LEVECHY(レベチー)の特徴と評判・クチコミ&辛口レビュー・評価

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2023年5月にサービスを開始した不動産クラウドファンディングサービス「LEVECHY(レベチー)」は、オフィスビルやマンション、土地などが投資対象となっており利回りは6〜10%と高めの水準です。

今回は、そんな「LEVECHY(レベチー)」の特徴や評判・クチコミ について紹介していきます。編集部独自の評価・レビューと投資する際の注意点も解説しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。

「LEVECHY(レベチー)」編集部の独自評価・レビューを見る

LEVECHY(レベチー)とは?

まずは「レベチー」の概要を説明します。

サービス名 LEVECHY(レベチー)
初回募集開始日 2023年6月6日
想定利回り(年利換算) 6.0〜10.0%
最低出資金額 1万円
募集方式 抽選式/先着式
優先劣後方式 あり(劣後出資割合1.6〜9.5%)
中途解約 原則不可

LEVECHY(レベチー)のサービスの仕組み

LEVECHYの仕組み「レベチー」は投資家から集めた資金で不動産を取得し、その運用利益や売却益を原資に元本の償還と配当の支払いをする不動産クラウドファンディングサービスです。

一般的な不動産クラウドファンディングサービスは不動産特定共同事業法(不特法)が定める1号・2号事業者であるのに対し、「レベチ―」は、3号・4号事業者です。

3号・4号事業者はファンド運用時に特別目的会社(SPC)を介在できるのが特徴です。その場合、運用不動産はSPCの資産となるため、万が一サービス運営会社が倒産したとしても債権回収の対象にならないのが大きなメリットです。

なお、対象物件は多くが首都圏のビルやマンション、土地となっています。運用による損失に備えて優先劣後方式を採用しています。募集は抽選式が多めですが、先着式のものもあります。配当は償還時に一括で支払われますが、運用期間が12カ月を超える場合は年に1回支払われる方式です。

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LEVECHY(レベチー)の運営会社・経営者

「レベチー」を運営するのはジャパン・プロパティーズ株式会社です。

会社名 ジャパンプロパティーズ株式会社
所在地 〒106-0032 東京都港区六本木6-7-10簗場ビル3F
設立 2012年1月11日
代表者 代表取締役 高 将司
資本金 1億円
登録免許 宅地建物取引業/東京都知事(3)第93935号
金融商品取引業/関東財務局長(金商)第2969号
(第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、電子募集取扱業務を行う)
不動産特定共同事業/金融庁長官・国土交通大臣第93号(電子取引業務を行う)
賃貸住宅管理業者/国土交通大臣(2)第1037号
貸金業者/東京都知事(1)第31814号
上場/非上場 非上場

ジャパンプロパティーズ株式会社は不動産フィンテックカンパニーとして、次のような業務を行なっています。
  • 不動産クラウドファンディングサービスの運営
  • 賃貸住宅・オフィスビル・店舗を管理するJP-BASEの運営
  • オフィスの賃貸仲介

ジャパンプロパティーズ株式会社の代表は高将司氏

ジャパンプロパティーズ株式会社の代表取締役は高将司氏です。高氏は、2006年に英国のサヴィルズ・ジャパン株式会社に入社し、オフィスのリース事業における日本マーケットの立ち上げに参画、同事業の基盤構築を行った人物です。

そして2012年にジャパンプロパティーズを設立し、同社の代表取締役に就任しています。

LEVECHY(レベチー)の4つの特徴

「レベチー」の主な特徴は以下の4点です。
  1. 複数のEXITシナリオで高収益を目指す運用方針
  2. 不動産のリース業務ノウハウを生かした物件取得
  3. 倒産隔離と信託保全でリスク軽減
  4. 大型案件が多数
それぞれ詳しくチェックしてみましょう。

特徴1.複数のEXITシナリオで高収益を目指す運用方針

「レベチー」のファンドは売却を前提にしたキャピタルゲイン型が中心ですが、売却に向けたシナリオが複数用意されており、その情報を詳しく公開しているのがユニークです。たとえば売却に向けたプランには以下のようなものがあります。
  • リース期間満了後にさまざまな出口戦略を立てられる物件を購入
  • リフォームなどでバリューアップして売却
  • 物件購入時に売却契約も締結しリスクを限定
  • 運用が難しい物件を割安で仕入れて有利に売却
たとえば一般の不動産会社では取得のハードルが高い店舗物件をリーズナブルな価格で取得することで、売却時に利益を出しやすくしているファンドなどがあります。

