1号ファンドは利回り10%!上場企業の不動産クラファンSENSE OWNERS(センス・オーナーズ)の記者発表会を取材|100億円の調達を目指す?
公開日 2026/07/07
最終更新日 2026/07/07
センス・トラスト株式会社が、不動産クラウドファンディングサービス「SENSE OWNERS(センス・オーナーズ)」を発表しました。
SENSE OWNERSは、10万円から投資できる不動産クラウドファンディングサービスです。
ゴクラク編集部は、2026年6月29日に開催された「SENSE OWNERS」ローンチ記者発表会に参加。
代表や登壇者の発言、質疑応答まで直接取材してきました。(元プロ野球選手の糸井選手も登壇)
今回の発表会では、サービスの特徴だけでなく、1号ファンドとなる東京都中央区八丁堀のホテル開発プロジェクトも取材。
今後の展開予定エリア、事業として目指す規模感についても話を聞けました。
この記事では、編集部が現地で得た情報をもとに、SENSE OWNERSの特徴と1号ファンドの注目ポイントを整理します。
- ・SENSE OWNERSは、上場企業が始める不動産クラウドファンディング
- ・透明性を大切にしたサービスで、質量ともに日本一のサービスを目指す
- ・1号ファンドでは、土地を取得し更地にし、新築ホテルを建てる計画
- ・かつ融資とクラウドファンディングを併用する想定
- ・東京、横浜、大阪、京都、神戸などで今後のプロジェクトも準備中
- ・初年度の調達目標額50-100億円を目指す方針も示された
今後、1号ファンドの八丁堀だけでなく、複数エリアでファンドを組成していくようです。
詳細が気になる方は、公式サイトで確認しておきましょう。
SENSE OWNERS(センス・オーナーズ)の基本情報
| サービス名 | SENSE OWNERS(センス・オーナーズ) |
|---|---|
| 運営会社 | センス・トラスト株式会社 |
| サービス内容 | 不動産クラウドファンディングサービス |
| 最低投資額 | 10万円から |
| 主なコンセプト | 透明性、街づくり、オーナーシップ |
| 1号ファンド | 東京都中央区八丁堀のホテル開発プロジェクト |
| 1号ファンド募集額 | 2億円 |
| 1号ファンド運用期間 | 10か月 |
| 今後の展開予定エリア | 東京、横浜、大阪、京都、神戸など |
SENSE OWNERSは、不動産会社であるセンス・トラストが運営する不動産クラウドファンディング。
発表会では、単に利回りを得るのでなく、投資家が不動産プロジェクトに「オーナー」として関わるサービスであることが語られました。
SENSE OWNERSの世界観として、
「街を、日本を、世界を、良くするプロジェクト。」
というメッセージも掲げられていました。
共に街を創るサービス
古い建物の再生や新たな開発を通じて、不動産の価値を高める。
そのプロジェクトに、個人投資家が10万円から参加できるようにする。
そして、質量ともに日本一のサービスを目指す。
これがSENSE OWNERSの基本的な考え方です。
編集部が現地取材で感じたキーワードは「透明性」
今回の発表会で、特に何度も出てきたキーワードが「透明性」です。
今中代表からは、「事業運営・案件運用において、真摯で、誠実であることをお約束いたします」とも語られました。
不動産クラウドファンディングでは、投資家が現地の物件や運用状況を直接確認しづらいケースもあります。
そのため、ファンドページの情報や運用中の開示がどこまで丁寧かは、投資判断において重要です。
事業責任者が顔を出して物件を動画で説明する
発表会では、SENSE OWNERSの透明性への取り組みとして、以下のような説明がありました。
- 事業責任者が顔を出して物件を説明する
- 運用中の状況を開示する
- 投資家からの質問に真摯に答える
- クラウドファンディング協会のガイドラインも意識して運営する
編集部としても、SENSE OWNERSは「利回りの高さ」だけでなく、「透明性」を重視したサービスだと感じました。
以下、事業責任者の方の登壇の様子。
1号ファンドは八丁堀のホテル開発プロジェクト
今回の記者発表会で明らかになった1号ファンドは、東京都中央区八丁堀のホテル開発プロジェクトです。
取材時点で説明された内容は以下の通りです。
| 対象エリア | 東京都中央区八丁堀 |
|---|---|
| プロジェクト内容 | ホテル開発プロジェクト |
| 募集額 | 2億円 |
| 運用期間 | 10か月 |
| 最低投資額 | 10万円から |
| 資金調達 | 融資とクラウドファンディングを併用する想定 |
| 開発内容 | 土地を取得し更地にし、新築ホテルを建てる計画 |
※1号ファンドについて、担当者からも説明がありました
バリューアップを目指すファンド
1号ファンドは、土地を取得し更地にし、新しくホテルを建てるプロジェクトです。
資金調達については、融資とクラウドファンディングを併用する想定。
一部は融資を受け、一部をSENSE OWNERSのファンドとして投資家から募る形になると説明されました。
※以下、センス・トラスト社のバリューアップ実績の一部
ホテル開発を進める案件
つまり、1号ファンドは単なる賃貸中の物件を保有するインカム型というより、ホテル開発を進める案件といえます。
八丁堀は、東京駅や日本橋、銀座方面へのアクセスもいい都心エリアです。
ホテル開発の立地としては、ビジネス利用や観光需要の取り込みがポイントになりそうです。
1号ファンドは「センス・トラストらしさ」が出る案件
センス・トラストは、古いビルのバリューアップや不動産再生、街づくりを手がけてきた会社です。
今回の1号ファンドも、既存の土地・建物を活用し、新たなホテル開発につなげていくプロジェクト。
今後、同社がどのような物件をファンド化していくのかを見るうえでも、八丁堀の1号ファンドは重要な案件になりそうです。
今後は東京・横浜・大阪・京都・神戸でもファンドを組成?
