銀行口座開設キャンペーン比較!お得でおすすめは楽天?auじぶん?三菱UFJ?
公開日 2025/11/17
最終更新日 2025/11/17
銀行の口座開設キャンペーンは、特典内容も条件も銀行ごとに大きく異なります。
そのため「どこが1番お得なのか」が分かりにくいのが現状です。
本記事では、現金・ポイント・振込無料特典など主要銀行の施策を比較。
あなたの生活スタイルに合った最適な口座選びのポイントを整理しました。
- ・松井バンク:口座開設で松井証券ポイント200P+新規NISA開設&クイズ正解で最大2,000P付与
- ・楽天銀行:新規口座開設&入金で楽天ポイント1,000P付与
- ・住信SBIネット銀行:dNEOBANK新規開設など条件付きで最大1万5千P
- ・PayPay銀行・auじぶん銀行などもセット条件でポイントもらえる
- ・高額特典ほど「残高維持・給与受取・クレカ契約」など条件が重い
以下、メガバンクなどのキャンペーン。
- ・ソニー銀行:口座開設+条件達成で最大18,000円(預金残高・給与受取・NISA投信10万円)
- ・三菱UFJ銀行:アプリ開設+残高1万円で2,000円、期間限定で10万円預け入れでさらに18,000円
- ・三井住友銀行:Olive利用で給与・タッチ決済・SBI証券連携など最大約3万2千円相当の特典
- ・みずほ銀行:口座開設+入金で1万円、給与受取で5千円、カード関連で最大2万円相当のポイント
SBI、ゆうちょ、みずほ、三井住友などのキャンペーン
まず最初に、キャンペーンを比較するための「基準」を理解することが大切です。
そのうえで、主要銀行ごとの特典の傾向や、利用スタイル別にどの銀行が向いているかを確認します。
すると、より自分に合った選び方がしやすくなります。
キャンペーンを比べる際は、条件の達成しやすさや、もらえる額などが重要です。
ネット銀行は日々の使いやすさに優れており、メガバンクは給与受取や住宅ローンとの連携に強みがあります。
口座開設キャンペーンの比較基準
キャンペーンの特典は「金額」だけ見ると失敗しやすいです。
ここでは、5つの基準で選び方を説明します。
1.特典は何でもらえるか(現金・ポイントなど)
まず「特典がどの形でもらえるか」を確認することが大切です。
現金、楽天ポイント、dポイント、銀行独自ポイント、ギフトコードなど、使いやすさが変わります。
2.何をすれば特典をもらえるか(条件の重さ)
次に「達成条件がどれくらい簡単か」を見ます。
アプリの初回ログイン、デビットカードの利用、給与受取設定、他行振込など、必要な作業の量と難易度を確認しましょう。
3.いつまでに何をすればいいか(期限と付与時期)
キャンペーンには期限があります。
「口座開設から○日以内」「翌月末に付与」など、締切と進呈タイミングを事前に把握しておくことが重要です。
4.口座を作った後のメリットはあるか(手数料や無料回数など)
特典だけでなく、口座開設後の使いやすさもチェックしましょう。
他行振込が何回無料か、ATM手数料が無料になるか。
ランク制度で優遇されるかなど、日常のコストが下がるかを確認します。
5.普段使っているサービスと相性が良いか(経済圏との連携)
最後に「あなたが普段使うサービスと相性が良いか」を確認します。
楽天、PayPay、au・Ponta経済圏など、ポイントの貯まりやすさや投資口座との連携がスムーズかどうかがポイントです。
各銀行のキャンペーン詳細
ここでは、主要銀行の口座開設キャンペーンを紹介します。
金額や付与時期は随時変更されるため、申し込む前に公式サイトで最新情報を必ず確認してください。
松井バンク(MATSUI Bank)
松井バンクでは、新規デビュープログラムを開催しています。
期間中に松井バンクの口座を新規開設すると、「松井証券ポイントを200ポイントプレゼント」の対象になります。
さらに、NISA応援プログラムとして、新規でNISA口座を開設し、専用クイズに正解すると最大2,000ポイント付与。
条件を満たせば、松井証券ポイントを合計最大2,200ポイント受け取れます。
楽天銀行
楽天銀行では、初めて口座を開設して入金すると1,000ポイントがもれなくもらえるキャンペーンを実施しています。
