2024年こそ不動産クラウドファンディング投資を始めるべき4つの理由

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こんにちは。投資家・ブロガーの中田健介です。

2024年がスタートして早1カ月が経ちました。不動産クラウドファンディングに興味はあるけれど、これまでなかなかきっかけがなくて投資に踏み切れなかったという方もいらっしゃるかと思います。今回は、そうしたみなさんに向けて今年こそ不動産クラウドファンディング投資を始めるべき4つの理由についてお伝えしたいと思います。

いま不動産クラウドファンディング投資を始めるべき4つの理由

不動産クラウドファンディングを始めるべき理由 さっそく、1つずつ見ていきましょう。

理由1.実績のあるサービス事業者が増えた

現在運営している不動産クラウドファンディング事業者は100社以上あり、そのうち現時点で3年以上の運営実績を持つ事業者もいくつかあります。

3年以上の運営実績を持つ不動産クラウドファンディング事業者の例

サービス名 サービス開始時期
CREAL(クリアル) 2018年11月
Jointo α(ジョイントアルファ) 2019年5月
利回りくん 2019年12月
TSON FUNDING(ティーソンファンディング) 2020年1月
Rimple(リンプル) 2020年3月
COZUCHI(コヅチ) 2020年7月

これらの事業者はサービス期間だけでなく調達額の面でも実績豊富で、安定的に運営されています。継続的にファンドが募集されており、投資したいときに全然新しいファンドが出てこない、といったことも比較的起こりにくいといえます。

サービス開始間もない事業者に対してお金を預けることに不安のある人もいるかと思いますが、そうした人は運営実績のあるこれらの事業者での投資を検討されてはいかがでしょうか。

理由2.株価が高騰し、株式に投資しづらくなった

日経平均株価は2020年3月には17,000円程度でしたが、2024年1月17日時点で35,000円以上にまで上がっています。これはここ30年でもっとも高い水準です。

今後の見通しについてはもちろん何とも言えませんが、すでに高騰している状態で、ここから株式に投資してもすぐに2倍、3倍というわけにはなかなかいかないでしょう。反対に、大きな下落が待っている可能性も十分にあります。

一方、これまで株式に投資してきた人の中には、この株高でかなりの利益をあげた人もいるのではないかと思います。そのような人は、これを機にその利益の一部を不動産クラウドファンディング投資に振り向けてみてはいかがでしょうか。

不動産クラウドファンディングは、基本的に株式のような価格の上がり下がりがないため、株価の値動きが激しいタイミングでも一喜一憂する必要がなく安心して投資に向き合うことができます。

理由3.専門メディアの登場で情報が入手しやすくなった

ゴクラクの便利機能参照:ファンド比較|ゴクラク

 2023年には当メディアゴクラク」をはじめ、不動産クラウドファンディング情報を専門で取り扱うメディアが賑わいを見せました。それまでは不動産クラウドファンディングに関する情報を入手するには、各事業者のサイトか個人投資家のブログ・SNSを見るくらいしかありませんでしたが、こうした専門メディアの登場で、正確で客観的な情報を入手しやすくなりました。

これまでは情報不足のため、「何だかあやしい」といったイメージを持たれていた面もある不動産クラウドファンディングですが、正確な情報が広まることでこうしたイメージも改善されてきています。

「ゴクラク」では利回りや運用期間といった観点で各事業者の比較が簡単にできます。こうした機能をうまく活用すれば、これまで以上に手軽に効率よく投資先を検討することができます。

>>不動産クラウドファンディングの一括比較・検索「ゴクラク」の便利機能をチェック

理由4.業界団体が立ち上がり、信頼性・透明性が増している

2023年には、「一般社団法人不動産クラウドファンディング協会」と「日本不動産クラウドファンディング協会」という2つの業界団体が相次いで立ち上がりました。

一般社団法人不動産クラウドファンディング協会には、「CREAL(クリアル)」「TECROWD(テクラウド)」「TREC FUNDING(トレックファンディング)」「Jointo α(ジョイントアルファ)」などの不動産クラウドファンディングサービスの運営会社計17社が、日本不動産クラウドファンディング協会には、「利回りくん」「COZUCHI(コヅチ)」「Lives FUNDING(ライブズファンディング)」「大家どっとこむ」といったサービスの運営会社計9社が参画しています。

それぞれ業界ルール・ガイドラインの策定やクラウドファンディングデータベースの構築などの活動を積極的に行っています。両者のこうした活動により、業界全体の信頼性・透明性・認知度が今後向上していくと考えられます。

投資をするための環境が整ってきた不動産クラウドファンディング

2024年、不動産クラウドファンディング投資を始めるべき理由4つを紹介しました。

これまでは投資家界隈でもあまり話題に上がらず、どちらかというとマイナーな投資商品であった不動産クラウドファンディングも、各事業者の継続的な努力により、実績・規模・信頼性などの面で徐々に改善されてきました。一般の投資家でも投資しやすい環境が整ってきたといえるでしょう。

これまで様子見をしていた方も、始めるには2024年こそよいタイミングではないでしょうか。

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  • 記事を書いた人 中田健介

    IT系企業に勤務する傍ら、2010年からソーシャルレンディングでの資産運用を開始。同時にブログ「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」を開設。 著書に「年利7%! 今こそ『金利』で資産を殖やしなさい!~日本初! 融資型クラウドファンディング投資の解説書」(ぱる出版)がある。

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