みんなの年金の評判・特徴&辛口レビュー・評価

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#事業者レビュー #評価A #評判・クチコミ
すべてのファンドで想定利回り8%と高い収益性が魅力の不動産クラウドファンディングサービス「みんなの年金」をご紹介します。名前のとおり、年金のように2カ月に1回の配当支払いがあることが特徴です。

今回は、そんな「みんなの年金」の特徴や評判・クチコミについて紹介していきます。最後には編集部独自の評価・レビューも掲載しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。

「みんなの年金」編集部の独自評価・レビューを見る

みんなの年金とは?

まずは「みんなの年金」の概要から見ていきましょう。

サービス名 みんなの年金
初回募集開始 2021年3月1日
想定利回り(年利換算) 8%
最低投資額 10万円
募集方式 先着式/抽選式
優先劣後方式 あり(劣後出資割合 9.09%〜20.31%)
中途解約 原則不可

みんなの年金のサービスの仕組み

みんなで大家さんの仕組み

「みんなの年金」は匿名組合型の不動産クラウドファンディングサービスです。投資家はファンドをとおして出資を行い、事業者はその資金で対象不動産を購入します。そして、事業者がその不動産の運用を行い、賃料や売却益を原資として出資額に応じた配当を支払う仕組みです。

ファンドタイプには、賃料収入を配当原資とするインカムゲイン型ファンドと、売却益を原資とするキャピタル型ファンド、その両方の特性を持つハイブリッド型ファンドが提供されています。また、配当の支払いが年金と同じく隔月(2カ月に1回)となっているのも大きな特徴です。

\さっそく「みんなの年金」をチェック/

みんなの年金の詳細ページ

みんなの年金の運営会社・経営者

「みんなの年金」を運営するのは株式会社ネクサスエージェントです。

会社名 株式会社ネクサスエージェント
所在地 〒105-0004 東京都港区新橋1丁目11番7号 新橋センタープレイス3F(東京本社)

〒542-0082 大阪府大阪市中央区島之内1丁目21番19号オリエンタル堺筋ビル4F(大阪本店)
設立 2016年1月27日
代表 代表取締役社長 岩田講典
資本金 1億円
登録免許 不動産特定共同事業:大阪府知事 第14号(第1号、第2号、電子取引業務)
賃貸住宅管理業登録番号:国土交通大臣(2)第2536号
宅建免許番号:国土交通大臣(2)第9256号
上場/非上場 非上場

株式会社ネクサスエージェントは、ミッションに「不動産を通じて価値を提供し、世界を変えていく」というメッセージを掲げ、不動産流通WEBサービスブランド「イエリーチ」シリーズの運営や、今回紹介する「みんなの年金」の運営などを手掛ける不動産運用コンサルティングの会社です。

株式会社ネクサスエージェントの代表は岩田講典氏

株式会社ネクサスエージェントの代表取締役社長は岩田講典氏です。1992年、大阪に生まれた岩田氏は、16歳の2008年に白血病の診断を受け、以降再発や骨髄移植も経て約4年もの闘病生活を強いられます。

退院後、東京で不動産投資営業の職に就いて業界のノウハウを学び、2016年大阪に戻り、闘病生活中に出会った友人とともに株式会社ネクサスエージェントを設立。2023年2月には本社を東京に移し、さらに事業の拡大を図っています。

【注意】「みんなの大家さん」は無関係

2024年6月、不動産小口化商品サービスの「みんなで大家さん」が大阪府・東京都から行政処分を受けるというニュースがありました。これを受けて「みんなの年金」では、「みんなで大家さん」とはまったくの無関係である旨を「お知らせ」として発表しています。

ほかにも「みんなdeマンション経営」や「みんなでシェアファンド」といった「みんな」系サービスがありますが、いずれも「みんなで大家さん」とは一切無関係です

みんなの年金の5つの特徴

「みんなの年金」の主な特徴は以下の5点です。
  1. 利回りはすべて8.0%
  2. 2カ月ごとに配当を受け取れる
  3. 家賃保証がある
  4. 信託保全を採用している
  5. 複数物件を組み入れたバルク型ファンドが選べる
それぞれ詳しくチェックしてみましょう。

特徴1.利回りはすべて8.0%

「みんなの年金」が提供するファンドでは、資産価値が下がりにくい東京・名古屋・大阪・福岡といった大都市圏の区分マンションをメインの対象不動産としています。

そして、これらのファンドは2024年7月時点で90件にも上りますが、そのすべてのファンドで想定利回り8%となっています。これまでに配当の遅延や元本割れは発生しておらず、高い収益性と安定性を両立させています。

