LSEED(エルシード)の評判・クチコミ&辛口レビュー・評価

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#事業者レビュー #評価A #評判・クチコミ
LSEED(エルシード)」は東証スタンダード上場企業の株式会社ランドネットが運営する不動産クラウドファンディングサービスです。

今回はそんな「LSEED(エルシード)」の特徴や評判・クチコミ 、メリット・デメリットについて紹介していきます。最後に編集部独自の評価・辛口レビューも掲載しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。

「LSEED」編集部の独自評価・レビューを見る

LSEED(エルシード)とは?

まずはLSEED(エルシード)の概要から見ていきましょう。

サービス名 LSEED(エルシード)
初回募集開始 2024年2月12日
想定利回り(年利換算) 3〜8%
最低投資額 1万円
募集方式 先着式/抽選式
優先劣後方式 あり
中途解約 可能(条件あり)

LSEEDのサービスの仕組み

LSEEDの仕組み

「LSEED」は、複数の投資家から集めた資金で不動産の取得・運用を行い、その利益を原資として、出資金額に応じて分配を行う不動産クラウドファンディングサービスです。

優先劣後方式を採用しており、投資家だけでなく運営会社である株式会社ランドネットもファンドへ出資します。そして、万が一運用によって損失が生じた場合は事業者の出資分(劣後出資分)から損失を被ることになるため、これにより投資家の元本毀損リスクが軽減されます。

募集形式は先着式および抽選式で、先着式で間に合わなかった場合でも救済策として「キャンセル待ち」の仕組みがあります。指定の入金期日までに入金がない場合はキャンセル扱いとなり、その枠のぶん、キャンセル待ちの人に対し抽選を行う仕組みです。ファンドは対象不動産の賃料収入を原資に配当を行うインカムゲイン型ファンドが中心となっています。

\さっそく「LSEED」をチェック/

LSEED公式サイトへ

LSEED(エルシード)の運営会社・経営者

「LSEED(エルシード)」を運営するのは株式会社ランドネットです。

会社名 株式会社ランドネット
所在地 〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋 7階
設立 1999年9月29日
代表 代表取締役 榮章博
資本金 7億613万9500円(2024年5月31日時点)
登録免許 宅地建物取引業 国土交通大臣(3)第8622号
建設業 国土交通大臣許可(般-5)第29082号
不動産特定共同事業 第1号事業者 許可番号 東京都知事 第117号
古物商許可証 東京都公安委員会 第305512116337号
産業廃棄物収集運搬業
 -東京都許可 第1300219874号
 -埼玉県許可 第01100219874号
 -神奈川県許可 第01400219874号
 -千葉県許可 第01200219874号
上場/非上場 上場(東証スタンダード市場)

株式会社ランドネットは総合不動産事業者として、「LSEED」ブランドで運営する不動産クラウドファンディングのほか、以下のような事業を展開しています。
  • 不動産投資事業
  • 投資用中古マンションの売買・売買仲介・賃貸・賃貸仲介・賃貸管理
  • 不動産コンサルティング
  • 不動産投資セミナーの開催
  • 不動産賃貸事業 リノベーション事業・リフォーム事業

株式会社ランドネットの代表は榮章博(さかえ・あきひろ)氏

株式会社ランドネットの代表取締役は、榮章博氏です。大学卒業後、1987年に大手不動産流通会社の株式会社大京流通に入社した榮氏は、同社で経営企画や営業職に従事する傍ら、独学で不動産流通のシステムを開発し業務効率化を実現。そして1999年に株式会社ランドネットを設立しています。

株式会社ランドネットは2021年7月、東京証券取引所JASDAQスタンダード市場(当時)に新規上場を果たしています。

LSEED(エルシード)の5つの特徴

「LSEED(エルシード)」の主な特徴は以下の5点です。
  1. 上場企業が運営
  2. 運用中の売却(譲渡)が可能
  3. 賃借人が退去した場合、ファンドを買い取ってもらえる
  4. 複数物件を組み入れたバルク型ファンドがある
  5. 優先出資権の仕組みがある
それぞれ詳しくチェックしてみましょう。

特徴1.運営会社が上場企業

「LSEED」の運営会社である株式会社ランドネットは、2021年に東証JASDAQスタンダード市場し、現在は東証スタンダード市場に名を連ねる上場企業です。

投資用ワンルームマンションで業界トップクラスの取引実績を誇り、上場以来、増収増益を続けており、直近の業績も良好です。経営・財務基盤は非上場企業と比較して強固であるといえ、運営会社の倒産リスクは相対的に低いといえます。

特徴2.運用中の売却(譲渡)が可能(しかも手数料が安い)

不動産クラウドファンディングでは、契約書面を受け取ってから8日以内であればクーリングオフの適用により契約を解除できますが、それ以降となると多くのサービスでは解約・ファンド持分の売却ができません。

その点、「LSEED」では運用中でも売却(ランドネット社への譲渡)ができる仕組みがあるため、万が一急に現金が必要になったときでも対応しやすいというメリットがあります。譲渡が確定すると、8営業日以内に手数料の330円を差し引いた額が指定の口座に振り込まれる仕組みです。

なお、持分の譲渡はマイページからオンラインで申し込めます。譲渡が可能な事業者でも書面を印刷して郵送での手続きが必要なケースがあったり、譲渡の手数料として売却額の数%がかかる事業者もある中で、オンライン手続きができ手数料が330円と安いのは非常にうれしいポイントです。

また、所定の書類で申し込むことで、譲渡ではなく「解約」も可能ですが、約款で契約解除事由が限定されているため、公式でも譲渡を勧めています。

特徴3.賃借人が退去した場合、ファンドを買い取ってもらえる

「LSEED」で取り扱うファンドは賃料収入を配当原資とするインカムゲイン型ファンドです。このインカム型ファンドに潜む大きなリスクの1つとして「空室リスク」が挙げられます。特に区分マンションを投資対象としている場合は、1人の退去が収入に大きな影響を及ぼしてしまいます。