特徴2.不動産のリース業務ノウハウを生かした物件取得

「レベチー」を運営するジャパンプロパティーズ株式会社は2011年の創業から不動産のリース業務における豊富な実績があります。そのノウハウを生かした物件の取得や運用ができることが「レベチー」の評判のよさにつながっています。

物件の種類やエリアに応じてどのような需要があるのか、そして高収益を挙げるためのバリューアップの知見があり、物件選定の精度と適切な出口戦略の策定を可能にしています。

特徴3.倒産隔離と信託保全でリスク軽減

LEVECHYのリスク軽減
「レベチー」は、不動産特定共同事業3号・4号の許可を受けている事業者であるため、特別目的会社(SPC)を介在した運用が可能
で、ファンドはすべて倒産隔離によりリスクを軽減しています。投資家が出資しファンドで運用する不動産は運営会社の資産と切り離して保護されるので、万が一運営会社が倒産しても投資家の資産は保護されます

また投資家の出資金と投資家への分配金および元本の償還金は運営会社の口座とは別の信託銀行口座で管理されます。このような対策により投資家のリスクを軽減する仕組みがあるのは大きなメリットです。

特徴4.大型案件が多数

「レベチー」の大きな特徴の1つとなっているのが、大型案件をメインに扱っている点です。これまでに提供している案件では1号以外のすべてのファンドで募集金額が1億超えとなっており、8号ファンドは8億円を超える大型案件となっています。

募集金額が大きいほど投資枠を埋めるのが難しくなるため、特に新興サービスは小規模案件で実績を重ねるのが一般的ですが、「レベチー」は最初期から大きめの案件を提供しています。投資枠が大きくなることで投資のしやすさにつながります。

LEVECHY(レベチー)の2つの注意点

一方で「レベチー」で投資を行う上では以下のような注意点もあります。
  1. ファンドの運用実績が少ない
  2. 劣後出資割合が低め
それぞれ詳しく説明します。

注意点1.ファンドの運用実績が少ない

「レベチー」は2023年5月にサービスを開始したばかりで、ファンド実績はまだまだ多くはありません。ファンド募集実績は2024年2月時点で8件で、そのうち1件のファンドで償還・分配を済ませていますが運用は問題なく完了しています。

注意点2.劣後出資割合が低め

「レベチー」では、ファンド運用によって損失が出た場合に投資家の元本毀損リスクを軽減する「優先劣後方式」を採用していますが、その際の損失補填分となる劣後出資割合は10%に満たず、低めである点に注意しましょう。これは物件売却において損失が発生した場合、元本割れとなる可能性が高いことを意味します。

LEVECHY(レベチー)で実施中のキャンペーンをチェック

2024年5月9日現在、「レベチー」で実施中のキャンペーンはありません。情報が入り次第、こちらでお知らせをしていきます。

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LEVECHY(レベチー)の評判・クチコミ

「レベチー」の利用者によるSNSでのクチコミから、サービス内容の評判をチェックしてみましょう。

どんなクチコミがあるか楽しみ〜っ!
さっそく見ていくっぴ!

うれしい評判・クチコミ

残念な評判・クチコミ

LEVECHY(レベチー)の評価は?編集部レビュー

LEVECHY(レベチー)の特徴や評判・クチコミを解説してきました。最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります

レベチーの評判
評価 B 実績少ないが、首都圏の大規模な高利回り案件に魅力あり

「レベチ―」は、首都圏の物件を主な投資対象とした高利回りのファンドを提供する比較的新しい不動産クラウドファンディングサービスです。サービス開始間もない時期から億超えの大型案件を連発しており、注目を集めています。

ユニークなのが、キャピタル型案件で複数の出口戦略をあらかじめ公開していることです。売却までの道筋を見せることで、高利回りの説得力が増しており、投資判断時の安心感につながっています。

一方で投資する上で心配なのは劣後出資の割合が低い点でしょう。「レベチ―」ではキャピタル型案件がメインですが、投資の性質上、キャピタル型は利益が上振れしやすい反面、インカム型よりも損失が出やすいという特徴があります。

そのため、一定以上の劣後出資があると安心ですが、「レベチ―」では劣後出資は基本的に数%程度に抑えられています。倒産隔離の仕組みがあるので資産が完全にゼロになる可能性は低いですが、元本毀損リスクはやや高めであるといえます。

首都圏の魅力的なプロジェクトが多く今後さらに期待したいサービスですが、リスクについて確認するのを忘れないようにしましょう。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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