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公開日 2026/11/04
最終更新日 2026/11/04
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不動産クラウドファンディング「LEVECHY(レベチー)」で、複数のファンドに運用期間の延長が発生しています。
この記事は、レベチーに出資している方、延長の通知を受け取った方、そしてこれから投資を検討している方に向けたものです。
読み終えると、2023年のサービス開始から2026年11月3日までの流れ、延長が続いている理由、そして出資中の方がとるべき確認手順がわかります。
結論から言えば、延長が発生した7号・16号は、その後に償還されています。*1、*2
一方でニセコを対象とした13号は、当初の運用終了から1年以上が経った2026年11月3日時点でも、償還完了を確認できていません。*3、*4
本記事は、2026年11月3日までに確認できた公式発表と編集部が確認した内容をもとに、事実と推測を分けて整理しています。
償還が遅れると、運営会社の状況も気になるものです。
まずは、公式発表と出典で確認できる事実をおさえましょう。
この記事で取り上げるファンドの状況は、次のとおりです。
そのほか、押さえておきたい事実は次のとおりです。
一方で、確定していないことも明確にしておきます。
注意
「延長=元本割れ確定」ではありません。
レベチーの場合、7号・16号では延長後も募集時の想定年利を維持して償還されています。*1、*2
ただし13号については、当初の運用終了から1年以上が経過しても、公開資料では償還完了を確認できていないという点で、償還済みの案件とは状況が異なります。*3、*4
サービス開始から現在までの流れを、表にまとめました。
※出典
*1:PR TIMES|10/16(木)ファンド7号の償還及び配当が完了|不動産クラウドファンディング「LEVECHY「(レベチー)」
*2:東京新聞 × PR TIMES|「LEVECHYファンド16号」の償還及び配当を実施|不動産クラウドファンディング「LEVECHY(レベチー)」
*3:LEVECHY|LEVECHYファンド13号(抽選式)
*4:LEVECHY|四半期運用レポート【2026 Q2】
*5:PR TIMES|「LEVECHYファンド20号」の償還及び配当を実施|不動産クラウドファンディング「LEVECHY(レベチー)」
*6:LEVECHY|LEVECHYファンド25号(抽選式)
*7:LEVECHY|【LEVECHYファンド15号】契約期間延長に関するご案内
*8:PR TIMES|非上場企業で国内初の3・4号許可に基づいた不動産クラウドファンディング『LEVECHY(レベチー)』を提供開始。6月6日より「LEVECHYファンド1号」の募集開始。
*9:PR TIMES|【LEVECHY】1号ファンドの早期償還日が決定
*10:LEVECHY Fund|LEVECHY Fund(レベチー ファンド)
*11:PR TIMES|【不動産クラウドファンディングLEVECHY(レベチー)】LEVECHYファンド13号、過去最高の応募金額35億円を達成
*12:LEVECHY|【LEVECHYファンド13号】物件売却に関するお知らせ
*13:ゴクラクJOURNAL|レベチーで償還遅延は7号、13号、15号ファンド?LEVECHY25号はどうなった?
*14:LEVECHY|LEVECHYファンド25号における優先当選枠のご案内(13号と19号両方のご出資者様)
*15:LEVECHY|【LEVECHYファンド15号】契約期間の延長に関するお知らせ
*16:LEVECHY|四半期運用レポート【2026 Q1】
レベチーは、他のサービスとは違う仕組みを前面に出して登場しました。
その中身を確認します。
運営会社は株式会社LEVECHYです。
公開されている会社情報は次のとおりです。*17
社名は2024年7月17日に、ジャパン・プロパティーズからLEVECHYへ変更されています。*18
サービス名と社名をそろえ、不動産クラウドファンディング事業を加速する狙いが示されました。*18
特徴的なのが、第3号事業者・第4号事業者という区分です。
第3号事業者は、特例事業者であるSPCから不動産取引の業務を受託し、第4号事業者は、SPCが当事者となる出資契約の代理・媒介を担います。レベチーでは、運営会社とは別のSPCが物件を保有します。*19、*20
運営会社が営業者となって物件を保有する一般的な匿名組合型とは、資産の置き場所が異なります。*20
レベチーは、非上場企業によるサービスとして、国内初の第3号・第4号許可に基づく不動産クラウドファンディングだと公表しています(2023年4月時点、同社調べ)。*8
サービスは2023年6月6日、1号ファンドの募集から始まりました。*8
1号は運用期間1年・想定利回り年10%で、1口1万円から投資できる設計です。*8
抽選式を採用した1号は、募集額を大幅に上回る応募を集めました。*9
レベチーが訴求してきたのが「三重保全」です。
ポイント
三重保全は、元本の毀損などのリスクを抑えるための仕組みです。元本を保証するものではありません。*20、*3
売却が計画どおりに進まないこと、つまり償還が遅れることを防ぐ仕組みではありません。
この区別が、13号で起きたことを理解する前提になります。
サービス開始から2年ほどの間、レベチーには次の4つの特徴がありました。
*17:株式会社LEVECHY|会社概要
*18:株式会社LEVECHY|社名変更のお知らせ
*19:国土交通省|不動産特定共同事業の許可とは
*20:LEVECHY Fund|サービスについて
レベチーには、募集額を大きく上回る応募を集めたファンドがありました。*9
2026年6月30日を基準とする公式の第2四半期レポートに掲載された実績は、次のとおりです。*4
サービス開始から3年で、累計応募額は240億円を超えました。*4
SPCが地方銀行からノンリコースローンで9億円を調達した事例も公表されています。*21
投資家の資金だけでなく、金融機関からの借入も組み合わせる設計を取っていたことになります。
そのなかで、ひときわ目立ったのが13号です。
1本のファンドで、約25.7億円の優先出資を募集した大型案件だったことになります。*3
それだけ、売却が進まなければ多額の投資資金が拘束される案件だったといえます。
13号の安心材料とされたのは、募集の時点ですでに売買契約が結ばれていたことでした。*3
ここに、投資家が見落としやすい論点があります。
売買契約を結んでいても、買主が代金を払えなければ代金の回収は完了しません。
売買契約の締結と代金の回収は別であり、売却代金が入って初めて償還の原資に充てられます。
EXITファンドを見るときは、契約の有無だけでは足りません。
確認したいのは次の3点です。
買主の資金調達が確実かどうか、違約したときにどう扱われるか、決済はいつ行われるか。
用語:EXITファンド レベチーでは、募集の時点で対象不動産の売買契約が締結されているファンドを指します。*3
出口が見えている分だけ安全に見えますが、契約済みでも、決済が完了するまでは売却代金の回収は終わっていません。
ここまでが、順調に見えていた時期のレベチーです。
では、13号では実際に何が起きたのでしょうか。
続きでは、13号より前から表れていた予兆、2025年4月から12月までの経緯、そして2026年11月3日時点で確認できる状況までを日付を追って整理します。
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*21:PR TIMES|地方銀行から9億円の資金を調達|不動産クラウドファンディング「LEVECHY(レベチー)」
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