ヤマワケの評判どう?エステートとの違いも比較!危ないソーシャルレンディング?

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#事業者レビュー

この記事では、ソーシャルレンディング「ヤマワケ」の評判やメリット・デメリットを解説します。

「ヤマワケエステート」でなく、「ヤマワケ」について詳しく知りたい方は参考にしてください。

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記事の要点まとめ
  • ・ヤマワケは、融資型クラウドファンディング
  • ・ヤマワケエステートは、不動産型クラウドファンディング
  • ・ヤマワケは10%以上の高利回りで短期運用ファンドもある
  • ・貸し倒れリスクに注意
  • ・優待あり、上場企業グループが運営

では、詳細をまとめていきます。

ヤマワケとは?ヤマワケエステートとの違いは?

まず、ヤマワケとは何か、ヤマワケエステートとの違いもまとめていきます。

ヤマワケは、WeCapital株式会社が運営するソーシャルレンディングサービスです。

サービス名 ヤマワケ
会社名 WeCapital株式会社
代表取締役 橋口 遼
形態 ソーシャルレンディングサービス
準拠する法律 金融商品取引法

一方で、よく混同されるヤマワケエステートは、不動産クラウドファンディングサービスです。

WeCapital株式会社の子会社のヤマワケエステート株式会社によって運営されています。

サービス名 ヤマワケエステート
会社名 ヤマワケエステート株式会社
代表取締役 上川 健治
形態 不動産クラウドファンディング
準拠する法律 不動産特定共同事業法

ヤマワケとヤマワケエステートは、WeCapital株式会社とそのグループ会社のサービスです。

運営会社も事業内容も異なる別のサービスです。 

ヤマワケの特徴は、不動産に限らず幅広いファンドに投資できる点です。

ヤマワケの評判・口コミ

次に、ソーシャルレンディング「ヤマワケ」のユーザーからの声をまとめます。

良い評判・口コミ

まずは、ヤマワケの良い評判を紹介していきます。

ヤマワケの良い評判1.新規ファンドの公開

2025年3月21日に新しいファンドが2つ公開されました。 

どちらも想定利回りが10%以上と高利回りです。

また、運用期間も14カ月と12カ月と比較的短いため、投資の効率が高いと言えるでしょう。

ヤマワケの良い評判2.

