TASUKI FUNDS(タスキファンズ)の評判・クチコミ&辛口レビュー・評価

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#事業者レビュー #評価B #評判・クチコミ

東証グロース上場企業のグループ会社・株式会社タスキが運営する「TASUKI FUNDS(タスキファンズ)」をご紹介します。同社は株式会社新日本建物の社内ベンチャーとして設立され、不動産テック領域で事業展開しています。

今回はそんな「TASUKI FUNDS(タスキファンズ)」の特徴や評判・クチコミ、メリット・デメリットについて解説していきます。編集部独自の評価・レビューも掲載しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。

>>「TASUKI FUNDS」編集部の独自評価・レビューを見る

TASUKI FUNDS(タスキファンズ)とは?

まずは「TASUKI FUNDS」の概要から見ていきましょう。

サービス名 TASUKI FUNDS(タスキファンズ)
初回募集開始 2020年12月7日
想定利回り(年利換算) 4〜7%
最低投資額 10万円
募集方式 抽選式
優先劣後方式 あり(2〜40%)
中途解約 原則不可

TASUKI FUNDSのサービスの仕組み

「TASUKI FUNDS」は運営会社の株式会社タスキが開発する新築投資用マンションを、投資家からの出資金で購入し、建物が竣工し一般投資家に売却した際の利益で配当を支払う仕組みの不動産クラウドファンディングサービスです。

都内23区の物件が対象となり、ファンドは抽選式で募集します。平均想定利回りは6%強で、平均運用期間は8カ月程度となっています。最低投資金額は10万円です。

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TASUKI FUNDS(タスキファンズ)の運営会社・経営者

「TASUKI FUNDS」を運営するのは株式会社タスキです。

会社名 株式会社タスキ
所在地 〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋 7階
設立 2013年8月12日
代表 代表取締役社長 村田 浩司
資本金 22億5,477万3,845円
登録免許 宅地建物取引業/国土交通大臣(2)第9357号
一級建築士事務所/東京都知事登録第62332号
建設業/東京都知事(特-5)第149863号
不動産特定共同事業/金融庁長官・国土交通大臣第99号
投資助言·代理業、第二種金融商品取引業/関東財務局長(金商)第3323号
上場/非上場 上場(東証グロース市場)

株式会社タスキは株式会社新日本建物の社内ベンチャーとして2013年に設立された不動産事業会社です。

2017年に独立して2020年に東京証券取引所グロース市場に上場しました。そして、タスキ社と新日本建物社の経営統合のため、両者の上場を廃止したのち、持株会社として株式会社タスキホールディングスを設立し2024年4月にテクニカル上場を果たしています。同時に、株式会社タスキは、同社の子会社となっています。

なお、株式会社タスキの事業内容には次のようなものがあります。

  • 新築投資用IoTレジデンスの企画開発
  • SaaS型不動産テックプロダクトの開発
  • DXコンサルティング

株式会社タスキの代表は村田浩司氏

株式会社タスキの代表取締役社長は村田浩司氏です。村田氏は、1991年に明和地所に新卒で入社、2002年に新日本建物に入社し、主に不動産開発事業に従事しています。

そして2016年に株式会社TNエステート(現:株式会社タスキ)に参画、2017年に新日本建物から独立した後に2018年に株式会社タスキの代表取締役社長に就任しています。

TASUKI FUNDS(タスキファンズ)の特徴

「TASUKI FUNDS」の主な特徴は以下です。
  1. 上場グループ企業による運営
  2. 対象不動産のフェーズごとにファンドを組成しリスク軽減
  3. 投資対象は高い不動産需要が見込める都心の不動産
  4. 運用期間は短め
それぞれ詳しくチェックしてみましょう。

1.上場グループ企業による運営

「TASUKI FUNDS」を運営するのは東証グロース市場上場の株式会社タスキホールディングスのグループ会社・株式会社タスキです。上場企業は財務の透明性や資金調達力が高く、一般的に非上場企業と比較して財務基盤が優れています。

不動産クラウドファンディングには運営会社の倒産リスクも存在しますが、上場企業ではそのリスクは相対的に低いといえます。

なお事業のひとつである不動産開発事業では、共同住宅のほかにホテルや保育園の開発があり、コンサルティングも実施しています。不動産に関する豊富な経験とノウハウを活かして投資対象となる土地を取得し優良物件の開発を行っているのが特徴です。