さらに、楽天銀行デビットカード(JCB)を口座開設と同時に申し込んだ方を対象に、抽選で1,000名に現金500円がプレゼントされる特典もあります。
口座開設は最短3分で申込完了でき、楽天ポイントを日常的に使う人にとって特にお得な内容です。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行では、dNEOBANKスタート記念として「どーんともらえる口座開設キャンペーン」を開催しています。
対象期間中に新規で口座を開設するのがまず条件。
指定条件を達成した先着15万名に、dポイント(期間・用途限定)が最大15,000ポイント付与されます。
10,000ポイント付与も
特典は2つ。
まず特典①の条件をすべて満たすと10,000ポイントがもらえます。
特典①の条件は「新規口座開設」「円普通預金残高10万円以上」「ドコモ関連サービスの引落実績」の3つです。
さらに特典①を受け取った人が、特典②の条件のいずれかを達成すると追加で5,000ポイントがもらえます。
「給与・賞与の10万円以上の受取」などが条件
特典②の条件は
「給与・賞与の10万円以上の受取」
「dカード GOLDなどへの新規入会またはアップグレード」
「ドコモ回線の新規契約または対象プランへの変更」です。
キャンペーン対象となる支店は、イチゴ・ブドウ・ミカン・レモン・リンゴ・バナナ・メロン・キウイの各支店です。
BaaS提携支店や法人名義は対象外となります。
締切、進呈時期もチェック
新規口座開設期間は2025年10月1日〜2025年12月31日。
引落や給与受取などの確認期間は2026年初旬まで続きます。
特典①のdポイントは、達成期間ごとに異なるタイミングでシリアルコードとしてメールで配布され、受取期限も設定されています。
特典②は、特典①の受け取りを前提としたうえで、条件達成時期に応じて2026年3月〜6月頃に順次進呈されます。
PayPay(ペイペイ)銀行
PayPay銀行では、口座開設など、指定の条件を満たした先着15万名にdポイント(期間・用途限定)最大15,000ポイントをプレゼントしています。
特典の1つ目は以下の条件を達成で受け取れます。
- 対象期間中に対象支店の口座を新規開設(先着15万名)
- 円普通預金残高10万円以上※ 口座開設月の月末残高にて判定。
- ドコモ関連サービスの引落実績あり
給与、賞与受取10万円以上が条件
特典の2つ目の条件は以下のとおりです。
- 給与、賞与受取10万円以上
- dカード(GOLD/GOLD U/PLATINUM)新規入会、もしくはアップグレード
- ドコモ回線(ドコモMAX/ドコモポイ活MAX)新規契約、もしくは料金プラン変更
条件が複数あるため、注意が必要です。
auじぶん銀行
auじぶん銀行では、新規口座開設に関連する紹介特典キャンペーンが実施されています。
「ご家族・ご友人紹介限定キャンペーン」では、紹介を通じて新規口座開設が行われると、紹介者に1名あたり1,000円がプレゼント。
プレゼント対象人数は最大10名までで、合計上限は10,000円となります。
紹介された側も対象条件を満たすことで2,000円がプレゼントされます。
紹介によって双方にメリットのある内容となっています。
auじぶん銀行口座での支払い実行で特典
また、その他には口座開設後に「au・UQ mobile」の利用料金を支払うと、ポイントが通常より増量される特典も。
これにより、auじぶん銀行口座を使って通信料金や電気料金を支払うことで、効率的にPontaポイントを貯めることができます。
大和ネクスト銀行
大和ネクスト銀行では、新規口座開設者を対象に「新規限定プレミアム円定期預金キャンペーン」を実施しています。
このキャンペーンは、2025年11月4日(火)以降にダイワ・コンサルティング」コースで大和証券及び大和ネクスト銀行の円預金口座を開設した個人の方が対象です。
円6ヶ月定期預金または円1年定期預金に預け入れると、通常よりも高い特別金利が適用されます。
実施期間は2025年11月4日(火)~2025年12月30日(火)。
より金利メリットを受けたい方や、安全性を重視した預け入れを検討している方に向いているキャンペーンです。
