【ホテル投資41%増の裏で39億円ファンドが25カ月延期】わかちあい・ヤマワケ・LEVECHYのリゾート案件で償還遅延!大手6社の予測と将来性

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一部の不動産クラウドファンディングで、リゾート案件の償還遅延や運用延長が発生中。

リゾートで遅延

LEVECHY(レベチー)のニセコ・宮古島、わかちあいファンドの旧軽井沢、ヤマワケエステートの水納島などです。

2026年10月には、水納島ファンドの償還予定日が2027年11月30日まで再び延期されました。

当初の予定から25カ月遅れることになります。

一方、ホテル不動産の取引は活発です。

JLLによると、2026年上半期の国内ホテル投資額は前年同期比41%増の4,431億円に上りました。

ホテルが売れているのに、なぜリゾート系クラファンでは償還が遅れるのでしょうか。

結論からいえば、リゾート不動産の需要が一斉に落ち込んだわけではありません。

ただし、完成済みのホテルと、これから開発する土地では買主もリスクも違います。

建築費や金利が上がるなか、将来の開発を前提とする土地ほど売却までに時間がかかりやすくなっています。

今回は4案件の最新状況を確認したうえで、世界的な不動産投資会社や市場調査会社の見方を比べ、今後のリゾート投資を考えます。

※2026年10月29日時点で確認できる公開情報を使用。

リゾート案件で償還遅延・運用延長が発生中

事業者・案件 公開情報で確認できる状況
LEVECHY・ニセコ13号 買主の資金調達が遅れ、予定日に決済できず。公式ページは「運用中」表示
LEVECHY・宮古島15号 売却未了で2度目の延長。契約期間は2027年1月29日まで
わかちあいファンド・旧軽井沢大樹の森 第Ⅱ~Ⅴ期で配当・償還遅延。2026年9月に工事完了を公表し、売却に向けて対応
ヤマワケエステート・水納島 売却代金を巡る問題が長期化。償還予定日は2027年11月30日に再延長

同じリゾート案件でも、遅れた理由は一様ではありません。

LEVECHY13号・ニセコ:契約済みでも買主が支払えず

ニセコの開発用地を対象としたLEVECHY13号は、募集額25億7,145万円、想定年利12%、予定運用期間8カ月のファンドです。

募集時点で売買契約を結んでいましたが、買主の資金調達が遅れ、2025年4月30日までに決済できませんでした。

2026年10月29日に確認した公式ファンドページも「運用中」の表示です。

売買契約を結んでいても、代金が入金されるまでは安心できません。

買主の資金力まで確かめる必要があることを示しています。

LEVECHY15号・宮古島:売却先が決まらず2度延長

宮古島15号は、もともと一棟貸しの社宅として運用していた物件です。

2025年12月には賃借人をホテル事業者に変更し、売却活動を続けています。

ただ、売却は予定どおりに進みませんでした。

2026年1月に続き、7月にも契約期間を6カ月延長。

新たな期限は2027年1月29日です。

7月30日の公式発表では、2社と商談中ながら、最終決定には至っていないと説明しています。

既存の建物で賃料収入があっても、売却価格などの条件が折り合わなければ償還は延びます。

わかちあいファンド・旧軽井沢:完成後も売却が残る

「旧軽井沢大樹の森」シリーズでは、高級別荘の建築と売却を進めていました。

しかし工事が長引き、第Ⅱ期から第Ⅴ期で配当・償還遅延が発生しました。

運営会社は2026年5月、資材調達の遅れだけでなく、事業計画や資金計画の見通しが十分でなかったことを主な原因として説明しています。

その後、9月3日には工事が完了したと公表しました。

ただし、同日の報告では売却に向けた準備を進めている段階です。

10月29日までに確認できた公開情報からは、シリーズ全体の売却決済・償還完了は確認できませんでした。

工事の完成と出資金の返還は、別の話です。

ヤマワケエステート・水納島:償還予定日は25カ月延期

「沖縄県水納島リゾート地 EXITファンド」は、募集額39億3,700万円、想定年利16%。

水納島の約6万4,722㎡の土地を取得し、運用後に売却する計画でした。

当初の償還予定日は2025年10月31日でしたが、売却先の資金繰り悪化による決済トラブルが発生。

2026年2月に開発許可通知書が交付されたものの、資金回収には至らず、訴訟と新たな売却先探しが続いています。

2026年10月には、償還予定日が2027年11月30日へ再延長されました。

当初から合計25カ月の延期となります。

ニセコ・宮古島・軽井沢の地価は上昇。それでも売れない理由

2026年の地価公示では、ニセコひらふ、宮古島、旧軽井沢などで地価上昇が続いています。

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建築費の高騰がネックにも

ホテル投資は好調。国内投資額は前年同期比41%増

完成済みのホテルと開発前の土地は異なる

大手投資家・調査会社はリゾート不動産をどう予想している?

PGIM:日本のリゾートホテルには投資機会がある

JLL:2026年後半も堅調。ニセコ・白馬への関心も

CBRE:新規ホテルは増えにくいが、金利が重荷

金利で不動産の評価額に下押し圧力も

サヴィルズ:ホテル市場は成長。ただし勢いは鈍化

野村不動産ソリューションズ:ホテルは「集客数」より「収益力」

実際に買っている投資家は?ブラックストーンの沖縄ホテル投資

「第二のニセコ」妙高でもホテル開発に遅れ

開業も2029年初めに延びる?

訪日客数は減少、旅行消費額は増加。観光需要の実態は?

ホテルの将来収入を見積もるなら見ておくこと

リゾート不動産は今後どうなる?

今後リゾートファンドへ投資するなら何を確認する?

まとめ:リゾート不動産の将来性と、クラファンの償還は別

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

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