【11月最新】不動産クラウドファンディング利回りランキングTOP10+α

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#特集・選び方 #投資初心者
年々盛り上がりを見せ、今では100以上もの事業者がサービスを提供している不動産クラウドファンディング。その最大の魅力は、現物不動産投資に勝るとも劣らない利回りの高さでしょう。「ゴクラク」では、すべてのファンド情報を集計した上で事業者ごとの平均利回り・最大利回りのデータを算出しランキングを掲載しています

この記事ではそんな不動産クラウドファンディングの最新利回りランキングを掲載し、随時更新していきます。利回り重視派の人はぜひ参考にしてみてください。

【最新】不動産クラウドファンディングの利回りランキング

まずは11月最新の事業者別利回りランキングTOP10を見ていきましょう。

2411利回りランキング

2024年11月最新の事業者ごとの平均利回りランキング1位は、前月から変わらず「おうちの再生ファンドVIFA」でした。2位、3位の「ヤマワケエステート」「CROWD BUILDS(クラウドビルズ)」、以下も前月と同様の顔ぶれとなっています。

「おうちの再生ファンドVIFA」のランクを押し上げる要因となっているのが「おうちの再生ファンドVIFA 3号」です。運用期間2カ月という短期ファンドかつ募集額410万円という小型案件ですが、21.3%という驚異の利回りを設定し、平均利回りを大きく上昇させました。これでサービス開始以来すべてが利回り12%以上となっています。

また、2位の「ヤマワケエステートも、10%超え案件が当たり前という状態で、今後もこの水準を維持していくことが予想されます。また、不動産クラウドファンディングではありませんが、「ヤマワケエステート」の姉妹サービスとして、ソーシャルレンディングや事業型ファンドを展開する「ヤマワケ」もサービスをスタートしています。こちらも注目していきましょう。

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最高利回りランキングの1位はヤマワケエステート!

各事業者ごとの最高利回りランキングでは、「ヤマワケエステート」が1位となっています。該当ファンドは、想定利回り84.6%で業界を騒然とさせた「神奈川県愛川町 一戸建て再生ファンド」で、運用終了後には実績値95%と、さらに利回りを上乗せしてきたことでも話題になりました。

そして、2位は「COZUCHI(コヅチ)」です。該当ファンドは「相模原 リニア開発プロジェクト R」の59.5%です。募集時点の想定利回りが30%を超えるファンドを出しているのは「ヤマワケエステート」と「COZUCHI」のみで、このランキングはしばらく不動のものとなりそうです。

ランキング上位の不動産クラウドファンディングの特徴をチェック

続いて、今回上位にランクインした高利回り事業者の特徴を解説していきます。

※文中の数値はすべて2024年11月初旬時点のものです。また、各数字は「ゴクラク」が独自に集計したものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

平均利回り1位「おうちの再生ファンドVIFA(ヴィファ)」

おうちの再生ファンド

平均利回り 15.1%
最高利回り 21.3%
平均運用期間 3カ月
ファンド数 3件
累計調達額 1,830万円

おうちの再生ファンドVIFAの特徴・注意点

おうちの再生ファンドVIFA」は、2024年5月末にサービススタートしたばかりの新しい不動産クラウドファンディングサービスです。提供されているファンドは3件で、すべてが12%以上の高利回りが設定されています。

サービス名にもあるように古民家や空き家の再生を1つのテーマとしており、比較的高利回りを出しやすい分野といえます。ここまではすべてのふぁんどが募集額1,000万円未満で、利回りは高いものの投資はしにくい状態ではあります。

今後、より大きめの案件が出てくることにも期待したいところです。

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おうちの再生ファンドVIFAのファンド

平均利回り2位「ヤマワケエステート」

ヤマワケエステート

平均利回り 14.6%
最高利回り 84.6%
平均運用期間 9カ月
ファンド数 149件
累計調達額 338億3,337万円

ヤマワケエステートの特徴

ヤマワケエステート」は今、もっとも勢いのある不動産クラウドファンディングの1つです。その人気の秘密は超高利回りのファンドを高頻度で提供している点です。

サービス開始から約1年で提供したファンドは130件以上で、これは驚異的な提供頻度であるといえます。さらに平均利回りの14.6%は全ファンドの平均値であり、現状ほとんどのサービスが最高利回りでもこの水準に達していないことを考えれば、異次元のアベレージの高さであることがわかります。

さらに、この利回りが上振れることがあるのも投資家にとってはうれしいポイントです。不動産クラウドファンディングでは、サービス開始当初は認知拡大やユーザー獲得のために高利回りファンドを提供し、その後は通常の水準に戻しくていく、ということがよくありますが、「ヤマワケエステート」は一貫して高利回りファンドを提供し続けており、今後1位に返り咲くことも十分に考えられます。

