 あり(劣後出資分5~60%)
中途換金 可能

「COZUCHI」は、1口1万円の少額から不動産投資が可能な不動産クラウドファンディングサービスです。詳しくは後述しますが、他サービスを圧倒する高配当案件や配当に上限を設けない仕組み、中途換金が可能など独自の特色で業界屈指の人気を誇っています。

COZUCHI(コヅチ)の運営会社・経営者

COZUCHIを運営するのは、LAETOLI(ラエトリ)株式会社です。

会社名 LAETOLI株式会社
設立 1999年5月20日
資本金 1億円
代表者 代表取締役 武藤 弥
登録免許 ・宅地建物取引業 東京都知事(5)77822号
・不動産特定共同事業 東京都知事 第60号
・第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第740号
所在地 〒107-0062
東京都港区南青山二丁目26番1号
D-LIFEPLACE南青山2F
上場/非上場 非上場

LAETOLI株式会社は株式会社SATAS(サタス)を前身とした企業で、「COZUCHI」はもともとSATASが運営していた不動産クラウドファンディングサービス「WARASHIBE(ワラシベ)」のブランド変更後のサービスです。 

2019年に「WARASHIBE」がリリースされ、以降約2年間で24件のファンドを組成し総額16億円を元本毀損・配当遅延なく調達・運用。2021年に社名をLAETOLIに変更し、その後サービスブランドも「COZUCHI」に一新しています。

2022年6月に累計調達額が100億円を突破、さらにわずか3カ月後の同年9月には同200億円を突破し、2024年1月末時点では625億円にまで累計調達額を伸ばしています。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの要注目不動産クラウドファンディングサービスとなっています。

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COZUCHI

LAETOLI株式会社の代表は武藤弥氏

「COZUCHI」を運営するLAETOLI株式会社の代表取締役を務めているのは、武藤弥(むとうわたる)氏です。

1976年生まれの武藤氏は2001年、早稲田大学理工学部建築学科を卒業後に株式会社リクルートの創業者として知られる江副浩正氏が経営する不動産デベロッパー・株式会社スペースデザインに入社しています。以後、リノベーションや商業施設の開発事業会社や、シェアハウス&シェアオフィス等の開発・運営会社の設立を経て、2011年には株式会社TRIADを設立し、取締役副社長に就任。TRIADの代表取締役は倉持正之氏で、過去にも武藤氏と共同で会社を設立したことがあります。

>>「COZUCHI」を運営するLAETOLI株式会社CEO武藤氏への1万字ロングインタビューはこちら

LAETOLI社とTRIAD社の関係性

上記のような経緯もあり、LAETOLI社とTRIAD社は現在でも強いつながりがあります。まず、両者は会社の所在地が同じ「東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE 南青山2F」で、同じオフィスに共同で入居しています。

また、TRIAD社は「COZUCHI」の多くの案件でファンド運営事業者となっています。こうしたケースではTRIADが調達した資金を自ら所有する実物不動産を運用する不動産特定共同事業における「第1号事業者」として、そして、LAETOLI(COZUCHI)が投資家との出資契約締結の代理・媒介を行う「第2号事業者」として運営に携わります。

LAETORI社とTRIAD社の関係性

出典・参考:不動産特定共同事業(FTK)事業の概要|国土交通省 

つまり、COZUCHIで調達したお金で実際に不動産事業を行うのがTRIAD社です。TRIAD社は不動産事業のための資金をCOZUCHIでのファンドを通じて投資家から調達し、運用によって得た利益を投資家に還元する、という仕組みです。

COZUCHI(コヅチ)の特徴

不動産クラウドファンディングサービス「COZUCHI」の特徴は以下です。

  1. キャピタルゲインの配当に上限がない
  2. 優先劣後方式でリスクを低減
  3. 中長期運用案件がある
  4. ファンド運用中に換金ができる
  5. キャンセル待ち機能がある
  6. プロジェクトの詳細ストーリーを閲覧できる
  7. 当選しやすくなる「チャレンジプログラム」がある
1つずつ詳しく見ていきましょう。

特徴1.キャピタルゲインの配当に上限がない

不動産クラウドファンディングの案件には、物件の売却益を目的にしたキャピタルゲイン型と、賃料収入を目的としたインカムゲイン型がありますが、キャピタルゲインを目的とした案件の場合、「早期償還」が起こり得ます。早期償還とは、想定よりも早く物件を売却できた場合に早期に出資金と配当が戻ってくることを指します。

