【最新速報】クオカードもらえておすすめ?株主優待の新設銘柄の一覧
公開日 2025/10/30
最終更新日 2025/10/30
 
            
          最近は、上場企業が新しく株主優待を導入する「優待新設」の発表が増えています。
新しい株主優待に参加できるか気になる方もいるでしょう。
この記事では、株主優待の新設とは何かをわかりやすく解説。
2025年8〜10月に発表された最新の新設銘柄を一覧で紹介します。
あわせて、見極めポイントやIR情報の探し方、注意すべき落とし穴についてもまとめました。
投資初心者の方でもすぐに理解できるよう、丁寧に整理しています。
- ・優待新設が活発化、デジタルギフトやBTC付与など内容が多様
- ・注目銘柄は「日本ナレッジ」「コンヴァノ」「note」など話題性が高い企業
- ・総合利回り(配当+優待)3〜5%以上を目安にチェック
- ・財務の健全性や継続実施の有無をIRで確認するのが鉄則
- ・記念実施や単年限定の優待は短期目的での投資に注意
株主優待の新設とは
株主優待の新設とは、これまで優待制度のなかった企業が、新たに株主優待制度を導入することです。
企業による株主優待新設の主な動機は、以下のとおりです。
- 商品の売上拡大を狙う 
- 企業の利益増大につなげ、株主への還元を充実させる 
- 企業のブランドイメージ向上で、株価や業績の上昇を狙う 
たとえばライフスタイルブランド「無印良品」を手がける良品計画(7453)は、2023年に株主優待を導入しました。
無印良品を含む対象店での買い物において、優待カードを提示すれば5%割引になる仕組みで、2024年8月からは、割引率が7%に上がっています。
このような取り組みは商品の売上拡大や、利益増大につながる可能性があるため、企業は株主優待新設を行うのです。
以上に限らず、そのほかの有名企業でも株主優待新設の動きがあります。
ただし、一度きりの記念実施で翌年以降は行わない場合もあるため、継続実施かどうかを確認しましょう。
最新の優待新設一覧(2025年8〜10月)
以下、今年に入ってから株主優待を新設した株・銘柄です。
| 日付 | 銘柄(コード) | 優待内容 | 権利月 | 必要株数 | メモ | 
|---|---|---|---|---|---|
| 2025/10/01 | 日本ナレッジ(5252) | QUOカード 1,000円 | 2026年3月 | 100株以上 | 記念実施のため継続性に注意。 | 
| 2025/09/29 | 暁飯島工業(1997) | 茨城県産品カタログギフト 4,000~1万2,000円相当 | 2月 | 300株以上(段階制) | 地域密着型の優待で注目を集めている。 | 
| 2025/09/25 | ROBOT PAYMENT(4374) | デジタルギフト 3,000円(記念) | 2026年3月 | 100株以上 | 創業記念の単年実施に留意。 | 
| 2025/09/19 | コンヴァノ(6574) | ビットコイン(BTC)1,000~5,000円相当/FASTNAIL割引券2,000~1万円分 | 3月・9月(※2026年は11月・3月) | 1,000株以上(個人株主、段階制) | デジタル資産と自社サービスを組み合わせた珍しい設計。 | 
| 2025/09/18 | ビートレンド(4020) | デジタルギフト 3,000円(1,000株以上は15,000円) | 12月 | 100株以上 | 段階制のため保有株数の確認が必要。 | 
| 2025/09/12 | 関通(9326) | プレミアム優待倶楽部ポイント(3,000~7万pt) | 2025年11月/2026年以降8月 | 初回700株以上 | 持株数に応じた段階制のため公式情報の確認が必要。 | 
| 2025/09/12 | シルバーライフ(9262) | 自社EC「ライフミール」商品券 500円分×10枚 | 1月 | 200株以上 | 優待再開。自社ECの体験型優待。 | 
| 2025/07/15 | 日宣(6543) | QUOカード 年1万円(各5,000円×年2回) | 2月・8月 | 300株以上(初回は継続条件なし/以降は半年以上) | 初回優待終了後は継続保有条件をともなう予定。 | 
| 2025/08/04 | 共和電業(6853) | QUOカード 2,000円/5,000円 | 12月 | 200株以上 | 2026年以降は、200株以上の継続保有が条件。 | 
| 2025/08/14 | チェンジホールディングス(3962) | デジタルギフト(6月・12月権利) | 6月・12月 | 300株以上 | 年2回権利で長期保有向き。 | 
| 2025/08/21 | トビラシステムズ(4441) | アプリ「トビラフォンモバイル」1年間無料 | 10月 | 100株以上 | 迷惑電話や迷惑メール対策のできる優待商品。 | 
