Maritime Bank(マリタイムバンク)の評判・クチコミ&辛口レビュー・評価

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Maritime Bank(マリタイムバンク)」は、船舶に特化した融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)サービスです。今回は、そんな「Maritime Bank(マリタイムバンク)」の特徴や評判・クチコミなどを詳しく紹介します。最後には編集部独自の辛口レビュー・評価も紹介しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。

「マリタイムバンク」編集部の独自評価・レビューを見る

Maritime Bank(マリタイムバンク)とは

まずは「マリタイムバンク」の概要から見ていきましょう。

サービス名 Maritime Bank(マリタイムバンク)
初回募集開始 2022年3月
想定利回り(年利換算) 非公開
募集方式 抽選式
中途解約 原則不可

  「マリタイムバンク」は、日本唯一の船舶に特化したソーシャルレンディングサービスです。タンカーや冷蔵船などの船舶に一口10万円からの少額投資ができます。

一般的に、船舶への投資は業界の専門的な知識とネットワークが求められますが、「マリタイムバンク」を利用することで、少額から気軽に船舶投資が可能です。

マリタイムバンクのサービスの仕組み

マリタイムバンクの仕組み

投資家から集めた資金をもとに「マリタイムバンク」が融資を行います。融資先は船舶を扱う会社に限定されています。船舶会社は借りたお金を船舶の取得やリースの費用に充て、その船舶事業から生じたキャッシュフローをもとに利息を付けて資金を返済します。

そして、「マリタイムバンク」は、投資家の出資額に応じて利息を分配します。「マリタイムバンク」では融資対象事業である船舶が担保に設定されるため、運用によって損失が大きくなった場合は、担保にした船舶自体を売却して出資金を回収する「差し押さえ」を行なって投資家の元本を保護します。

また、船舶の沈没事故などが発生した場合は、保険金から出資金の回収を図ります。

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マリタイムバンクの詳細ページ

Maritime Bank(マリタイムバンク)の運営会社・経営者

「マリタイムバンク」の運営会社は日本マリタイムバンク株式会社です。

会社名 日本マリタイムバンク株式会社
所在地 〒104-0033 東京都中央区新川2丁目9番5号 第2中村ビル3階
設立 2020年2月14日
代表 代表取締役社長 昼田将司
資本金 2億5,000万円
登録免許 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3308号
貸金業東京都知事(2)第31818号
上場/非上場 非上場

日本マリタイムバンク株式会社の親会社は株式会社オーシャントラストです。オーシャントラストは船舶の仲介業を行なっており、船舶に関する豊富な知見があるのが大きな強みです。

また、オーシャントラストの子会社「Ocean Exim Trading Limited」では、不要になった世界各国の船舶を買取・売却するキャッシュバイヤー事業を行なっています。このノウハウは、担保とした船舶の売却等に活用されています。

マリタイムバンクを運営する日本マリタイムバンク株式会社の代表は昼田将司氏

「マリタイムバンク」の運営会社・株式会社マリタイムバンクの代表取締役は昼田将司氏です。昼田氏は2004年からインドネシア、シンガポールで船舶ブローカーとして勤務したのち、2016年に船舶のオペレーション・リースを手がけるMIP株式会社を設立。さらに、2020年2月に日本マリタイムバンクを設立しています。

Maritime Bank(マリタイムバンク)の特徴

「マリタイムバンク」には、主に次のような特徴があります。
  1. 船舶への投資に特化している
  2. 船舶を担保にしている
  3. 船舶投資の気分を上げるマイページ
  4. 法人向けオペレーティングリースがある
それぞれ詳しく見ていきましょう。

特徴1.船舶への投資に特化している

「マリタイムバンク」のもっとも大きな特徴は、船舶への投資に特化している点です。親会社は船舶に関する実績と経験が豊富であり、融資先の審査についても幅広い知見をもとに行われます。そのため、船舶投資に関する知識や経験がなくても気軽に利用できます。

一口10万円から投資できるハードルの低さも魅力でしょう。ほかのソーシャルレンディングで投資している人も、ポートフォリオの幅を広げた分散投資に利用できます。

現代において、海運は世界の物流の実に9割を支えており、まさに生活の要といえるものです。その中心にあるのが船舶であり、安定的な需要があります。さらにグローバル化が進む昨今では海運マーケットはさらに拡大する見込みがあり、将来性も期待できる分野です。

特徴2.船舶を担保にしている

「マリタイムバンク」では、融資の際に投資対象となる船舶を担保としています。融資金が回収できなくなった場合は、担保の船舶自体を競売にかけて資金を回収する仕組みです。船舶の資産価値は、イギリスのベッセルバリュー社から船価鑑定書を取得して判断しています。

また、将来的に変動する可能性も考慮して、過去の価格データを参照しながら資産価値を算出しています。また、船舶は5年に1度ドックでの点検が義務付けられているため、そのレポートも併せてチェックするなど、審査体制は万全です。

