投資信託ゴルプラの掲示板などでの評価は?デメリットやリスク、手数料も解説

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「ゴルプラって実際どうなの?」

「掲示板や口コミで“危ない”“おすすめ”って言われてるけど本当?」

このような疑問を持つ方のために、この記事ではTracers S&P500ゴールドプラス(通称:ゴルプラ)を解説。

評判・デメリット・手数料・リスクを整理してわかりやすく紹介します。

ゴルプラとは?基本情報と仕組み

ゴルプラは、米国の株価指数「S&P500」と金(ゴールド)の先物を組み合わせたレバレッジ型の投資信託です。

株と金という異なる資産を併用することで、リスクを分散しながらリターンを狙う構成になっています。

運用会社はアモーヴァアセットマネジメント。

純資産に対しておよそ2倍の投資効果を生み出す仕組みを持ち、上昇相場では大きなリターンを狙いやすい点が特徴です。

掲示板での口コミ・評判

次に、投資家の口コミや掲示板での意見をもとに、ゴルプラの評価を整理します。

ゴルプラの良い評価・口コミ

以下、掲示板やSNSなどで見られる声。

「株価が下がった時に金が支えてくれるのが心強い。」

「少額から始められて、株と金のバランスが魅力的。」

「信託報酬が低めで、長期運用もしやすい。」

このように、分散効果や手数料面を評価する声が見られます。

悪い評価・口コミ

一方、以下のような声もあります。

「レバレッジだから下げ相場が怖い。」

「まだ運用実績が短く、データが少ない。」

「金と株の動きが想定よりかみ合わず、リターンが伸びない時もある。」

特にレバレッジによる値動きの大きさや、運用実績の少なさを懸念する意見もあります。

ゴルプラ(Tracers S&P500ゴールドプラス)のメリット

ここでは、投資家から評価されているゴルプラの主なメリットを紹介します。

上昇相場での高いリターン

ゴルプラは株式と金を組み合わせたうえで、レバレッジ効果を利用しています。

そのため、米国株が好調な局面では通常のインデックスファンドより高いリターンが期待できます。

分散効果で下落時の耐性も

株式と金は一般的に逆相関の関係にあるため、株が下がったときに金が価格を支えるケースがあります。

この仕組みにより、S&P500単独よりも値動きが安定することが期待されています。

信託報酬が低めでコストを抑えやすい

信託報酬は年率約0.1991%と、レバレッジ型投資信託としては比較的低コストです。

販売手数料や信託財産留保額も無料設定の金融機関が多く、コストを抑えて運用できます。

ゴルプラのデメリット・リスク

メリットの裏にはリスクもあります。

ここでは投資前に必ず押さえておきたい注意点をまとめます。

レバレッジによる損失拡大リスク

ゴルプラは2倍程度のレバレッジをかけているため、上昇局面ではリターンが大きい一方で、下落時の損失も拡大します。

指数が10%下がると、基準価額が20%以上も下がることもあります。

横ばい相場で基準価額が減りやすいリスク

レバレッジ型の投資信託は、相場が上がったり下がったりを繰り返すと、そのたびに少しずつ基準価額が下がっていく傾向があります。

特に相場が長期間横ばいの状態が続くと、値動きの影響でじわじわと基準価額が減っていきます。

思ったより利益が出にくくなる点に注意が必要です。

運用実績が浅く、下落局面のデータが少ない

2022年8月に設定された新しい商品であるため、長期的な実績や不況時の動きがまだ十分に検証されていません。

「上がっている時期しかデータがない」という点は、リスクと捉えるべきでしょう。

短期金利や為替の影響を受けやすい

先物取引を使う仕組み上、米国の短期金利や為替変動によってコストが変動します。

金利上昇局面では想定より運用効率が悪化する可能性もあります。

NISA非対応

ゴルプラは多くの証券会社で「つみたてNISA」や「新NISA」の対象外です。

そのため、NISA枠を活用したい初心者投資家にはやや扱いづらい点があります。

投資信託ゴルプラの手数料・コストの詳細

そもそも投資信託のコストは長期的にリターンへ影響するため、事前に確認しておきましょう。

以下、ゴルプラの手数料です。

・購入手数料:無料(ノーロード)

・信託報酬:年率約0.1991%

・信託財産留保額:なし

一般的なレバレッジ型ファンドの信託報酬が0.3〜0.6%であることを考えると、コストは抑えられています。

ゴルプラはどんな人におすすめ?

ゴルプラは「株と金の分散を活かしつつ、積極的にリターンを狙いたい人」に向いています。

一方で、短期的な値動きに弱い人や安定運用を重視する人には向きません。

ゴルプラが向いている具体的な人

ゴルプラが向いている具体的な人は以下の通り。

・S&P500をベースにしつつ、金でリスクを分散したい人。

・中上級者でリスクを理解したうえで高リターンを狙いたい人。

・NISA枠を使い切り、サテライト運用で追加リターンを求めたい人。

ゴルプラをおすすめしない人

以下の人には、ゴルプラをおすすめしづらいので覚えておきましょう。

・投資初心者や、短期的な値動きが怖い人。

・つみたてNISAを中心に長期積立をしたい人。

・安定資産でコツコツ増やしたい人。

ゴルプラでよくある質問:Q&A

Q1:掲示板で「ゴルプラは危ない」と言われる理由は?

A:レバレッジ構造により、下落相場では損失が拡大するリスクがあるためです。

「仕組みを理解せずに買うのは危険」という意味で、リスクの高さが議論されています。

Q2:つみたてNISAで購入できますか?

A:多くの証券会社では非対応です。

新NISAの成長投資枠でも取り扱いがない場合があります。

Q3:今から買っても遅くない?

A:ゴルプラは相場次第で大きな値動きをするため、「タイミング投資」というよりも短中期のテーマ投資として検討するのがおすすめです。

米国株や金の動向を確認しながら分散投資することが重要です。

Q4:ゴルプラとゴルナスの違いは?比較するとどっちがいい?

Tracers S&P500ゴールドプラス(ゴルプラ)と、Tracers NASDAQ100ゴールドプラス(ゴルナス)は、どちらも「株+金」に2倍のレバレッジをかけた人気の投資信託です。

ゴルプラはS&P500を対象にしており、米国の代表的な500社に広く分散投資できます。

一方、ゴルナスはハイテク株中心のNASDAQ100が対象で、より値動きが大きく、高リターンを狙える反面、リスクも高めです。

どちらも信託報酬は低めですが、ゴルナスのほうがやや高く、NISAでは非対応です。

安定感を求めるならゴルプラ、積極的にリターンを狙いたいならゴルナスが向いています。

結論として、リスクを抑えて長く運用したい人はゴルプラ、高成長株で短中期の利益を狙いたい人はゴルナスを選ぶのが良いでしょう。

Tracers S&P500ゴールドプラス(ゴルプラ)まとめ

ゴルプラ(Tracers S&P500ゴールドプラス)は、株式と金という異なる資産を掛け合わせたレバレッジ型ファンドです。

上昇局面では高リターンを狙える一方で、下落相場では損失が拡大する可能性があります。

信託報酬は低くコスト面では優秀ですが、NISA非対応といったデメリットも理解しておく必要があります。

初心者はまず、王道のS&P500インデックスファンドなどで土台を作ったうえで検討するのがいいかもしれません。

免責事項:本記事は情報提供を目的としており、投資判断はご自身の責任で行ってください。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    不動産クラウドファンディング等の情報を提供しています。投資初心者の目線に立った運営を目指しています。記事は情報提供を目的としており、特定商品への投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにてリスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。

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