特徴2.2カ月ごとに配当を受け取れる

「みんなの年金」は、その名前の通り、老後の年金のような運用が可能なサービスです。配当が2カ月ごとにあり、奇数月にお金を受け取ることができます。

公的年金では偶数月に振り込まれるようになっているため、「みんなの年金」の運用を組み合わせることで、毎月収入を得ることができるようになります。

特徴3.家賃保証がある

「みんなの年金」では、賃料収入を配当原資とするインカムゲイン型ファンドと、賃貸の後に売却を行い、賃料に加えて売却益も狙うハイブリッド型ファンドの多くのケースで家賃保証をつけています。

家賃保証があることで、仮に運用中に空室が出たとしても収益が下がるリスクを回避できます。

特徴4.信託保全を採用している

みんなの年金の信託保全

 「みんなの年金」では、未出資金の管理に信託銀行を活用した分別管理「信託保全」を採用しています。信託保全は事業者自身と投資家の財産を区分する分別管理方法で、投資家から預かっている資金を信託銀行に預けることで、もし運営会社の破綻などが起きた際でも投資家の資産が守られることになります。

特徴5.複数物件を組み入れたバルク型ファンドが選べる

「みんなの年金」のファンドは、区分マンションを主な投資対象としていますが、中には複数の区分マンションを組み入れたバルク型のファンドも提供しています。

例えば「89号ファンド」では大阪のマンション1戸、京都のマンション2戸、福岡のマンション2戸の計5戸を組み入れたファンドとなっていました。1つのファンドに投資することで5つのマンションに投資することになり、これだけで一定のリスク分散をすることができます。

みんなの年金の注意点

「みんなの年金」には以下のような注意点もあります。
  1. 小規模のファンドが多い
  2. 最低投資額が10万円から
それぞれ詳しく説明します。

注意点1.小規模のファンドが多い

「みんなの年金」は、区分マンションをメインの投資対象にしていることから、全体的に小規模ファンドが多い点に注意が必要です。500万円前後の小型ファンドも多く、そのような場合は投資できる「枠」が限られ、応募倍率が高くなってしまうことがあります。

注意点2.最低投資金額が10万円から

「みんなの年金」では、多くのファンドで最低投資金額を10万円に設定しています。不動産クラウドファンディングでは1万円から投資できるサービスも多い中で、特に初心者にとってはやや高いハードルになる可能性があります。さらに、小型ファンドが多いために募集口数が数十口ということも珍しくありません

先述したバルク型ファンドでは4,000〜5,000万円規模のものもありますので、もしなかなか当選できないという場合は、大きめのファンドに狙いをつけてみるとよいでしょう。

みんなの年金で実施中のキャンペーンをチェック

2024年7月23日現在、「みんなの年金」はキャンペーンを実施していません。キャンペーンを情報が入り次第、こちらでお知らせいていきます。

\さっそく「みんなの年金」をチェック/

みんなの年金の詳細ページ

みんなの年金の評判・クチコミ

「みんなの年金」の利用者によるSNSでのクチコミから、サービス内容の評判をチェックしてみましょう。


クチコミをチェックしていきましょう~っ!
チェックチェックチェ~~ック!

うれしい評判・クチコミ

残念な評判・クチコミ

みんなの年金の評価は?編集部レビュー

不動産クラウドファンディングサービス「みんなの年金」の特徴や評判・クチコミを解説してきました。最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります

みんなの年金の評価
評価 A 上場企業の運営で経営は安心。利回りは低め

みんなの年金」は、すべてのファンドで8%の想定利回りを設定している収益性の高い不動産クラウドファンディングサービスです。

メインの投資対象となっているのが、東京や大阪、福岡といった都市部の区分マンションです。比較的資産価値が下がりにくいエリアを対象にしており、かつ多くのインカム型・ハイブリッド型ファンドでは家賃保証もついているため一定の安心感があります。

また、2カ月ごとに配当を受け取れるのも大きな特徴で、公的年金と組み合わせて運用することで老後に毎月収入を得ることも可能になります。

全体的にファンドの募集規模が小さく、かつ最低投資金額が10万円からとなっていることから募集口数は少なくなる傾向がありますが、現状の応募倍率は高くても3〜4倍にとどまっています。比較的大型のバルク型ファンドへの応募も行うことで、確度高く投資することができるでしょう。

\さっそく「みんなの年金」をチェック/

みんなの年金の詳細ページ

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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