【固定金利1.5%の時代】「ワンルーム投資は情弱」を信じた2018年。買わなかった私の8年後の後悔

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2017年、28歳だった私は、米国株のインデックスファンドに数百万円を投資し、ビットコインも「28歳にしては勇気のある額」で購入した。

当時は「投資は怖い」「ビットコインは詐欺」といった声も多かったが、自分で調べて投資を決断。

結果的に資産を大きく増やすことができた。

ところが、その翌年。私は東京のワンルームマンション投資を見送ってしまった。

「ワンルーム投資なんて情弱がやるもの」。

そんな世間の評判が怖くなったからだ。

あれから8年。東京の不動産価格は大きく上昇した。

この10年間の投資経験で学んだのは、「やめとけ」という周囲の意見を鵜呑みにせず、自分で検証することの大切さだ。

そして、もう一つ。

インフレが進む時代には、円の現預金だけを持ち続けることもリスクになる。

今回は、私が買ってよかった投資、買わずに後悔した投資、そして今注目している資産について振り返りたい。

2018年、固定金利1.5%のワンルーム投資を見送った

2018年と2020年、私は都内のワンルームマンション投資の営業を受けた。

紹介されたのは、高田馬場駅周辺、江東区、杉並区などの物件。

当時の試算表には、固定金利1.5%という融資条件が書かれていた。

しかし、私は購入しなかった。

「ワンルームマンション投資なんて情弱がやるもの」「絶対にやめとけ」

当時はそんな声をよく聞いた。

私も失敗するのが怖くなり、購入を見送った。

こんなに不動産価格が上がるなんて、、、

ところが、その後の東京の不動産価格は大きく上昇した。

東京23区の中古マンション平均成約価格は、2018年の4,479万円から2025年には7,401万円に。

約65%の上昇だ。

もちろん、ワンルームに限定した数字ではない。

それでも、低金利で不動産を購入できた貴重な時期だったと思う。

今なら、物件の価格や賃料相場、融資条件、将来の売却価格まで自分で調べて判断するだろう。

あのとき、世間の評判を信じる前に、もっと自分で調べればよかった。

一方、28歳で始めた米国株投資は大正解だった

一方、買ってよかったと思う投資もある。

2017年、私は28歳で米国株や先進国株のインデックス投資を本格的に始めた。

当時はNISAも今ほど身近ではなく、周囲で投資している人はほとんどいなかった。

20代で何百万円もの投資信託を買うなんて、周りからすれば狂気に見えたと思う。

しかし、米国経済の成長や株式市場の長期的な実績を調べ、合理的だと判断した。

コロナも乗り越え資産を増やせた

その後もこつこつ積み立てを続けた。

特によかったのは、2020年のコロナショックでも買い続けたことだ。

株価が暴落する中でも積み立てをやめなかった。

その後の株価上昇もあり、資産を大きく増やすことができた。

あのとき、周囲の「投資は怖い」という声に従わなくてよかった。

「詐欺」と言われたビットコインも、2017年に買った

同じ2017年、ビットコインも購入した。

当時は「詐欺」「怪しい」「価値がない」と言われていた。

それでも、自分なりに将来性を感じて購入した。

その後、何度も暴落を経験したが、長期的には大きく値上がりした。

これも、買ってよかったと思っている。

同じような例は、ほかにもある。

例えば、2010年代の米国不動産投資だ。

当時、とある有名企業が米国不動産事業を始めた。

日本の個人投資家にとって海外不動産はまだ縁遠い存在だった。

しかし、その後は米国の住宅価格が上昇し、ドル高・円安も進んだ。

不動産価格の上昇と円安の両方で、大きな利益を得られた投資家もいただろう。

振り返れば、当時は一般的でなかった投資に、大きなチャンスがあった。

「次の大きなものは、最初はおもちゃに見える」

こうした経験から思い出すのが、米国の有力ベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)のクリス・ディクソン氏の言葉だ。

「The next big thing will start out looking like a toy」

次の大きなものは、最初はおもちゃのように見える。

新しい技術は、最初は価値がないと笑われる。

しかし、やがて世の中を変えることがある。

もともとは技術革新についての話だが、投資にも通じると思う。

賢者が笑う投資も最初はおもちゃに見える?

