【評判・口コミ】ループイフダンやめとけ?大損する?儲からないかを解説
公開日 2025/11/26
最終更新日 2025/11/26
ループイフダンは、FXの値動きに合わせて自動で売買を繰り返す人気の自動売買ツールです。
設定がシンプルで初心者でも始めやすいです。
一方、相場状況によっては含み損が増えやすく「やめとけ」「儲からない」と言われることもあります。
この記事では、ループイフダンの仕組みをわかりやすく解説。
運営会社であるアイネット証券の安全性、メリット・デメリット、実際にやめた人の理由まで整理します。
これから始めるか迷っている人が「向いているかどうか」を判断できる内容になっています。
ぜひ参考にしてください。
- ・ループイフダンは、含み損を抱えやすく「やめとけ」と言われやすい
- ・一方向の急変動でロスカットに直結しやすい
- ・設定の自由度が低く、相場に合わせた微調整が難しい
- ・スプレッドが広めで短期売買だと「儲からない」原因になりやすい
- ・一攫千金は狙えず短期で大きく増やしたい人には不向き
- ・資金管理を誤ると長期でもトータル損失に終わるリスクがある
ループイフダンを運営するアイネット証券とは?
ここではループイフダンを提供しているアイネット証券の会社概要と安全性を整理します。
アイネット証券は、東京都に本社を置くFX専業の証券会社です。
金融庁登録の金融商品取引業者。
一定の資本要件や内部管理体制が整備されたうえで事業を行っています。
| 社名 | 株式会社アイネット証券(英文名:i-NET Securities Co., Ltd.) |
|---|---|
| 住所 | 〒100-6224 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 24階 |
| 設立 | 平成15年11月6日 |
| 登録番号 | 関東財務局長(金商)第11号 |
| 資本金 | 300,000,000円(平成30年3月27日現在) |
| 加入協会 | 一般社団法人 金融先物取引業協会(会員番号 第1158号) 一般社団法人 日本投資顧問業協会 |
分別管理あり、透明性のある運営
顧客資産は信託銀行による分別管理で保護。
万が一、会社側で問題が発生した場合でも顧客資産は原則として保護される仕組みになっています。
また金融庁の行政処分履歴や、直近の業務報告に関する情報も公開中。
透明性のある運営が行われていることが特徴です。
ループイフダンとは?仕組みを図解風に解説
ここでは、ループイフダンを図解で仕組みを説明します。
ループイフダンは「一定幅ごとに自動で売買を繰り返す」自動売買システムです。
たとえば、買い設定の場合、為替レートが指定値幅で下がるたびに自動で買いポジションを取ります。
反対に一定幅で上昇すると利益確定注文が実行されます。
売りと買いの注文はあらかじめ決められたルールに沿って行われるため、相場を常にチェックする必要がありません。
値幅を決め、通貨ペアを選び、最大ポジション数を設定すると、自動で売買を繰り返して利益を狙う仕組みです。
このロジックはレンジ相場に強い一方、一方向の相場ではポジションが積み上がり含み損が増える点に注意が必要です。
ループイフダンの評判・口コミ(良い・悪いを中立的に紹介)
ここでは、ループイフダンの評判・口コミを「良い評価」と「悪い評価」に分けて整理します。
良い評判・口コミ
ループイフダンの良い口コミでは
「設定が簡単」
「忙しくても自動で取引してくれる」
「スワップポイントが積み上がる」
など、初心者向けの扱いやすさを評価する声が目立ちます。
簡単に数クリックで始められ、初心者も始めやすい
ループイフダンでは、売買ロジックを一から作る必要がありません。
あらかじめ用意された売買プログラムを選ぶだけで運用を始められます。
純粋な裁量トレードよりもハードルが低いとの評価も。
スワップポイントも受け取りながら売買できる
また、レンジ相場が続いた局面では小刻みな利益を積み上げやすいです。
通貨ペアによってはスワップポイントも受け取りながら運用できます。
「コツコツ型の運用が性に合う」という声もあります。
悪い評判・口コミ
一方、「やめとけ」「儲からない」という否定的な口コミもあります。
それらは、急変動時の対応力の低さ・スプレッドの広さ・自由な設定ができない点に関するもの。
特に、為替が一方向に大きく動いた場面では、想定より多くのポジションを抱えます。
