1億円以上投資してきた私がクラファンのファンドで損を回避するために見ている項目を解説
公開日 2026/06/02
最終更新日 2026/06/02
高利回りのファンドを選ぶ際、リスクに対して慎重になる方は多いはずです。
「利回りは魅力的だけど、リスクはなるべく抑えたい」というのが投資家の本音でしょう。
そこで今回は、投資型クラウドファンディングに1億円以上を投資してきたゴクラク編集長の鈴木が、
ファンド選びで大切にしている「独自のチェック項目」をまとめました。
結論、投資を成功させる鍵は、プロジェクトの特性と社会的背景を客観的なデータに基づいて把握することです。
表面的な数字や魅力的な謳い文句だけでなく、事業スキームを正確に理解しなければなりません。
私が実際の投資判断で「どこを、どのような根拠で見ているのか」を具体的に解説します。
これからどのファンドに投資しようか迷っている方は、ぜひ最後までお読みください。
- ・契約書を読み込み、運用延長などの項目をチェックする
- ・立ち退き交渉など、予測が難しい「リスク」を考慮する
- ・運用期間の長さと「償還までの空白期間」から資金効率を見極める
- ・税制改正や補助金など、制度による需要を評価する
- ・自身のライフプランから逆算し、機会損失を生まない投資額を設定する
Step 1. 契約成立前書面(PDF)で想定されるリスクを洗い出す
投資において「リスクの客観的な把握」は非常に重要な基本ルールです。
Webサイトの「年利〇%」というリターンに目を向けることは大切です。
しかし同時に、「契約成立前書面(PDF)」を必ず確認してください。
ここには、事業者のリスク対策や契約上の留意点が詳細に記載されています。
① 事業者のリスク負担割合(優先劣後)の妥当性
投資家の元本を保護するための「優先劣後方式」は、ファンドのリスク耐性を測る指標の一つです。
対象不動産の評価額が下落した際、まずは事業者の出資分(劣後出資)から損失を負担する仕組みです。
一般的には、この割合が10%〜30%程度に設定されていれば、一定のクッションとして機能すると考えられます。
5%以下の劣後出資割合には注意
しかしファンドによっては、この割合が数%と低めに設定されているケースも存在します。
劣後出資割合が少ない場合、不動産価格の下落が投資家の元本に影響を及ぼす可能性が高くなります。
利回りだけでなく、この割合を客観的に評価することが大切です。
② 建築工事や行政手続きに関するスケジュールの不確実性
ファンドによっては「建築工事」「行政の許可」などが絡むものもあります。