圧倒的な累計調達額と知名度を誇る不動産クラウドファンディング「COZUCHI(コズチ)」。 そのプラットフォームを運営するのが「LAETOLI(ラエトリ)株式会社」です。 また、共同でプロジェクトを組成する企業として「株式会社TRIAD(トライアド)」が存在します。 この2社について、「実際の決算状況はどうなっているのか?」と気になっている投資家の方も多いのではないでしょうか。 さらに、「将来的に上場(IPO)する可能性はあるのか?」という疑問もよく耳にします。 本記事では、新たに公開された両社の最新決算資料を紐解きます。 客観的なデータに基づき、両社の財務状況や関係性を分かりやすく整理しました。 あわせて、投資するうえで知っておくべき「事業者リスク」についても徹底解説します。 📄 この記事の要点まとめ ・【LAETOLIの決算】2025年6月期の総資産は約72.5億円です。約3億円の当期純利益を計上しています。 ・【TRIADの決算】2026年1月期の売上高は、過去最高の約453億円に達しました。COZUCHIの累計調達額も1,324億円(2026年3月末時点)を突破しています。 ・【上場の可能性】両社とも未上場企業です。現時点で公式な上場(IPO)の発表はありません。 ・【事業者リスク】投資家の資金を分別管理。ただし、不動産投資としての元本割れリスクは常に存在します。 【こちらもチェック!】 >>5分で投資すべきかわかる?ファンド判断シートを作成!不動産クラウドファンディングで活用を 会員限定で配信される分析レポート 注目ファンドの最新情報/募集速報 投資判断に役立つ解説記事 メルマガ登録する 1. LAETOLI株式会社の決算と財務状況(2025年6月期) COZUCHIを運営し、投資家の窓口となるのがLAETOLI株式会社です。 まずは同社の最新の財務状況を見てみましょう。 2025年6月30日現在の貸借対照表および関連注記から、事業規模と健全性が確認できます。 総資産は約72.5億円、当期純利益は約3億円を計上 総資産:7,252,913千円(約72.5億円)。 純資産:904,234千円(約9億円)。 資本金:100,000千円(1億円)。 当期純利益:304,399千円(約3億円)。 プラットフォームの運営会社として、着実に利益を積み上げています。 利益剰余金も約7.9億円(795,734千円)あり、安定した自己資本を有していることがわかります。 投資家の資金を守る「信託預け金」の存在 LAETOLIの決算書において特筆すべきは、資産の部に計上されている「信託預け金」です。 ここには約51.4億円(5,147,086千円)が計上されています。 これは「不動産特定共同事業法に基づいて事業参加者に返還すべき金銭を分別して管理するために信託しているもの」。 投資家から預かった未運用の資金などを、自社の運転資金とは明確に切り離しています。 取扱金融機関との信託契約に基づき、保全していることが財務データからも裏付けられています。 最新ファンド、キャンペーンなどは以下の公式サイトでチェックしてください。 \最新ファンドなどを知る/ 》COZUCHIの公式サイトを見る《 2. 株式会社TRIADの決算と財務状況(2026年1月期) COZUCHIのファンドにおける不動産の仕入れ、開発、売却といった実務を担うのが株式会社TRIADです。 同社の業績は、COZUCHIのファンドの安定性に直結します。 売上高453億円で過去最高を更新 2026年1月期の決算ハイライトによると、TRIADは非常に力強い成長を遂げています。 売上高:約453億円(前年比+111億円、+32%増収)。 経常利益:約43億円(前年比+19億円、+83%増益)。 売上高・経常利益ともに過去最高値を更新しました。 不動産事業が極めて好調に推移していることが読み取れます。 特別損失の計上と資産の健全化 経常利益が大幅に伸びた一方で、当期純利益は約9億円(前年比▲22%)と減少しています。 これは、一部の保有物件について販売価格の見直しを行い、売却したことが主因です。 これに伴い、約30億円(3,079,789千円)の特別損失を計上しています。 また、総資産は約433億円となり、前期比で212億円減少して着地しました。 COZUCHIの累計調達額は1,324億円に到達 同社の決算資料では、COZUCHIにおける累計調達額の報告もありました。 2026年3月末時点で約1,324億円に到達しています。 会員限定で配信される分析レポート 注目ファンドの最新情報/募集速報 投資判断に役立つ解説記事 メルマガ登録する 3. LAETOLIやTRIADは将来「上場(IPO)」するのか? これほど急激に事業規模を拡大している両社。 投資家からは「将来的に上場(IPO)するのではないか?」という期待の声がしばしば聞かれます。 現時点では公式な上場発表はなし 結論から言うと、現時点で株式上場に関する公式な発表はありません。 LAETOLI株式会社および株式会社TRIADのどちらからも、具体的なスケジュールは示されていません。 しかし、不動産クラウドファンディング業界では、過去に事業を拡大して上場を果たした企業も存在します。 将来的な事業展開の選択肢として、IPOが視野に入る可能性は考えられるでしょう。 4. 未上場企業としての「事業者リスク」と投資家の対策 投資家にとって、サービス運営会社が「未上場であること」自体が1つの事業者リスクになり得ます。 情報開示の透明性とコンプライアンス体制 未上場企業は、上場企業のように詳細な決算短信を広く一般公開する義務がありません。 そのため、会社の経営状況が外部から見えにくくなります。 万が一の倒産リスクを懸念する声があるのは事実です。 しかし、今回解説したように、LAETOLIやTRIADは自社の決算概要を投資家向けに開示する姿勢を見せています。 透明性の向上に努めている点は評価できます。 さらに、投資家の資金を自社資産と明確に分けて管理(分別管理)する仕組みもあります。 分散投資の徹底が最大の防衛策 財務状況が好調であっても、不動産クラウドファンディングに「元本保証」はありません。 市況の悪化によって不動産が予定価格で売却できないこともあり得ます。 元本割れや想定利回りを下回るリスクは存在します。 余剰資金で投資を行う COZUCHIを利用する際は、事業者リスクや不動産リスクを正しく理解しましょう。 「1つのファンドに全資金を集中させない」「複数の事業者へ資金を分ける」といった分散投資が基本です。 必ず生活に支障のない「余剰資金」の範囲内で行うようにしてください。 5. まとめ:盤石な財務基盤で成長を続けるCOZUCHI 本記事では、LAETOLI株式会社と株式会社TRIADの最新の決算状況について解説しました。 両社の強力なパートナーシップにより、COZUCHIは今後も魅力的なファンドを提供していくことが予想されます。 投資を検討される際は、最新の財務動向やファンドごとのリスクをしっかりと確認しましょう。 ご自身の投資方針に合った案件を慎重に選んでいくことが大切です。 会員限定で配信される分析レポート 注目ファンドの最新情報/募集速報 投資判断に役立つ解説記事 メルマガ登録する 【出典・参考および免責事項】 ・本記事は対象企業の事業状況に関する客観的な情報提供を目的としており、株式の上場を保証・予測するものではありません。 ・不動産クラウドファンディングには元本割れ等のリスクが存在します。 ・実際の投資判断に際しては、事業者から交付される「契約締結前交付書面」等を必ずご自身で確認のうえ、自己責任において行っていただきますようお願いいたします。
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