発表会では、1号ファンドだけでなく、今後の展開予定エリアも示されました。
発表されたエリアは以下です。
- 東京都中央区八丁堀
- 横浜市都筑区
- 大阪市中央区、大阪府岸和田市
- 京都市内の複数エリア
- 神戸市内の複数エリア
不動産クラウドファンディングでは、1号ファンドだけでなく、その後の案件供給力も重要です。
その意味で、今後の展開予定エリアが示された点は、サービスの将来性を見るうえで注目したいポイントです。
初年度目標額50-100億円を目指す方針
質疑応答では、SENSE OWNERSを今後どの程度の事業規模に育てたいのかについても質問が出ました。
これに対し、センス・トラスト社は、不動産クラウドファンディングはまだ認知度が低いという認識を示しつつ、
数年以内にクラウドファンディング業界でリーディングカンパニーを目指したいと回答。
100億円の調達も視野に
また、今後のファンド本数については、本数ありきではなく、金額ベースで100億円を目指したいとの説明もありました。
初年度は50-100億円の調達を目標に設定。
案件数についても、「20件程度は出せる見込み」とのこと。
| 初年度の調達目標 | 50-100億円 |
|---|---|
| 将来的な目標 | 100億円規模 |
| 案件数の見込み | 20件程度 |
| 目指す姿 | クラウドファンディング業界のリーディングカンパニー |
アンバサダーは元プロ野球選手の糸井嘉男氏
記者発表会には、SENSE OWNERSのアンバサダーとして元プロ野球選手の糸井嘉男氏も登壇しました。
会場では、新CMに関する話や、資産形成に対する考え方についても語られました。
糸井氏は、現役時代に不動産投資を経験したことにも触れながら、若いうちからお金や引退後のことを考える重要性について話していました。
糸井氏も10万円から始められる気軽さを評価
プロ野球選手は、若くして高い収入を得る一方で、いつキャリアが終わるかわからない職業です。
そのため、資産形成について早くから考えることは大切だといえます。
SENSE OWNERSは10万円から参加できるため、従来の現物不動産投資に比べると、資産形成の入口としてはハードルが低いサービスです。
糸井氏も、こうした少額から始められる仕組みを評価していました。
SENSE OWNERS(センス・オーナーズ)の特徴
1. 10万円から不動産プロジェクトに参加できる
SENSE OWNERSは、10万円から参加できる不動産クラウドファンディングサービスです。
現物不動産投資では、物件価格が数千万円単位になることも多く、ローン審査や管理の手間も発生します。
一方、不動産クラウドファンディングでは、個人投資家が少額から不動産プロジェクトに参加できます。
不動産投資に興味はあるものの、いきなり現物不動産を買うのはハードルが高いという方にとっては、検討しやすい選択肢のひとつです。
2. 事業責任者の顔出しなど透明性を重視
SENSE OWNERSでは、透明性を重視する方針が示されています。
発表会では、事業責任者が顔を出して物件を説明すること、運用中の状況を見せること、質問にも真摯に答えることが説明されていました。
不動産クラウドファンディングでは、投資家が直接物件を見に行くことは簡単ではありません。
だからこそ、誰が責任を持って案件を進めるのか、運用中にどのような情報が開示されるのかは大切です。
投資前に確認したい注意点
1. 元本保証ではない
不動産クラウドファンディングに元本保証はありません。
対象不動産の運用状況や売却状況、開発の進捗、金融環境などによって、分配や償還に影響が出る可能性があります。
想定利回りだけで判断せず、リスクも含めて確認する必要があります。
2. 劣後出資の有無・割合
不動産クラウドファンディングでは、事業者が劣後出資を行い、損失が出た場合に一定範囲まで事業者側が先に損失を負担する仕組みがあります。
1号ファンドで劣後出資が設定されるのか、設定される場合の割合はどの程度かは、投資判断において重要です。
正式な募集ページで必ず確認しておきたい項目です。
まとめ:SENSE OWNERSは八丁堀のホテル開発からスタートする新サービス
SENSE OWNERSは、上場企業のセンス・トラストが始める不動産クラウドファンディングです。
初年度の目標調達額50-100億円を視野に入れており、サービスとしての拡大意欲は大きいといえます。
一方で、不動産クラウドファンディングは元本保証ではありません。
特に1号ファンドはホテル開発型の案件であるため、正式募集時には、劣後出資の有無、出口戦略、運用中の情報開示方針をしっかり確認する必要があります。
編集部としては、今後のファンド内容と運用実績を継続して追っていきたいサービスです。