ソニー銀行
ソニー銀行では、ソニーフィナンシャルグループ株式会社の上場を記念して、口座開設と条件達成で最大18,000円がもらえるキャンペーンを実施しています。
対象期間は、2025年11月4日(火)〜2026年3月31日(火)。
特典の種類は2つ。
3,000円プレゼントも
1つ目は、キャンペーンページから口座開設の申込を完了し、2026年3月31日23:59時点で円預金残高が合計30万円以上ある方が対象。
達成で3,000円がプレゼントされます。
住宅ローン仮審査と同時に口座開設を申込んだ場合は対象外となる点にご注意ください。
最大15,000円プレゼント
2つ目は、口座開設+応募+3つの条件の達成で最大15,000円がプレゼントされます。
条件は以下の3つ。
①.2026年3月31日時点で円預金残高100万円以上で5,000円もらえる
②.2026年3月31日までに10万円以上の給与または賞与振込があると、5,000円付与。
③.NISA口座の開設申込後、NISA口座で投資信託を10万円以上購入すれば、さらに5,000円付与。
3つ達成で合計15,000円プレゼント
これら全ての条件を満たすと、合計15,000円になります。
NISA口座開設には本人確認書類の提出が必要。
開設までに2週間ほどかかるため早めに手続きするようにしましょう。
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行では、アプリでの口座開設で特典が受け取れるキャンペーンを常時実施しています。
アプリで新規口座開設し1万円以上の残高があれば、もれなく現金2,000円がプレゼントされます。
さらに、今だけ期間限定で「秋の収穫祭キャンペーン」も開催しています。
実施期間は2025年10月6日(月)から11月28日(金)までです。
この期間中に10万円以上の口座残高があると、通常のキャンペーンに追加で現金18,000円がプレゼントされます。
三井住友銀行
三井住友銀行では2025年11月4日から複数のキャンペーンが実施されています。
Olive利用者向けに以下の特典が用意されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Olive給与受取プラン | エントリーと給与受取などの条件達成で最大3,400円相当のVポイントがもらえる。 |
| タッチ決済特典 | スマホのタッチ決済を1回以上利用すると最大7,000円分のVポイントPayギフトが付与。 |
| SBI証券デビュー応援特典 | 口座開設とクレカ積立設定などで最大21,100円相当のVポイントが進呈。 |
| Oliveアカウント切替プラン | 三井住友銀行の既存口座からOliveへ切替後、30,000円以上の入金で1,000円相当のVポイントが受け取れる。 |
みずほ銀行
みずほ銀行では、現在秋トク祭キャンペーンを実施中です。
対象期間は2025年9月30日から2025年11月27日までです。
全部で3つの特典が用意されています。
3つの特典「10,000円相当を付与」など
特典1は新規口座開設と10万円以上の入金でみずほポイント10,000円相当がもらえます。
口座開設はスマホで申し込めて最短当日に完了します。
申込は2025年9月30日から2025年11月27日までに不備なく完了し、12月5日までに開設される必要があります。
開設後はキャンペーンにエントリーして、普通預金口座に10万円以上を入金するだけです。
「5,000円相当を付与」も
特典2は、給与受取口座の指定と10万円以上の受取りでみずほポイント5,000円相当が受け取れます。
給与を受け取るタイミングで条件を満たせば自動で判定されます。
毎月の給与管理をみずほ銀行にまとめたい方に向いている内容です。
最大20,000円相当を付与
特典3は、みずほ楽天カードの新規入会と条件達成で最大20,000円相当がもらえます。
みずほポイント5,000ポイントに加えて楽天ポイントが最大5,000ポイント付与されます。
みずほポイントは、『1P=1円相当』として、PayPayポイントや楽天ポイント、dポイントなどに交換できるポイントです!
