不動産BANKの特徴・クチコミ&辛口レビュー・評価

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#事業者レビュー #評価B #評判・クチコミ
今回は、不動産クラウドファンディングの中から「不動産BANK」をピックアップしてご紹介します。「不動産BANK」は、年利6%の運用水準を実現している新しいサービスです。首都圏の中古一棟収益物件に特化して高い利回りを維持しています。申し込みから契約までがオンラインで完結するため、不動産投資の初心者にもおすすめです。

本記事では「不動産BANK」の評判・クチコミ、メリット・デメリットを詳しく解説しますので、不動産クラウドファンディング投資に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

「不動産BANK」編集部の独自評価・レビューを見る

当記事はプロモーションを含みますが、それによる評価変更等は一切いたしません。

不動産BANKとは

まずは、「不動産BANK」の仕組みと概要を確認していきましょう。

不動産BANKのサービスの仕組み

「不動産BANK」は、不動産クラウドファンディングサービスです。不動産クラウドファンディングとは、多数の投資家から集めた資金を元手に不動産に投資し、そこから得られた運用益や売却益などを出資した投資家に分配するという仕組みの投資方法です。分配金は決められた日に自動で支払われるため、受け取りに関する面倒な手続きなども一切必要ありません。

満期になるとプロジェクトが完了となり、元本は各投資家に償還されます。運用中は物件の管理を運営事業者に一任できるため、不動産投資の知識がなくても安定した収益を狙うことが可能です。

不動産BANKの仕組み

通常の現物不動産投資には大きな資金が必要になりますが、「不動産BANK」はクラウドファンディング形式のため少額からでも投資できます。資金面や知識面でハードルが高かった初心者でも、気軽に不動産投資に取り組めるでしょう。

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不動産BANKの運営会社・経営者

「不動産BANK」の運営会社情報や経営者に関する情報を見ていきましょう。

運営会社・株式会社ファミリーコーポレーションの概要

「不動産BANK」の運営会社概要は、下表のとおりです。

企業名 株式会社ファミリーコーポレーション
所在地 〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 11F 
代表取締役 冨吉 範明
資本金 1億円
事業内容 アパート・マンションの企画・開発・設計・施工・販売
収益不動産の売買
不動産仲介事業
建築請負事業
海外不動産のコンサルティング・仲介・管理
不動産特定共同事業法に基づく小口不動産の販売
賃貸管理事業
免許 宅地建物取引業 国土交通大臣(2)第9316号
特定建設工事業 都知事許可(特-30)第148926号 
一級建築士事務所 都知事登録 第63909号
不動産特定共同事業法許可 東京都知事 第135号 

株式会社ファミリーコーポレーションは、2011年に設立された総合不動産会社です。具体的には、おもに以下の事業を展開しています。

  • アパート・マンションの企画・開発・設計・施工・販売
  • 収益不動産の売買
  • 不動産仲介事業
  • 建築請負事業
  • 海外不動産のコンサルティング・仲介・管理
  • 不動産特定共同事業法に基づく小口不動産の販売(不動産クラウドファンディング)
  • 賃貸管理事業

官報決算データベースによると、第10期(2020年)から第12期(2022年)まで3期連続の増益となっています。とくに直近の第11期から第12期にかけては約44%の大幅増益を達成しており、業績は好調です。

株式会社ファミリーコーポレーションの経営者は冨吉範明氏

「不動産BANK」の運営会社・株式会社ファミリーコーポレーションは、冨吉範明氏が代表取締役を務めています。神奈川県出身の同氏は、高校卒業後に株式会社オープンハウスで営業職に就き、約2,000人の中でトップセールスに上り詰め、さらにセンチュリー21でも全国1位の成績を収めるなど、まさに不動産営業における叩き上げの人物です。

そして、2011年にファミリーコーポレーションを設立し、全国の不動産仲介や地主の土地活用などの不動産コンサルティングなどを手掛けています。「不動産BANK」は2021年のサービス開始以来、高利回りの中古不動産案件を立て続けに組成しているのが特徴の1つですが、2023年8月時点で償還の遅延などは起きておらず、物件選定の精度の高さがうかがえます。

不動産BANKの特徴

不動産BANKには、次の特徴があります。

  1. 中古の一棟収益物件で高利回り
  2. 首都圏に絞った物件選定
  3. 信託銀行への分別管理で安心
  4. 優先劣後方式で投資家のリスクを低減

それぞれ詳しく見ていきましょう。

特徴1.中古の一棟収益物件で高利回り

不動産BANKの案件「不動産BANK」で扱う物件は、中古の一棟収益物件です。中古物件を対象とすることで低価格で物件を取得でき、結果的に高い利回り(6〜8%)を可能にしています

アパート・マンションは、一般的に年月を経るほどに資産価値が下がっていきますが、一定の築年数になると、その減り幅は小さくなっていきます(底値に近づいていく)。同様に賃貸物件の家賃は築20年前後で底を打つ傾向があるため、その後の経年でも収益が悪化しにくいという特徴があります。こうした適切なタイミングを見極めることで安価かつ資産価値の下がりにくい物件を取得でき、高利回りの実現につながっています。

特徴2.首都圏に絞った物件選定

選定する物件の対象を首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に絞っているのも「不動産BANK」の特徴です。「不動産BANK」の分配の原資となるのは不動産運用による家賃収入と売却益です。

