Beginners Cloud（ビギナーズクラウド）の評判・クチコミ＆辛口レビュー・評価

さらに編集部独自の評価・レビューも掲載しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。

「ビギナーズクラウド」編集部の独自評価・レビューを見る

当記事はプロモーションを含みますが、それによる評価変更等は一切いたしません。

Beginners Cloud（ビギナーズクラウド）とは？

まずは「ビギナーズクラウド」の概要を説明します。

サービス名	Beginners Cloud（ビギナーズクラウド）
初回募集開始	2023年10月10日
想定利回り（年利換算）	7％
最低投資額	1万円
募集方式	抽選式
優先劣後方式	あり（劣後出資割合 20%）
中途解約	可能

「ビギナーズクラウド」は福岡市内の賃貸マンションで運用する不動産クラウドファンディングサービスです。想定利回りが7%と高めに設定されているのが特徴です。運営会社が管理する不動産の中でも高い入居率の物件を選んで運用対象の物件としています。

Beginners Cloudのサービスの仕組み

「ビギナーズクラウド」が提供する不動産クラウドファンディングは、ファンドによって投資家から集めた資金を元に、運営事業者が不動産を取得して運用し、それによって得た利益を投資家に分配金として還元する投資商品です。

2024年5月時点で提供されているファンドの運用期間はすべて12カ月となっており、分配金は運用終了後に元本の償還（返還）とともに一括で支払われます。

Beginners Cloud（ビギナーズクラウド）の運営会社・経営者

「ビギナーズクラウド」の運営会社は株式会社Good不動産です。

会社名	株式会社Good不動産
所在地	〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名1丁目14-45 Qiz TENJIN 9F
設立	2009年3月
代表	代表取締役　牧野 修司
資本金	1億円
登録免許	宅地建物取引業：福岡県知事(3)第16367号 第二種金融商品取引業：福岡財務支局長（金商）第69号
上場／非上場	非上場

株式会社Good不動産は設立当初からITを活用した業務効率化を推進し、管理する不動産の戸数は2万戸に達しています。Good不動産グループ全体で賃貸管理や賃貸仲介、売買仲介や資産コンサルティングなど幅広い事業を展開している不動産の総合サービス事業者です。

株式会社Good不動産の代表は牧野修司氏

「ビギナーズクラウド」を運営する株式会社Good不動産の代表取締役は牧野修司氏です。 1974年生まれの牧野氏は、のちにジャスダック上場を果たす福岡の不動産会社、ディックスクロキ（2008年12月に上場廃止）に入社し、2008年に同社取締役に就任しています。

そして、2009年3月、同社の民事再生に伴い発足した株式会社Good不動産の代表取締役に就任しています。

Beginners Cloud（ビギナーズクラウド）の特徴

「ビギナーズクラウド」の主な特徴は以下の4点です。

• 福岡の賃貸需要の高い不動産を運用
• 優先劣後方式でリスクを軽減
• 中途解約が可能

それぞれ詳しくチェックしてみましょう。

特徴1．福岡の賃貸需要の高い不動産を運用

「ビギナーズクラウド」が提供するファンドの投資対象不動産は、福岡市の居住用マンションです。福岡市は日本でも有数の人口増加エリアで賃貸需要も非常に高いエリアとなっています。

対象不動産は外壁・共用部分のリノベーションによるバリューアップののち賃貸に出し、その賃貸収入を原資に配当金が支払われる仕組みです。

特徴2．優先劣後方式でリスクを軽減

「ビギナーズクラウド」では投資家の元本割れリスク軽減措置として、多くの不動産クラウドファンディングでも採用されている「優先劣後方式」を採用しています。

優先劣後方式では、事業者自身もファンドに出資を行います。この際の事業者出資分を「劣後出資」といい、運用によって損失が出た場合にこの劣後出資分から損失を優先的に負担します。これにより、投資家の元本割れリスクを軽減することができます。

一般的に、劣後出資割合は高いほど元本割れリスクが低くなります。「ビギナーズクラウド」が提供するファンドの劣後出資割合は20％となっており、平均的な水準です。運用期間は1年程度と長くはないので不動産価格の下落リスクもそれほど高くはありません。