ヤマワケエステートの注意点

「ヤマワケエステート」はすでに100件以上のファンドを提供していますが、サービス開始から約1年が経ち、実際の償還・分配実績もだんだん増えてきています。現状は償還遅延などの問題は起きておらず、むしろ利回りの上振れが発生するなど順調ですが、一般的に投資においてはリターンとリスクは比例するため、今後も同じ状況が続くとは限りません。

また、「ヤマワケエステート」では優先劣後方式を採用していますが、劣後出資割合は低めに設定されています。投資を検討する際は、こうした点を十分に理解した上で申し込むようにしましょう。

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ヤマワケエステート

平均利回り3位「CROWD BUILDS(クラウドビルズ)」

CROWD BUILDS
平均利回り 14.3%
最高利回り 27.0%
平均運用期間 3カ月
ファンド数 9件
累計調達額 1億2,754万円

クラウドビルズの特徴

クラウドビルズ」の最大の特徴は、数字にも現れているとおりの高利回りです。2024年8月時点で9件のファンドが提供されていますが、そのすべてで想定利回り10%以上となっており、3号ファンド」では27%という想定利回りが設定されています。

基本的に6カ月以下の短期で売却を目指すキャピタルゲイン型ファンドがメインとなっているため、高利回りかつ短期間でガンガン資金を回していきたい人に向いているといえます。

クラウドビルズの注意点

運用期間が短いぶん、実際の投資額に対する利回りとしては少なくなる点には注意が必要です。想定利回りは年利換算で記載されるため、例えば想定利回り10%で運用期間が3カ月だとすると、実際の利回りは、「10(%)× 1/4(年)=2.5% 」となります。

また、「クラウドビルズ」では優先劣後方式を採用しており、スキームの解説図では30%と記載していますが、実際のファンドごとの劣後出資割合はサイト上では明記していません。申し込み後に届く契約前書面で確認することになる点にも注意しておきましょう。

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クラウドビルズのファンド一覧

平均利回り4位「Incapi(インキャピ)」

Incapi
平均利回り 10.0%
最高利回り 10.0%
平均運用期間 6カ月
ファンド数 1件
累計調達額 1,330万円

インキャピの特徴・注意点

インキャピ」は、2023年12月にスタートした新興サービスの1つです。これまでに提供されているファンドは1件のみとなっており、2024年に入ってからはファンドの提供はありません。「1号ファンド」は10%という高利回りで提供されましたが、最初に提供されるファンドはマーケティング的な意味合いで高めの利回りが設定されることが多いため、今後もこうした高利回りが続くかどうかは未知数です。

現在、平均利回りランキングで上位にランクインしていますが、参考程度と考えておくのがよいでしょう。なお、最低投資金額が10万円に設定されているため、出資のハードルはやや高めであるといえます。

\「インキャピ」のファンドをチェック/

インキャピのファンド一覧

平均利回り5位「TAMBO(タンボー)」

TAMBO
平均利回り 9.9%
最高利回り 12.0%
平均運用期間 6カ月
ファンド数 4件
累計調達額 1億800万円

タンボーの特徴・注意点

タンボー」は、2024年2月にサービスをスタートしたばかりの不動産クラウドファンディングです。これまでに発表しているファンドは4件で、利回りは8.5〜12%と非常に高い水準で提供しています。

「おうちの再生ファンドVIFA」や「インキャピ」などと同様、サービス開始当初のマーケティングによるものの可能性もあり、長期的に同水準の高利回りが継続されるかはまだわかりません。また、最低投資金額は10万円となっており、やや投資しにくい点はデメリットであるといえます。

\「タンボー」のファンドをチェック/

タンボーのファンド一覧

平均利回り6位「victory fund(ビクトリーファンド)」

victory fund

平均利回り 9.1%
最高利回り 12.0%
平均運用期間 11カ月
ファンド数 28件
累計調達額 52億1,000万円

ビクトリーファンドの特徴

ビクトリーファンド」で提供されるファンドの多くは、一定期間、賃貸収入を得た上で最終的に売却益も得ることを想定したインカムゲイン+キャピタルゲインのハイブリッド型ファンドです。運用期間はおおむね12カ月程度で、その期間の運営後に売却するスキームとなっています。

キャピタル型ファンドは多くの場合、短期間での売却になるため実際の収益は想定利回りほど大きくならないことがほとんどですが、「ビクトリーファンド」では毎月の賃料収入をベースにして売却までを想定しているため、安定性と収益性の両取りが期待できます