とくに賃貸における需要は不動産投資に大きな影響を及ぼすもので、いかに需要の高い物件を選定するかが重要になります。その点で、長いスパンで高い賃貸需要が見込める首都圏に対象を絞ることで、運用(とくに空室)のリスクを抑えています。

特徴3.信託銀行への分別管理で安心

信託銀行への分別管理で安心

「不動産BANK」では、投資家が出資する預託金(未投資資金)を信託銀行で管理し、運営会社であるファミリーコーポレーションの資産と分別して管理しています。このような方法で資金を分別管理することで、万が一ファミリーコーポレーションが破綻した場合でも、投資家が預け入れた資産は守られ、全額返還されることになります。

特徴4.優先劣後方式で投資家のリスクを低減

不動産BANKの優先劣後方式多くの不動産クラウドファンディングサービスと同様、「不動産BANK」でも、「優先劣後方式」が採用されています。優先劣後方式では、投資家だけでなくサービス事業者も一定割合でファンドに投資を行います。

そして仮に物件の売却時に資産価値が目減りした場合でも、「事業者の出資分(劣後出資分)までは損失を受け持ちます」という仕組みになっています。そのため劣後出資分が多いほど投資家のリスクは小さくなりますが、反面、投資家の出資枠が少なくなるというデメリットもあります。

不動産BANKの劣後出資割合は?

「不動産BANK」のファンドにおける劣後出資割合は、おおむね10%前後となっています。ただし、一律同じではなくファンドによって割合は異なりますので、投資の際は各ファンドの情報を必ず参照した上で判断しましょう。
投資物件に損失が生じた場合は不動産BANKが優先的に損失を被り、それでも損失をカバーできなかったときに初めて出資者に損失が来るというわけだね。
投資家にとってはうれしい仕組みだっぴ!

不動産BANKの注意点

不動産BANKを利用する前に、注意点も確認しておきましょう。

  1. 実績が少なめ
  2. 募集金額が少なめ
  3. 運用終了から償還までにやや時間がかかる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

注意点1.実績が少なめ

不動産BANKは2021年3月からスタートした新しいサービスで、まだまだファンドや実績が多いとは言えません(2024年3月末時点で15件)。償還遅延などは発生していませんが、実績という意味では安心感の醸成にはもう少し時間がかかりそうです。

注意点2.募集金額が少なめ

不動産BANKは一棟収益物件に投資する方針を打ち出していますが、対象が中古のアパートや比較的小規模のマンションとなるため、募集金額は比較的少なめで5,000万円以下が中心となっています。

投資枠が小さいため、競争が激化してくると投資がしにくくなる可能性が高くなります。事業規模の拡大とともに、大型案件を取り扱う可能性もありますが、現状は大きな額を投資した人にはやや不向きなサービスといえます。

注意点3.運用終了から償還までにやや時間がかかる

「不動産BANK」のWebサイト(Q&A)では、分配金の支払いについて以下の記述があります。

分配金確定後、ご登録いただいている銀行口座へ、計算期間末の属する月の2ヶ月後応当月の最終営業日までに振込予定です。

不動産クラウドファンディングサービスでは分配金確定後1カ月後の支払いが多い中で、2カ月かかる点は事前に承知しておく必要があるでしょう。元本を含めた償還に2カ月かかるということは、仮に運用期間が12カ月とすると実質的に14カ月間に渡って資金が拘束されることになります

場合によっては、「償還を待つ間に別で投資したいファンドが出てきたが資金が拘束されているために投資できない」という機会損失につながる可能性もあるため注意しましょう。

不動産BANKで実施中のキャンペーンをチェック!

「不動産BANK」では、2024年5月9日現在、実施中のキャンペーンはありません。情報が入り次第、こちらで更新していきます。

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不動産BANKの評判・クチコミをチェック!

続いて、「不動産BANK」の評判やクチコミを見ていきましょう。

実際に投資する前に、利用している人の評判・口コミをチェックしておくっぴ!

不動産BANKのうれしい評判・口クチコミ

不動産BANKのうれしい評判・クチコミには「Amazonギフト券が貰える」ことや「運営会社の対応の良さ」などが挙げられていました。

不動産BANKは、過去にAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンを実施していたため、タイミングによってはお得に不動産投資を始められそうです。

不動産BANKの残念な評判・クチコミ

不動産BANKの残念な評判・クチコミには「出資数の少なさ」などが挙げられていました。しかし、不動産BANKの公式HPから過去の実績を確認すると、無事に応募が100%に達成し、運用も完了しているようなので、この点は問題なさそうです。

不動産BANKの評価は?編集部レビュー

不動産クラウドファンディングサービス「不動産BANK」の評判・クチコミについて詳しく解説してきました。最後に、以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー です。なお、総合評価は評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります

不動産BANKの評価
評価 B 首都圏・一棟物件の高利回り案件に魅力あり

「不動産BANK」は、すべての案件(2024年3月末時点)で想定利回り6%超えの高利回りが魅力の不動産クラウドファンディングサービスです。サービスの方針として首都圏の中古一棟アパート・マンションに対象を絞っており、低価格の物件取得&資産価値の維持により、安定的な高利回り案件の供給を実現しています。

なお、不動産クラウドファンディングにおいては運用期間が長くなるほどリスクは高まっていきますが、「不動産BANK」のファンドの運用期間はおおむね12カ月程度となっており適度な長さです。高利回りの案件には相応のリスクが伴いますが、一定のリスクを取りながら高い利回りを得たい人には向いているサービスといえそうです。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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