クラウドバンクで2000万も遅延食らった!大損する?やばい貸し倒れも調査

share:

#評判・クチコミ #事業者レビュー #評価A

「Crowd Bank(クラウドバンク)」は、証券会社が運営するソーシャルレンディングです。

2025年2月時点での応募総額は3,000億円を超える大規模なサービスとして認知されています。

そこで今回では、「Crowd Bank(クラウドバンク)」の特徴や評判・口コミなどを詳しく紹介していきます。

また、712万円の分配金を受け取った著者がデメリットやリスクもまとめます。(累計投資額は約1億円)

クラウドバンクの分配金、実績

ソーシャルレンディング投資を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

以下、2025年5月時点で、筆者が遅延を食らっている額です。

クラウドバンクで遅延・償還延期
この記事の要点まとめ
  • クラウドバンクでは2025年5月も遅延が発生している
  • 過去に2度、行政処分を受けた
  • 太陽光などエネルギーファンドで遅延が大量発生
  • 筆者は2000万円以上の遅延を受けている
  • 融資先が債務不履行になった

クラウドバンクを10年使っている著者は遅延・延滞を食らいました。

今クラウドバンクに投資するのは危険な可能性があるので注意です。

クラウドバンクでの最新の遅延などの問題は以下の動画でチェックしてください。

遅延や元本割れなどの問題を起こしていないサービスは以下の記事でチェックしてください。

無料でAmazonギフト券をもらえるお得なキャンペーンをまとめています。

上の記事では、以下の実績があるCOZUCHIもまとめています。

\無料で2000円分もらう/

》COZUCHIの公式サイトを見る《

【大事な追記】融資先が債務不履行に陥った

クラウドバンクについては、以下の記事が出ていました。 

>>【スクープ】最大手「クラウドバンク」、実質オーナー関係会社が融資先から“コンサル料”5.5億円受領!出資金が迂回か

内容をまとめると、以下の図の通り。

クラウドバンクで償還遅延
📄
記事の要点まとめ
  • ・クラウドバンクの融資先から「クラウドバンクの実質オーナー」の関係会社に資金が流れた
  • ・その額は5.5億円
  • ・投資家のお金が「実質オーナー」の関係会社に流れた形
  • ・その融資先は債務不履行に陥った
  • ・融資先からお金は返ってきていない
 

結果、投資家が損をするかもしれない展開になっているので、この点も覚えておきましょう。

なお、このテーマについてダイヤモンド・オンラインでもコメントしているので、以下記事をご覧ください。

>>「クラウドバンクで2000万円焦げ付いた!」比較検索サイト『ゴクラク』編集長が明かすソーシャルレンディング業界の課題

怪しい?Crowd Bnak(クラウドバンク)とは?

「クラウドバンク」は運営会社が投資家から資金を集めて企業に融資し、その運用益を分配するソーシャルレンディングサービスです。

クラウドバンクの仕組み

日本クラウド証券株式会社が運営しており、2025年1月時点の応募総額は3,000億円を超えています。

クラウドバンクは業界でもトップクラスの実績を持つソーシャルレンディングサービスだよ!
さ、さんぜんおくえん……!
サービス名 Crowd Bnak(クラウドバンク)
初回募集開始時期
2013年12月
想定利回り(年利)
5.82%(同社HPより)
最低出資金額 10,000円
応募方法 先着/抽選
中途換金 原則不可

弊社では独自に口コミを以下のページにまとめているので、ぜひそちらもチェックしてください

クラウドバンクのサービスの仕組み

クラウドバンクの仕組み

「クラウドバンク」が行うソーシャルレンディングは、融資先の企業と金銭消費貸借契約を締結し投資家から集めた資金を第三者へ融資する仕組みです。

投資家は開設した口座に入金しておくことで、募集中のファンドに投資申請をすることが可能です。

投資家には、出資した金額に応じて、融資先の企業から支払われる利息から分配金が支払われます。

クラウドバンクは大損する?危ない・やばいのか解説!

