ヤマワケエステートはポンジスキーム?詐欺で怪しい?10万投資した上で解説
公開日 2024/10/21
最終更新日 2025/06/14

高利回りで、人気サービスとなった不動産クラウドファンディング「ヤマワケエステート」。
そこで今回は、「ヤマワケエステート」は詐欺・ポンジスキームなのか、その真相について検証していきます。
この記事の要点まとめ |
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ヤマワケエステートの運営会社ウィキャピタルは公式で「当社の名前を語った詐欺に注意」と発表しています。
ウィキャピタルの名前を使い、SNSやLINEで詐欺行為をする人もいるようなので、注意しましょう。
3月に償還延長も発表されたヤマワケエステートですが、最近は以下の意見も見られています。
金曜日に投資していたヤマワケエステートの2案件が無事償還。
— メカ/kurakatsu (@ipomechanic) May 25, 2025
売却に手こずってる案件があるのも確かだけど全体的に見れば一握りって感じ。
ヤマワケエステート本日キチンと入金されました。
— しゅーちゃん (@syuchansyuhey) April 1, 2025
みんなゴチャゴチャ言ってるけど早期償還、入金もちゃんとされてます。
される方が多いんでないか?
大丈夫っす!自分も昔3件遅延になりましたけど戻ってきました、信じた者勝ちです😤
— タロウ@ソシャレン・クラファン投資家 (@viviri_man) March 29, 2025
この現状できっちり新ファンド出してくるヤマワケエステートについては、正直評価したい気持ちがある。
— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) March 18, 2025
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危険?ヤマワケエステートとは
「ヤマワケエステート」は2023年10月にサービスを開始した不動産クラウドファンディングサービスです。
「利回り8%未満(年利換算)」の案件は出さないという方針のもと、当初より非常に高い利回りの案件を連発。
一躍人気サービスへと成長しました。
>>ヤマワケエステートの本当の評判&高利回りの理由を解説
投資詐欺「ポンジスキーム」とは
新しい投資家から集めた出資金を利用して既存の投資家に配当を支払う仕組み。
先行して投資した出資者は利益を得ることができます。
しかし、新規投資家の増加が鈍化すると配当を支払うことができなくなり一気に破綻します。
持続不可能な構造を持っているのが特徴です。(詳細は、以下の動画でどうぞ)
ポンジスキームの特徴:トラブル発生
実際には集めたお金によるビジネスは一切行われません。
しかし、投資家にはそれを確認する術がありません。
後発組ほど損をしがち
特に最初のうちは実際に配当が入ってくるため参加した人が信用しやすいという特徴があります。
配当の原資が「ビジネスによるリターン」ではなく「新規投資家の出資金」です。
そのため、新規投資家を集められなくなった時点で破綻します。
ポンジスキームでは参加者が損をする
多くのケースでは、案件の提供者はシステムが破綻する前に集めた資金を持って逃亡を図ります。
そのため、ポンジスキームの案件に参加した多くの人は、損失を被ることになります。
特に後期に参加した人ほど損失は大きくなります。
>>炎上中のヤマワケエステート騒動とは?親会社の優待廃止などを解説
【検証】ヤマワケエステートは詐欺・ポンジスキームなのか
ネット上では、その異次元の利回りの高さから「ヤマワケエステートはポンジスキームなのでは?」という噂も飛び交っています。一般的に、ポンジスキームによる投資詐欺には以下のような傾向があるといわれています。
- ・高リターンの約束
- ・配当が安定しすぎている
- ・不明瞭なビジネスモデル
- ・紹介制やクローズドな勧誘
- ・紹介報酬の強調
- ・早急な決断を求められる
- ・規制当局の認可が不透明
上記を踏まえて、「ヤマワケエステート」のサービスが当てはまっているか、見ていきましょう。
1.高リターンの約束【当てはまらない】
投資にはリスクが伴うものであり、リスクなく高いリターンを得ることは通常はできません。
「ヤマワケエステート」は、全ファンドの平均で14%を超える想定利回りを設定しており、それが人気の理由となっています。
>>【20以上使い比較】本当におすすめな不動産クラウドファンディング9選
ヤマワケで元本割れの可能性もある
しかしながら、「ヤマワケエステート」サービス利用規約の「7.リスクに関する事項」で以下のような記述があります。
本事業者の業務または財産の状況の変化を直接の原因として元本欠損が生じるおそれがあります。
価格変動リスク、信用リスク、その他リスクの顕在化による損失が生じる蓋然性があります。引用:サービス利用規約|ヤマワケエステート
2.配当が安定しすぎている【ある意味当てはまる】
ポンジスキームは、市場や事業からのリターンではなく新規投資者からの資金で配当を支払います。
そのため、上記のような謳い文句が可能になります。
実際のところ、株式投資や事業に対する投資案件であれば、上記のようなことはあり得ません。
業界全体で配当は安定しているが、償還延期・遅延も発生
ただし、一般的に不動産クラウドファンディングという投資商品自体が「市場が不安定でも安定した配当を受け取れる」という特性を持っています。
しかし、現状は不動産クラウドファンディング業界全体で配当は安定しているといえます。
これは、「ヤマワケエステート」に限ったものではありません。
筆者はヤマワケエステートなど、いろんな不動産クラファンに投資し、一度も損せず利益を出せています。
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3.不明瞭なビジネスモデル【当てはまらない】
