COOL（クール） の特徴と評判・クチコミ＆辛口レビュー・評価

そこで今回は、「COOL（クール）」の特徴や評判・クチコミなどを詳しく紹介していきます。編集部独自のレビュー・評価も紹介しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。

「COOL」編集部の独自評価・レビューを見る

COOL（クール）とは？

「COOL」は、上場企業関連会社が運営するソーシャルレンディングサービスです。融資先は上場企業や上場企業の子会社が中心で、1口1万円からの投資が可能です。なお、運用期間は3～12カ月と比較的短いものが中心となっています。

当初は在日外国人が運営する企業に特化して融資を行なっていましたが、最近では民泊や不動産事業を中心に融資をしています。

COOLのサービスの仕組み

「COOL」が提供している「ソーシャルレンディング」とは、お金を貸したい投資家とお金を借りたい事業者をオンラインでマッチングするサービスのことを指します。投資家からの出資金をまとめて貸付元本とし、そのお金を不動産事業などで資金を必要としている事業者へ貸し付けます。貸し付け金から発生した利息は、投資家の出資比率に応じて分配されるという流れです。

ソーシャルレンディングは投資家が直接融資するのではなく、匿名組合という形態のファンドに出資をして営業者が融資をします。そのため、投資家は営業者と「匿名組合契約」を締結します。

>>ソーシャルレンディングの仕組みとは？

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COOL（クール）の運営会社・経営者

「COOL」の運営会社は株式会社COOLです。

会社名	株式会社COOL
所在地	〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-8-7太子堂ハイランドビル2階
設立	2007年12月11日
代表者	代表取締役　河原 克樹
資本金	3億1,600万円
登録免許	関東財務局長（金商）第 2229 号 第二種金融商品取引業／投資助言・代理業
上場／非上場	上場企業の関連会社

株式会社COOLは、東証グロース市場に上場している株式会社ZUUのグループ企業です。ZUUは金融系Webメディアや資産形成などに関するサイトを運営しています。

株式会社COOLの代表取締役は河原克樹氏

株式会社COOLの代表取締役は河原克樹氏です。

河原氏は、山一證券、住友銀行で個人資産の運用業務担当を経て、事業会社のベンチャー投資部門や株式上場準備などの業務・管理部門全般を統括する取締役に就任し、その後ソーシャルレンディングサービスを運営する証券会社で取締役管理部長に就任しています。そして、2016年からCOOLグループに参画、2018年にCOOLの代表取締役に就任しています。

COOL（クール）の特徴

「COOL」には、主に次のような特徴があります。

1. 運営会社が上場企業の関連会社
2. 融資先は上場企業が中心
3. 金融と法律に精通するZUUグルーブが運営
4. プロジェクトの透明性が高い
5. 比較的投資しやすい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

特徴1．運営会社が上場企業の関連会社

「COOL」を運営する株式会社COOLは、東証グロース市場に上場する株式会社ZUUのグループ会社です。一般的に、株式を公開している上場企業は、経営・財務・ガバナンス体制などの透明性・健全性が常に求められます。

バックグラウンドにこうした上場企業があることは、そうでないサービス事業者と比較すると投資をする上で安心感があり、大きなアドバンテージになります。

特徴2．融資先は上場企業が中心

「COOL」では、融資先も上場企業や上場企業のグループ会社が中心です。ソーシャルレンディングは、第三者にお金を融資する仕組みであり、お金を貸す以上は融資先の信用力が最重要といっても過言ではありません。

その点「COOL」では、融資先を公開しており明確で、なおかつ経営や財務状況を確認できる上場企業やその関連会社であるため、非常に安心感があります。

特徴3．金融と法律に精通するZUUグループが運営

「COOL」を運営する株式会社COOLは、金融や法律に精通する専門家が集まる上場企業ZUUグループの会社です。金融や法律の専門家が在籍していることは、各プロジェクトにおける成功の蓋然性の担保につながります。

特徴4．プロジェクトの透明性が高い

ソーシャルレンディングサービスの中には融資先や事業の詳細を不明確にしているところもありますが、「COOL」は各プロジェクトの情報が充実しており透明性が非常に高いといえます。

融資先の企業名はもちろん、対象となる事業の詳細、リコースローンのリスクなど、投資家に必要な情報を詳しく公開しています。中には融資先企業の財務状況まで詳細に記載しているケースもあり、これも安心感につながります。

