ストップ高・ストップ安とは?その時いくらになる?基準値段に対する制限値幅も解説

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#用語解説 #投資初心者

1日における株価の動きは、青天井に上がるわけでも底なしに下がるわけでもありません。

その日ごとに株取引の値幅制限が設けられます。

この時の上限をストップ高、下限をストップ安といいます。

今回は、株取引の値幅制限、ストップ高・ストップ安について説明します。

ストップ高・ストップ安とは?

ストップ高・ストップ安とは?

株取引では、ニュースなどで好材料が発表されると、買いが殺到することが考えられます。

買い注文ばかり増えていく状況で、売り注文が不足したままだと取引は成立しません。

この状態で制限がかかることをストップ高といいます。

逆に、悪い材料により売りが殺到する場合もあるでしょう。

その状況で買いの不足による制限がストップ安です。

ストップ高・ストップ安が設定される理由とは?

ストップ高・ストップ安が設定される理由とは?

値幅制限のためにストップ高やストップ安が設定される理由は、株価の異常な急騰や暴落を防いで、投資家を守るためです。

もし、値幅制限を設けていなければ投資家の利益や損失が大きくなります。

値幅制限がなければ、極端に値幅が広がり1日で大きく収益を上げる人と大きく損をする人が出てくるでしょう。

投資家にとって、株取引のリスクは高くなります。

そのようなハイリスクハイリターンを避けるため、ストップ高とストップ安が設定されています。

株価の値幅制限とは?

株価の値幅制限とは?

株取引では、1日の売買取引において、株価水準のに応じた値幅が設定されます。

この設定された値幅が値幅制限です。

値幅制限の基準となる情報は、その株価における前日の終値もしくは、最終気配値が該当します。

基本的には、値幅制限の基準値段をもとに制限される仕組みとなっています。

例えば、月曜日の終値が3,000円だとすると次の値幅制限は700円のため、翌日の火曜日の値幅は2,300〜3,700円に設定されます。

基準値段に対しての制限値幅の具体例

値幅制限は、前日の終値を基準に設定され、株価帯によって変動幅が異なります。

例えば、前日の終値が500円の場合、値幅制限は100円となり、ストップ高は600円、ストップ安は400円となります。

同様に、終値が1,000円の場合、値幅制限は200円で、ストップ高は1,200円、ストップ安は800円となります。 

 詳細な値幅制限の一覧は、以下の表をご参照ください。

前日終値(円) 値幅制限(円) ストップ高(円) ストップ安(円)
~100未満 30 終値 + 30 終値 - 30
100~200未満 50 終値 + 50 終値 - 50
200~500未満 80 終値 + 80 終値 - 80
500~700未満 100 終値 + 100 終値 - 100
700~1,000未満 150 終値 + 150 終値 - 150
1,000~1,500未満 300 終値 + 300 終値 - 300
1,500~2,000未満 400 終値 + 400 終値 - 400
2,000~3,000未満 500 終値 + 500 終値 - 500
3,000~5,000未満 700 終値 + 700 終値 - 700
5,000~7,000未満 1,000 終値 + 1,000 終値 - 1,000
7,000~10,000未満 1,500 終値 + 1,500 終値 - 1,500
10,000~15,000未満 3,000 終値 + 3,000 終値 - 3,000
15,000~20,000未満 4,000 終値 + 4,000 終値 - 4,000
20,000~30,000未満 5,000 終値 + 5,000 終値 - 5,000

値幅制限は、臨時変更も考えられる

ストップ高やストップ安で制限された銘柄は、いずれか3つの条件により制限幅が臨時変更することもあります。

3つの条件とは、次のとおりです。

  • 国内の株取引において2営業日続けてストップ高(安)のまま配分されず売買高株数が0のまま
  • 売買高が0株のまま午後立会終了を迎え、午後立会終了時に限りストップ高(安)で売買が成立し、かつ、ストップ高(安)に買(売)呼値の残数ありの場合

ETFやREITの場合の値幅制限 

ETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資信託)などの金融商品も、基本的には個別株と同様の値幅制限が適用されます。

ただし、これらの商品の特性や市場状況に応じて、制限値幅が変更される場合があります。

例えば、ストップ高やストップ安の状態で取引が終了した場合、翌営業日から制限値幅が拡大されることがあります。

詳細は、日本取引所グループの公式サイトで確認できます。 

ストップ高・ストップ安時の注意点 

ストップ高・ストップ安時は、以下の2パターンで注意が必要です。

・比例配分方式

・翌日の値幅制限

それぞれ解説します。

比例配分方式:

ストップ高やストップ安の状態で買い(売り)注文が殺到し、売り(買い)注文が不足する場合、注文がすべて成立しないことがあります。

この際、証券取引所では比例配分方式を採用し、注文数量に応じて約定が割り当てられます。 

翌日の値幅制限:

ストップ高やストップ安で取引が終了した場合、翌営業日には制限値幅が拡大されることがあります。

特に、ETFやREITなどの金融商品では、このような措置が取られることがあるため、注意が必要です。

まとめ:株のストップ高の上限、ストップ安の下限を知ろう

ストップ高・ストップ安は、株式市場の過度な価格変動を抑制するための重要な制度です。

投資家は、この仕組みを正しく理解し、取引の際に活用することが求められます。

特に、ETFやREITなどの金融商品に投資する際は、値幅制限のルールや変更点を事前に確認し、適切な投資判断を行いましょう。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

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