次に、クラウドバンクが大損する、やばいと噂される理由をまとめます。

✖過去に2回行政処分を受けている

✖投資元本の償還遅延が発生している案件がある

それぞれ解説します。

過去に2回行政処分を受けている

クラウドバンクの行政処分

クラウドバンクの運営会社である日本クラウド証券は過去に2度も行政処分を受けています。

それはキャンペーンに関する間違った表記、システムの不具合などが原因です。

今は解決されていますが、こういった不祥事がやばいと言われる理由です。

投資元本の償還遅延が発生している案件がある

クラウドバンクの償還遅延

また、現在遅延が発生しているのもやばいと言われる理由です。

この問題は解決しておらず、今も投資家を不安にさせています

さらに、過去、外貨建てのファンドで為替による損を出したファンドもあります。

こうした原因で、クラウドバンクが怪しいと思われている可能性があります。

クラウドバンクのメリット!元本割れある?

「クラウドバンク」には、主に次のような特徴があります。
  1. 利回りの水準が比較的高い
  2. テーマ別の投資が可能
  3. 透明性の高いサービスの提供
  4. 1万円から少額でほったらかし投資できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。

特徴1.利回りの水準が比較的高い

ソーシャルレンディングで高利回り「クラウドバンク」の平均利回り実績値は5.82%(公式サイトより)です。

ソーシャルレンディングサービスは、3~7%が平均的な水準なので、やや高めと考えていいでしょう。

将来の運用成績が保証されるわけではありませんが、高利回りの期待度は上がります。

利回りの実績値を重視したい人も要チェックです。

特徴2.テーマ別の投資が可能

「クラウドバンク」は、興味や関心があるテーマ別に投資することも可能です。

複数のテーマを組み合わせて運用することもできます。主なテーマを見てみましょう。

不動産担保型ローンファンド

クラウドバンクの不動産ローンファンド
不動産に担保を設定して融資の保全性を高めたファンドです。

貸し倒れや遅延が生じた場合も、担保物件を処分して全額を回収できるようにしています。

再生可能エネルギー発電ファンド

クラウドバンクの再生可能エネルギーファンド
再生エネルギー固定価格買取制度を活用したファンドです。

個人投資家が参加するにはハードルが高い分野ですが、「クラウドバンク」ではクラウドファンディングの仕組みを活用して参加を容易にしています。

再生可能エネルギーの普及に貢献できるのもポイントです。

特徴3.透明性の高いサービスの提供

クラウドバンクの透明性の高い運用

「クラウドバンク」では外部監査を行い、透明性の高いサービスの提供を実現させています。

出資金の使途は金融当局の任官経歴を有する外部弁護士が監査している点も安心感につながっています。

また、連結財務諸表は、監査法人の会計監査を受けています。

運営会社も証券会社であり、経営状況を表す自己資本比率も問題ない水準といえます。

ほったらかしで投資できる

クラウドバンクのメリット

クラウドバンクでは仕組み上、ほったらかしで投資ができます。

運用中、投資家がすることはなく、運用が終了するのを待つだけです。

基本的に毎月分配金をもらえて、運用終了後に元本が戻ってきます。

スキルや手間が不要というのはメリットで、株やFXのように値動きでのハラハラがありません。

1万円から少額投資できる

クラウドバンクでは1万円から少額で投資できます。

株などは数十万円ほど資金が必要な場合がありますが、クラウドバンクでは少額でOKです。

1万円以上であれば1000円単位で投資額の調整ができます。

Crowd Bank(クラウドバンク)の注意点・デメリット

「クラウドバンク」を利用する際の注意点も確認しておきましょう。
  1. 運用中は解約・出金できない
  2. 情報開示は会員限定
  3. 償還の遅延が発生している
それぞれ詳しく解説していきます。