ポンジスキームでは、しばしばどのように利益を生み出しているか不明瞭です。
あるいはビジネスモデルが複雑すぎて理解しにくいケースが散見されます。
そのような投資案件は非常に危険であるといえます。
またファンドごとに投資先の不動産情報も明記しています。
この点においても「不明瞭なビジネスモデル」には当たりません。
4.紹介制やクローズドな勧誘【当てはまらない】
これは信頼感を利用して参加者を増やすための手口として利用されます。
「ヤマワケエステート」を含む不動産クラウドファンディングは、インターネットを介したオープンなプラットフォーム。
「限られた人だけに提供される」といったものではありません。
5.紹介報酬の強調【当てはまらない】
「ヤマワケエステート」では投資家の紹介によって報酬が支払われるシステムやキャンペーンは過去を含めても行っていません。
なお、不動産クラウドファンディングサービスの中には「お友達紹介キャンペーン」などを行っているところもあります。
しかし、ビジネスが明瞭である点でポンジスキームとは大きく異なります。
6.早急な決断を求められる【当てはまらない】
これはポンジスキームでの典型的な勧誘手法。
最大限に警戒すべきサインといえます。
「ヤマワケエステート」での投資の判断は完全に投資家に委ねられています。
プラットフォーム側から早急な決断を求められるようなことはないため、これも当てはまりません。
7.規制当局の認可が不透明【当てはまらない】
しかし、金融規制当局による認可がない場合、無許可での違法な投資活動である可能性が非常に高いといえます。
一方の「ヤマワケエステート」は、不動産特定共同事業の第1号事業、第2号事業の認可を受けた不動産特定 共同事業者。
金融庁が公表している「不動産特定共同事業者許可一覧」にも正式に記載されており、これも当てはまりません。
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— タロウ@ソシャレン・クラファン投資家 (@viviri_man) March 29, 2025
なぜヤマワケエステートは「詐欺」「ポンジスキーム」といわれる?
上記のことから、「ヤマワケエステート」がポンジスキームである可能性は現時点では低いといえます。それには以下のような理由があると考えられます。
1.利回りが高すぎる
「ヤマワケエステート」が提供するファンドの想定利回りは、14%以上となっています。
これは一般的な不動産クラウドファンディングの水準である3~7%を大幅に上回ります。
過去には、84.6%という非常に高い利回りを謳ったファンドも提供されました。
(実際には95%に、上振れ配当されています)
高利回りにはリスクもある
高利回りであることは投資家にとって魅力的に見えます。
しかし、一般的に、相応にリスクも高まります。
そのため、これが「怪しい」「ポンジスキームなのでは?」といった疑いを生む一因となっています。
2.サービスを開始して間もないのに大規模な資金を集めている
開始1年半で累計420億円以上を集めています。
これは不動産クラウドファンディングにおいては異例のハイペースであるといえます。
ポンジスキームは、新規の投資を募ることで、その資金を配当に回すスキーム。
そのため、短期間で大規模な資金を集めていることは、「ヤマワケエステート」がポンジスキームを疑われる要因になっていると思われます。
3.実績が少ない(と思われている)
「ヤマワケエステート」は、2025年3月時点で190件以上のファンド提供があります。
そのうち90件以上が運用を終了し、元本割れはゼロです。
比較的若いサービスであるため実績が少ないと思われがちです。
しかし、すでにかなりの実績を出していると考えることもできます。
【追記】今後問題が発生するかもしれない
ヤマワケエステートでは2025年3月、償還遅延を発表しました。とはいえ、その後は遅延などがありません。
金曜日に投資していたヤマワケエステートの2案件が無事償還。
— メカ/kurakatsu (@ipomechanic) May 25, 2025
売却に手こずってる案件があるのも確かだけど全体的に見れば一握りって感じ。
ヤマワケエステート本日キチンと入金されました。
— しゅーちゃん (@syuchansyuhey) April 1, 2025
みんなゴチャゴチャ言ってるけど早期償還、入金もちゃんとされてます。
される方が多いんでないか?
この現状できっちり新ファンド出してくるヤマワケエステートについては、正直評価したい気持ちがある。
— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) March 18, 2025
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\無料で500円もらう/ヤマワケエステートがポンジスキームである証拠はない
不動産クラウドファンディングでは群を抜く高利回りであることや、短期間で大規模な資金を集めていることなどから、ポンジスキームを疑う声が挙がっています。
しかし、現時点ではそれを裏付ける証拠はありません。
これまで元本割れゼロの実績
また、ここまでファンドの運用に関しても問題は起きておらず、順調な運営が続いている状況です。
※【追記】これまで書いてきた通り、問題が起きる可能性も出てきました。
「ヤマワケエステート」がポンジスキームでないと断定はできません。
ただ、ひとまず「ポンジスキームの可能性は低い」といってよいでしょう。
高利回りな投資には注意
詐欺であるか否かとはまったく別の問題として、高利回りには相応のリスクがあります。
これは投資をする上での大前提として理解しておく必要があります。
「ヤマワケエステート」に限ったことではありません。
そのリスクを踏まえた上で、慎重に投資判断をすることが非常に大切です。
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