特徴3.船舶投資の気分を上げるマイページ

「マリタイムバンク」のマイページでは、出資者に向けてユニークな情報を提供しています。投資案件ごとに用意された船舶のリアルな3DCGは、自由に動かしたり拡大縮小して眺めたりすることができ、自分が出資している船の細部をいつでも確認できるようになっています。

3D船舶

また、投資した船舶に関する実際の画像も確認できます。外観だけでなく、船の内部や乗船するクルーなどの様子も確認でき、船舶投資の醍醐味を味わうことができます。

特徴4.法人向けオペレーティングリースがある

マリタイムバンクのオペレーティングリース「マリタイムバンク」では、10万円から投資できる個人向けのソーシャルレンディングのほか、1,000万円から投資可能な法人向けの「オペレーティングリース」も提供しています。

オペレーティングリースは、リース期間終了後の船舶の残存価額を貸主が事前に見積り、本来の船舶価格からその残存価値を差し引いた部分のみを、リース先に費用として支払ってもらう仕組みのことを指します。

オペレーティングリース減価償却によりリース期間の前半に赤字を出すことで節税効果を享受できます。オペレーティングリースでは匿名組合スキームが利用されますが、匿名組合で出した損失は出資者も出資持分に応じて損金計上できます。そのため、法人の節税対策として利用することができます。

Maritime Bank(マリタイムバンク)の注意点

「マリタイムバンク」の注意点も確認しておきましょう。
  1. 船舶投資特有のリスクがある
  2. 募集期間後は案件の内容を確認できない
それぞれ詳しく解説していきます。

注意点1.船舶投資特有のリスクがある

投資対象は船舶であるため、座礁や沈没といった事故を起こす可能性もゼロではありません。このようなリスクは不動産等にはない船舶特有のリスクといえます。事故が発生した場合は保険金が投資家への返済に充当されますが、全額が回収できるとは限りません。

また、事故だけではなく、情勢的な問題によって運航できなくなるリスクもあります。戦争や局地的な災害によって運航不能になれば、事業が停止して収益が発生しなくなる恐れもあります。

注意点2.募集期間後は案件の内容を確認できない

「マリタイムバンク」のファンドは、募集期間を過ぎると案件の内容が確認できません。ファンドの募集中は会員限定で情報が公開されます。内容を非公開としている理由は、融資先の社名や決算書などの情報が不特定多数に公開されると借り手にとって不利益となるため、としています。

「マリタイムバンク」は、融資先が海外の海運会社であっても個人情報を保護する立場にあります。やむを得ない部分はありますが、過去の実績を調べられないのは不便です。投資の判断に迷うこともあるでしょう。

Maritime Bank(マリタイムバンク)で実施中のキャンペーンをチェック

「マリタイムバンク」では現在、新規会員登録でAmazonギフトカード1,000円分がもらえるキャンペーンを実施中です。会員登録をすることで詳細なファンド情報も閲覧することが可能になります。ぜひお得なこの機会に会員登録を済ませておきましょう。

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Maritime Bank(マリタイムバンク)の評判・クチコミ

続いて、「マリタイムバンク」の評判やクチコミを見ていきましょう。

さっそくクチコミをチェックしていくよ~っ!
どんなクチコミがあるんだっぴ〜〜〜っ!?

うれしい評判・クチコミ

「マリタイムバンク」のうれしいクチコミでは、ほかクラファン投資に比べてワクワク感がある、などの良い評判が多く見られます。

残念な評判・クチコミ

「マリタイムバンク」の残念なクチコミでは、詳細が不明、船舶が投資対象となる理由がわからない、などが見られました。

Maritime Bank(マリタイムバンク)の評価は?編集部レビュー

ソーシャルレンディングサービス「Maritime Bank(マリタイムバンク)」の特徴や評判・クチコミについて詳しく解説してきました。最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります。

マリタイムバンクの評価
評価 B 船舶に特化した国内唯一のソーシャルレンディングサービス

マリタイムバンク」は、船舶に特化したソーシャルレンディングサービスです。海運のプロである株式会社オーシャントラストが運営を行い、さまざまな船舶に投資をして利益を確保しています。

多くのファンドでは非会員には情報を非公開にしていますが、過去のファンドでは8〜9%という高利回りのファンドも確認でき、高い収益性も特徴の1つといえます。船舶・海運という事業の特性上、運用期間が3〜5年と長めに設定されているものも多くあります。

マイページでは出資した船舶の情報を詳しく閲覧できるなど、船好き、海好きの投資家にとっては夢やロマンのある投資先といえるでしょう。

国内唯一の船舶に投資できるソーシャルレンディングということで訴求力のあるサービスですが、非会員には公開情報が少なく、戸惑うことがあるかもしれません。現在はAmazonギフトカードをもらえるキャンペーンも行っているため、この機会に会員登録をして詳細を確認してみるとよいでしょう。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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