DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)の評判・クチコミ&辛口レビュー・評価

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DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)」は投資家の出資金で不動産を取得し、その運用によって得たお金で配当支払いをする不動産投資型クラウドファンディングサービスです。沖縄県と神奈川県で土地を取得し、マンションなどを建設する業者に売却するスキームにより平均配当利回りが8%超と高い数字となっています。

そこで今回は、そんな「DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)」の特徴や評判・クチコミ について紹介していきます。最後には編集部独自の評価・レビューも掲載しますので、ぜひ投資の参考にしてみてください。

「DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)」編集部の独自評価・レビューを見る

DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)とは?

まずは「ダイムラーファンド」の概要から見ていきましょう。

サービス名 DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)
初回募集開始 2020年9月20日
想定利回り(年利換算) 6.5〜12.0%
最低投資額 1万円
募集方式 先着式/抽選式
優先劣後方式(劣後出資割合:30%) あり
中途解約 原則不可

DAIMLAR FUNDのサービスの仕組み

DAIMLAR FUNDの仕組み「ダイムラーファンド」は投資家からの出資金で不動産を取得し、家屋などがあれば解体の上、更地にして業者に売却し、その利益を原資に配当を支払う不動産クラウドファンディングサービスです。

最低投資額は1万円から10万円とファンドによって異なり、運用期間は最短で1カ月から最長で12カ月程度となっています。運用が終了してから元本が償還されるまでの日数は2週間程度となっています。

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ダイムラーファンドのファンド一覧

DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)の運営会社・経営者

「ダイムラーファンド」を運営するのは株式会社ダイムラー・コーポレーションです。

会社名 株式会社ダイムラー・コーポレーション
所在地 〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町6-87-1 ダイムラービル
設立 2007年11月1日
代表 代表取締役 大村昌慶
資本金 1,000万円
登録免許 宅地建物取引業:国土交通大臣 (3) 第8111号
不動産投資顧問業:国土交通大臣 一般 第1261号
小規模不動産特定共同事業者:神奈川県知事(1)第3号
上場/非上場 非上場

「ダイムラーファンド」を運営する株式会社ダイムラー・コーポレーションは神奈川県横浜市に本社を構え、沖縄に支社を持つことから、主に神奈川県と沖縄県の不動産を投資対象とした不動産クラウドファンディングサービスを提供しています。

また不動産投資コンサルタントとして顧客の資産形成と拡大における提案と助言も行なっています。具体的には次のような事業を手掛けています。

  • 不動産投資コンサル
  • 賃貸不動産管理
  • 不動産エージェント

株式会社ダイムラー・コーポレーションの代表は大村昌慶氏

株式会社ダイムラー・コーポレーションの代表取締役は大村昌慶氏です。大村氏は1978年に北海道札幌市で生まれ、2000年より日本国内の不動産業界に携わったのち、2007年に株式会社ダイムラー・コーポレーションを設立しています。

宅地建物取引士や賃貸不動産経営管理士のほか、CPM®(米国不動産経営管理士)やCCIM®(全米認定不動産投資顧問)といった資格も保有する、非常に不動産に精通した人物です。

DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)の特徴

「ダイムラーファンド」の主な特徴は以下です。
  1. 平均8%を超える高利回り
  2. 土地を対象にしたファンドがメイン
  3. 再組成による配当確保あり
  4. 短期運用が多く資金流動性が高い
それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

特徴1.平均8%を超える高利回り

「ダイムラーファンド」のファンドにおける平均想定利回りは8.5%程度と非常に高いことが最大の魅力となっています。2021年から2022年にかけては利回りが10.0%以上のファンドを連発しており、特に収益性を重視する投資家に対しては大きな訴求力を持つサービスであるといえます。

2023年以降は10%超のファンドは出ていませんが、軒並み8%の利回りは確保しており、十分に高利回りであるといえるでしょう。

特徴2.土地を対象にしたファンドがメイン

「ダイムラーファンド」の多くのファンドは、集めた出資金で建物付きの土地を取得し更地にした上、そこへ新たな建物を建築する事業者に土地を転売することで収益を得るスキームとなっています。

一般的なキャピタルゲイン型の不動産開発案件では、土地の取得後に開発を行ってから売却に動く必要があります。そのため一定期間は買い手が付くか未確定な状態で不動産を保有することになり、「開発後に売れ残るリスク」がどうしても生じてしまいます。

「ダイムラーファンド」では土地のみを売買の対象としているため、売れ残りリスクを軽減することが可能となっています。

特徴3.再組成による配当確保あり

「ダイムラーファンド」では、ファンドの運用中に計画どおりに対象不動産を売却できない場合、ファンドを再組成して運用を継続するという方法を取っています。このようにすることで、仮に期間内に売却できなかったとしても、配当支払いがなくなる、あるいは元本が毀損するリスクを回避できるようになっています。