しかし、「LSEED」では対象不動産で退去が出た場合、運営会社であるランドネット社が不動産鑑定価格を考慮した上でその物件を買い取るというユニークな仕組みがあります。投資家としては、事前に空室による収入減少のリスクを見込まなくてもよいため、安心して投資が行えます。

特徴4.複数物件を組み入れたバルク型ファンドがある

「LSEED」のファンドでは、主に区分マンションを投資対象としていますが、中には複数の物件を組み入れた「バルク型ファンド」の提供もあります

「1号ファンド」は、東京都大田区、神奈川県横浜市、埼玉県春日部市と、1都2県、計3件を組み入れたファンドとなっていました。このようなファンドに投資をすることで手間なく複数不動産への分散投資が可能になります。2024年9月時点では、これ以降でこうしたファンドは出ていませんが、今後再び出てくることは十分考えられます。

特徴5.優先出資権の仕組みがある

「LSEED」では、過去にランドネット社が開催したセミナーに参加した賃貸オーナーに向け、優先出資権を付与しています。ランドネット社を通じて不動産投資をしている人にはさらにチャンスの広がるうれしいサービスとなっています。

また、公式サイトでは「今後、数多くの投資家のみなさまに優先出資権をご活用いただけるよう、幅広い形での付与を検討してまいります」といった言及もあり、将来的には別の条件で優先出資権が付与される可能性もありそうです。

LSEED(エルシード)の注意点

「LSEED(エルシード)」には以下のような注意点もあります。
  1. 投資金額に上限が設定されている
  2. 短期運用ファンドでは譲渡はできない
それぞれ詳しく説明します。

注意点1.投資金額に上限が設定されている

「LSEED」では、各ファンドごとに投資金額の上限が設定されています。上限は100~500万円となっており、大きな金額を投資したい人にとってはデメリットになり得ます。

ただし、もともとの募集規模が1,000万円台のものが中心になっており、多くの投資家への投資機会を提供するための措置という側面もあります。

注意点2.短期運用ファンドでは譲渡はできない

「LSEED」の特徴の1つとして、譲渡の仕組みが設けられていることを挙げましたが、短期運用ファンドでは、原則この仕組みは利用できないようになっている点には注意が必要です。

2024年9月時点では、6つのファンドのうち5つが短期運用ファンドとなっているため、この制度が利用できるのは現状は1つのみとなっています。ただし、仕組みとして提供されていることを考えると今後も比較的長期のファンドが組成される可能性が高いでしょう。

最近のLSEED(エルシード)のファンドは?

「LSEED」の最新ファンドは、2024年9月3日(火)に募集開始の「LSEED#6」です。

ファンド概要

想定利回り(年利換算) 3.0%
募集金額 1,800万円
運用期間 3カ月
最低出資金額 1万円
出資上限金額 200万円
募集期間 2024年9月3日11:00~9月17日10:59
優先劣後割合 優先出資:90%、劣後出資:10%

「LSEED#6」のポイント

「6号」の対象となっている不動産は、東京都新宿区の区分マンションです。都営大江戸線「都庁前」駅から徒歩5分の好立地物件で、高い賃貸需要が見込める物件です。

利回りは3%と高くはありませんが、手堅い案件といえそうです。なお、「6号」は「LSEED」初となる抽選式により募集するファンドとなっているため、焦ることなく申し込みができるでしょう。

LSEED(エルシード)で実施中のキャンペーンをチェック

LSEEDキャンペーン

「LSEED(エルシード)」では、2024年9月2日現在、「紹介キャンペーン」を実施中です。

「LSEED」会員が、自身の紹介コードで知人を紹介し、その人が10万円以上の出資をした場合、紹介者と被紹介者、それぞれに5,000円分のAmazonギフトカードがプレゼントされます。

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LSEED公式サイトへ

LSEED(エルシード)の評判・クチコミ

「LSEED(エルシード)」の利用者によるSNSでのクチコミから、サービス内容の評判をチェックしてみましょう。

さっそく見ていくよ〜っ!
どんな意見があるんだっぴ~っ!?

うれしい評判・クチコミ

残念な評判・クチコミ

LSEED(エルシード)の評価は?編集部レビュー

不動産クラウドファンディングサービス「LSEED(エルシード)」の特徴や評判・クチコミを解説してきました。最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります

LSEEDの評価
評価 A 上場企業の運営で安心。空室時に買い取りの仕組みあり

LSEED」は、東証スタンダード市場上場企業である株式会社ランドネットが運営する不動産クラウドファンディングサービスです。

運営会社の業績は好調で、強い経営基盤があるため倒産リスクが低く、安心して投資ができるのが大きなメリットです。また同社は特に区分マンション投資で豊富な実績があり、「LSEED」でも同分野をファンドのメインの投資対象としているため物件選定の確度が高いのも特徴です。

さらに、対象不動産の入居者が退出した際には買い取りの仕組みがあるほか、長期運用のファンドでは運用中でも非常に低い手数料で運営会社への譲渡が可能なため、「短期派」の人でも投資しやすいでしょう。

ただし、現状は短期運用ファンドがメインで譲渡の仕組みが活用できるシーンは限られています。短期運用は投資上のリスクを抑えられる一方で資産の運用効率は落ちやすいというデメリットもあります。

上場企業の財務基盤をバックグラウンドに、比較的自由に譲渡できる仕組みを整備していることもあり、今後は投資家のニーズを考慮しつつ長期のファンドが増えていく可能性もありそうです。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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