下町の大家さんの評判・クチコミ&辛口レビュー・評価
公開日 2024/11/27
最終更新日 2024/11/27
今回は、そんな「下町の大家さん」の特徴や評判・クチコミを詳しく紹介していきます。編集部独自の評価・レビューも掲載しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。
下町の大家さんとは
まずは「下町の大家さん」の概要から見ていきましょう。サービス名 | 下町の大家さん |
初回募集開始 | 2020年11月1日 |
想定利回り(年利換算) | 5〜5.5% |
最低投資額 | 10万円〜(ファンドにより異なる) |
募集方式 | 先着式 |
優先劣後方式 | あり(劣後出資割合10〜40%) |
中途解約 | 原則不可 |
下町の大家さんのサービスの仕組み
「下町の大家さん」は首都圏のマンションや一戸建てといった居住用不動産を投資対象とするファンドを提供する不動産クラウドファンディングサービスです。
ファンドをとおして投資家から集めた資金で不動産を取得し、その不動産を運用することで得た利益を出資額に応じて分配する仕組みです。
募集は先着式で、ファンドは中途解約は原則できません。多くのファンドで6カ月ごとの分配となっているのも特徴の1つです。
下町の大家さんの運営会社・経営者
「下町の大家さん」を運営するのは株式会社奥野住販です。会社名 | 株式会社奥野住販 |
所在地 | 〒121-0813 東京都足立区竹の塚1-33-3 |
設立 | 1997年1月13日 |
代表 | 代表取締役 奥野ゆり |
資本金 | 1億円 |
登録免許 | 宅地建物取引業:東京都知事(6)第74928号 建設業許可:東京都(特-2)第109731号 一級建築士事務所登録:東京都知事第56612号 不動産特定共同事業許可:東京都知事第132号 賃貸住宅管理業者登録:国土交通大臣(1)第002356号 |
上場/非上場 | 非上場 |
「下町の大家さん」を運営する株式会社奥野住販は不動産・建設の総合コンサルタントの会社で、一級建築士事務所のライセンスも保有しています。主に以下の事業を展開しています。
- 不動産の売買
- 不動産の仲介
- 建築・リフォーム工事
- 投資収益物件などの不動産企画
- 不動産の賃貸・管理
株式会社奥野住販の代表は奥野ゆり氏
株式会社奥野住販の代表取締役は奥野ゆり氏です。前代表取締役社長の奥野賢次氏の後任として、2022年1月30日に当時取締役だった奥野ゆり氏が代表取締役社長に就任しています。下町の大家さんの特徴
「下町の大家さん」の主な特徴は以下の4点です。- 投資対象は東京東部エリアの居住用不動産がメイン
- 6カ月ごとに分配あり
- 再組成ファンドへの継続出資が可能
- 想定利回りはほぼ5.5%で固定
特徴1.投資対象は東京東部エリアの居住用不動産がメイン
「下町の大家さん」は「下町」という名前のとおり、運営会社は東京・足立区の竹ノ塚に本社を構えており、ファンドの投資対象も足立区と、すぐ北に位置する埼玉・草加市の居住用不動産がメインの投資対象となっています。都心から少し外れることで、高い賃貸需要を享受しつつ適度な利回りも期待できるようになっています。
特徴2.6カ月ごとに分配あり
「下町の大家さん」ではほとんどのファンドで運用期間が12カ月となっており、かつ6カ月ごとに分配金を受け取れるようになっています。多くの不動産クラウドファンディングサービスでは、12カ月以下のファンドでは償還時に一括で分配金が支払われることが多い中で、比較的短いスパンで分配を受けられるのはメリットといえます。
特徴3.再組成ファンドへの継続投資が可能
「下町の大家さん」が提供するファンドの中には、運用が終了したファンドをそのまま再組成して運用を続けるものもあります。その場合、ファンドに出資した人は持分をそのまま次の継続ファンドへ移管出資して運用を続けることもできます。この場合、再組成前に出資していた人が優先的に出資できるようになっており、新たに先着式の出資申し込みをしなくてよいということになります。そして継続出資しない人が出て、出資枠が空いた場合に新規の募集を行うという流れになります。
特徴4.想定利回りはほぼ5.5%で固定
「下町の大家さん」のファンドによる配当の想定利回りは、ごく一部を除いて5.5%でほぼ固定されています。運用期間もほぼ12カ月で固定されており、ファンドの条件重視で投資先を探している人にとっては迷わなくてよいというメリットにつながります。ただし、条件が同じだからこそ、投資をする際には対象となる不動産の情報は必ず確認することを強くおすすめします。
下町の大家さんの注意点
「下町の大家さん」には以下のような注意点もあります。- 最低投資金額が10万円〜と高め
- 募集頻度が少なめ
- ファンド情報が少なめ
注意点1.最低投資金額が10万円〜と高め
「下町の大家さん」の最低投資金額は1口10万円からとなっており、ファンドによっては最低2口(20万円)からのものや3口(30万円)からのものもあります。不動産クラウドファンディングサービスは1万円から投資できるものが多く、それらと比較すると投資のハードルは高めであるといえます。
注意点2.募集頻度が少なめ
「下町の大家さん」はファンド募集の頻度がやや少ないのも注意点の1つです。2023年は6件、2024年は11月時点で4件の組成にとどまっており、投資機会は総じて少ない部類に入ります。注意点3.ファンド情報が少なめ
「下町の大家さん」では、公式サイトで各ファンドの詳細情報を確認できます。ただし、物件の写真が少ないほか、投資スキームや詳しい運用スケジュールなども掲載されておらず、他サービスと比較すると提供されている情報は少なめです。
下町の大家さんで実施中のキャンペーンをチェック
2024年11月現在、「下町の大家さん」で実施しているキャンペーンはありません。情報が入り次第、こちらでお知らせしていきます。下町の大家さんの評判・クチコミ
「下町の大家さん」の利用者によるSNSでの評判・クチコミをチェックしてみましょう。うれしい評判・クチコミ
下町の大家さん 10号,契約書が届きました
— Yusuke (@yus_life) March 31, 2023
週末に確認します😌
前回はキャンセル待ちの行列に並びましたが、順番が回ってこなかった下町の大家さんですが、次回8号は4号から優先的に移管できるみたいで、並ばなくても大丈夫そうだ。 pic.twitter.com/f0LdceKofH
— きたの (@kitano_income) September 20, 2022
残念な評判・クチコミ
残念なクチコミはありません。下町の大家さんの評価は?編集部レビュー
不動産クラウドファンディングサービス「下町の大家さん」の特徴や評判・クチコミを解説してきました。最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります
評価 | B | 再組成ファンド、6カ月ごとの分配あり |
「下町の大家さん」は、東京東部エリアを中心とした居住用不動産を投資対象にしたファンドを提供する不動産クラウドファンディングサービスです。
利回りは5.5%、運用期間は12カ月でほぼ固定されており、「これくらいの条件のファンドに投資したい」という条件重視で投資先を探している人には選びやすいサービスといえます。また、6カ月ごとに配当の支払いがあることや、再組成ファンドに継続投資できるのもメリットといえるでしょう。
一方で最低投資金額が10万円で、ファンドによってはさらに高額になることもあるのは特に不動産クラウドファンディング初心者にとっては大きなハードルになりそうです。ファンドの提供頻度は低めなので、とりあえず登録しておき新着ファンド情報を待つのがよいでしょう。
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