結果、ロスカットになったという体験談もあり、資金管理が甘い状態で始めると損失が出やすいです。
含み損に耐えるメンタルが必要
また「利益は積み上がるけど、含み損に耐える時間が長い」という感想も。
含み損にメンタルが耐えられない人にはストレスの大きい運用方法とされています。
ループイフダンのデメリット(やめとけと言われる理由)
ここではネットで批判されやすいポイントを整理します。
ループイフダンには明確な弱点があり、相場環境によっては損失が大きくなる可能性があります。
① 設定の自由度が低い
あらかじめ用意された売買ロジックしか選べず、細かくカスタムしたい人には不向きです。
相場状況に合わせて柔軟に動かしたい場合、他の自動売買ツールの方が適しているケースがあります。
② 含み損が大きくなりやすい
ループイフダンは値幅ごとに自動でポジションを追加するため、一方向の相場では含み損が増えやすくなります。
資金管理が不十分な状態で運用するとロスカットの可能性が高まり、大きな損失につながることがあります。
③ 一攫千金は狙えない
ループイフダンはコツコツ型の自動売買であり、短期で急激に利益を増やすタイプの運用ではありません。
短期で大きく儲けたい人には向かないと言えます。
④ スワップポイントのマイナスで損失が増える
ループイフダンでは、通貨ペアによってはスワップポイントがマイナスになる場合があります。
自動売買の特性上、ポジションを長期間保有し続けるケースが多いです。
そのため、マイナススワップが積み重なると、利益よりもコストが大きくなる可能性があります。
金利差の大きい通貨ペアではスワップ支払いが増えがち
特に、金利差が大きい通貨同士を選んだ場合、1日ごとにマイナススワップが発生します。
「利益は出ているのに、スワップで帳消しになる」
「長く持つほど損が増える」といった口コミもあります。
スワップの影響は見落とされやすいリスクのひとつです。
⑤ スプレッドが広めで手数料が高い
ループイフダンは裁量FXに比べてスプレッドが広めに設定されています。
そのため、実質的な取引コストが大きくなりやすいというデメリットがあります。
自動売買では細かい値幅で頻繁に売買が行われる設定もあります。
売買のぶんコスト負担が重くなる傾向があります。
マイナー通貨ペアではスプレッドが広くなりがち
また、通貨ペアによってはスプレッドがさらに広い場合もあります。
レンジ幅が狭い設定や小刻みな売買戦略と相性が悪いとされています。
運用前に通貨ペアごとのスプレッドと想定される売買回数を確認しておくことが重要です。
ループイフダンで失敗しないための注意点
ループイフダンは自動で取引してくれる便利な仕組み。
ですが、資金管理や設定を誤ると含み損が増えたりロスカットにつながるリスクがあります。
これまでのメリット・デメリットを踏まえ、運用前に必ず確認したい基本ポイントを丁寧にまとめました。
① 資金は余裕を持つ
ループイフダンは相場が一方向に動くとポジションが増えやすい仕組みです。
証拠金に余裕がないとロスカットに直結するため、口座残高の余力を多めに確保することが大切です。
② 値幅と最大ポジションを適切に設定する
狭い値幅は利益機会が増える一方、急落時にポジションが一気に増える原因になります。
値幅は広め、最大ポジションは控えめに設定しておくと、相場の急変でも資金が耐えやすくなります。
③ 損切りラインを決めておく
自動売買は含み損を抱えがちのため「どこまで許容するか」を事前に決めることが重要です。
決めたラインで一度ポジションを整理することで、想定外の損失が広がるのを防げます。
ループイフダンをやめた人の理由
ここでは、実際にループイフダンの運用をやめた人の声で多かった理由を、少し踏み込んで整理します。
① 含み損に耐えられなかった
ループイフダンは値動きに応じてポジションを増やしていく仕組み。
そのため、運用期間の多くで含み損を抱えやすい特徴があります。
特にレンジの上限や下限を大きく外れてしまったときは、評価損の金額が急に膨らみます。
含み損の数字を見るたびに不安になり、途中で運用をやめてしまったという声も見られます。
含み損が性格的に合わなかった人はやめる決断をする傾向にあります。
② ロスカットを経験した
ポジションが増え、強制ロスカットをきっかけに、ループイフダンをやめた人もいます。
特に、最大ポジション数を多めに設定していたり、値幅を狭く設定していたりした場合。
短時間でポジション数が増えやすく、思った以上に証拠金が増えます。