例えば運用期間12カ月で想定利回り8%のキャピタルゲイン型案件で、半分の6カ月で想定通りの価格で売却できた場合は、半分の期間で同じ利益を得たことになるため、実績の年換算利回りは想定の倍の16%となります。さらに想定よりも高値で売却できたとしたらこの利回りはさらに跳ね上がることになります。

COZUCHIの案件

通常、不動産クラウドファンディングサービスではこうしたキャピタルゲインの配当には上限を設けることが一般的ですが、「COZUCHI」では配当に上限を設けていません。早期償還されることも珍しくないため、他サービスではなかなか見られないような大きなリターンを得られることがあり、「COZUCHI」最大の魅力となっています。

特徴2.優先劣後方式でリスクを低減

不動産クラウドファンディングで多くの事業者が採用する「優先劣後方式」を、「COZUCHI」でも採用しています。優先劣後方式では、投資家による出資分を「優先出資分」とするほか、事業者自身も出資を行いこれを「劣後出資分」とします。

優先劣後方式では、ファンドの運用期間を経て対象不動産の価値が下がり損失が発生した場合でも、まず事業者が出資する劣後出資分から毀損することになります。例えば劣後出資分が20%であれば、20%の価値下落までは投資家の出資分は守られることになります。

「COZUCHI」の過去の実績では、劣後出資分は5~60%程度とかなり幅があります。ただし直近1年を見ると10~15%程度が多くなっています。

特徴3.中長期運用案件がある

「COZUCHI」では、2023年5月30日に募集を開始した「ウィスタリアプラザ 世田谷区下馬 一棟ビル(想定利回り3.6%)」で、中長期運用型ファンドのサービスをスタートしています。一般的な不動産クラウドファンディングのファンド運用期間は、数カ月から長くても3年(36カ月)程度です。そのため、投資家は短期間で投資先を変えていきながら資産を運用していくことになります。

しかし中長期で運用が可能になれば、一度投資したお金をもとに長い期間ほったらかしで一定の利益を受け続けることが可能になります。つまり不動産クラウドファンディングの手軽さと、インカムゲインを目的とした現物不動産投資の継続性の「いいとこ取り」をしたサービスとなっています。

COZUCHIの中長期運用案件
「COZUCHI」の中長期運用型ファンドでは、不動産クラウドファンディングで一般的な匿名組合型ではなく、任意組合型を活用しています。匿名組合型では不動産の所有権は事業者に帰属し、投資家は出資分に応じて利益を受け取る権利を取得しますが、任意組合型では事業者が取得した不動産に対し、投資家が出資した金額に応じて共有持分の地位を取得するため、投資家が不動産の所有権を有することになります。運用期間が長くなるほど投資家は事業者破綻のリスクを負うことになりますが、任意組合型にすることで、仮に事業者(COZUCHI)が破綻した場合でも出資した資産が守られるため、安全性の担保につながります。

中長期運用型ファンドは半年に一度、売却のチャンスあり

運用が長期になれば、途中で売却したいというニーズも出てきます。「COZUCHI」ではリセールファンドという形式で半年に一度、ファンド持分を売却する機会が得られます。売却先は「COZUCHI」が探してくるため、投資家は自分で売却先を探す必要はありません(ただし、必ず売却できるとは限らない点には注意が必要です)。
 
長期運用案件でも途中で売却のチャンスがあるのは安心感あり~!

特徴4.ファンド運用中に換金ができる

「COZUCHI」の中長期運用型ファンドでは半年に一度の売却機会ありと紹介しましたが、さらに短期運用型では24時間365日、マイページから買取申込が可能になっています。運用中に緊急で資金が必要になったときなどは有効に活用できるサービスです。なお、買取申込による換金手続きの場合、出資元本の3.3~5.5%が事務手数料としてかかります。

特徴5.キャンセル待ち機能がある

「COZUCHI」は数ある不動産クラウドファンディングの中でも屈指の人気を誇るサービスで、先着型であればファンドの募集開始から数分で終了となったり、抽選型でも倍率が数十倍にまでなったりと、「当選しにくい」というイメージがあるのも確かです。そんな中で2023年3月にリリースされたのが「キャンセル待ち」機能です。

