ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング)の特徴・評判&辛口レビュー・評価
公開日 2024/09/12
最終更新日 2024/10/17
そこで本記事では、「ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング)」の特徴や評判について詳しく解説しつつ、最後には編集部独自の辛口レビューも行います。「ONIGIRI Funding」への投資を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
「ONIGIRI Funding」編集部の独自評価・レビューを見る
ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング)とは?
「ONIGIRI Funding」は、1口1万円と少額から不動産投資ができる、投資初心者にも始めやすい不動産クラウドファンディングサービスです。ONIGIRI Fundingのサービス概要
サービス名 | ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング) |
初回募集開始日 | 2020年10月1日 |
想定利回り(年利) | 5~8%(案件により異なる) |
最低出資金額 | 1万円 |
募集方法 | 抽選方式 |
優先劣後方式 | あり |
途中解約 | 可能 |
不動産クラウドファンディングで運用期間が3年を超えるファンドは全体の割合でいうと多くはないため、ほったらかしで定期的な収入を得たい人にはうれしいラインアップです。
ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング)の運営会社・経営者
ONIGIRI Funding を運営する、きらめき不動産株式会社の概要です。
会社名 | きらめき不動産株式会社 |
設立 | 2008年7月 |
資本金 | 1億円 |
代表者 | 後藤 聡志 |
登録免許 | ・宅地建物取引業 国土交通大臣(2)第8447号 ・賃貸住宅管理業 国土交通大臣(2)第002583号 ・不動産特定共同事業の種別:不動産特定共同事業 第1号事業者 第2号事業者 ・一般不動産投資顧問業 第1219号 ・不動産特定共同事業 神奈川県知事 第10号 |
所在地 | 〒220-0021 神奈川県横浜市西区桜木町5-26-12-2F |
上場/非上場 | 非上場 |
きらめき不動産株式会社は、不動産投資コンサルティングをメイン事業とする会社で、不動産購入や投資戦略の策定・サポートのほか、物件保有者の売却サポートなどを行っています。
不動産クラウドファンディングサービスの「ONIGIRI Funding」は2020年スタートで、同社の中では比較的新しい事業となっています。なお、神奈川県横浜市の本社のほか、川崎市、東京都目黒区にも店舗・オフィスを構えています。きらめき不動産株式会社の代表は後藤聡志氏
「ONIGIRI Funding」の運営会社・きらめき不動産株式会社の代表取締役は後藤聡志氏です。後藤氏は大学卒業後、1年間の海外への渡航や、飲食・旅行など複数の業種を経験したのち、2004年に不動産業界へ飛び込み、2008年にきらめき不動産を創業しています。
また、米国のシカゴに本部をおくプロパティマネジメント(不動産経営管理)の専門家による国際的な団体・IREM JAPANの理事を務めるなど業界内に広いコネクションも持っていることが伺えます。>>背伸びはしない。小規模/更新型ファンドで独自路線を行く。ーー「ONIGIRI Funding」後藤聡志氏インタビュー
ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング)の4つの特徴
不動産クラウドファンディングサービス「ONIGIRI Funding」には、次のような特徴やメリットがあります。
- 高利回り案件が多数
- 優先劣後方式を採用
- 出資持分の譲渡が可能
- 配当・償還がスピーディ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
特徴1.高利回り案件が多数
2024年9月現在、「ONIGIRI Funding」では31のファンドを組成していますが、そのうち6%以上の高利回り案件が6割以上を占めています。案件の詳細を見てみると、比較的コンパクトな区分マンションの運用が目立ちます。運営会社であるきらめき不動産が投資用コンパクトマンション(30~50㎡程度)の取り扱いに特化した不動産業者であることも関係しています。ある程度の築古でも十分収益性の見込める物件を選定することで高利回り案件の提供を可能にしています。
特徴2.優先劣後方式を採用
多くの不動産クラウドファンディングと同様、「ONIGIRI Funding」でも優先劣後方式を採用しています。優先劣後方式は、投資家の出資分に対し元本割れリスクを軽減できる仕組みです。優先劣後方式では、投資家だけではなく事業者も出資を行います。このとき、投資家の出資分を「優先出資分」、事業者の出資分を「劣後出資分」と言います。優先劣後方式を採用している場合、物件売却時に価値が下落したときに劣後出資の割合までは、損失を事業者(劣後出資者)が受け持ちます。
例えば、劣後出資割合20%の1億円の物件の場合、20%の下落=2,000万円の損失までは事業者が負担し、投資家は損失を被らずに済みます。
ONIGIRI Fundingの劣後出資割合は?
