なにわファンドの評判・特徴&辛口レビュー・評価

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#事業者レビュー #評価B #評判・クチコミ
なにわファンド」は、30年を超える経験と実績を生かして資産価値の高い不動産を投資対象にしたファンドを提供する不動産小口化商品サービスです。

今回は、そんな「なにわファンド」の特徴や評判・クチコミ について紹介していきます。最後には編集部独自のレビュー・評価も解説しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。

「なにわファンド」編集部の独自評価・レビューを見る

なにわファンドとは?

まずは「なにわファンド」の概要から見ていきましょう。

サービス名 なにわファンド
初回募集開始 2021年5月17日
想定利回り(年利換算) 5.8〜6.5%
最低投資額 10〜1000万円(案件により異なる)
募集方式 先着式/抽選式
優先劣後方式 あり(劣後出資割合20〜35%)
中途解約 原則不可(譲渡は可能)

なにわファンドのサービスの仕組み

なにわファンドの仕組み
「なにわファンド」は、大阪エリアの戸建て住宅または共同住宅を投資対象にした不動産小口化商品サービスです。投資家が出資した資金をもとに物件を取得し、その運用益で配当を支払います。

対象不動産を取得あるいは建築し売却益を配当として支払うか、あるいは取得した物件をリフォームして入居募集し家賃収入で配当を支払う2種類のファンドがあります。

運用期間は12カ月または24カ月となっており、運用が終わるまで原則中途解約はできませんが、譲渡は可能です。なお、ファンド申し込みの手続きはすべて郵送で行い、ネット上では手続きできないようになっています。

\さっそく「なにわファンド」をチェック/

なにわファンドのファンド一覧

なにわファンドの運営会社・経営者

「なにわファンド」を運営するのは株式会社アンビシャスホームです。

会社名 株式会社アンビシャスホーム
所在地 〒572-0022 大阪府寝屋川市緑町3番3号101
設立 1990年10月
代表 代表取締役 伊関克剛
資本金 1億円
登録免許 宅地建物取引業:国土交通大臣(1)第10384号
建設工業:大阪府知事(般ー3)第93705号
不動産特定共同事業許可:大阪府知事 第15号
上場/非上場 非上場

株式会社アンビシャスホームは、大阪北部京阪エリアと京阪沿線の寝屋川市香里園を中心に、都市型住宅の企画と施工、販売から各種不動産の仲介と買取をしている不動産事業者です。

SDGsの「11.住み続けられるまちづくり」と「12.つくる責任 つかう責任」の達成を目標に、空き家対策や古民家再生などをファンドに取り込んでいます。

株式会社アンビシャスホームの代表は伊関克剛氏

株式会社アンビシャスホームの代表取締役は伊関克剛氏です。大阪府八尾市出身の伊関氏は、1990年に株式会社アンビシャスホームを設立しています。その他の詳しい経歴は公開されていません。

なにわファンドの特徴

「なにわファンド」の主な特徴は以下です。
  1. 大阪エリアの不動産に特化している
  2. インカムゲイン型とキャピタルゲイン型を選べる
  3. 早期償還のデメリットを回避する仕組みがある
  4. キャンペーン対象ファンドが多い
それぞれ詳しくチェックしてみましょう。

特徴1.大阪エリアの不動産に特化している

「なにわファンド」は、「なにわ」の名前のとおり、大阪エリアに特化して対象物件を選定しています。運営会社は、地元で30年以上も住宅の企画・施工・販売と不動産売買および仲介をしてきた実績があり、地場のエリア特性をよく理解している点は強みといえます。

特徴2.インカムゲインとキャピタルゲインを選べる

なにわファンドの出資タイプ「なにわファンド」には賃料収入を配当原資がとするインカムゲイン型ファンドの「まいど」ファンドと、売却益を配当原資とするキャピタルゲイン型ファンドの「おおきに」ファンドの2つのタイプがあります。
 
「まいど」ファンド 「おおきに」ファンド
配当原資 インカムゲイン キャピタルゲイン
運用期間 24カ月※1 12カ月
配当受取 年に4回 償還時に一括
リスク 空室・家賃滞納 売却できない
利回り 6.0% 5.8~6.5%
※ 「mini」タイプは12カ月 

それぞれ、上記のような違いがあり、好きなファンドタイプを選ぶことができます。また、「なにわファンド」では、運用しているファンドのレポート(対象不動産の稼働状況など)が公式サイトの「お知らせ」に都度掲載されているのも好評を得ているポイントの1つです。