資金を多めに用意しロスカットを防ぐ
「チャートをあまり見なくていい」と安心していたところに急変動が重なり、ロスカットされていたという体験談もあります。
そのショックから自動売買自体をやめてしまうケースもあります。
このような失敗は、事前に余裕資金を厚めに用意しておくことで、ある程度は防ぎやすくなります。
③ 自動売買以外の投資へ乗り換えた
ループイフダンを運用したあと、株式投資や投資信託など、別の投資手法へシフトしたという人も少なくありません。
自動売買は一度設定すれば手間が少ないです。
一方で、日々のニュースや企業情報を調べるといった「自分で選ぶ楽しさ」はあまりないです。
前向きな意味で、ループイフダンをやめたケースも見られます。
④ カスタマイズ性が物足りなかった
ループイフダンは、あらかじめ用意された売買プログラムの中から選ぶタイプのサービス。
細かな条件分岐や独自ロジックを組み込みたい人にとっては自由度が物足りないと感じられます。
柔軟な自動売買ツールや裁量トレードへ関心が移ることがあります。
「もっと自分で組み立てたい」というタイプの投資家は、別の自動売買サービスや裁量トレードに移行する傾向があります。
ループイフダンの特徴6選
ここではループイフダンの主要な特徴を6つに絞って紹介します。
① 1,000通貨から取引可能
ループイフダンは1,000通貨単位で取引できるため、数千円と少額から自動売買を試したい人に使いやすいです。
初心者でも資金負担を抑えながら運用を始められる点が評価されています。
② 20種類以上の通貨ペアに対応
主要通貨以外にも高金利通貨など複数の選択肢があります。
スワップポイントを受け取りながら運用できる通貨ペアも選べます。
複数の通貨を組み合わせて分散する運用も検討できます。
③ 受け取れるスワップポイントが比較的高め
通貨ペアによってはスワップポイントを受け取れるため、長期運用では利益の一部として期待できます。
ただしスワップは日によって変更されるため、必ず最新情報を確認することが重要です。
⑤ 証拠金維持率100%でロスカット
証拠金維持率が100%を下回るとロスカットが実行されます。
これは一般的な裁量FXと比べても厳しめの設定であり、安全に運用するためには余裕を持った資金管理が必須です。
⑥ 初心者でも自動売買が簡単にできる
設定がシンプルで、複雑なロジックを自分で考える必要がありません。
操作性がわかりやすく、時間のない人でも運用を続けやすい点が評価されています。
ループイフダンのメリット(初心者目線で整理)
ここではループイフダンのメリットをまとめます。
-
設定が簡単で専門知識がなくても始められる。
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チャートを常時確認しなくても自動で売買が行われる。
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レンジ相場で利益が積み上がりやすい。
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スワップポイントを受け取りながら運用できる通貨ペアがある。
-
比較的大きな資金でもシステムが安定して動作する。
ループイフダンが向いている人・おすすめしない人
ここではループイフダンの特性をもとに、どんな人に向くかを整理します。
FX自動売買ループイフダンが向いている人
-
自動売買でコツコツ利益を積み上げたい人。
-
時間がなく相場を頻繁に見られない人。
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レンジ相場が多い通貨ペアで運用したい人。
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資金管理に余裕があり、含み損に耐えられる人。
おすすめしない、やめたほうがいい人
-
短期で大きく利益を狙いたい人。
-
急変動があると不安になりやすい人。
-
自動売買に依存せず、裁量でコントロールしたい人。
まとめ:自動売買FXループイフダンは危険?やばい?
ループイフダンは設定が簡単で忙しい人にも運用しやすいです。
一方、含み損が増えやすく、急変動時のリスクが大きいという弱点があります。
そのため、資金管理に余裕のある人や、長期でコツコツ利益を積み上げたい人には向いています。
しかし、短期で大きく儲けたい人には向かないサービスと言えます。