注意点1.運用中は解約・出金できない

クラウドバンクのデメリット

「クラウドバンク」は、運用中の解約と出金ができません。

資金の自由度が低いので、余裕資金での投資が望まれます

ファンドによっては運用期間数か月程度ですが、1年を超えるファンドもあるので、事前に確認しておきましょう。

注意点2.情報開示は会員限定

クラウドバンクのリスク

2019年4月以前のファンドは融資先の情報開示は十分にはされていませんでした。

ソーシャルレンディングにおける情報の匿名化が不要になったあとは情報開示されるようになっています

しかし、情報は会員限定での開示となる点には注意が必要です。

会員登録をすれば、融資先企業の担保や保証状況などの詳細を確認できます

注意点3.償還の遅延が発生している

クラウドバンクの注意点

「クラウドバンク」では、2023年の5月に複数の融資案件で合計約10億円の償還遅延が発生しています。

2023年9月5日時点では、「債権回収に努めている」としていますが、2025年2月も完全な事態の解決には及んでいません。

償還遅延の詳細はクラウドバンクの公式サイトに公開されているので、事実と推移を確認したうえで投資を判断しましょう。

デメリット:元本割れの可能性も

クラウドバンクの注意点

クラウドバンクでは元本保証がなく、投資して損をする可能性もあります。

また、融資先の社名がすべて公開されていない場合もあります。

こうした点は不安材料といえます。

デメリット:運用途中で償還される場合がある

クラウドバンクの問題点

クラウドバンクでは、運用途中で償還される場合があります。

例えば、運用の想定機関が12か月でも半年で償還されてしまう可能性もあります。

その場合、想定通りに分配金をもらえない可能性もあるので、こちらも理解しておきましょう。

Crowd Bank(クラウドバンク)で実施中のキャンペーンをチェック

クラウドバンクのキャンペーン

「クラウドバンク」では期間の定めなく、「楽天ポイントプレゼントキャンペーン」を実施しています。

新規口座の開設で500ポイント、初めての投資で2,000ポイントなど、簡単な条件で多くのポイントを獲得できます。

キャンペーンは以下の記事でチェックしてください。

遅延で危ない?クラウドバンクの評判・口コミ

続いて、「クラウドバンク」の評判やクチコミを見ていきましょう。


どんなクチコミが投稿されてるのかな?
さっそくチェックしてみるっぴ!

うれしい評判・クチコミ!運用実績は?

残念な評判・クチコミ

クラウドバンクのリスクは?詐欺?ポンジスキームなの?

次に、クラウドバンクでの以下のリスクを紹介します。

✖運営会社が破綻するリスク

✖遅延・貸し倒れするリスク

✖為替リスク

それぞれ解説します。

✖運営会社が破綻するリスク

クラウドバンクで大損する?

クラウドバンクでは運営会社が破綻、倒産した場合、投資家が損をする可能性もあります。

融資先の会社が倒産した場合も、これは同様です。

さらに、融資先がお金を返せず、貸し倒れした場合も損が発生することがあります。

それと合わせて遅延のリスクもあるので覚えておきましょう。

さらに、為替リスクもあり、米ドル、豪ドルなど外貨の値動きで損をする可能性もあります。

この点にも注意です。

クラウドバンクで大損しないためのコツ

次に、大損しないためのコツをまとめます。

・そもそもの仕組みをきちんと理解しておく

くわしく解説します。

そもそもの仕組みをきちんと理解しておく

クラウドバンクで元本割れも

クラウドバンクは、銀行から融資を受けられない会社に融資します。

つまり、それほど信用力の高くない会社にお金を貸すということです。

そのため、場合によっては貸付先がお金を返せなくなる可能性もあります

こうしたリスクがあることも覚えておきましょう。

Q&A!クラウドバンクの疑問に回答

次に、クラウドバンクに興味がある方の疑問に答えます。

確定申告は必要?

クラウドバンクで確定申告

クラウドバンクで確定申告は必要な場合があります。

会社員でかつ、投資の利益や副業で20万円以上の所得がある方は確定申告の必要があります

他にも必要な方がいるので、詳しくは税理士さんなど専門家に聞きましょう。

未成年でも投資が可能?

クラウドバンクで未成年投資

クラウドバンクでは未成年でも投資が可能です。

親権者または未成年後見人の方が管理などを行うことを前提として、未成年者名義の口座を開設できます。

未成年者の口座開設に関しましては、通常の口座開設と同様に、ホームページ上の口座開設フォームにて必要事項を登録します。

Crowd Bank(クラウドバンク)の運営会社・経営者

「クラウドバンク」を運営するのは、日本クラウド証券株式会社です。 

会社名 日本クラウド証券株式会社
設立 1993年
資本金 100,000,000円 ※2020年5月末現在
代表者 代表取締役 安達 哲也
登録免許
第一種・第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第115号
所在地 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1丁目18番14号 恵比寿ファーストスクエア9F
上場/非上場
非上場

日本クラウド証券株式会社の代表は安達哲也氏

「クラウドバンク」の運営会社、日本クラウド証券株式会社の代表取締役は安達哲也氏です。

安達氏は、2020年4月~2022年3月まで同社のカスタマーディビジョンディレクターを務めたのち、関連会社等を経て2024年6月に代表取締役に就任。

同8月にクラウドバンク株式会社の代表取締役にも就任しています。

クラウドバンクの評価は?編集部レビュー

今回は「Crowd Bank(クラウドバンク)」の特徴や評判・クチコミ について詳しく解説してきました。

最後に、編集部の独断と偏見による評価・レビューを紹介します。

総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階です。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります。