例えば、「010 DARES小机」は運用期間内に売却が計画どおりに行われなかったためファンドを再組成していますが、運用が終わったファンドの元本返還を希望する投資家には予定利回りどおりの配当が支払われています。

特徴4.短期運用が多く資金流動性が高い

「ダイムラーファンド」は一部のファンドを除いて運用期間が1~3カ月程度の超短期ファンドが多く、全体での平均も6カ月程度となっています。

基本的に投資スキームは土地を購入して権利整理や更地化などを行い売却する形となっていますが、その売却先の目処が立った状態でファンドを組成するため、こうした運用が可能になっています。

当然ながら、売却先が決まっているということは元本割れや配当遅延のリスクは小さくなります(契約上の問題が発生する可能性もあるため、リスクがゼロになるわけではありません)。

DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)の注意点

「ダイムラーファンド」には以下のような注意点もあります。
  1. 投資上限額が合算で100万円まで
  2. 再組成のケースが割とある
  3. ファンドの募集が少なめ
それぞれ詳しく説明します。

注意点1.投資上限額が合算で100万円まで

「ダイムラーファンド」は投資家の出資金上限額をファンドごとに設定せず、すべてのファンドにおける合算で上限100万円としています。そのため、仮にファンドAに30万円出資している場合は、それを運用している限り、次のファンドBには70万円までしか投資できないことになります。

「ダイムラーファンド」は短期運用がメインで利幅も小さくなりがちであるため大きく投資したいという人もいるかもしれませんが、現状は難しいといえます。

注意点2.売却できず再組成のケースはやや心配

「ダイムラーファンド」のファンドには再組成を2回実行したものがあります。理由として、売却予定先だった業者が建築資材の高騰により、土地を購入したあと建築計画どおりに工事を進める見通しが立たなくなったことを挙げています。そのため新規に売却先を探す必要が生じています。

再組成したファンドには、再組成元となったファンドに出資していた投資家がそのまま継続できるようになっていますが、「売れない」というマイナスの実績が重なるのはイメージ的にあまりよくはありません。

注意点3.ファンドの募集が少なめ

利回りの高さが魅力の「ダイムラーファンド」ですが、募集が少ない点には注意が必要です。2022年は募集数が6件、2023年は4件で、2024年は8月時点で3件のみとなっています。応募倍率は平均で約1.2倍程度と低めであるものの、応募できる機会が少ないのはややマイナスポイントといえます。

DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)で実施中のキャンペーンをチェック

2024年11月現在、「ダイムラーファンド」で実施しているキャンペーンはありません。今後キャンペーン情報が更新され次第、こちらでお知らせいていきます。

DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)の評判・クチコミ

「ダイムラーファンド」の利用者によるSNSでのクチコミから、サービス内容の評判をチェックしてみましょう。

さっそくクチコミを見ていこう~っ!
投資判断の参考にしちゃうっぴ!!

うれしい評判・クチコミ

残念な評判・クチコミ

DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)の評価は?編集部レビュー

「DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)」の特徴や評判・クチコミを解説してきました。最後に以下の評価基準をもとにした編集部の独断と偏見による評価・レビュー をご紹介します。なお、総合評価は高い順からS・A・B・C・Dの5段階としています。

※編集部による評価は、今後組成されるファンドや償還の状況により修正することがあります

ダイムラーファンドの評価
評価 B 高利回りに魅力あるが、運用延長&再組成はやや心配

ダイムラーファンド」は、神奈川や沖縄の不動産を主な投資対象とする不動産クラウドファンディングサービスです。ファンドはキャピタルゲイン型が中心で、土地の売買に特化しているため短期間かつ高利回りで、効率よく資産運用が行えます。

優先劣後方式を採用していますが、事業者出資分である劣後出資の割合はファンド情報には開示されておらず、まれに公式Xで発信されています。それによると50%や80%など、大きい割合で出ることが多いようで、その点はメリットといえます。

過去には運用期間中に売却までいたらなかったケースがあり、その際はそのまま再組成ファンドへ以降する仕組みになっていますが、「売れなかった」という点はやや心配ではあります。

現状は抽選倍率が平均で1倍ちょっとと不動産クラウドファンディングでは投資しやすい部類といえます。短期間運用でリスクを抑えながらお試しで投資する選択肢としては悪くないかもしれません。

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ダイムラーファンドのファンド一覧

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    『ゴクラクJOURNAL』は、不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング、事業型ファンドといった少額投資ファンドに関する情報や、投資・お金、その他ファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供しています。編集部では、投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指しています。

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