これは仮に当選した投資家が出資キャンセルをした場合、「COZUCHI」の定めるルールに従って別の投資家が自動的に繰り上げ当選になるというものです。これにより従来行っていた「キャンセル分の追加募集」はなくなり、再応募の手間が省けることになります。実質的にチャンスが広がることになるため投資家にとってはメリットといえます。

特徴6.プロジェクトの詳細ストーリーを閲覧できる

投資を行う上では、投資先について詳しく知ることは極めて重要です。その点において「COZUCHI」のファンドに関する情報開示は他の多くのサービスと比較しても非常に充実したものとなっています。
COZUCHIのシナリオづくり

物件取得の経緯や、売却に向けた戦略、想定されるシナリオまで事細かく解説しており、不動産業界の事情、またプロならではの運用戦略の一端を垣間見ることができます。投資判断に活用できるのはもちろん、読み物としても楽しめる内容となっています。

特徴7.当選しやすくなる「チャレンジプログラム」がある

「COZUCHI」は不動産クラウドファンディングの中でも大変人気があり、当選しにくいことで知られています。そこで導入されたのが「COZUCHIチャレンジプログラム」です。これは、投資申し込みをして落選したときに「COZUCHIポイント」が付与され、このポイントを使用することで抽選の当選確率をアップできる仕組みです。

ポイントは落選した際に1ポイントが加算され、次回以降でポイントを使用して申し込みをし、当選した場合にポイントが消費されます。

COZUCHIチャレンジプログラム

人気サービスだけに、このような抽選募集に対する救済措置があるのはうれしいポイントです。

COZUCHI(コヅチ)の注意点

反対にCOZUCHIに投資をする際の注意点も確認しておきましょう。
  • 運営会社が非上場会社である
  • 人気すぎて当選しにくい

注意点1.運営会社が非上場会社

「COZUCHI」を運営するLAETOLI株式会社は2023年6月時点で上場していません。上場企業が運営する不動産クラウドファンディングサービスと比較すると運営者の信頼性という意味ではやや劣ります。

注意点2.人気すぎて当選しにくい

上限を設けないキャピタルゲイン配当などの特徴から、「COZUCHI」は不動産クラウドファンディング業界でトップクラスの人気サービスとなっています。そのため先着型は一瞬で埋まるほか、抽選型でも倍率が数十倍にもなり全然当選しない(投資できない)ということも珍しくありません。

「特徴」の項でも述べたように、「キャンセル待ち機能」や「チャレンジプログラム」がリリースされたことで当選しにくさの改善にはなっていますが、それでも人気の上昇には追いついていないのが実情といえそうです。

COZUCHI(コヅチ)で実施中のキャンペーンをチェック

「COZUCHI」では2024年4月24日現在、実施中のキャンペーンはありません。情報が更新され次第、こちらでお知らせしていきます。

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COZUCHI(コヅチ)の評判・クチコミをチェック

続いて、COZUCHIの評判やクチコミを見ていきましょう。

うれしいクチコミ

リターンに上限を設けていないこともあって、想定利回りを大きく上回るリターンが発生したという声がたくさんあったよ!
うおおおおおおっぴ!うおおおおおおっぴ~!

残念なクチコミ

一番のデメリットは、やっぱり競争率の高さかな……。過去には応募率30万%超えという異次元の数値を叩き出したこともあるみたい……(困惑)!
まったく当たる気がしないっぴ……根気強く申し込み続けるしかないっぴ……!

COZUCHIの評価は?編集部レビュー

不動産クラウドファンディングサービス「COZUCHI」の特徴や評判について詳しく解説してきました。最後に、以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー です。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります

COZUCHIの評価
評価 A キャピタルゲイン配当に上限なしで大きなリターンも

「COZUCHI」の最大の魅力はなんといっても、キャピタルゲインによる配当に上限がなく利回りが大きく上振れする可能性がある点です。過去の案件では想定利回り6%が実績では40%を超えたり、想定9%が実績で60%を超えたりするなど、非常に夢があります。

また、利回りが高いから単純にそれに比例した大きなリスクがある、というわけでもなく、戦略的なシナリオに基づいた確度の高い案件であること、その詳細や背景、全体像が投資家にも開示されていることも安心感につながっており大きなメリットとなっています。

償還遅延なども発生しておらず、サービスの使いやすさ、情報の見やすさの点でも良好です。唯一、当選しにくい点は玉にキズですが、当たったらラッキー、くらいの姿勢で根気強く応募を続けるのがよいでしょう。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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