| 2025/08/19 | note(5243) | noteポイント 3,000円分/6,000円分 | 11月 | 100株以上 | 自社サービスを還元するタイプの優待。 | 
| 2025/08/01 | サンケイリアルエステート投資法人(2972) | インターゲートホテルズ宿泊割引(5%OFF) | 2月、8月 | 1口以上 | 不動産投資信託を扱う企業ならではの割引優待。 | 
| 2025/10/15 | リップス(373A) | 自社オンラインギフト 5,000円相当 | 2026年8月 | 100株以上 | メンズビューティー商品を優待で試せる貴重な機会。 | 
※情報は2025年10月28日時点の内容です。実際の条件・権利月・株数は必ず最新のIRでご確認ください。
株主優待新設の「おすすめ」基準
株主優待を新設した株式について、チェックすべき項目をまとめます。
値下がりで損しないためにも見ておきましょう。
1. 総合利回りが高い
最初に確認すべき項目は、配当利回りと優待相当額を合わせた「総合利回り」です。
優待利回りだけで3%あれば、良質なサービスの可能性があります。
配当の利回りを合わせて、5%を超える場合は、内容を確認して候補に入れましょう。
QUOカードなど現金に近い優待は利回りが計算しやすく、比較にも向いています。
株式投資の情報サイトによっては、総合利回りランキングを公開しています。
上位に入る企業は、100%を超えることがあります。
企業の公式発表や情報サイトなど複数のソースを調べ、利回りの優れた株を探してみましょう。
2. 財務の安定性
株式を選ぶときは、財務の安定性をチェックしてください。
優待内容が魅力的でも、財務状況に問題のある株式は、損失につながる可能性があります。
話題性だけでなく、継続して優待を出せるか見極めてください。
株式の情報には決算情報や業績の推移など、財務状況につながる情報があります。
営業利益の安定や優待コストの負担が重くないかチェックしてください。
とくに赤字や業績変動が続く企業の優待新設は、慎重に考えましょう。
3. 個人株主向けの明確な方針
企業が優待を新設した場合、その方針を確かめましょう。
中期経営計画や決算資料に「個人株主の拡大」や「株主とのコミュニケーション強化」が記載されている企業は、長期的に制度を維持する傾向があります。
優待は特定年限りのケースもあり、毎年行われるとは限りません。
株主の拡大や還元強化、積極的なコミュニケーションなどを打ち出していない企業は、優待を新設してもその年限りの可能性があります。
さらに株主通信のわかりやすさや、問い合わせ対応の丁寧さも評価ポイントです。
情報発信の方法やサポート体制などから、株主に対する考えがわかるでしょう。
Q&A!疑問に回答
株主優待新設に関する疑問に答えます。
Q. 新設の発表だけで買ってもいい?
A. 優待内容だけでなく、株の値動きや財務状況なども確かめてから判断しましょう。
株式はあくまでも投資のため、損失のリスクに気をつけなければなりません。
また業績不振や企業の方針変更などで、優待の変更や廃止の場合もあります。
短期の値動きを狙うのか、落ち着いた後に中長期で保有するのかを明確にしてください。
「記念実施か恒常実施か」「基準日や必要株数」「株式の継続保有期間が条件に含まれているか」などをIRで確かめてから行動しましょう。
Q. QUOカードと自社商品、どちらが有利?
A.どちらが有利かは、投資家によります。
たとえばQUOカードは現金同等で使いやすく、利回りも計算しやすいです。
残高の範囲内なら、自分で好きな商品を選べます。
ライフスタイルに合わせて活用しやすいのが、QUOカードの魅力です。
一方、自社商品は自分の生活に合う商品なら、楽しく活用できます。
ただし商品が限定されているため、ライフスタイルに合わない可能性にも注意してください。
使いやすさ重視か、体験価値重視かで目当ての優待を決めましょう。
Q. 一覧情報はどこで確認できる?
A. まずは企業のIRサイトや適時開示を最優先で確認しましょう。
多くの企業は株主優待を新設すると、自社で公式発表します。
まとめサイトやSNSも便利ですが、誤情報が混じることもあるため、必ず公式発表で裏を取りましょう。
保有する株の企業の公式情報を調べ、優待情報を正確に把握してください。
株主優待の新設銘柄の一覧まとめ
株主優待の新設は注目を集めやすく、投資チャンスになることもあります。
ただし、記念実施や条件変更の可能性もあるため、常に最新のIRを確認し、制度の継続性と総合利回りを冷静に判断しましょう。
財務の健全性と優待の実用性を両立させ、自分の投資スタイルに合わせて優待を活用してください。
投資を行う際は、最新の企業IR・公式サイトで内容を確認しましょう。
 
     
          
           
          
           
          
           
          
           
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 
 
 
  