公開日 2024/06/17
最終更新日 2025/04/27
この記事では、野村Webローンなどいろんな投資で活用できるローンを紹介します。
野村Webローンのデメリットや評判もまとめるので、参考にしてください。
また、近年は1万円からの投資「不動産クラウドファンディング」が人気です。
そして、不動産クラウドファンディングでも野村Webローンなどを利用できます。
今回は、ローンを利用する方法と注意点について、筆者の体験談も交えて紹介します。
結論、野村webローンのデメリットは最近、金利が上がったことです。(以下、評判)
以下の注意点も覚えておきましょう。【悲報】
— ようへい@金融系YouTube20万人のFP (@chokin_hanashi) February 17, 2025
野村Webローンの借入金利が引き上げ😭
改定前:年1.65%
改定後:年1.90%
※2025年3月3日より適用開始 pic.twitter.com/3feTwBgPSR
野村Webローンの借入って、いちいち野村信託銀行から借入れて野村證券口座に送金しないといけんくて振込みに一日かかったり野村證券から米国株買うのも21時までに注文入れんといけんかったり不便😠💢でも魅力的過ぎて使いまくるけど😠💢
— ノミ🦗@筋トレ×投資 (@nomi_investor) January 21, 2025
まず、野村webローンの概要をまとめます。
野村webローンは株や投資信託を担保にし、その評価額の50%~80%を借りられます。
こちらは野村證券、野村信託銀行が提供しています。
次に、野村webローンのデメリットをまとめます。
先ほども述べた通り、デメリットは以下の3点です。
・金利が最近上がった
・価格変動リスクがある
・借りるまでに手間がある
それぞれ解説します。
野村webローンでは2025年に借入金利が1.65%から1.9%に上がりました。
とは言え、それでも証券担保ローンの中では、低金利の水準です。(以下、比較表)
野村webローンは株や投資信託を担保にし、その評価額の50%~80%を借りられます。
ですので、株価などが下落すれば、借りられる額が少なくなります。
また、借りた後に担保として差し入れた有価証券の価格が下落すると、追加の担保差し入れや一部返済を求められる可能性があります。
最悪の場合、担保資産が強制的に売却されるリスクもあります。
野村ウェブローンは以下の通り、手間も発生します。
野村Webローンの借入って、いちいち野村信託銀行から借入れて野村證券口座に送金しないといけんくて振込みに一日かかったり野村證券から米国株買うのも21時までに注文入れんといけんかったり不便😠💢でも魅力的過ぎて使いまくるけど😠💢
— ノミ🦗@筋トレ×投資 (@nomi_investor) January 21, 2025
こういった点も理解しておきましょう。
以下、野村webローンの評判・口コミです。
返せ要請は初耳でしたが、確かに東海東京証券も担保ローンが渋くなっている話はよく聞きます。知り合いの現役上場企業オーナーも担保余力は十分あるのに追加融資を断られていた。IFA経由の有価担保ローンも今は原則停止している。そういう意味でもやっぱ野村Webローンは優秀ですね。 https://t.co/yupg9AlpoO
— ようへい@金融系YouTube20万人のFP (@chokin_hanashi) March 6, 2025
野村webローン😎㊗️㊗️㊗️㊗️
— ポル@不動産🏠✖︎米国株🇺🇸✖️太陽光🌞 (@polchanpol) January 2, 2025
借入限度額が1億円を突破していた😎😎
野村證券様!!素晴らしい改善でございます😎😎😎㊗️
次は、
1️⃣投資信託の掛目を8割にしてください!
2️⃣金利を1.2%くらいにしてください!
3️⃣ロスカットラインを担保充足率50%にしてください!
