初心者が株式投資で失敗する6つのパターン!スイングトレードやめとけ?
公開日 2024/02/28
最終更新日 2025/03/14

「株式投資は配当金や株主優待があってお得」
「株式投資は預貯金よりも利益が出る可能性がある」
と紹介されているのを見たことがある人もいるでしょう。
今回は初心者が陥りやすい株式投資の失敗パターン6つとその対策について解説します。
これから株式投資を始めたい人、現在少々投資をしているけれども、さらに本格的に取り組んでみたいという人はぜひ参考にしてみてください。
この記事の要点まとめ |
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株式投資のリスク!成功する?
株式投資には配当金や株主優待、売買益を得られるというメリットがある反面、株価下落によって大きな損を被るリスクもはらんでいます。ここでは株式投資とは何か、そして株式投資のリスクについて紹介します。
そもそも株式投資とは
発行された株式を持つ人(企業に出資した人)は「株主」と呼ばれます。
「配当金」や「株主優待」を受け取る権利、そして、株主総会に出席して重要事項の決議に参加できる権利「議決権」を得ることができます。
株で資産を増やすのも可能
株式は「証券取引所」にて時価で取引されており、証券会社を通じて購入できます。
>>株式市場とは?市場の種類と区分についてわかりやすく解説
>>証券会社とは?主な業務や種類・仕組みをわかりやすく解説
購入した株式は売却することも可能です。
このように株式を売買して差益を狙うなど、株式投資によって資産を増やすことも可能です。
株式投資はハイリスク・ハイリターン
例えば、株価100円で100株購入した場合、かかる費用は1万円です。
それを200円になった時点で売却すれば2万円が手に入り、差し引き1万円の儲けということになります。
※実際の株式投資では証券会社に支払う売買手数料や税金が発生しますが、本記事内では考慮しておりません。値下がりすれば損失が発生
しかし、購入した株式が必ず値上がりするとは限らず、当然ながら値下がりすれば損失が発生します。
証券取引所で売買される株式は需給により株価が決定します。
売りたい人より買いたい人が多ければ株価は上昇します。
しかし、買いたい人が少なく売りたい人のほうが多ければ株価は下落します。
株価は企業の業績等のニュースや国の景気動向など大きな原因だけでなく、経営者のSNSでの発言や従業員の不祥事など、さまざまなことで上下します。
急激に下落(暴落)することもある
ニュースの重要度によって、株価は急激に上昇する(暴騰)こともあれば、反対に急激に下落(暴落)することもあります。
株式投資がハイリスク・ハイリターンといわれるのはこうした理由があるためです。
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株式投資における失敗パターン6つ
まずはそれを把握し、対策を立てていきましょう。
失敗パターン1.企業研究をせずイメージだけで投資先を決める
株式投資をする際はどの企業の株式を購入するかを決めなければなりません。そのときに「有名企業だから」「なんとなく聞いたことのある会社だから」など、企業研究をせずイメージのみで投資先を決めると失敗する可能性が高くなります。
また、「SNS等で話題になっている」「インフルエンサーが勧めていた」などの理由で買うのも同様に失敗の可能性を高めます。
これらは銘柄を選ぶ際のきっかけにするのは決して悪いことではありません。
しかし、イメージや周囲の声だけに左右されず、しっかりと自ら企業のことを調べることが重要です。
失敗パターン2.噂に乗せられて高値で買ってしまう
上述した「SNS等で話題になっている」などで起こりがちなのがこのパターンです。SNSで話題になるような銘柄はすでに大きく上昇している銘柄であることがしばしばあります。
そこで「まだまだ上がるかもしれない」「乗り遅れたらもったいない」などと考えて慌てて買ってしまう。
その直後に利益確定の売りが大量に入って株価が大きく下落し大損、というのはよくある失敗です。
パターン1にもつながりますが、「なぜ株価が上がっているのか」「さらに上がる可能性はあるのか」「現在の株価は適正なのか」といったことを自分なりに調べて買うことが大切です。
失敗パターン3.配当金や株主優待だけを目的に投資をする
株式を長期保有して配当金や株主優待をもらいたいという人もいるでしょう。このようなケースでも、それだけを目的にするのは危険です。
配当利回りは「1株あたりの年間配当 ÷ 株価」で計算され、株価が下がれば配当利回りは上がります。
つまり、配当利回りの高い銘柄は、単に株価が下落して相対的に利回りが上がっているだけの可能性があります。
配当がなくなることもある
さらに、株価下落の原因が業績悪化だとしたら配当金が引き下げられたり(減配)、さらに悪ければなくなる(無配)こともありえます。
そのため一時的な利回りの高さに踊らされないことが大切です。
株主優待も同様です。株主優待は日本独自の制度であり、最近では海外の先進国にならって廃止する企業も増えています。