そのほか、Amazonギフト券やeギフトなどへも交換できるので、非常に使い勝手の良いポイントです。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行では2025年11月時点で実施中の口座開設キャンペーンはありません。
参考として、過去には0歳のお子さま向けの「はじめてのお年玉キャンペーン」などが行われていました。
このキャンペーンでは新規で通常貯金口座を開設した0歳のお子さまに、お年玉として1,000円が入金されました。
主要銀行のキャンペーン傾向(概要比較)
以下、各銀行の特徴です。
| 銀行 | 特典の傾向 | 主な条件の例 | 強み | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 松井バンク(MATSUI BANK) | 現金またはポイント還元+投資口座の連携特典 | 口座開設、初回入金、給与受取、松井証券連携など | 証券口座と自動連携し、資産管理や積立投資も可能 | 投資初心者・資産運用を効率化したい人 |
| 楽天銀行 | 現金や楽天ポイント系の進呈が中心 | アプリ登録、入金、給与受取、楽天証券連携など | 楽天証券と連携、ポイント活用がしやすい | 楽天市場や楽天カードを使う人 |
| 住信SBIネット銀行 | 現金やポイント、優遇ランク連動の特典 | 給与受取やデビット利用、SBI証券連携など | 他行振込・ATM無料回数の優遇が取りやすい | 振込や資金移動が多い人 |
| PayPay銀行 | 現金やPayPay連携特典 | 給与受取設定、デビット利用、アプリ条件など | 入出金や残高反映が軽快でスマホに強い | 日常決済でPayPayを使う人 |
| auじぶん銀行 | Pontaポイントや金利優遇とセットの施策 | 給与受取、au PAYやKDDI系サービス連携 | スマホ決済やau経済圏と相性が良い | au、UQ、Pontaを活用する人 |
| 大和ネクスト銀行 | 現金プレゼントや金利優遇キャンペーンが中心 | 口座開設、入金、外貨預金・投信連携など | 大和証券と連携し、金利優遇や預金+投資管理が可能 | 安定運用を重視する人・大和証券を利用中の人 |
| ソニー銀行 | 現金や外貨関連の優遇がセットになることあり | デビット利用、外貨積立、アプリ設定など | 外貨や旅行用での使い勝手が良い | 外貨・マイル連携を重視する人 |
| 三菱UFJ銀行 | アプリ・デビット・給与受取連動の施策 | アプリ登録、給与、デビット利用など | 対面サポートと社会的信用の高さ | メインバンクを安定運用したい人 |
| 三井住友銀行 | Vポイント連携が主力 | 給与受取やキャッシュレス連動 | 三井住友カードやSBI証券との相性 | Vポイントを貯めたい人 |
| みずほ銀行 | アプリ・デビット・給与受取で段階付与 | アプリ登録、残高や入出金条件など | 公共料金や給与振込での安定性 | 対面とネットのバランスを重視する人 |
| ゆうちょ銀行 | キャンペーンは控えめ | 限定施策やタイアップ時のみ | 全国の窓口・ATM網の広さ | 現金中心や地方利用が多い人 |
申し込み前のチェックリスト
見落としやすい条件を事前に確認しておくことで、特典の取りこぼしを防げます。
以下の点を理解しましょう。
対象期間と締切日をメモ
まず、キャンペーンの対象期間と締切日をカレンダーに控えておきましょう。
申し込み期限だけでなく、
「開設後◯日以内に入金」
「翌月◯日までに給与受取」
など、細かな期限も忘れず確認しておくことが大切です。
不備のないように
次に、本人確認書類とマイナンバーの準備が整っているかチェックしてください。
書類に不備があると口座開設が遅れ、キャンペーン対象外になるケースもあります。
給与受取は勤務先への依頼が必要なことも
続いて、給与受取設定・デビットカードの利用条件など、達成内容を自分が実行できるか確認します。
特に給与受取は勤務先への依頼が必要なこともあるため、早めの準備が重要です。
付与の時期などを把握
また、特典がいつ・どのように付与されるのかも理解しておきましょう。
ポイントの受取申請が必要な場合や、付与が数か月先になるケースもあります。
ネットバンクなどのキャンペーンでよくある質問(Q&A)
よくある疑問にまとめて答えます。
Q.結局「一番お得」な銀行はどこ?
金額は改定が早く、時期で順位が入れ替わります。
「あなたが達成しやすい条件」と「日常の手数料優遇」が両立する銀行を選ぶのが最適解です。
Q.現金とポイントはどちらが得?
使い道が決まっていないなら現金が無難です。
楽天やPayPayなど特定の経済圏を使い倒すならポイント進呈の方がリターンが大きくなる場合があります。
Q.複数口座を同時に申し込んでも大丈夫?
制度上は可能ですが、初回入金や給与受取などの条件達成が分散し、取りこぼしやすくなります。
優先順位を決めて段階的に申し込むのがおすすめです。
Q.デビットカード利用が条件のときの注意点は?
「◯円以上の決済を◯回」など回数条件を見落としがちです。
少額×複数回で確実に達成し、キャンセルや返品がある決済は避けてください。
Q.給与受取条件はいつから有効になる?
会社の給与システム反映に時間がかかる場合があります。
口座登録の締切日を人事・総務に確認し、初回の振込月を間違えないようにしましょう。
オンラインバンクや店頭・対面型銀行での特典まとめ
銀行口座開設キャンペーンは「額」だけでなく「達成しやすさ」などをセットで見るのがコツです。
特典を確実に受け取るには、期限・条件・受取方法を正しく理解しておくことが欠かせません。
キャンペーン内容は頻繁に更新されるため、申し込み前に必ず各銀行の公式サイトで最新情報を確認しましょう。