【取材レポート】「ヤマワケ」がソーシャルレンディングサービスを開始!本田圭佑氏も登壇

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2023年10月にサービスをスタートし今や飛ぶ鳥を落とす勢いの不動産クラウドファンディングサービス「ヤマワケエステート」。その運営会社であるヤマワケエステート株式会社の親会社・WeCapital株式会社が、姉妹サービスともいえる投資・配当型クラウドファンディング(事業型ファンド)・ソーシャルレンディングの「ヤマワケ」をスタートすると発表しました。

今回は、2024年8月28日(木)に、赤坂のベクトルスタジオで開催されたサービス発表会の様子とともに、「ヤマワケ」のサービス内容について詳しく紹介していきます。

投資・配当型クラウドファンディング「ヤマワケ」とは?

不動産特定事業法(不特法)に基づく不動産クラウドファンディングサービス「ヤマワケエステート」では、投資対象は不動産に限られていました。一方の新サービス「ヤマワケ」は金融商品取引法(金商法)に基づく第二種金融商品取引業及び貸金業法に基づく貸金業に該当する、事業型ファンド&ソーシャルレンディング(融資型/貸付型クラウドファンディング)サービスです。
ヤマワケ

発表会では、第1弾としてまずはソーシャルレンディングのスキームを使ったファンドを展開していくことが発表されました。

ソーシャルレンディング(融資型/貸付型クラウドファンディング)とは

ソーシャルレンディングとはソーシャルレンディングは、お金を借りたい事業者と貸したい投資家をオンラインでマッチングするサービスで、返済時に生じる金利が投資家への配当原資となります。

ファンドを通じて集めた資金を、ファンド事業者を通じて第三者事業者へ貸し付けるスキームであり、その貸付先事業は不動産に限りません。実際に「ヤマワケ」オフィシャルサイトでも投資対象について以下のように紹介しています。

不動産や太陽光、イベントや飲食店等の店舗、さらには人に至るまで幅広いジャンルを投資対象として予定しております。
参照:ヤマワケ 配当型クラウドファンディング 

「ヤマワケ」のスキーム

ヤマワケ ソーシャルレンディングの仕組み「ヤマワケ」では、第二種金融商品取引業者であるWeCapital株式会社が「ヤマワケ」のファンドを通じて出資を募り、そのお金を、営業者であるヤマワケレンディング株式会社へ投資し、それをさらに第三者事業者へ貸し付けるというスキームになっています。
【運営会社は「第二種金融商品取引業者」WeCapital】
不動産クラウドファンディング「ヤマワケエステート」は、不動産特定事業(第1号・第2号)の登録を受けたヤマワケエステート株式会社が運営していますが、ソーシャルレンディング「ヤマワケ」は、第二種金融商品取引業者であるWeCapital株式会社が運営を行います。

WeCapital・松田氏「金融商品のAmazonを目指す」

松田悠介氏発表会の序盤では、運営会社であるWeCapital株式会社の代表・松田悠介氏が登壇し、「ヤマワケ」の目指すものについて語りました。

先述の通り、第1弾として発表されたのは、クラウドファンディングで集めた資金を第三者へ貸し付けるソーシャルレンディングとなりますが、今後はお金の貸し付けではなく、特定の事業に対して投資を行う事業型ファンド(「ヤマワケ」では「投資・配当型クラウドファンディング」と定義)の展開も予定されているとのこと。

投資対象には、店舗や太陽光発電施設、宿泊施設といった不動産関連事業のほか、新規ビジネスやイベントといったビジネス関連、さらには有望なアスリートや芸術家といった「人」なども含まれ、「人」「モノ」「コト」などあらゆるものを証券化し、将来的には「金融商品のAmazonを目指す」と宣言。そして、事業を応援しながら配当を得る「ファン共存型モデル」を目指していくと述べました。

気になる利回り水準は?

不動産クラウドファンディング「ヤマワケエステート」は、サービス開始以来、桁違いの高利回りファンドを高頻度で連発し、この1年で業界の勢力図を大きく塗り替えるほどの、まさにゲームチェンジャー的な存在でした。

となってくると、投資家のみなさんにとっての最大の興味は、「ヤマワケ」での利回り水準はどうなるのか、ということではないでしょうか。これについて松田氏は、「『ヤマワケエステート』のローンチ時にもいったように、利回り8%以下の商品は出さない」と明言。「ヤマワケ」でも同様の高水準のファンドを出していくことを力強く表明しました。

「ヤマワケ」オフィシャルアンバサダー・本田圭佑さん登場!

発表会では、「ヤマワケ」オフィシャルアンバサダーの元サッカー日本代表で実業家・投資家でもある本田圭佑さんが登場。「ヤマワケ」への期待について語りました。

本田圭佑さん「マーケットは非常にデカい」

本田圭佑氏本田氏は「本当に楽しみ。今回はまず融資型としてスタートするが、マーケットは非常にデカい。代表の松田さんはネットワークが豊富な方で、いい案件をソーシングできるところ、そしてそれを小さい金額でも投資できる機会を提供できるというところが「ヤマワケ」の最大の魅力だと思う。(通常であれば)一般の人が出したくてもお金を出せない、 そんな機会を提供してるというサービスに僕自身も魅力を感じて、こうして関わらせてもらっているので、ここからどう進化を遂げていくのか今後が非常に楽しみ」と、サービスへ期待を寄せていました。

スペシャルゲスト・「さらば青春の光」森田哲矢さんも登場

さらにスペシャルゲストとして、自身も投資経験があり、不動産投資に関するYouTube番組も好評を博しているお笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんも登壇しました。

トークセッションでは、「ヤマワケ」松田代表に、自身が経営する会社、ザ・森東の事業について資金調達をすべく、プレゼンをするをする場面も。「ぜひ現ナマを持って帰りたい」と意気込んで事業をアピールし、「A」評価の獲得に成功。今後「ヤマワケ」での資金調達も実現するかも(?)しれません。

森田哲矢さん「応援したい人はフワちゃん」

森田哲矢氏質疑応答では、「ヤマワケ」が事業応援型のサービスであることと掛けて、「今、応援したい芸能人」について質問が飛びました。森田さんは、深く考え込んだあと、「応援したい人……フワちゃんで。(理由は)聞かないでください」と“話題の人物”の名前を挙げ会場の爆笑をさらいました。

また、森田さんはYouTubeチャンネルで自社ビルを買う野望を語っており、その資金を「ヤマワケ」で調達したらどうかと聞かれると「予算は3~4億円。もし行けるならお願いしたい」とサービスへの期待を語りました。

事業型ファンド&ソーシャルレンディング「ヤマワケ」に期待

今回は、2024年8月に行われた事業型ファンド&ソーシャルレンディング「ヤマワケ」のローンチ発表会のレポートと、サービスの内容について詳しく紹介しました。

不動産クラウドファンディングでは、規格外ともいえる高利回りファンドを連発し、サービス開始からわずか数カ月でシーンの最前線に躍り出た“ヤマワケ"でしたが、ソーシャルレンディングでも旋風を巻き起こすのか、気になっている投資家の方も多いことでしょう。

どのような事業を対象にファンドを組成してくるのか、またその実際の利回り水準はどれほどになるのか、どれくらいの頻度でファンドを提供するのかなど、これからの展開に要注目です。

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ヤマワケエステート

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

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