CAMEL(キャメル)の評判・クチコミ&辛口レビュー・評価
公開日 2024/09/10
最終更新日 2024/10/17
平均利回りが7%を超える不動産クラウドファンディングサービス「CAMEL(キャメル)」をご紹介します。アラブ首長国連邦(UAE)のレジデンスを含め、さまざまなエリアと対象不動産に投資できるのが特徴です。
今回は、そんな不動産クラウドファンディング「CAMEL(キャメル)」の評判・クチコミ について紹介していきます。最後には編集部独自の評価・辛口レビューも掲載しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。
CAMEL(キャメル)とは?
「CAMEL(キャメル)」の概要から見ていきましょう。
サービス名 | CAMEL(キャメル) |
初回募集開始 | 2023年9月28日 |
想定利回り(年利換算) | 6〜9.8% |
最低投資額 | 2~5万円 |
募集方式 | 先着式 |
優先劣後方式 | あり |
中途解約 | 権利譲渡が可能 |
CAMELのサービスの仕組み
「CAMEL」は匿名組合スキームによる不動産クラウドファンディングサービスです。投資家から集めた出資金で投資対象となる不動産を購入し、その運用益を原資に出資金に応じた配当金を投資家に支払う仕組みです。分配は3カ月に1回となっており、運用を終えてから出資金の償還までは平均17日程度です。中途解約は原則不可ですが、運営会社への権利譲渡という形で運用中でも換金が可能です。
CAMEL(キャメル)の運営会社・経営者
「CAMEL(キャメル)」を運営するのは株式会社グローバルクラウドエステートです。会社名 | 株式会社グローバルクラウドエステート |
所在地 | 〒210-0023 神奈川県川崎市川崎区⼩川町15-7⽉岡ビル5階 |
設立 | 2012年1月 |
代表 | 代表取締役 河野勇樹 |
資本金 | 1億円 |
登録免許 | 不動産特定共同事業許可(電⼦募集取引):神奈川県知事第18号(第1号及び第2号) 宅地建物取引:業神奈川県知事(1)第31829号 |
上場/非上場 | 非上場 |
株式会社グローバルクラウドエステートの事業内容は次のとおりです。
- 事業内容不動産特定共同事業
- 不動産(売買・賃貸・管理及び仲介)
- 経営コンサルティング業
株式会社グローバルクラウドエステートの代表は河野勇樹氏
株式会社グローバルクラウドエステートの代表取締役である河野勇樹氏の経歴は次のとおりです。- 2015年:株式会社エネプライム代表取締役就任(太陽光販売 営業統括)
- 2022年:株式会社7Aカンパニー代表取締役就任(営業統括 コンサル 資産管理)
- 2022年:株式会社RayofWater代表取締役就任(営業統括)
- 2023年:株式会社カーエンジェル取締役就任(中古車販売営業統括 新規事業部門マネージャー)
CAMEL(キャメル)の特徴
「CAMEL(キャメル)」の主な特徴は以下です。- 海外の不動産に投資できる
- 高めの利回り設定
- 3カ月ごとに配当を受け取れる
- 権利譲渡により中途換金が可能
特徴1.海外の不動産に投資できる
「CAMEL」は、不動産クラウドファンディングでは数少ない、海外の不動産に投資ができるサービスです。海外の案件で投資対象としているのは、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイ、および同首長国の1つであるラス・アル・ハイマの高級レジデンスです。経済発展が著しく富裕層も多く暮らす同地区の不動産に投資できる不動産クラウドファンディングはほかになく、大きな特徴となっています。
特徴2.高めの利回り設定
「CAMEL」では、2024年5月28日時点で計13件のファンドを提供していますが、その平均利回りは7%を超えており、全体を通して非常に高利回りであるといえます。
海外不動産をメインにしていることもありリスクも伴いますが、そのリスクを許容しながら大きなリターンを狙いたい人にとっては魅力のあるサービスといえるでしょう。
特徴3.3カ月ごとに配当を受け取れる
「CAMEL」のファンドの平均運用期間は、17カ月程度で不動産クラウドファンディングサービスの中では比較的長めの部類です。ただし、「CAMEL」では3カ月ごとに分配があるため、こまめに利益を実感することができます。例えば、利回り8%のファンドに100万円を投資した場合であれば、投資額に対して2%となる2万円(税引前)が年に4回受け取れる計算になります。
不動産クラウドファンディングでは運用終了後に一括で分配・償還が行われるファンドも多いため、これはうれしい仕組みといえます。
特徴4.権利譲渡により中途換金が可能
「CAMEL」では、ファンドの解約については「やむを得ない事由がある場合のみ可能」としていますが、運営会社である株式会社グローバルクラウドエステートへ「権利譲渡は可能」としています。譲渡のタイミングについての指定はなく、いつでも申し込みが可能です。ただし、1回の譲渡につき5万5,000円(税込)の事務手数料がかかります。投資している金額によっては受け取った、あるいはこれから受け取る予定の利益を手数料が上回る可能性もあるため、譲渡はよく考えて行うことをおすすめします。
