オーナーズブック(OwnersBook)の評判・クチコミ&辛口レビュー・評価

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今回は日本初の不動産特化型のクラウドファンディング「オーナーズブック 」をピックアップしてご紹介します。「オーナーズブック(OwnersBook)」の特徴や評判・クチコミ、評価を詳しく解説しますので、 「オーナーズブック」での投資を検討している人や 不動産投資に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。

「OwnersBook」編集部の独自評価・レビューを見る

当記事はプロモーションを含みますが、それによる評価変更等は一切いたしません。

オーナーズブック(OwnerdBook)とは

まずは、「オーナーズブック」の仕組みと概要を確認していきましょう。

オーナーズブックのサービスの仕組み

「オーナーズブック」はソーシャルレンディングのプラットフォームです。扱うファンドは不動産事業に特化しており「貸付型案件」と「エクイティ型案件」の2種類に分かれます。以下で、これらの違いについて詳しく解説します。

貸付型案件

オーナーズブックの貸付型案件

貸付型案件は最低1万円から投資できるソーシャルレンディングです。投資家から集めた資金は不動産を担保として企業に融資します。投資家はあらかじめ決められた日に、利息の受け取りや出資金(元本)の償還を受けます。

貸付型案件は、すべてが「不動産担保付き」なので元本の毀損リスクが少ないのが特徴です。担保となる不動産は不動産鑑定士と外部の専門家が査定し、その市場価格を正確に把握しています。また、企業への融資額は不動産担保の80%以下までなので、不動産の下落リスクへの備えも万全です。

エクイティ型案件

オーナーズブックのエクイティ型案件

エクイティ型案件は、クラウドファンディング形式で投資家から出資を募り、その資金を元に不動産信託受益権や出資持分等を取得します。投資家は、「オーナーズブック」が運用を行う不動産から得られる賃料収入や売却益などから配当金を得ます。

エクイティ型案件では、不動産の賃料収入または売却益が配当の原資になるため、取得時よりも高く売却できれば配当が増えます。一方、取得時よりも安く売却すると配当が少なくなったり、元本割れを起こすリスクもあります。

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OwnersBook

オーナーズブック(OwnersBook)の運営会社・経営者

ソーシャルレンディングのプラットフォーム「オーナーズブック」の運営事業者は「ロードスターインベストメンツ株式会社」です。東証プライム上場企業の「ロードスターキャピタル株式会社」の100%子会社で、2019年8月に設立されました。

以下、ロードスターインベストメンツ株式会社の概要です。

会社名 ロードスターインベストメンツ株式会社
設立 2019年8月30日
資本金 5,000万円(資本準備金と合わせて8,000万円)
代表者 代表取締役社長 成田 洋
登録免許 投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第3260号

宅地建物取引業 東京都知事(1)第104014号

総合不動産投資顧問業 国土交通大臣 総合 - 第164号

所在地 東京都中央区銀座一丁目9番13号 プライム銀座柳通りビル7階
上場/非上場 非上場(親会社が東証プライム上場企業)
運営会社の親会社は東証プライム上場企業のロードスターキャピタル株式会社だっぴ!

ロードスターインベストメンツ株式会社の経営者は成田洋氏

「オーナーズブック」の運営会社・ロードスターインベストメンツの代表は、成田洋氏です。
東京大学法学部卒。ファイナンシャル・セキュリティ・アシュアランス・インクにてキャリアをスタート。2009年よりタッチストーン・キャピタル・マネージメントにて不動産投資に係るアセット・マネジメント業務に従事。海外機関投資家による不動産投資のサポート業務を中心に、1,000億円超の不動産投資案件に関与。2014年7月にロードスターキャピタル株式会社に入社。以来OwnersBookの運営に携わる。
参照:主要メンバー| 企業情報 | ロードスターキャピタル株式会社

タッチストーン・キャピタル・マネージメントは国内外の投資家を対象に不動産投資のマネジメントを行う会社です。成田氏はここで大型の不動産案件を手掛け、その後ロードスターキャピタルに入社しています。

親会社・ロードスターキャピタルの経営者は岩野達志氏

なお、親会社であるロードスターキャピタルの代表を務めるのは岩野達志氏です。岩野氏は、ゴールドマンサックス・リアルティ・ジャパンで自己投資・運用ファンドの不動産取得部門・アセットマネジメント部門を担当した後、ロックポイントマネジメントジャパンLLCでは、エクイティ500億円以上、案件総額3,000億円以上を実行した実績を持ちます。「オーナーズブック」のサービスサイトに、

