高利回りと独自の保全スキームで注目を集める不動産クラウドファンディング「LEVECHY(レベチー)」。 しかし、ネットで検索すると「詐欺」「ポンジスキーム」「やばい」といった不穏なキーワードが表示され、出資をためらっている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、「レベチーは詐欺やポンジスキームなのか?」という疑問について、客観的な事実に基づき徹底解説します。 結論から申し上げますと、レベチーは厳しい法律の認可を受けたサービスであり、詐欺やポンジスキームとは言えないでしょう。 また、ネット上で話題となった「ニセコ案件(13号ファンド)」等の運用延長についても、何が起きたのか事実を整理します。 メリットだけでなく元本割れ等のリスクも網羅していますので、投資判断の参考にしてください。 ※現在のサービス名は、LEVECHY Fund(レベチーファンド) 📄 この記事の要点まとめ ・法律に基づく事業スキーム(倒産隔離・信託保全)を採用している ・【警戒される理由】高い利回りへの警戒感や、運用延長(実質的な償還遅延)の事実が影響していると考えられます。 ・【ニセコ案件の真相】13号ファンド等で売却遅延による運用延長が発生し、後継ファンド(25号)が企画されましたが不成立となりました。 ・【投資のリスク】元本保証はなく、売却益狙いのファンドは運用が延長されるリスクが存在します。 会員限定で配信される分析レポート 注目ファンドの最新情報/募集速報 投資判断に役立つ解説記事 メルマガ登録する 【こちらもチェック!】 >>5分で投資すべきかわかる?ファンド判断シートを作成!不動産クラウドファンディングで活用を 1. 結論:LEVECHY(レベチー)は詐欺やポンジスキームとは言えない まず最も気になる「ポンジスキーム(実態がなく、後からの出資金を配当に回す自転車操業)」であるかどうかの結論です。 以下の客観的な事実から、レベチーがポンジスキームや詐欺であるとは言えないでしょう。 厳しい法律(不特法3号・4号)の許可を得ている レベチーを運営する株式会社LEVECHYは、不動産特定共同事業法(不特法)の第3号および第4号事業の許可を取得しています。 この許可を得るためには、高い資本金要件や厳格なコンプライアンス体制が求められます。 行政の厳しい監督下にあるため、実態のない架空のファンドを組成するようなポンジスキームを行うことは困難です。 倒産隔離スキーム(SPC)で投資家の資産が守られている レベチーの最大の特徴は、一般的なクラウドファンディングとは異なり「SPC(特別目的会社)」を利用した倒産隔離スキームを採用している点です。 運営会社と投資先の不動産名義が法的に完全に切り離されています。 万が一、運営会社が倒産しても、投資先の不動産は別の会社(SPC)が管理しています。 そのため、運営会社の倒産に巻き込まれて、不動産が差し押さえられるリスクを回避する仕組みになっています。 信託保全により資金管理が透明化されている 投資家から集めた未投資の資金は、運営会社の口座ではなく、信託銀行の口座(信託口座)で分別管理されます。 運営会社が勝手に投資家の資金を引き出して別の用途に流用できない仕組みになっており、資金の透明性が確保されています。 2. なぜ「レベチー やばい」「怪しい」と検索されるのか? なぜ「やばい」「詐欺」といった言葉で検索されるのでしょうか。 それには以下の心理的背景や要因が考えられます。 高利回りへの警戒感(投資初心者特有の心理) レベチーのファンドは想定利回りが高水準に設定されていることが多いです。 銀行預金の金利に慣れている方にとっては「利回りが高すぎる=裏があるのでは?」と警戒心を抱くのは自然なことです。 安全性を確かめるために、あえてネガティブなキーワードで検索して実態を調べようとする投資家が多いのが実情です。 他の不動産投資トラブルとの混同 近年、他の不動産投資商品で行政処分を受けたり、大規模な分配金の遅延が発生したりするニュースが話題となりました。 不動産クラウドファンディング全体に対する漠然とした不安から、レベチーも同じように「やばいのではないか」と混同して検索される傾向があります。 過去の運用延長(償還遅延)への不安 レベチーにおいて、7号、13号、15号などの過去ファンドで運用期間の延長(実質的な償還遅延)が発表されています。 こうした「想定通りに資金が戻ってこない」という事実を見た人が、やばい状況なのではないかと不安に思い、検索したと考えられます。 会員限定で配信される分析レポート 注目ファンドの最新情報/募集速報 投資判断に役立つ解説記事 メルマガ登録する 3. 掲示板で話題の「ニセコ案件(13号)」など遅延の真相 ネット上の口コミで特に話題になったのが、一部ファンドにおける運用延長の動向です。 ここで何が起きたのか、客観的な事実を整理します。 売却活動の長期化による運用延長 不動産市場は常に変動しており、想定通りのスケジュールで物件が売却できないケースもあります。 レベチーでは、売却直前の買主キャンセルや売却活動の長期化などを理由に、7号、13号、15号ファンドにおいて「運用期間の延長」が発表されました。 13号ファンド(ニセコ)と25号ファンドの動向 とくに注目された北海道のニセコ物件を対象とした13号ファンドは、本来2025年4月30日が運用期限でしたが、約6ヶ月の運用期間延長が発表されました。 これに対応するため、同じ開発用地を対象とした募集総額約28億円の大型ファンド「25号」が後継として組成されました。 その際、13号出資者が優先的に投資できる「優先当選枠」が用意されました。 実質的なリファイナンス(借り換え)が図られましたが、最終的に25号ファンドは資金が集まらず不成立となっています。 4. LEVECHY(レベチー)で投資前に再確認したいリスクと注意点 投資である以上リスクは必ず存在します。 以下の注意点を理解した上で利用することが重要です。 元本や利回りの保証は一切ない 優先劣後システムや倒産隔離などが採用されていても、元本保証はありません。 不動産市況の悪化や予期せぬトラブルにより、最終的な売却価格が想定を下回れば、元本割れや利回り低下のリスクがあります。 キャピタルゲイン型の「遅延リスク」 毎月の家賃収入(インカムゲイン)ではなく、物件の売却益(キャピタルゲイン)を主な配当原資とするファンドは、売却ができなければ資金が回収できません。 高利回りである分、買い手が見つからず運用期間が延長されるリスクが高いことを理解しておきましょう。 必ず「余剰資金」で投資すること 運用期間中は原則として途中解約ができません。 今回のような半年以上の延長が発生しても、生活に全く支障が出ない「当面使う予定のない余剰資金」でのみ投資を行うことが防衛策です。 5. まとめ:高利回りの裏にあるリスクを理解して判断しよう レベチーは不動産特定共同事業法に基づく合法なサービス。 SPCスキームや信託保全を用いた透明性の高い仕組みを持っています。 とはいえ、不動産投資において「ノーリスクで高利回り」は存在しません。 レベチーを利用する際は、メリットとリスクを天秤にかけ、ご自身の投資方針に合致するかどうかを慎重に判断してください。 会員限定で配信される分析レポート 注目ファンドの最新情報/募集速報 投資判断に役立つ解説記事 メルマガ登録する 【免責事項およびコンプライアンスに関する注記】 本記事は、不動産クラウドファンディングの一般的な仕組みや、公開されている事実に基づく客観的な情報提供を目的として作成されています。 また、本記事は金融商品への投資を推奨または勧誘するものではありません。 実際の投資判断に際しては、事業者から交付される「契約締結前交付書面」等を必ずご自身で確認のうえ、自己責任において行っていただきますようお願いいたします。