評価項目 評価基準 短評 評価
利回り A...平均7%以上
B...平均5~7%未満
C...平均3~5%未満
D...平均3%未満
5.82%
※2025年1月現在
B
投資リスクの低さ
(利回りから判定)
A...平均3%未満
B...平均3~5%未満
C...平均5~7%未満
D...平均7%以上
5.82%
※2025年1月現在
C
直近1年間の調達額 A...50億円以上
B...10億円以上
C...5億円以上
D...5億円未満
3,011億1,673万円
※累計/公式発表値
A
運営力・実績 A...ファンド総数100以上
B...ファンド総数50以上
C...ファンド総数10以上
D...ファンド総数10未満
ファンド総数6,480 A
運営会社の上場/非上場 A...上場企業 or 上場企業の関連企業
B...上場企業等から出資を受けている
C...その他の非上場企業
その他 C
貸し倒れ/償還遅延 A...いずれも発生なし
B...遅延あり/貸し倒れなし
C...遅延発生中(未解決)
D...貸し倒れあり
遅延発生中(未解決)
※2025年1月時点
C
過去の行政処分 A...指摘・処分を受けたことがない
B...軽微な指摘を受けたことがある
C...軽微な処分を受けたことがある
D...重大な処分を受けたことがある
指摘・処分の履歴あり C
独自サービス加点 編集部の独自基準で評価 外部監査がありながら問題が発生 C
評価 C 運営歴は長いが、遅延発生や行政処分でマイナス

「クラウドバンク」は、業界トップクラスの運用実績と調達額を誇るソーシャルレンディングサービスです。
クラウドバンクの運用実績

融資先等の審査が厳重であり、かつ利回りも総じて高めに設定されている点はサービスの大きなメリットとなっています。

利回りに相当する一定のリスクを取りながら、しっかり高利回り投資をしたい人には魅力的な選択肢になるでしょう。

遅延問題が発生

ただし、気になる点もあります。

それは、2025年4月現在で未解決の償還遅延問題を抱えている点です。

債権回収のための動きを見せていますが、解決はもう少し先になりそうです。

こうしたリスクは「クラウドバンク」に限らずソーシャルレンディング全般にある ことは忘れてはいけません。

高利回りに注意

ソーシャルレンディングでは、融資先の情報や審査体制・信用が極めて重要なファクターとなります。

もし、これらに不透明な点があるケースでは特に注意が必要です。

高利回りの商品は、相応のリスクを伴うことを認識しておく必要があるでしょう。

遅延などの問題が発生していない事業者なら、ファンズがおすすめです。
無料の口座開設だけでギフト券がもらえるお得なキャンペーンを開催中なので、まずは公式サイトを見ておきましょう!
\6000円分もらう/

ファンズの公式サイトを見る

share:

  • 記事を書いた人 山岡 光

    フリーライター/校正者。編集プロダクション勤務を経て独立。投資経験を活かした不動産・株式・仮想通貨・FX・クレジットカード分野の記事執筆経験多数。わかりやすく読みやすい記事の執筆が得意。投信からグルメ記事まで幅広く作成。

    この執筆者の記事を見る
こちらの記事もおすすめ
不動産クラファン
176万円申し込んだ!注目の投資型クラウドファンディングを厳選紹介
NEW

#事業者レビュー

不動産クラファン
COZUCHIで運用終了後、配当金いつもらえる?償還までの期間も解説

#事業者レビュー

不動産クラファン
110万円を投資!トモタクやってみた!TOMOTAQU儲かる?

#事業者レビュー

不動産クラファン
ヤマワケエステートで入金しないとどうなる?キャンペーン特典だけもらえる?

#事業者レビュー

不動産クラファン
【10万投資】ヤマワケエステート実際にやってみた人のブログ4つと感想を紹介

#事業者レビュー

不動産クラファン
ヤマワケエステート掲示板で話題の償還延期!Knight Frankは大丈夫?

#事業者レビュー

投資家タイプ診断で140事業者のファンドから、
あなたにおすすめのファンド選びをナビゲート!

たったの1分
投資家タイプ診断をする