2.対象不動産のフェーズごとにファンドを組成しリスク軽減

「TASUKI FUNDS」では基本的にキャピタルゲイン重視型のファンドを提供していますが、同一の対象不動産を設計〜開発〜販売の各フェーズに分けてファンド化しているのが大きな特徴となっています。

例えば、「第7号ファンド」は建築フェーズの「#1」と、販売フェーズに「#2」に分かれています。これは、#1の匿名組合が保有する竣工後の不動産を#2の匿名組合に売却し(#2のファンドで集めた資金で買い取る)、対象不動産の第三者への売却を目指すという流れになっています。

そのため、#1に出資した人は、売却できてもいいし、仮にできなくても次のファンドへの承継が決まっているため問題なく償還まで済ますことができリスクを抑えられるということになります。

3.投資対象は高い不動産需要が見込める都心の不動産

「TASUKI FUNDS」のファンドが対象とする不動産は、東京23区内で株式会社タスキが開発する投資用マンションです。

不動産需要の高い都心のマンションかつ、同社の高度な専門性による開発物件が対象なので、売却における高収益確保が期待できることが特徴です。

4.運用期間は短め

「TASUKI FUNDS」のファンドはフェーズごとにファンドが分かれていることもあり、平均運用期間が8カ月と短いのが特徴となっています。短いものだと4カ月程度、長くても12カ月で運用終了となるため、比較的投資しやすいサービスといえます。

TASUKI FUNDS(タスキファンズ)の注意点

「TASUKI FUNDS」には以下のような注意点もあります。
  1. 最低投資金額が高め
  2. 抽選倍率が高くなることがある
  3. 実績は少なめ
それぞれ詳しく説明します。

1.最低投資金額が高め

「TASUKI FUNDS」では最低投資金額が1口10万円に設定されています。多くの不動産クラウドファンディングサービスでは、1万円から投資できるため、投資のハードルはやや高めであるといえます。

2.抽選倍率が高くなることがある

「TASUKI FUNDS」のファンドはすべてが抽選式ですが、これまでに申し込み倍率が100%を下回ったことはなく、すべてが満額成立となっています。

特に「#1」案件は、リスクを抑えながら一定の高利回りが狙えるようになっており、人気が高く倍率が上がる傾向があります。

3.実績は少なめ

「TASUKI FUNDS」は2024年11月時点で10件のファンドを提供しています。サービス開始が2020年であることを考えると、ファンド提供のペースは遅く、実績も多くはありません。

ファンドの運用・償還実績を重視する人にとっては物足りないと感じる可能性はあるでしょう。

TASUKI FUNDS(タスキファンズ)で実施中のキャンペーンをチェック

2024年11月現在、「TASUKI FUNDS」で実施しているキャンペーンはありません。情報が入り次第、こちらでお知らせしていきます。

\さっそく「TASUKI FUNDS」をチェック/

TASUKI FUNDS公式サイトへ

TASUKI FUNDS(タスキファンズ)の評判・クチコミ

「TASUKI FUNDS」の利用者によるSNSでのクチコミから、サービス内容の評判をチェックしてみましょう。

うれしい評判・クチコミ

残念な評判・クチコミ

TASUKI FUNDS(タスキファンズ)の評価は?編集部レビュー

不動産クラウドファンディング「TASUKI FUNDS」の特徴や評判・クチコミを解説してきました。最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります

TASUKI FUNDSの評判
評価 B 上場グループ企業の運営で安心感。フェーズごとのファンド組成でリスク軽減

TASUKI FUNDS」は、東証グロース市場上場企業のグループ会社が運営する不動産クラウドファンディングサービスです。

東京23区内の投資用マンションを対象にしたファンドを提供しており、設計〜建築〜販売といったフェーズに分けたファンド組成によってリスクを分散しているのが大きな特徴といえます。

各ファンドでは優先劣後方式を採用していますが、劣後出資割合はまちまちで数%程度と低いこともあれば50%以上になることもあります。劣後出資割合はリスクマネジメント上、重要な指標といえるため、投資を検討する際は確認しておくとよいでしょう。

なお、最低投資金額は10万円と高めででやや投資しにくいのはデメリットといえます。ファンドの提供頻度は低めなので、登録は済ませておきつつ情報が入るのを待つというスタンスがよさそうです。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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