証券マンから紆余曲折。目指すはFIREーー投資家・Nick氏インタビュー

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こんにちは。ブロガー・投資家の中田健介です。

さまざまな投資家に資産形成のポイントや投資法などを伺う当シリーズ、今回は不動産クラウドファンディング投資家で、毎朝SNSで政治・経済・マーケット情報について発信されているNick氏にインタビューを実施。現在の資産状況や、運用のポイントなどを詳しく伺いました。(インタビュー実施日:2024年10月1日)

NIck
個人事業主・投資家
不動産クラウドファンディングをはじめとして、仮想通貨・外貨建て投信などの投資を手掛ける。毎朝SNSで政治・経済・マーケット情報について発信するほか、不動産クラウドファンディングに関するブログ「どんぐり情報局」を運営。

証券会社リストラ後、サンフランシスコで飲食店を開業

ーー年齢と職業を教えてください。

年齢は50歳で、職業はLINEコンサルタントです。LINE公式アカウントの設計と運用を請け負っています。

ーー投資自体を始めたのはいつですか?

私は1997年に野村証券に入社し、15年間勤務しました。はじめは営業店で個人営業を手掛け、その後、本社で法人向けの株式の売買を手掛けました。また、15年のうち8年が海外勤務でした。入社してからすぐに積み立て投資を始めましたが、やがて自分でも株式の売買をするようになりました。

野村証券では、個人での株式売買に関する社内ルールがあり、買ったら3カ月はホールドしなければならなかったり、売買の際に上司の許可が必要だったりしますが、売買自体は可能でした。

ーー現在の総資産額・負債額とポートフォリオについて教えてください。

現在の金融資産は100万円程度で、負債は特にありません。100万円の内訳は、仮想通貨、不動産クラウドファンディング、外貨建て投信、外国株ETFなどです。

ーー大変失礼なのですが、サラリーマンとして15年間勤務して金融資産が100万円というのは若干少ないように思います。何にお金を使ったのですか?

私は元々脱サラを目指して準備していましたが、15年目に会社からリストラされました。そのときに勤務していたのがサンフランシスコでした。

その後サンフランシスコでテイクアウト専門の飲食店を開業しました。和食の海鮮丼や太巻きを提供する10畳ほどの小さな店で、シェフを雇わなくても誰でも作れるようなファストカジュアルを目指していました。

ビジネスは順調で、一番いいときは年間1億円ほどの売上がありました。しかし、コロナの影響で売り上げが大きく減ってしまい、最終的には店を手放すことになりました。その際、店をタダで人に譲ったため、手元にはほとんど資産が残りませんでした。

結局、店の経営は8年間行いました。その後帰国し、現在は1人でLINEコンサルタントを手掛けています。

ーー現在の月々のキャッシュフローとその内訳について教えてください。

キャッシュフローは約50万円で、そのほとんどはクライアントから受領する手数料です。現在投資から得られるキャッシュフローはほとんどありません。

不動産クラウドファンディング投資をはじめたきっかけ

ーー不動産クラウドファンディングを始めたのはいつですか?

1年ほど前です。

ーー現在投資している不動産クラウドファンディングサービスはどこですか?

CAMEL(キャメル)」に投資しています。「CAMEL」に知り合いがいて、情報をもらったのがきっかけなのですが、ドバイの不動産に投資できるという点にメリットを感じました。ドバイは日本よりも地価の値上がりが大きいので、利回りを出す源泉として、地価の上昇に魅力があります。

それ以外でサービスを選ぶ際は、事業者の信頼性にも気を付けています。評判の悪い事業者は避けるようにしています。また、事業者が上場会社だったり、過去の実績があればプラス評価ができます。サイトの見やすさも重要な要素です。

ーー不動産クラウドファンディングのファンドを選ぶ際はどんなところに気を付けていますか?

利回りの高いファンドを選んでいます。その意味で、現状では国内よりも海外の物件に興味があります。国内の物件で利回り7%というのは高すぎるように感じるので、自分としては興味を持ちにくいです。

ドバイなどの海外では長期間に渡って地価が高騰を続けており、今後の将来性もあるので、利回りの高さにも納得できます。

ーー不動産クラウドファンディングで年間どのくらい利益を上げていますか?

不動産クラウドファンディングには10万円ほど投資しており、年間1万円弱の利益を得ています。

不動産クラウドファンディング投資の魅力とリスク

ーー不動産クラウドファンディング投資の魅力はどんなところですか?

少額から投資できること、利回りが高いこと、円建てで運用ができることです。また、不動産クラウドファンディング運営にはライセンスが必要なので、そのライセンスを取得している時点である程度の信頼性は担保できていると思います。

ーー不動産クラウドファンディング投資のデメリットや懸念点はどんなところですか?

ルールを守らない事業者が出てくる可能性もあり、すべての事業者の透明性が高いわけではないところがリスクとして考えられます。また、外貨建ての場合は為替リスクがあります。

それから、オーナーの属性や会社の関連事業の中での位置づけも気になります。グループ会社の中で中核事業として位置づけられているのか、そうではないのか、といった点です。

ーーこれから不動産クラウドファンディング投資を始める投資家におすすめのサービスはどこですか?

CREAL(クリアル)」「COZUCHI(コヅチ)」「利回りくん」などの大手はやはり信頼性が高いと感じます。

ーー不動産クラウドファンディング投資を始める投資家に何かアドバイスはありますか?

まずは少額から始めてみて、経験を積むことです。最初の一歩のハードルが高いと感じる人も多いと思いますが、自分にとって負担にならない金額からお試しではじめてみるのがよいと思います。

情報サイト「どんぐり情報局」について

ーー情報サイト「どんぐり情報局」を準備しているとのことですが、これを始めたきっかけは何でしょうか?

自分自身、不動産クラウドファンディングが面白いと感じており、株式やNISA、ETFなどさまざまな選択肢がある中で、そのよさを伝えたいと考えたためです。

ーー「どんぐり情報局」ではどのような情報を発信されるのですか?

私は現在毎朝SNSで政治・経済・マーケット情報について1時間ほど音声で発信していますが、それに相当するメルマガの内容や不動産クラウドファンディングの基礎・比較情報・ランキングなどを発信する予定です。

ーーFIREされる予定はありますか?

現在手掛けているLINEのビジネスがうまくいけば、FIREしたいと考えています。LINEのビジネスは、人を雇ってしまうとうまくいかなくなるので、コンテンツビジネス化したいと考えています。外注はするかもしれないが、人を雇う予定はありません。

今年中にコンテンツを作る予定なので、それをSNSなどで拡散して、トレンドがつかめれば、来年中に売却するか人に任せるかする予定です。

私は日本に帰ってきて4年になりますが、16年間海外に勤務していたので、また海外に住みたいと考えています。マレーシア・台湾・ドバイなどを移住先の候補として考えています。

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  • 記事を書いた人 中田健介

    IT系企業に勤務する傍ら、2010年からソーシャルレンディングでの資産運用を開始。同時にブログ「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」を開設。 著書に「年利7%! 今こそ『金利』で資産を殖やしなさい!~日本初! 融資型クラウドファンディング投資の解説書」(ぱる出版)がある。

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