ビットコインも、かつては怪しいもの扱いだった。

米国株のインデックス投資も、私が始めた頃は周囲に理解されにくかった。

世間の評価が低いからといって、投資価値まで低いとは限らない。

もちろん、批判される投資商品には、それなりの理由がある場合も多い。

だから、何でも逆張りすればいいという話ではない。

大切なのは、「やめとけ」と言われたときに、本当にそうなのかを自分で検証することだ。

円で持ち続けることも、実はリスクではないか

そして、10年以上の投資経験から強く感じることがある。

何も投資せず、円の現預金だけを持ち続けることもリスクなのではないか。

実際、日本でも物価は上がっている。

2020年から2025年までに、全国の消費者物価指数は約12%上昇した。

銀行口座にある100万円は、額面では100万円のままでも、買えるものは少なくなっている。

法定通貨・円の購買力低下は今後も続く?

私は、法定通貨の購買力が長期的に低下していく傾向は、今後も続く可能性が高いと思っている。

だとすれば、円をただ貯め込むのではなく、株式や不動産などの資産に変えておくことも大切ではないか。

私が不動産クラウドファンディングに投資しているのも、その一環だ。

もちろん、不動産クラファンにも償還遅延や元本割れのリスクがある。

それでも、預金以外の資産にも分散しておくことには意味があると考えている。

2018年の後悔を胸に、今は現物不動産を探している

そして最近、関心を持っているのが現物不動産への投資だ。

きっかけの一つが、ゴクラクで取材した「『ワンルームやめとけ』は本当か?1.8億円の不動産投資でFIREした投資家が語る、都心不動産で勝てた理由」という記事だった。

2016年に1.8億円の収益不動産を購入し、家賃収入と地価上昇の恩恵を受けた投資家(FIRE達成者)の話だ。

発行上限のある資産に惹かれがち

取材を通じて、私は都心の土地はビットコインやゴールドに似ていると感じた。

ビットコインには発行上限がある。

都心の土地も簡単には増やせない。

ゴールドも供給を急に増やすことは難しい。

仕組みは違うが、限りあるものに需要が集まれば、希少価値が高まるという点では共通している。

不動産に今後も注目していく

しかも、都心の土地には住宅やオフィスとして利用できる実需がある。

今後も都心の不動産に需要が集まり続けるなら、現物不動産への投資にも妙味があるのではないか。

そんなことを考えながら、最近は日々物件情報を調べている。

ただ、今の不動産価格は決して安くない。金利も上昇している。

だからこそ、焦らず、条件のよい物件を探したい。

2018年のようなチャンスを、また逃したくない。

振り返れば、米国株とビットコインでは、周囲の意見に流されず投資できた。

一方、ワンルームマンションでは、それができなかった。

もちろん、結果論だ。

成功した投資も、当時は大きなリスクがあった。

ただ、後悔しているのは、自分で十分に検証せず、周囲の意見に流されてしまったことだ。

自分で調べ、合理的だと思えば、勇気を出して投資する

投資で大切なのは、みんなと同じ行動をすることでも、逆張りすることでもない。

自分で調べ、合理的だと思えば、勇気を出して投資すること。

そして、円で持ち続けることが本当に安全なのかも、考え続けたい。

これからも「そんな投資はやめとけ」と言われる商品は出てくるだろう。

そのとき、私はまずこう考えたい。

「本当にそうなのか?」

過去の成功と後悔から学んだ、私なりの投資の教訓だ。

参考資料

※本記事は筆者個人の投資経験と見解をまとめたコラムです。特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資には元本割れなどのリスクがあり、過去の価格上昇は将来の運用成果を保証しません。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

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