また、1億円を超える比較的規模の大きいファンドが多く、申し込みやすいメリットもあります。2024年7月は2つのファンドを提供しており、それぞれ10%、12%という非常に高い利回りを設定したことで平均利回りを押し上げる結果となりました。

ビクトリーファンドの注意点

「ビクトリーファンド」の最低投資金額は10万円(1口1万円×10口)です。10万円を超えてからは1万円単位で投資が可能ですが、1万円から投資できるサービスと比較すると投資のハードルは高めであるといえます。

また、「ビクトリーファンド」では優先劣後方式を採用していますが、事業者の出資分である劣後出資割合は数%程度とかなり低めの設定となっています。ファンドによっては1%程度のケースもあり、元本割れリスクの対策としてはやや物足りない数字です。

それなりのリスクを取る必要はありますが、利回りの高さには大きな魅力があるため、物件の詳細を見た上でより確実性が高いであろうファンドを選ぶことが重要です。

\ さっそく「ビクトリーファンド」のサイトをチェック/
victory fund

平均利回り7位「汐留ファンディング」

汐留ファンディング
平均利回り 8.7%
最高利回り 10.0%
平均運用期間 11カ月
ファンド数 13件
累計調達額 3億6,500万円

汐留ファンディングの特徴

汐留ファンディング」は、売却益を配当原資とするキャピタルゲイン型ファンドを中心に、高利回りのファンドを提供しています。対象エリアとしては、千葉市・浦安市・船橋市といった千葉県の都市部、および周辺首都圏で、マンションや戸建てなど居住用不動産を投資対象としています。

不動産クラウドファンディングは、基本的に契約から8日以内であればクーリングオフの適用が可能ですが、それ以降は多くのサービスで解約ができません。その点、「汐留ファンディング」は、ファンドの運用がスタートしたあとでも解約が可能なのはメリットといえます。

また、「汐留ファンディング」では不定期でキャンペーンつきファンドの提供も行っています。所定の条件をクリアすることでAmazonギフト券がもらえるなどオトクに投資が可能です。こうした募集を狙ってみるのもよいでしょう。

汐留ファンディングの注意点

「汐留ファンディング」は、ファンドの利回りの高さのほか、募集金額が2,000~4,000万円程度の比較的小規模な案件が多いことから、抽選の倍率がかなり高くなる傾向があります。ファンドによっては20倍を超えることもあり、不動産クラウドファンディングサービスの中でも当選しにくい部類に入ります。

また、念のため留意しておきたいのが運用延長期間についてです。不動産クラウドファンディングのキャピタル型ファンドでは、物件を売却できなかった場合に運用期間を延長することがあります。この際、多くの場合では6~12カ月程度を最大延長期間としていますが、「汐留ファンディング」では延長期間を最大24カ月としています。

もし運用が延長された場合、なかなか元本が戻ってこないということも起こり得ることを理解した上で投資を行いましょう。

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汐留ファンディング

平均利回り8位「GATES FUNDING(ゲイツファンディング)」

GATES FUNDING
平均利回り 8.7%
最高利回り 20.0%
平均運用期間 6カ月
ファンド数 13件
累計調達額 1億6,163万円

GATES FUNDINGの特徴

GATES FUNDING」を運営するGATES株式会社は、投資用ワンルームマンションを中心に、投資用不動産の仕入れから販売、総合コンサルティングを手掛ける会社です。そのノウハウを生かし、仕入れ業者を介さない直接仕入れによって高い利回りを提供しています。

投資対象不動産は、得意とするワンルームマンションに加え、太陽光発電設備やリゾート施設などもラインアップしています。不動産の売却益を配当原資とするキャピタルゲイン型ファンドをメインに扱っており、運用期間も6カ月未満の短期間のものが中心となっています。

GATES FUNDINGの注意点

ワンルームマンションを中心に扱っていることもあり、基本的に募集金額が少ない点には注意が必要です。これまでに提供されているファンドは数百万円~1,000万円台のものがほとんどで投資枠が少ないため、ファンドによっては高倍率の抽選となることもあります。

また、ファンドの募集自体が多くはなく、2022年・2023年はともに2件の提供にとどまっています。投資のチャンスは少なめなので、ほかのサービス事業者も利用しながらファンドの提供を待つのがよいでしょう。