COOL（クール）の注意点

「COOL」の注意点も確認しておきましょう。

1. 大半が無担保無保証案件
2. 口座は事前入金制

それぞれ詳しく解説していきます。

注意点1．大半が無担保無保証案件

「COOL」のファンドは大半が無担保無保証で、保証付き案件はわずかです。そのため、「万が一」が起きたときには大きな損失を被る可能性もあります。

とはいえ、上述の通り「COOL」の融資先は多くが上場企業または上場企業の関連会社であり、その「万が一」が起きる可能性自体は比較的低いといえます。いずれにしても、無担保無保証のファンドは詳細を確認したうえで投資を判断しましょう。

注意点2．口座は事前入金制

「COOL」では、投資が確定する前にデポジット口座へ入金する事前入金制を採用しています。投資が確約する前に資金を拘束されるため、効率的な資産運用がしにくくデメリットといえます。

ただし、投資できなかった場合の出金手数料が「COOL」の負担になる点はせめてもの救いです。

COOL（クール）で実施中のキャンペーンをチェック

「COOL」では2024年4月25日現在、実施中のキャンペーンはありません。キャンペーン情報が更新され次第、こちらでお知らせいたします。

》COOLの詳細情報を見る《

COOL（クール）の評判・クチコミ

続いて「COOL」の評判やクチコミを見ていきましょう。

うれしい評判・クチコミ

「COOL」のうれしいクチコミでは、しっかり償還された、運用終了から入金までが早い、などの良い評判が多く見られます。

お疲れさまです(*^-^)ﾉ

本日はCOOLさんからの償還～

あとは
オーナーズブックさんの抽選案件に応募です。

資金がデポジットで寝てるので当選してほしいところ。

(明日は仕事…😢)#投資　#COOL #オーナーズブック

— かーと@読書 投資 (@com_as_you_are) September 1, 2023

COOL、8月31日運用終了のファンドが今日朝一で出金可能に→11時過ぎに銀行口座に入金される。優秀すぎる✨
1ヶ月後にしか償還しない業者は見習ってね！！

— Rabbits*** (@rabbits7766) September 1, 2023

残念な評判・クチコミ

「COOL」の残念なクチコミでは、様子見をしている、事前入金を忘れた、などが見られました。

COOLのリニューアル後初案件「民泊・マンスリーファンド事業融資ファンド #1」は、募集期間があと12日あるので、様子見してる方が多いのか、5千万円募集で百万円の申し込みとなってます。

自分は資金難のため、眺めてるだけです。

来週以降、償還金が続々と入る予定なので、それから考えます。 pic.twitter.com/rcBIahMSCk

— きたの (@kitano_income) August 12, 2020

お疲れさまです🤤

本日はCOOLさんに…
と思いきや事前入金だった💦忘れてた

ま～やりがちですね😅

この資金は当たらないつもりで、クラウドバンクさんの抽象案件にでも入れようかな？

そんなこんなで、明日は仕事～💦乾杯～🍻#投資　#COOL #クラウドバンク

— かーと@読書 投資 (@com_as_you_are) October 14, 2022

COOL（クール）の評価は？編集部レビュー

ソーシャルレンディングサービス「COOL」の特徴や評判・クチコミについて詳しく解説してきました。最後に、編集部の独断と偏見による評価・レビューを紹介します。総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階です。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります。

評価

A

上場企業を中心に融資。プロジェクトの概要や融資先情報も豊富で安心感高め

「COOL」は、東証グロース市場上場企業のZUUグループが運営するソーシャルレンディングサービスです。融資先も上場企業あるいは上場企業の関連会社をメインとしており、安心感の高いサービスといえます。

また、各プロジェクトで開示する情報が非常に詳細である点も大きな特徴です。自分が出資したお金がどのような事業（会社）に融資されるのか、事前に詳しく把握できるため、投資判断の際の有益な情報となります。

一方で、投資申し込み前に入金する仕組みである点には注意が必要です。資金を効率よく回したい人にとってはデメリットになるでしょう。

全体的には3,000万円前後の小型案件が中心となっていますが、知名度的にも「これから」という感じで競争率はそこまで高くない印象です。想定利回りはおおむね4～5％程度ですが、融資先の信用を考えれば十分な数字で、狙い目のサービスといえそうです。