優待打ち切りの発表後に株価を大きく下げる事例も多くあるため、あくまで企業の成長性を軸に考え、優待は「特典」であることを肝に銘じておきましょう。
失敗パターン4.短期売買を繰り返して損失を出す
頻繁に株式売買を繰り返して利益を得る「デイトレ―ド」「スイングトレード」という手法があります。デイトレードは一日中相場を観察し、タイミングを見て株式を取引する手法。
スイングトレードは数日~数週間スパンで取引を行う、いずれも短期売買の投資手法です。
スキャルピング、デイトレードは危険
短期売買を行う場合、値動きや相場の流れを読むテクニックや経験、ときには直感も必要になります。
慣れていない初心者がヤマ勘で短期売買を行うのは危険で、当然ながら損をする可能性は高くなります。
スイングトレードも同様で、投資経験のない方ならやめたほうがいいかもしれません。
※秒単位で売買するスキャルピングもあり、これも危険です
失敗パターン5.売却タイミングを逃す
株式は買ったときよりも値上がりした時点で売れば利益が出ますので投資は成功となります。しかしながら「もっと値上がりするだろう」と考えてなかなか売れないということもよくあります。
欲をかいてさらなる値上がりを期待している間に下落トレンドに転換し、その後一気に下がって結局損をしてしまうということも起こり得ます。
また、買ったときよりも値下がりしている場合も要注意です。
「もう少ししたら株価が戻るかも」と考え、見切りを付けないことで損失を大きくするケースもあります。
失敗パターン6.1つの銘柄に集中して投資する
企業分析をした結果「絶対の自信がある」と思ったとしても、1つの銘柄に絞って投資をするのは危険です。投資の有名な格言に「卵は1つのカゴに盛るな」というものがあります。
万が一カゴを落としてしまえば、すべての卵が割れてしまいます。これは株も同様です。
不祥事で株価暴落も
それまで業績が好調だったとしても、何かの不祥事などが発覚すれば一気に株価を下げることもあります。
投資に「絶対」はないのです。
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株式投資で失敗しないためのポイント
ポイント1.株式投資について勉強する
すべての基本は、株式投資について知ることです。まずは株式投資について十分に勉強しましょう。企業業績(決算書)の見方や重視すべき指標、さらにチャート(株価の動きをグラフ化したもの)の見方なども知っておくとよいでしょう。
ポイント2.自分に合った投資スタイルを確立する
長期保有で継続的な配当収入を狙う「高配当株投資」。割安な銘柄を買い売却益を狙う「バリュー株投資」。
先進性があり大きな成長が見込める銘柄を買う「グロース株投資」など、株式投資にはさまざまな手法があります。
さらに銘柄を選ぶ基準も人それぞれで、まさに投資スタイルは投資家によって千差万別であるといえます。
1株からの少額投資もある
投資を成功させるには、自分に向いている投資法を見つけ、かつ自分なりの基準を探っていくことが重要です。
そのためには、ときには失敗も経験しながら自分なりの投資スタイルを見つけていかなければなりません。
大きな失敗は取り返しがつかなくなることもあります。単元未満株のサービスなども活用しながら、少しずつ経験を重ねていきましょう。
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ポイント3.短期間で大きな利益を目指さない
株式投資というと、短期間で大きな利益を得られるというイメージを持つ人も少なくないようです。しかしそれは企業の成長を見越してお金を出す「投資」ではなく、単に短期的な値動きによる儲けを目的とした「投機」によるものです。
そして、一般的に投機は投資よりも大きなリスクを伴います。
慣れていない人ほど長期的な視点で株式投資に取り組んだほうがよく、そのためには短期間での値動きを気にしすぎない気構えも必要になるでしょう。
ポイント4.分散投資でリスクを軽減する
1つの銘柄に集中して投資した場合、その銘柄が値下がりしてしまうと一気に損失が膨れ上がってしまうことになります。しかし、複数の銘柄に分散して投資をすれば損失も部分的なもので済みます。
また、同じセクター(業種などのグループ)の銘柄は経済の情勢によって同じような値動きをすることがあるため、セクターも複数に分散するのが望ましいでしょう。
さらに日本の株だけでなく海外の株を買うことで地域の分散になりますし、買うタイミングをずらすことで時間の分散にもなります。
株式投資は失敗パターンを知ることから
投資初心者が陥りがちな株式投資の失敗パターンについて解説してきました。もし株式投資で成功したいのであれば、失敗について学んでおくことも大切です。
市場では予測できないことも起こるため「失敗をゼロにする」のはプロでも困難です。
事前にパターンを知っておくことで、回避できることもあるはずです。
株は少額から始めて、リスクを抑える
一方で小さな失敗は次の成功の糧になります。
失敗パターンを理解したら、次は怖がりすぎずに株式投資の世界に飛び込んでみましょう。
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