\「GATES FUNDING」のファンドをチェック/

GATES FUNDINGのファンド一覧

平均利回り9位「PARTNERS Funding(パートナーズファンディング)」

PARTNERS Funding
平均利回り 8.6%
最高利回り 15.0%
平均運用期間 3カ月
ファンド数 33件
累計調達額 3億3,320万円

パートナーズファンディングの特徴

パートナーズファンディング」では、首都圏のワンルームマンションを投資対象としたファンドを中心に取り扱う不動産クラウドファンディングサービスです。ほかの多くのサービスと同様、元本割れリスク対策として優先劣後方式を採用しており、劣後出資割合は一律30%となっていることから安心感は高めです。

運用期間は3~4カ月で全体的に短めです。短期間の運用でどんどん利益を確定させながら資産を運用していきたい人に向いているサービスです。また、「パートナーズファンディング」は中途解約(換金)が可能なことも大きなメリットです。運用開始以降でも申請をすれば1カ月程度で出資元本が払い戻されるため、その点でも安心感の高いサービスであるといえるでしょう。

パートナーズファンディングの注意点

「パートナーズファンディング」の投資対象はワンルームマンションが中心で、ファンドは数百万円~1,000万円台の小規模のものがメインとなっています。そのため、投資枠は毎回争奪戦となり、特に最近では倍率10倍超えは当たり前、という状況です。

なかなか投資できない、ということになりかねないため、他サービスへの投資も行いながら、根気よく申し込みを行うのがおすすめです。

\「パートナーズファンディング」のファンドをチェック/

パートナーズファンディングのファンド一覧

平均利回り10位「DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)」

DAIMLAR FUND

平均利回り 8.5%
最高利回り 12.0%
平均運用期間 7カ月
ファンド数 19件
累計調達額 4億5,305万円

ダイムラーファンドの特徴

ダイムラーファンド」は、神奈川県の居住用マンションを投資対象としたファンドを中心に展開する不動産クラウドファンディングサービスです。

中でも運営会社のダイムラーコーポレーションが展開する「DARES(ダレス)」シリーズへ投資する案件では、相場利回りの+1%として組成されるオトクなファンドとなっています。そして中にはプライベートプール付きヴィラへ投資するファンドもあり、リゾート施設への投資に興味のある人にもおすすめです。

ダイムラーファンドの注意点

まず注意点として挙げられるのが、ファンドの提供頻度の低さです。2020年のサービススタート以来、もっとも多かったのが2022年の6件、次いで2023年の4件、2024年は11月までに5件と全体的にやや少なめです。

また、1件あたりの募集金額も2,000~3,000万円台が中心で規模は大きくはないため、全体的に投資のチャンスは少ないといえます。ほかのサービスも利用しつつ、投資機会を伺うのがよいでしょう。

\「ダイムラーファンド」のファンドをチェック/

ダイムラーファンドのファンド一覧

惜しくもランク外!でも注目の高利回りサービス

平均利回りランキングでは惜しくも10位から漏れたものの、注目しておきたい高利回りサービスを4つピックアップします。

COZUCHI(コヅチ)

cozuchi

平均利回り 8.1%
最高利回り 59.5%
平均運用期間 20カ月
ファンド数 120件
累計調達額 821億6,846万円

COZUCHIの特徴

平均利回りランキングでは12位となっているものの、最高利回りランキングでは2位にランクインしているのが「COZUCHI」です。

平均的に利回りが高いことに加えて、キャピタルゲイン型ファンドでは、大きく利回りが上振れることもあることから、不動産クラウドファンディングの中でもトップクラスの人気を誇ります

過去に上振れが発生したファンドとしては、「世田谷区砧 EXITファンドI」が想定利回り50.9%だったところ、実績値で驚異の110.5%を記録しており、実績値のランキングではこのファンドが1位です。これまで100件以上のファンド組成・運用実績がありますが、遅延などのトラブルはゼロで実績も申し分なく、安心しておすすめできるサービスです。

COZUCHIの注意点

「COZUCHI」は業界随一の人気サービスであることから、当選しにくいという声がもっとも多く聞かれるサービスでもあります。落選した人に与えられる「COZUCHIポイント」を利用することで当選確率を上げる仕組みも導入されていますが、それでもなかなか投資できないという可能性も十分にあります。根気よく申し込み続けるようにしましょう。

\ さっそくCOZUCHIに登録してみる/
COZUCHI

TECROWD(テクラウド)

tecrowd

平均利回り 8.5%
最高利回り 11.5%
平均運用期間 21カ月
ファンド数 71件
累計調達額 273億9,260万円

テクラウドの特徴

平均利回りランキングで11位にランクインした「テクラウド」の最大の特徴は、新興国を中心とした海外不動産を投資対象としたファンドを提供している点です。対象となるのは、発展著しいカザフスタンやモンゴルといった国の中心地などです。特にこうしたエリアのファンドを中心とした高利回りの案件が多く、非常に人気の高いサービスとなっています。