『OwnersBook』の運営を行うロードスターグループのメンバーの多くは、1990年代後半以降、投資銀行・投資ファンド・アセットマネジメント会社等で証券化をはじめとする不動産金融業の最前線で長年キャリアを積み、経験を積み上げてきた不動産実務のプロフェッショナルです。
参照:会社紹介 | ソーシャルレンディング・クラウドファンディングで不動産投資 OwnersBook

とあるように、成田氏・岩野氏ともに、不動産分野で文字通り圧倒的な実績を持つ人物です。「オーナーズブック」での各プロジェクトにおける物件選定の確実性・運用の安定性に大きな影響を与えていると考えられ、高い信頼感があります。

オーナーズブック(OwnersBook)の6つの特徴

ここでは、オーナーズブックの特徴を紹介します。

  • 運営会社が上場企業の関連会社で安心感がある
  • 専門人材による目利きと独自のフローによる物件掲載
  • 圧倒的な運用実績
  • 貸付型案件は全案件に不動産担保が付く
  • 株主優待用の投資枠が用意されている
  • 初めての投資家にやさしい制度がある

それでは以下で詳しく見ていきましょう。

特徴1.運営会社が上場企業の関連会社で安心感がある

オーナーズブックの運営会社・ロードスターインベストメンツは、東証プライム市場に上場するロードスターキャピタルの子会社です。日本における不動産テック市場でのトップランナーの1つであり、経営面で大きな安心感があります。

特徴2.専門人材による目利きと独自のフローによる物件掲載

オーナーズブックの掲載フロー経営陣・スタッフに不動産・金融の専門人材が揃っていることも「オーナーズブック」の大きな強みです。そして実際の不動産取得の現場では不動産鑑定士を含む、不動産分野のエキスパートが厳選した物件を選定しており、さらに物件はグループ会社評価・外部評価も踏まえた上で「オーナーズブック」に掲載する、という独自のフローを採用しています。

ソーシャルレンディングでは融資先の情報を必ずしも明示しなくてもよいことになっていますが、「オーナーズブック」では融資先を公開しており透明性が高いため投資判断の面で大きなメリットがあります。

特徴3.圧倒的な運用実績

「オーナーズブック」は2014年9月からスタートした国内初の不動産特化型のソーシャルレンディングサービスです。累計投資額は493億円を超えており、国内トップクラスの運用実績を誇ります。投資実行案件(ファンド)の数は300を超えますが、そのうち元本割れは1件もなく、返済遅延が1件あるのみとなっており、長い歴史のなかでも非常に確実性の高い運用がなされてきたことがうかがえます。※数字はいずれも2024年4月末現在

特徴4.貸付型案件は全案件に不動産担保が付く

「オーナーズブック」の貸付型案件は、100%不動産担保付きです。これにより、万が一融資先が債務不履行となったときでも、担保に入れている不動産物件を売却することでその資金を元手に投資家へ出資金を返金することが可能になります。結果として出資金に対する元本毀損リスクを抑えることができるため、投資家にとっては大きなメリットがあります。

また、担保不動産の評価額は、グループ会社評価(ロードスターグループの不動産鑑定士による市場価値の精査)に加え、外部の専門家による評価のダブルチェックを経て算出しており、評価額に関して高い精度が期待でき、その意味でも担保への安心感があります。

特徴5.株主優待用の投資枠が用意されている

「オーナーズブック」では貸付型案件とエクイティ型案件の投資枠の一部に、一定の基準を満たした「ロードスターキャピタル株式会社(証券コード3482)」の株主へ提供する「株主優待用投資枠」が用意されています。申込日時や申込金額の上限に関しては会員メールでも通知されますが、次の条件のいずれかを満たす人は申し込みの権利を取得できます。
直近の優待基準日(6月30日および12月31日)、およびその前の優待基準日において、連続して保有株式数1,000株以上として株主名簿に記載されていること
直近の優待基準日において2021年1月1日以降で初めて保有株式数1,000株以上として株主名簿に記載されること
参照:ロードスターキャピタル株主優待制度

しかも、同案件に株主優待用投資枠と全投資家枠がある場合には両方の枠を申し込むことができます。

特徴6.初めての投資家にやさしい制度がある

「オーナーズブック」では「はじめて枠」という制度を導入しています。

「はじめて枠」とは、OwnersBookが提供する投資枠の一部を、はじめて投資される投資家様に提供する枠のことです。
参照:案件募集に関する「はじめて枠」導入のお知らせ 

