公開日 2023/12/29
最終更新日 2023/12/29
条件がよく人気のあるファンドだと、募集開始直後に多くの投資家が殺到し、いわゆる「クリック合戦」になってしまうことがあります。ファンドによっては募集開始1分以内に満額になってしまったり、募集開始と同時に申し込んだのに投資できないこともあります。
この不動産クラウドファンディングでのクリック合戦はどういうときに起きるのでしょうか。また、そこで勝つにはどうしたらよいのでしょうか?詳しく解説していきます。
筆者:中田健介(投資家・実業家・ブロガー) |
IT系企業に勤務する傍ら、2010年からソーシャルレンディングでの資産運用を開始。同時にブログ「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」を開設。 著書に「年利7%! 今こそ『金利』で資産を殖やしなさい!~日本初! 融資型クラウドファンディング投資の解説書」(ぱる出版)がある。 |
最終的には運任せになるのはデメリットですが、ゆっくり投資申し込みが可能です。一方の先着式は枠が埋まると申し込み自体ができなくなります。そのため、開始時刻に張り付いて申し込みをしなければならない、という状況になりやすいのです。
そうした事業者は人気が高く投資家登録数も多いため、「投資したい」と考える人が集まり、結果としてクリック合戦が発生しやすくなります。
こうした好条件に加えて、「〇〇キャンペーン」や「〇周年記念ファンド」など、特別に条件のよいファンドが募集される場合はさらに多くの投資家が殺到するため、クリック合戦がいっそう激化していくことになります。
こうしたケースでは投資したい投資家に対し十分な「枠」が確保されないことになるため。クリック合戦が発生しやすくなります。
このような場合、投資家は事前に内容を検討したり資金を準備したりできるメリットがありますが、反面クリック合戦は起きやすくなります。
最近は新興国だけでなく、日本やアメリカの物件を対象にしたファンドも増えており、さらに人気が高まっている印象があります。
また、投資額も事前に決めておくとよりスムーズに投資できるでしょう。
できるだけ高速かつ安定的な通信を確保するため、スマホよりもLANケーブルに接続されたPCからアクセスするのが望ましいでしょう。無線だとどうしても通信が不安定になる可能性が高くなります。
やむを得ずスマホからアクセスする場合は、公衆回線よりも安定したwi-fi環境からアクセスすることをおすすめします。
クリック合戦が起きやすい条件や攻略法について少しはご理解いただけたでしょうか。ちなみに、以前はソーシャルレンディングでもクリック合戦が激しく、なかなか投資できない時期もありました。
クリック合戦にうんざりしてソーシャルレンディングから撤退した投資家もいたほどです。当時に比べれば、現在の投資型クラウドファンディングでクリック合戦になるケースは減っていると感じます。事業者の数が増え、募集金額も増えていることがその理由でしょう。
クリック合戦は今後もすぐになくなることはないでしょうが、今回の記事を参考にして勝率を上げていただければ幸いです。
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