海外の不動産への投資といっても、「テクラウド」ではすべて円建てでの契約となるため、運用中の為替リスクがないのも安心できるポイントです。また、運用期間が12カ月を超えるファンドでは四半期(3カ月)ごとの分配となっていることが多く、定期的な収入が得られるのもうれしいポイントです。

最近では日本やアメリカといった先進国の不動産を投資対象としたファンドも多く出てきていますが、こちらも軒並み高利回りのファンドとなっており、非常に訴求力のあるサービスとなっています。

テクラウドの注意点

「テクラウド」で投資できる新興国を対象としたファンドは高利回りが魅力ですが、一方でカントリーリスクがあることには留意しておく必要があるでしょう。発展途上にある新興国は、情勢不安などによる不動産価値の下落リスクが先進国と比較して高いといえます。不安な人はまずは先進国を対象としたファンドを選ぶのがおすすめです。

また、「テクラウド」は先着式での募集がメインですが、人気の高まりからクリック合戦になることも増えています。確実に投資をしたいというファンドがある場合は募集開始と同時に申し込むくらいの気持ちで臨むのがよいでしょう。

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TECROWD

LEVECHY(レベチー)

LEVECHY

平均利回り 7.9%
最高利回り 12.0%
平均運用期間 14カ月
ファンド数 14件
累計調達額 82億9,558万円

LEVECHYの特徴

平均約8%と高アベレージの利回りを提供している「LEVECHY」は最近注目度が高まっているサービス事業者の1つです。

平均して非常に高い利回りのファンドを提供し続けていますが、注目すべきはその募集金額と調達力です。想定利回り12%を設定した「LEVECHYファンド13号」は募集金額25億円超の大型案件でしたが、それに対する応募金額は35億円超にも上りました

また、「LEVECHY」は、不動産特定共同事業3号・4号の許可を受けている事業者であるため、特別目的会社(SPC)を介した運用が可能で、倒産隔離により投資家が出資したファンドで運用する不動産は運営会社の資産と切り離して保護されるので、万が一運営会社が倒産しても投資家の資産は保護されます。

LEVECHYの注意点

「LEVECHY」はほかの多くの不動産クラウドファンディングと同様に優先劣後方式を採用していますが、事業者出資分である「劣後出資」の割合はおおむね10%以下となっており、総じて低めです。劣後出資割合は大きいほど投資家の元本割れリスクを軽減できるため、その部分でのリスク対策を気にする人は注意が必要です。

\さっそく「LEVECHY」をチェック/

LEVECHYの詳細ページ

まにわく

まにわく
平均利回り 8.1%
最高利回り 10.0%
平均運用期間 6カ月
ファンド数 17件
累計調達額 5億3,900万円

まにわくの特徴・注意点

まにわく」は、平均利回りランキングでは13位となりましたが、コンスタントに高利回りファンドを提供している不動産クラウドファンディングサービスの1つです。2024年11月時点では17件のファンドを提供していますが、そのすべてで想定利回り7%以上となっています。

メインの投資対象としているのは郊外の築古アパートで、多くは修繕などを行いバリューアップした上で賃貸に出すインカムゲイン型ファンドとなっています。

サービス開始から間もないこともあり小型の案件が中心で、なおかつ最低投資金額が10万円からであるため、募集口数が少ない点はデメリットです。過去には申し込み倍率が10倍を超えるファンドもありますが、平均としては1.5倍程度なのでまだまだ申し込みやすい部類といえるでしょう。

\「まにわく」のファンドをチェック/

まにわくのファンド一覧

不動産クラウドファンディングのランキング見るなら「ゴクラク」

2024年11月最新の不動産クラウドファンディング利回りランキングを紹介しました。

投資の収益性を確認するために事業者やファンドを選ぶ際に、まず利回りを見るという人は多いでしょう。今回紹介したサービス事業者はどれも高利回りで人気を集めています。ただし、リターンとリスクは表裏一体です。

高い利回りには相応のリスクもあるため、ファンドを選ぶ際には、利回りだけでなく、運用期間や劣後出資割合、対象不動産のエリアといった情報もチェックし、納得した上で投資を行うことををおすすめします。

不動産クラウドファンディングの比較・検索サイト「ゴクラク」では、サービス事業者・ファンドの利回りランキングのほか、ファンドの組成実績や累計調達額などのランキングも用意しています。事業者探し・ファンド探しにぜひご利用ください!

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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