田村ビルズクラウドファンディングの特徴と評判・クチコミ&辛口レビュー・評価

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#評価B #評判・クチコミ

今回は、地域密着型の新しい不動産クラウドファンディングサービス「田村ビルズクラウドファンディング」をご紹介します。このサービスは、地域活性化と資産形成を同時に実現する革新的な仕組みが特徴です。

この記事では、「田村ビルズクラウドファンディング」の特徴や利用者の評判・クチコミ、さらにメリット・デメリットについて詳しく解説します。編集部独自の評価やレビューもあわせてお届けしますので、ぜひ参考にしてください。

「田村ビルズクラウドファンディング」編集部の独自評価・レビューを見る

田村ビルズクラウドファンディングとは?

まずは「田村ビルズクラウドファンディング」の概要から見ていきましょう。

サービス名 田村ビルズクラウドファンディング
初回募集開始 2024年6月17日
想定利回り(年利換算) 4.9〜7.7%
最低投資額 1万円~10万円
募集方式 抽選式
中途解約

関連ページ:田村ビルズクラウドファンディング事業者詳細|ゴクラク

田村ビルズクラウドファンディングのサービス概要

田村ビルズクラウドファンディングの仕組み

「田村ビルズクラウドファンディング」は、複数の投資家から資金を募り、不動産の取得・運用を行い、その利益の一部を配当として還元する不動産クラウドファンディングサービスです。

対象となるファンドは山口市内の物件で、募集は抽選式です。平均想定利回りは5.7%、運用期間はほとんどが約3カ月です(2024年12月27日現在)。

最低投資金額は1口1万円ですが、多くのファンドでは1口10万円となっています。

運営会社「株式会社田村ビルズ」と経営者の情報

「田村ビルズクラウドファンディング」を運営するのは株式会社田村ビルズです。

会社名 株式会社田村ビルズ
所在地 〒753-0851 山口県山口市黒川400-1 (本社)
設立 昭和47年1月1日
代表 代表取締役 田村 伊幸(たむら・よしゆき)
資本金 17億1,000万円(グループ全体)
登録免許 ・不動産特定共同事業許可番号:山口県知事 第1号
・宅地建物取引業:国土交通大臣(2)第9501号
上場/非上場 非上場

田村ビルズの歴史は、1879年に創業した食料品店「田村屋」までさかのぼります。その後、1892年に「田村商店」として改名し、事業を拡大していきました。

1972年には田村建材株式会社を設立し、建材事業に進出。さらに2003年にはタムラエンバイロ株式会社を設立し、新たな分野にも挑戦を続けてきました。そして2014年、これらの事業を統合する形でたむらホールディングスを設立し、現在の体制が整いました。

田村ビルズの主な事業内容は以下の通りです。

  • 中古不動産の売買仲介
  • 賃貸管理
  • 投資用アパート企画、販売

株式会社田村ビルズの代表は田村伊幸氏

株式会社田村ビルズの代表取締役は田村 伊幸氏です。出生は1969年で、1992年に法政大学経営学部を卒業後、株式会社船井総合研究所に入社しました。

1995年に田村建材株式会社に転職、2009年に代表取締役へと就任しています。

関連記事:「田村ビルズクラウドファンディング」田村伊幸氏インタビュー


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田村ビルズクラウドファンディングの特徴

「田村ビルズクラウドファンディング」の主な特徴は以下です。

  • 資産形成しながら社会貢献・地域活性化に携われる
  • 運用期間が短い
  • 優先劣後割合が高め

それぞれ詳しく紹介します。

資産形成しながら社会貢献・地域活性化に携われる

「田村ビルズクラウドファンディング」は、資産形成の機会を提供するだけでなく、「地域活性化」や「空き家の再利用」、「町並み保全」など、社会的課題の解決にも積極的に取り組んでいます。

中でも注目すべきは、山口県の活性化を目指す「やまぐち応援ファンド」です。このファンドは、『やまぐち』をさらに元気で笑顔あふれる街にすることを目的としており、投資を通じて地域社会に貢献することができます。特に「やまぐち応援1号ファンド」は、応募率230%を達成し、募集終了となるほどの高い支持を得ました。

運用期間が短い

「田村ビルズクラウドファンディング」のファンドは、運用期間が比較的短いのが特徴で、その多くが92日間、全体の平均運用期間は5ヵ月となっています(2024年12月27日現在)。短期運用のため、投資資金の回収が早く、資金の流動性を確保しやすい点が魅力です。

また、不動産市況の変動リスクが抑えられるのもポイントです。長期運用に比べて物件価値の変動の影響を受けにくいため、より安定した投資計画を立てることが可能です。

優先劣後割合が高め

「田村ビルズクラウドファンディング」は、投資家の安全性を重視し、業界平均を上回る優先劣後割合を設定しています。一般的な劣後出資比率が10~30%であるのに対し、同社の平均劣後出資比率は36%と高水準です(2024年12月27日現在)。

不動産クラウドファンディングにおいて、優先劣後割合は重要な安全性の指標です。損失が発生した場合、事業者の劣後出資分から先に負担される仕組みのため、この割合が高いほど投資家のリスクが軽減され、安心して投資できる環境が整います。