「ONIGIRI Funding」における劣後出資割合はファンドによって大きく異なり、10~70%とかなり幅があります。とはいえ、多くのプロジェクトでは10~30%程度となっています。
なお、劣後出資割合は大きいほうがリスクは抑えられますが、そのぶん投資家が投資できる枠が小さくなるというデメリットもあります。実際問題、売却時までに70%も下がるのか、という話でもあるため、単純に大きければよいというものではありません。
特徴3.出資持分の譲渡が可能
「ONIGIRI Funding」では、ファンドへの出資持分について譲渡が可能です。ファンドへの投資を行ったあとで、急遽お金が必要になったときなどで、持分の現金化を検討できるのでは大きなメリットです。譲渡が可能な対象者は「ONIGIRI Funding」の出資者登録が完了している人となっています。譲渡申請が郵送のみの受付となっている点には注意が必要です。
特徴4.配当・償還がスピーディ
一般的な不動産クラウドファンディングでは、ファンドの運用終了後、分配や償還に1カ月程度の時間がかかります。一方の「ONIGIRI Funding」は公式X(旧Twitter)で「基本的に7日後の配当・償還」と言っています。7日後の配当・償還は他サービスと比較して非常にスピーディです。 償還が早いと資金の拘束も短くなるため、素早く次の投資が可能になります。投資家にとっては大きなメリットと言えるでしょう。ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング)の注意点
次に「ONIGIRI Funding」の注意点を3つ紹介します。
- 運営会社が非上場企業
- 募集金額が少ない
- 運営実績がやや少なめ
注意点1.運営会社が非上場企業
「ONIGIRI Funding」の運営会社・きらめき不動産株式会社は、2024年9月現在、株式上場をしていません。一般的に上場企業には詳細な経営状況の開示義務や経営ガバナンスの維持・強化が求められ、それだけに企業としての信頼性が担保されます。そのため、上場企業(あるいはそのグループ)が運営している不動産クラウドファンディングと比較すると、経営面での信頼性がやや劣ります。注意点2.募集金額が少ない
「ONIGIRI Funding」の過去のファンドを見てみると約7割で募集金額が1,000万円を下回っており、大きい案件でも募集金額が2,000万円台にとどまっています。運営会社が比較的コンパクトな案件に強みを持っていることもあり、小型案件が多くなっているのが現状です。募集金額が少ないということは投資できる枠が少ないということなので、投資家にとっては投資チャンスが小さくなってしまいます。とはいえ、運営会社では大型案件も扱える「不動産特定共同事業 第1号事業者」のライセンスを保有しており、今後は大きなプロジェクトが出てくる可能性もあります。
注意点3.運営実績がやや少なめ
2023年8月現在、「ONIGIRI Funding」の累計ファンド数は20となっています。少しずつ実績を重ねていますが、比較的後発サービスということもあり、まだまだ「豊富な実績」とまでは言えません。ここまでで配当・償還の遅延等は起きておらず、引き続き健全なファンド運営実績の積み重ねに期待したいところです。ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング)のキャンペーン情報
ONIGIRI Fundingでは、不定期でお得に投資ができるキャンペーンを実施していますが、2024年9月3日現在、実施中のキャンペーンはありません。
キャンペーンが更新された際はこちらでお知らせしていきます。
ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング)の評判・クチコミ
実際にONIGIRI Fundingで運用している人のSNSの書き込みの中から、 うれしい評判・クチコミ、残念な評判・クチコミをピックアップして紹介していきます。
うれしい評判・クチコミ
ONIGIRI Fundingのうれしい評判・クチコミでは「利回りの高さ」や「新規登録キャンペーンでAmazonギフトがもらえる」などが挙げられていました。
ONIGIRI Funding Project24号が運用終了し、ONIGIRIFundingで出資後、初の分配金が入金されました‼㊗️🙋
— 一攫千金 (@w6NCQtmdPg8jBi0) March 29, 2024
そのまま29号に投資予定が落選したのでまたの機会に🥹🥹🥹#ONIGIRIFunding#おにファン#不動産ファンディング pic.twitter.com/iuXVdZ5DLI
残念な評判・クチコミ
一方で、ONIGIRI Fundingの残念な評判・クチコミには「当選倍率が高くて落選が多い」や「取り扱いファンドが少ない」などが挙げられていました。
ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング)の評価は?編集部レビュー
不動産クラウドファンディングサービス「ONIGIRI Funding(おにぎりファンディング)」の特徴や評判について詳しく解説してきました。最後に、以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー です。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります
評価 | B | スピーディな償還&持分譲渡が可能で魅力あり。ただし投資枠少なめ |
「ONIGIRI Funding」は、比較的高利回りの小型案件を得意とする不動産クラウドファンディングサービスです。
サービスの特色として、まず出資持分の譲渡が可能であることが挙げられます。多くの不動産クラウドファンディングでは一度出資すると解約や他人への譲渡ができませんが、「ONIGIRI Funding」では、(受付が郵送のみというのがネックですが)譲渡の申請が可能となっています。
また、公式X(旧Twitter)が宣言しているように、7日間での分配・償還は非常に魅力的です。資金の拘束期間を短くすることで効率的な投資が可能になります。
一方、注意点としては案件の小ささが挙げられます。募集金額は数百万円〜3,000万円程度と、他サービスと比較して少なめで投資枠が限られるのはデメリットで、案件によっては応募率が数十倍にもなっています。今後は案件の大型化にも期待したいところです。
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