ヤマワケは2024年9月に1号ファンドを募集した新しいソーシャルレンディングです。 

初めての償還を迎えたファンドの報告をしている投資家が見られています。

サービスの信頼性に対する関心が高まっていることがうかがえます。

悪い評判・口コミ

次にヤマワケの悪い評判を紹介していきます。

ヤマワケの悪い評判1.株主優待を実施せずに廃止

ヤマワケを運営しているのはWeCapital株式会社です。

その親会社である株式会社REVOLUTIONが株主優待を実施せずに廃止しました。

これがX上で、大きな波紋を呼んでいます。 

その影響もあり、株式会社REVOLUTIONの株価は大きく落ち込んでいます。

2024年11月29日 終値 563円
2025年3月19日 終値 95円

この事件により、投資家の間では大きな不安が起きています。

ヤマワケの特徴とメリット

ヤマワケは、投資家に多彩なメリットを提供するソーシャルレンディングサービスです。

以下に、ヤマワケのメリットを5つ解説していきます。

高い利回りが期待できる

・多様な投資対象

短期運用ファンドがある

・優待付きファンドがある

上場企業のグループ会社が運営している

それぞれ解説します。

高い利回りが期待できる

ヤマワケは、高利回りのファンドを提供しており、投資家にとって魅力的な選択肢となっています。 

一般的なソーシャルレンディングの利回りが2〜7%であることを考えると、ヤマワケは高利回りといえます。

ヤマワケの場合、2025年3月時点で最低でも予定利回りが10%以上の商品が揃っています

さら、サービス開始から現在までのファンドの平均予定利回りは12%と驚異的です。

ヤマワケの予定利回り 10%以上
一般的なソーシャルレンディングの利回り 2〜7%ほど

ヤマワケエステートを運営する会社の親会社代表である松田悠介氏が以下の様に発言しています。 

ヤマワケエステートでは、利回りが8%以下のファンドは基本的には出さない。」 

 ヤマワケの利回りが高いのもこの影響があるのかもしれません。

多様な投資対象

ソーシャルレンディングは、不動産クラウドファンディングと比べて投資できる対象が幅広いという特徴があります。 

具体的には、これまで組成されたファンドは以下の通りです。 

・不動産、太陽光、イベント、飲食店のオープン、ペット用品、商品流通事業、人材、サプリメント 

ヤマワケは以下のように明言しています。

「投資対象を特定のテーマに限定しない」
「不動産や太陽光、イベントや飲食店等の店舗、さらには人に至るまで幅広いジャンルを投資対象として予定している」

ソーシャルレンディングサービスは「融資を受けたい企業」と「融資を行いたい投資家」をマッチングさせるサービス。

そのため、このような多様なテーマを扱うことができます。 

投資家はリスク分散を図りながら自身の興味のあるテーマへ、さらに高利回りで投資ができます

短期運用ファンドがある

ヤマワケのファンドは、最短1ヶ月で運用が終了するものもあります。

つまり、短期運用が可能なのです。 

短期運用の利点として、以下が挙げられます。 

収支悪化のリスクが抑えられる 

・利益を別の投資に再投資しやすい 

実際に、ヤマワケのサービス提供開始以降、募集されたファンドの平均運用期間は8.2か月です。

短期運用で短いスパンで元本が償還されるため、投資効率を高められるメリットがあります。

優待付きファンドがある

ヤマワケでは、出資条件を満たすと優待を受けられるファンドがあります。 

・地域の名産品、食事券、イベント招待券 

ファンドの運用が成功することにより配当金を得られるだけでなく、優待をもらえます。 

この優待を楽しみにしている投資家も中にはいるのではないでしょうか。

上場企業のグループ会社が運営している

ヤマワケの運営会社は、WeCapital株式会社です。

こちらは東証スタンダード市場に上場している株式会社REVOLUTIONの子会社

証券取引所に上場するためには厳しい基準をクリアしなければなりません。

倒産リスクが低い

財務状況が安定していることや倒産リスクが低いことが求められます。 

そのため、上場企業のグループ会社が運営しているということは、サービスの信頼性や安全性を高める一つの要因となるでしょう。 

また、IR情報の公開が義務付けられているため、投資家は安心してサービスを利用することができます。

ヤマワケのデメリットとリスク

ヤマワケは比較的手軽に始められてメリットが多い投資手法です。

しかし、運用するうえで留意すべき点もあります。 

ここでは、注意が必要と考えられる2つのリスクを解説します。

貸し倒れリスクがある

・中途解約が不可

それぞれ解説します。

貸し倒れリスクがある

ヤマワケのリスクの1つ目は「貸し倒れリスクがあること」です。 

ヤマワケが提供しているソーシャルレンディングサービスは投資です。 

もし、融資先の経営状況が悪化し返済ができなくなると、配当が得られないどころか元本割れする可能性もあります。 

利回りの高さだけで投資先を決めるのは危険です。 

元本割れのリスクを抑えるために、事前に融資先の状況を確認することが重要です。

【こちらもチェック!】
>>元本割れゼロのオーナーズブックを解説

中途解約が不可

ヤマワケでは、一度ファンドを購入すると、運用期間中の途中解約ができません。

投資資金が拘束されてしまうため、急に大きな出費があってもすぐに現金化できないのはデメリットと言えます。 

特に運用期間が長期になるファンドに投資する場合、運用期間は引き出せないことを前提に投資するべきです。 

資金が拘束されるため、ヤマワケへの投資は余剰資金で行うようにしましょう。

【こちらもチェック!】
>>中途解約できるCOZUCHIを解説

ヤマワケの実績と安全性

次に、ヤマワケの実績と安全性をチェックします。

過去の運用実績

ヤマワケは2024年8月からサービスを提供しています。 

・募集実績:25件 

・運用終了:7件 

2025年3月時点で、運用終了7件のファンドで原本割れしたものはありません

想定利回りの配当が得られています。 

これから時間が経過するにつれて、募集件数や運用実績も増えていくと考えられます。

詐欺や大損、元本割れのリスクについて

ヤマワケは詐欺ではないですが、損をするリスクはあります。

かつて高利回りなソーシャルレンディングで大損した人もいました

この点には注意が必要です。

投資ですので、元本割れ・貸し倒れなどのリスクに注意です。

ヤマワケの利用方法

最後にヤマワケを利用する3ステップを解説します。

・会員登録の手順

・本人確認と口座開設

・ファンドへの投資方法

それぞれ解説します。(以下の動画でも利用方法が載っているので、チェックしてください)

会員登録の手順

まず初めに会員登録をします。 

スマホから公式サイトにアクセスして以下の情報を入力します。 

・氏名、ご住所、メールアドレス、パスワード 

仮登録が終わると、次に本登録を進めていきます。

案内に従って必要事項を入力しましょう。

本人確認と口座開設

本登録を進めていくと、以下のいづれかの本人確認書類の提出が求められます。 

・運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、保険証など

 本人確認書類は内容が読み取れるように鮮明に撮影しましょう。 

本人確認に問題がなければ口座が開設されます。

ファンドへの投資方法

口座開設されたら、公式サイトから投資ができます。 

「案件を探す」画面から希望するファンドを選択し、投資をしましょう。

まとめ:ヤマワケは貸付型、エステートは不動産型

今回は「ヤマワケのサービス内容」や「ヤマワケとヤマワケエステートとの違い」について、解説してきました。 

ヤマワケは多様な案件に投資できて利回りが高い 

・サービス提供開始から日が浅くこれからファンド数も増えると考えられている 

 一方で、途中解約ができなかったり、貸し倒れリスクがあるというデメリットを十分理解することが重要です。 

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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