特徴3.早期償還のデメリットを回避する仕組みがある

通常、キャピタルゲイン型ファンドは早期売却されると償還が早まり、運用期間が短縮されたぶんだけ利益も小さくなるのが一般的です。

しかし「なにわファンド」のキャピタルゲイン型ファンド(おおきにファンド)は早期償還しても利回りが低下しない仕組みになっています。

「なにわファンド」の「おおきにファンド」は年利回りではなく、出資金額の何パーセントという形で利回り設定しているのが特徴で、実際の運用期間が予定より短縮されても売却利益合算額を上限に利益が分配されます。

そのため、早期償還となっても当初想定されたぶんの利益を得られるのが大きなメリットといえるでしょう。ただし、売却に時間がかかり最高で半年まで償還が延長された場合には、分配金は日割り計算となります。

特徴4.キャンペーン対象ファンドが多い

「なにわファンド」では、ファンドごとに個別のキャンペーンを実施することがあり、お得に投資できるのも特徴の1つです。

例えば、「まいど12号」では、出資者全員に対してスイーツギフトが、「まいど13号」では、出資者全員に「まいど米(お米)2kg」が贈られるキャンペーンを実施していました。単なる金銭的リターンだけでなく、このような企画が用意されているのも「なにわファンド」が支持されているポイントとなっています。

なにわファンドの注意点

「なにわファンド」には以下のような注意点もあります。
  1. オンラインで投資を完結できない
  2. 最低投資額が高め
それぞれ詳しく説明します。

注意点1.オンラインで投資を完結できない

「なにわファンド」の手続き上のデメリットとして挙げられるのがオンラインで投資を完結できないことです。

不動産クラウドファンディングとは、法令上は「不動産特定共同事業法に基づく電子取引業務」のことであり、その意味で「なにわファンド」は不動産クラウドファンディングではなく、不動産小口化商品のサービスであるといえます。

ほかの不動産クラウドファンディングサービスがネット上で投資手続きが完結できることと比較すると、手間と時間がかかる点に注意が必要です。なお、「なにわファンド」への投資は次のような手順で行います。

  1. 資料請求し送付してもらう
  2. 郵送された資料に同封される「出資申込書」と「本人確認書類」を送付する
  3. 送付された契約書類に署名と捺印して1部を返送する
  4. 指定銀行口座に出資金を振り込む
  5. 契約書類の確認と入金の確認がなされれば契約が成立する

注意点2.最低投資額が高め

「なにわファンド」は、ファンドによって最低投資額が異なり、もっとも金額の小さいケースでも10万円(1口1万円✕10口)の投資金額が必要です。案件によっては50万円や100万円と高額になるファンドもあります。

多くの不動産クラウドファンディングサービスでは1万円から出資できるため、特に投資初心者にとっては投資のハードルが高く感じる可能性があるでしょう。

なにわファンドで実施中のキャンペーンをチェック

2024年10月21日現在、「なにわファンド」で実施しているキャンペーンはありません。情報が更新され次第、こちらでお知らせしていきます。
 
\さっそく「なにわファンド」をチェック/

なにわファンドのファンド一覧

なにわファンドの評判・クチコミ

「なにわファンド」の利用者によるSNSでのクチコミから、サービス内容の評判をチェックしてみましょう。

うれしい評判・クチコミ

残念な評判・クチコミ

なにわファンドの評価は?編集部レビュー

不動産小口化商品サービス「なにわファンド」の特徴や評判・クチコミを解説してきました。最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります

なにわファンド
評価 B 早期償還でも利益が低下しない仕組みあり。“中の人”が見える運営に好感

なにわファンド」は、その名のとおり、大阪エリアの不動産をメインの投資対象にした不動産小口化商品サービスです。

「なにわファンド」で定期的に提供されるキャピタルゲイン型ファンドは、ほとんどが早期償還となっていますが、早期償還でも利益が小さくならないのが大きな特徴の1つで、効率的な資産運用が可能になります。

一方、オンラインで投資手続きを完了できないのは投資家にとって手間がかかるためデメリットになりますが、契約書に担当者の内藤さんからの直筆の手紙が同封されることはファンにはおなじみの話で、これが人気の理由の1つとなっています。

「利便性よりも人情」というコンセプトが多くの投資家を引き付けており、その点に共感できる人にはハマるサービスになり得るでしょう。

\さっそく「なにわファンド」をチェック/

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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