特徴3．中途解約が可能

「ビギナーズクラウド」は運用中のファンドでも中途解約が可能です。専用の申込書で中途解約と出資金の払い戻しを申請すれば、申請書が受領されてから1カ月前後で中途解約が成立します。

あるいは同じサービス会員への譲渡も可能で、譲受人を自ら見つけた上で持分譲渡申請書を提出すれば直接の譲渡も行えます。運用期間が特別長いわけではありませんが、もしものときのオプションが用意されているのは安心材料になります。

Beginners Cloud（ビギナーズクラウド）の注意点

「ビギナーズクラウド」には以下のような注意点もあります。

• 実績が少ない
• 分配は償還時一括のみ

それぞれ詳しく説明します。

注意点1．実績が少ない

「ビギナーズクラウド」は2023年10月にファンド募集を開始した比較的新しい不動産クラウドファンディングサービスです。そのため、まだまだ実績が少ないのが現状です。

2024年10月時点では運用終了・償還・分配が行われたファンドは1つもなく、サービスの実力は未知数です。ファンド実績を重視する人はもう少し様子を見てから、という選択肢もあるでしょう。

注意点2．分配は償還時一括のみ

「ビギナーズクラウド」の配当は償還時に一括で受け取る形式です。運用期間が1年程度であるため、一般的な方法ですが、こまめに配当を受け取りたい人にとってはや物足りなく感じる可能性があります。

Beginners Cloud（ビギナーズクラウド）で実施中のキャンペーンをチェック

2024年10月11日現在、「ビギナーズクラウド」で実施中のキャンペーンはありません。キャンペーン情報が入り次第、こちらでお知らせしていきます。

Beginners Cloud（ビギナーズクラウド）の評判・クチコミ

「ビギナーズクラウド」の利用者によるSNSでのクチコミから、サービス内容の評判をチェックしてみましょう。

うれしい評判・クチコミ

よっしゃー！！！
分配金7万円ゲット！😍

同じく当選したみなさん、これから1年間セイムボートです
大船に乗ったつもりでGOGO！👍#ビギナーズクラウド#ソーシャルレンディング#不動産クラウドファンディング pic.twitter.com/yok1WZN7wK

— タロウ＠ソシャレン・クラファン投資家 (@viviri_man) October 22, 2023

#ビギナーズクラウド デビュー案件
当選です🍻#不動産クラウドファンディング pic.twitter.com/9nNBc0NFfb

— もちこパパ (@mochicopapa39) October 22, 2023

残念な評判・クチコミ

ビギナーズクラウド落ちてるやん。50%外したか。
(まぁ最近資金不足気味やし良しってことにしておこう)

— じぇい💊薬剤師夫婦の投資生活 (@jblogpham) April 22, 2024

ビギナーズクラウド第2号，落選
こんな時間に当落の連絡は珍しいですね😌

— Yusuke (@yus_life) April 22, 2024

Beginners Cloud（ビギナーズクラウド）の評価は？編集部レビュー

「Beginners Cloud（ビギナーズクラウド）」の特徴や評判・クチコミを解説してきましたが、最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります

評価

B

福岡に特化。中途解約可能が安心材料に

「ビギナーズクラウド」の特徴となっているのが、日本有数の成長都市である福岡市の不動産に特化している点です。運営会社は福岡を拠点に不動産の総合サービスを展開する企業で、地域の特性を深く理解している強みを生かした物件選定に期待できます。

また、多くの不動産クラウドファンディングサービスでは契約から8日以内のクーリングオフは可能ですが、それ以降、また運用中の中途解約・換金は原則できません。「ビギナーズクラウド」では、所定の申請書を提出することで解約・換金ができるのはメリットといえるでしょう。

まだサービスがスタートして間もなく実績が少ないためサービスとしての評価が難しい部分もありますが、それだけに申し込み倍率はさほど高くなく比較的投資しやすいという側面もあります。他でなかなか当選しないという人や、まずは少額で試してみたいという初心者の人はチャレンジしてみるとよいかもしれません。