関連ページ:不動産クラウドファンディングの優先劣後方式とは|ゴクラク

田村ビルズクラウドファンディングの注意点

「田村ビルズクラウドファンディング」には、以下のような注意点もあります。

  • 投資先が限定的
  • 新サービスのため、実績が少ない
  • ほとんどのファンドが1口10万円からの投資
  • 運用終了から償還まで約2か月かかる

それぞれ詳しく説明します。

投資先が限定的

「田村ビルズクラウドファンディング」のファンドは、山口県内の物件に特化しています。そのため、複数の地域に分散投資を検討している場合は、他のファンドと組み合わせることが必要です。また、特定地域に集中したプロジェクトは、その地域の市場動向に影響を受けやすい点にも留意が必要です。

新サービスのため、実績が少ない

「田村ビルズクラウドファンディング」は、2024年6月にスタートしたばかりの新しいサービスです。そのため、実績はまだ少なく、2024年12月時点で運用中のファンドは5件のみとなっています。

実績が限られているため、成功事例や失敗事例を参考にしにくく、リスクの評価が難しい点には注意が必要です。投資を始める際は、他の投資プラットフォームや類似のサービスと比較検討することをおすすめします。

なお、これまで毎月新しいファンドの募集が行われていることから、今後も定期的にファンドが増えていく可能性があります。

ほとんどのファンドが1口10万円からの投資

「田村ビルズクラウドファンディング」のファンドは、ほとんどが最低出資金額1口10万円となっています。

最近では、1口1万円から投資できる不動産クラウドファンディングも増えており、比較すると投資のハードルが高く感じられるかもしれません。

運用終了から償還まで約2か月かかる

「田村ビルズクラウドファンディング」は、ファンドの運用終了から出資金の償還(払い戻し)までに約2カ月かかります(2024年12月27日現在)。他社と比較すると、償還までの期間は通常1カ月前後が一般的で、早い場合は1週間以内に償還されるサービスもあります。

償還までの期間中、配当も含めた資金が拘束されるため、資金を効率的に回転させたい場合にはデメリットとなる可能性があります。

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「田村ビルズクラウドファンディング」では、2025年1月31日(金)まで、新規会員登録でAmazonギフトカード1,000円分がもらえるキャンペーンを実施中です。詳細は以下です。

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開催期間 2025年1月6日(月)~2025年1月31日(金)
キャンペーン内容 ・対象期間中に新規会員登録で1,000円分のAmazonギフトカード
・キャンペーンの適用条件は「Step1.会員登録」と「Step2.出資者登録」完了
備考・注意点 上記の2Step完了を2025年1月31日(金)までに完了するとキャンペーンの適用となります

おトクに投資がスタートできるこの機会に「田村ビルズクラウドファンディング」の会員登録を済ませておきましょう。


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田村ビルズクラウドファンディングの評判・クチコミをチェック

「田村ビルズクラウドファンディング」の利用者によるSNSでの「うれしいクチコミ」と「残念なクチコミ」は現時点で確認できませんでした。

ファンドの応募数から推測すると、投資家から一定の人気があると考えていいでしょう。今後、クチコミが見つかり次第、随時更新していく予定です。

田村ビルズクラウドファンディングの評価は?編集部レビュー

「田村ビルズクラウドファンディング」の特徴や評判・クチコミを解説してきました。最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります。

評価項目 評価基準 短評 評価
利回り A...平均7%以上
B...平均5%~7%未満
C...平均3%~5%未満
D...平均3%未満
5.7%
※2024年12月現在
B
投資リスクの低さ
(利回りから判定)
A...平均3%未満
B...平均3%~5%未満
C...平均5%~7%未満
D...平均7%以上
5.7%
※2024年12月現在
C
直近1年間の調達額 A...50億円以上
B...10億円以上
C...5億円以上
D...5億円未満
約1940万円
※2024年12月現在
D
運営力・実績 A...ファンド総数100以上
B...ファンド総数50以上
C...ファンド総数10以上
D...ファンド総数10未満
ファンド総数5 D
運営会社の上場/非上場 A...上場企業の関連企業
B...上場準備企業・明確な計画を受けている
C...上場企業の関連企業
D...その他の非上場企業
上場企業の関連企業 C
貸し倒れ/償還遅延 A...いずれも発生なし
B...運営数/貸し倒れなし
C...運営数/貸し倒れあり(未解決)
D...貸し倒れあり
いずれも発生なし A
過去の行政処分 A...指摘・処分の履歴なし
B...指摘されたことがあるが改善済み
C...軽微な処分の履歴がある
D...重大な処分の履歴がある
指摘・処分の履歴なし A
独自サービスの強み 編集部の独自基準で評価 地域に特化した独自性 A

評価 B 山口県特化のファンドが豊富。実績が少ないためリスク判断は慎重に。

田村ビルズクラウドファンディング」は、地域活性化や社会貢献をテーマとしたプロジェクトを展開している不動産クラウドファンディングサービスです。投資をしながら地域の発展に携わりたいという方には魅力的な選択肢になるでしょう。

ファンドの運用期間が短いのも特徴です。市場リスクを軽減しながら資金を回転させた不動産投資が実現します。すべての手続きや運用確認はWeb上で行えるため、初心者でも時間と手間をかけずに本格的な不動産投資が可能です。

最低出資金額1口10万円のファンドが多いのはデメリットといえるでしょう。投資のハードルが少し上がる可能性はあります。実績は多くありませんが毎月のように新しいファンドを募集しているので、登録をして情報が入るのを待ってみてもよいでしょう。


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  • 記事を書いた人 山岡 光

    フリーライター/校正者。編集プロダクション勤務を経て独立。投資経験を活かした不動産・株式・仮想通貨・FX・クレジットカード分野の記事執筆経験多数。わかりやすく読みやすい記事の執筆が得意。投信からグルメ記事まで幅広く作成。

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