よろしくお願いします🙇♂️🙇♂️ pic.twitter.com/4tprPC3zoI
「野村Webローン」を利用するとなると、
— ランダム (@masahirokumaku1) March 5, 2025
今後は野村証券が主力になる。楽天証券は使い勝手が良いので引き続きサブとして使うけど、これまで主力だったSBI証券は不要になるな…。債権が充実しているけど、今となってはそこまで魅力を感じない。
とにかく「野村Webローン」が強烈😅
次に、不動産クラウドファンディングで野村webローンなどを活用する方法をまとめます。
不動産投資ローンとは、収益不動産を購入するためのローンのことを指します。
つまり、個人で不動産を購入するわけではない不動産クラウドファンディング投資では不動産投資ローンを利用することはできません。
そのため、不動産クラウドファンディングに投資をする場合は、基本的に自己資金で行う必要があります。
しかし、まったくローンが使えないというわけではありません。
ここからは、不動産クラウドファンディング投資でローンを使う方法について考えていきましょう。
ローンを利用した不動産クラウドファンディング投資とは、以下の手法です。
・年利3%でお金を借り、その資金を年利8%のファンドに投資することで、差し引き5%の利益を得る
つまり「金利差」で儲けを得るということです。
そのためには、少なくとも投資先の利回りよりも低い金利でお金を借りる必要があります。
また、借り入れたお金は投資をしなくても金利が発生してしまうため、借り入れたらすぐに投資に回さないと効率が悪くなります。
そう考えると、借入金利はどんなに高くても年利3~4%以下でないと最終的な利益は得られません。
この前提に基づくと、用途の限定されないローンといってまず思い浮かぶカードローンや消費者金融は金利が高いです。
多くの場合で損をしてしまうため選択肢からは外れます。
今回紹介する方法は、筆者自身も実践している方法です。それが「証券担保ローン」の利用です。
証券担保ローンとは、保有している株式や投資信託、債券などを担保としてお金を借りられる証券会社のサービスのことを指します。
担保にした有価証券の時価の一定割合まで借りられる仕組みで、基本的に資金用途が限定されておらず自由です。
そのため、上記のような有価証券を保有している人、あるいは購入予定のある人は検討する価値があるかもしれません。
証券担保ローンは、以下の証券会社などが提供しています。
サービス名 | 提供する金融機関 | 金利(年利) |
野村Webローン | 野村證券、野村信託銀行 | 1.9% |
コムストックローン | SBI証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券 | 2.675〜4.175% |
ダイワの証券担保ローン(ダイワLMS) | 大和証券 | 2.82〜3.95% |
証券担保ローン・セレクト | 楽天証券、あかつき証券、いちよし証券など | 1.9〜3.8% |
証券担保ローン | 東海東京証券 | 1.7〜3.0% |
証券担保ローンを利用するには、まず対象となる証券会社に口座を開設します。
有価証券を購入するかあるいは別の証券会社ですでに保有している証券を移管する必要があります。
ただし担保にできない株式・投資信託・債券もあるので、事前に確認しておきましょう。
保有する証券を担保として設定したら、以降は担保評価額の範囲で好きなときに資金を借りることができます。
中でも野村証券と野村信託銀行が提供している「野村Webローン」の金利は現在1.5%と大変低いです。
そのため、不動産クラウドファンディングの資金として十分有用な範囲であるといえます。
このサービスでは、担保とする証券の時価に対して50~80%程度の金額まで借りることができます(証券の種類によって割合は異なります)。
また、担保設定後は、申し込んでから最短で翌営業日には借りられるので大変便利です。
投資したい不動産クラウドファンディングのファンドが募集されてから資金を調達しようと思っても多くのケースで間に合うはずです。
さらに、借入期間は特に決まっておらず、好きな時に返せばよいようになっています。
(ただし金利がかかるので、期間が長くなれば、複利のように借入金額が徐々に増えていくことにはなります)
なお、私も2014年から「野村Webローン」を利用しており、一時は最大800万円ほど借りていました。
もし担保にした株式などの価格が下がってしまったときは、追加で担保を求められたり、強制的に売却されたりすることもあります。
価格変動がないことが大きなメリットの1つである不動産クラウドファンディング。
こちらに投資するために価格変動の大きい株式を担保にすることは、リスクの観点からは非合理的ともいえます。
その意味では、比較的値動きの小さい債券を担保にするのもリスクを抑える選択肢の1つといえるでしょう。
もし担保にした証券の価値が下がり、なおかつ元本割れなどのトラブルに直面した場合。
借りているローンを返済する原資がなくなる、といった事態もあり得ない話ではありません。
そのため、あまり大きな額を借り入れるのは危険であるといえます。
用途については、必ず事前に確認しておきましょう。
低金利でお金を借りる方法として、ほかに住宅ローン、自動車ローン、教育ローンなど資金の用途が限定されたローンもあります。
金利は各種条件により異なりますが、安い場合は、住宅ローンは1%未満、自動車ローンは2%未満で借りられます。
大前提として、住宅ローンの資金使途は住宅購入に、自動車ローンの資金使途は自動車購入に限られているので、借りたお金を直接投資に回すことはできません。
ただ、例えば100万円の自己資金を持っている人が100万円の自動車を購入する際、自己資金で支払ってしまえば手元にはお金は残りません。
しかし、その際の購入資金を自動車ローンでまかなうようにすれば手元には100万円の自己資金が残ります。
この残った資金を不動産クラウドファンディングに投資することに特に問題はありません。
住宅ローンや教育ローンでも同様の方法は可能です。
きっと、中には無意識のうちにこのような方法で投資資金を捻出できていたという人もいることでしょう。
ある程度余裕資金のある人に限られてはきます。
住宅や自動車などの購入予定がある人はこうした手法も使えないことはない、ということは頭に入れておいてもよいかもしれません。
不動産クラウドファンディングでは不動産投資ローンは利用できません。
しかし、考えようによっては、ほかのローンで代用することが可能であることは頭の片隅に入れておいてもよいでしょう。
とはいえ、今回紹介した方法はいずれも強く推奨するものではありません。
不動産クラウドファンディングには元本割れや償還遅延のリスクがあります。
もしそのような事態に遭遇した場合、ローン返済に困窮してしまうということにもなりかねないからです。
ローンの検討は、万が一の事態が起こっても対応できるよう、借入額を増やしすぎてはいけません。
いつでも返そうと思えば返せる範囲に留めるのが賢明でしょう。
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