 「オーナーズブック」に登録後、初めて投資する投資家専用の投資枠が設けられるということで、初心者にはうれしいサービスとなっています。ちなみに、「はじめて枠」に申し込んでも落選した場合は「1度」にカウントされないため、当選するまで「はじめて枠」を利用可能です。 

 また、「はじめて枠」対象者は同じ案件で「はじめて枠」と通常枠の両方に申し込みが可能なので、2度申し込める点も大きなメリットといえます。その他、細かい利用方法などは「初めて枠」に関するよくある質問にありますので、確認してみるとよいでしょう。

オーナーズブック(OwnersBook)の3つの注意点

続いて、「オーナーズブック」を利用するうえでの注意点とデメリットも把握しておきましょう。

  1. 少ないが返済遅延が発生している
  2. 運用期間が比較的長い
  3. 最終ログイン日から3カ月経過すると強制出金になる

それでは以下で詳しく見ていきましょう。

注意点1.少ないが返済遅延が発生している

「オーナーズブック」では、2019年9月13日に募集された「大阪市中央区ホテル素地第1号第1回」において返済遅延が発生しています。当該ファンドは、募集総額7億5,000万円、予定利回り5%、予定運用期間19カ月にて運用を開始したものの、新型コロナウイルスによる影響も受けたことで償還予定日の2021年4月20日に投資家へ出資金の返還が行われず、2023年11月にようやく売買契約が締結されています。

ソーシャルレンディングは複数の投資家から集めた出資金を企業等に対して融資する仕組みです。運営事業者は、独自の審査基準で融資を希望する企業等の審査を行った上でファンドを組成しますが、返済遅延が起こるリスクはゼロではありません。よって、ソーシャルレンディングへの投資は、さまざまなリスクがあることを念頭に置いたうえで行うようにしましょう。

注意点2.運用期間が比較的長い

「オーナーズブック」の案件は運用期間が比較的長めに設定されているのが特徴です。原則、中途解約ができないので、資金がロックされるというデメリットがあります。ただし、運用期間が長いファンドは、その期間ほったらかしで運用できるというメリットもあるため、投資スタイルによっては一概にデメリットともいえません。

注意点3.最終ログイン日から3カ月経過で強制出金になる

「オーナーズブック」では、最終ログインから3カ月経過した場合に投資口座の資金が強制出金(預り金払戻し)となります。また、その際に330円の出金手数料がかかってしまうため注意が必要です。最低3カ月に一回ログインか投資口座へ入金を行えば強制出金にはならないので、強制払戻しを避けたい人は、定期的なログインを忘れないようにしましょう。

オーナーズブック(OwnersBook)で実施中のキャンペーンは?

「オーナーズブック」では、2024年7月9日現在、実施しているキャンペーンはありません。キャンペーン情報が更新され次第、こちらでお知らせしていきます。

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オーナーズブック(OwnersBook)の評判・クチコミをチェック!

実際にオーナーズブックで投資している人のリアルな声をチェックしてみよう!

オーナーズブックのうれしい評判・クチコミ

ここでは、「オーナーズブック」のうれしい評判・クチコミを紹介します。利用者の意見で多いのは「利回りの高さ」や「親会社が上場企業である安心感」などの声でした。

オーナーズブックの残念な評判・クチコミ

続いて、残念な評判・クチコミを紹介します。特に多いのは「希望の案件に当選しない」や「出金事務手数料がかかる」という意見です。

オーナーズブック(OwnersBook)の評価は?編集部レビュー

ソーシャルレンディングサービスオーナーズブック(OwnersBook)」の特徴や評判・クチコミについて詳しく解説してきました。最後に、以下評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー です。なお、総合評価は評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります

オーナーズブックの評価


評価 S 経営基盤・実績ともに業界トップクラス。独自サービスもうれしい

「オーナーズブック」は長らく日本のソーシャルレンディング分野を牽引してきた、実績豊富なサービスです。運営会社が上場企業関連会社である点や経営陣の不動産に関する高度な知見も信頼感につながっています。

それだけに「大阪市中央区ホテル素地第1号第1回」で発生した償還遅延は「あのオーナーズブックが……!?」と少なからず業界に衝撃を与えました。ただ逆にいえば、それだけ不動産の見極めは難しいということでもあります。こちらの案件についてはすでに回収は完了しているものの、遅延したぶんの期間損失は発生しています。

ちなみに、株主優待による優先投資枠や「はじめて枠」の設置など、うれしいサービスもあります。高い人気を誇るため当選が難しくなっている側面はありますが、ソーシャルレンディングによる投資を検討する際は、まず候補に挙げたい事業者の1つといえます。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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