CAMEL(キャメル)の注意点
「CAMEL(キャメル)」には以下のような注意点もあります。- 実績が少なめ
- 運用期間が長め
- 劣後出資割合は低め
注意点1.実績が少なめ
「CAMEL」では、2024年10月11日時点で21件のファンドを提供していますが、償還までいたっているのはまだ4件です。
サービス開始から間もないこともあり比較的長期のファンドについてはまだ償還しているものはありません。特に「CAMEL」は、比較的リスクが高いといわれる海外不動産を扱う珍しいサービスであり、それらのファンドの今後の償還については注目が集まるでしょう。
特に実績を重視する人はもう少し様子を見てからのほうがよいかもしれません。
注意点2.運用期間が長め
特徴のところでも述べたように、「CAMEL」のファンドの平均運用期間は17カ月とやや長めの設定となっています。一般的に不動産投資においては運用が長くなるほど不動産の価格変動リスクが大きくなります。そのため、運用期間の面で見てもリスクはやや高めであるといえます。
注意点3.劣後出資割合は低め
「CAMEL」では、投資家の元本割れリスク軽減のために優先劣後方式を採用しています。優先劣後方式では事業者も出資を行い、損失が出た場合にその事業者出資分(劣後出資分)から優先的に損失を負担することで投資家の資産を一定程度守ることができます。そのため劣後出資割合が高いほどリスク軽減効果が高いということになりますが、「CAMEL」の劣後出資割合は数%のことが多く、不動産クラウドファンディングの平均的な水準よりもかなり低いのはマイナスポイントです。
一方で投資家からの出資が募集金額に満たなかった場合は「CAMEL」が劣後出資を増やすかたちで補填することになっており、この点はプラスポイントです。
CAMEL(キャメル)で実施中のキャンペーンをチェック
2024年10月11日時点で「CAMEL」で実施中のキャンペーンはありません。キャンペーン情報が更新され次第、こちらでお知らせしていきます。\登録かんたん「CAMEL」のファンドをチェック/
CAMEL(キャメル)の評判・クチコミ
「CAMEL(キャメル)」の利用者によるSNSのクチコミから、サービス内容の評判をチェックしてみましょう。うれしい評判・クチコミ
ブログ更新しました。
— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) February 29, 2024
何かと忙しく手がつけられないでいましたが、遅ればせながら不動産投資型の「CAMEL(キャメル)」に会員登録。
10万円投資でアマギフ1万円というなかなかアツいファンドも募集中。私も早速(`・ω・´)σポチ#クラウドファンディング #はてなブログhttps://t.co/VjNMtMpgZs
この前に初出資しましたが、続いて2回目の投資です🔥
— じぇい💊薬剤師夫婦の投資生活 (@jblogpham) February 25, 2024
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— 安保瑠輝也 Rukiya anpo (@anpo_rukiya) August 25, 2023
この度は俺たちの活動を応援してくださり、本当にありがとうございます。
これからも一層の努力をしてまいります。心より感謝申し上げます。
残念な評判・クチコミ
残念なクチコミは特に見つかりませんでした。CAMEL(キャメル)の評価は?編集部レビュー
「CAMEL(キャメル)」の特徴や評判・クチコミを解説してきました。最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります
評価 | B | 海外不動産に投資できる数少ない投資先。リスクは気になるポイント |
「CAMEL」は、不動産クラウドファンディングサービスの中でも珍しい、海外の不動産に投資ができる数少ないサービスの1つです。特にUAE(アラブ首長国連邦)のドバイの不動産に投資できるサービスは現状「CAMEL」だけなので、その点に魅力を感じる人はそれだけで有力な投資対象になるでしょう。
利回りも全体的に高水準で平均で7%を超えています。ただし、そのぶん一定のリスクがある点には注意が必要です。NEXI(日本貿易保険)の発表する2024年版のカントリーリスク評定では、UAEはA〜Hの8段階のうち、リスクが低いほうから3番目のカテゴリ「C」となっています。先進国で最上位のカテゴリ「A」である日本やアメリカと比較すると、ややリスクが高いといえるでしょう。
また、「CAMEL」では優先劣後方式を採用していますが、劣後出資割合が低い場合があるため、こちらもしっかり確認し、納得した上で投資を行うようにしましょう。
現状では、募集金額がすぐに埋まるということはなく投資しやすい状況です。反対にいえば、まだ投資に慎重になっている投資家が多いということでもあります。心配な人は、もう少し実績を重ねてから投資を検討するとよいでしょう。
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