ケンタッキー株はなぜ上場廃止に?日本KFC株や優待どうなるかも解説

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「ケンタッキー株が上場廃止になったらしいけど、本当なの?」と気になっていませんか。

日本でケンタッキーフライドチキンを展開する「日本KFCホールディングス(9873)」は、2024年9月18日に上場廃止となりました。

その理由は、米投資ファンドのカーライル・グループが公開買付け(TOB)を行い、完全子会社化されたためです。

この記事では「いつ上場廃止になったのか」「株主はどうなるのか」「株主優待はどうなるのか」など、初心者にも分かりやすく解説します。

【結論】日本KFCは2024年9月18日に上場廃止

ケンタッキーを運営する日本KFCホールディングス(証券コード9873)は、2024年9月18日に東京証券取引所で上場廃止となりました。

原因は米投資ファンド「カーライル・グループ」による買収(TOB)が成立し、完全子会社化されたためです。

なぜ上場廃止になったの?

日本KFCはこれまで三菱商事の傘下にありました。

しかし2024年、カーライル・グループが「1株6,500円で株を買い取ります」とTOB(公開買付け)を実施しました。

TOBとは「会社があらかじめ提示した値段で株をまとめて買い取る仕組み」です。

カーライルはTOBで日本KFCの株式を過半数取得し、さらに三菱商事が保有していた株式も買い取りました。

その結果、日本KFCはカーライルの完全子会社となり、2024年9月に上場廃止となりました。

株を持っていた人はどうなった?

上場廃止にあたり、日本KFCホルダーの株は買い取られました。

TOBに応募した人はすでに1株6,500円で現金化されています。

TOBに応募しなかった人も、株式がまとめて買い取られ、現金が支払われました。

受け取れる金額は同じく1株6,500円が基準です。

株主優待はどうなった?

日本KFCの株主優待(KFC商品券など)は、2024年3月末分を最後に廃止されました。

アメリカ本社は上場を継続

今回の上場廃止は日本法人だけの話です。

アメリカ本社の「Yum! Brands(NYSE: YUM)」は今もニューヨーク証券取引所に上場しています。

今後の会社の方針

次に、日本KFCを買収したカーライルの方針もまとめます。

カーライルは、店舗網の拡大やデジタル化、メニューの拡充などを進め、さらなる成長を目指すとしています。

店舗数を増やすにあたって、新規出店の候補地は、1000カ所程度と見ているそうです。

「まずは1店舗当たりの売上高拡大を目指す」とのこと。

上場廃止によって短期的な株価を気にせず、長期的な戦略をとりやすくするのが狙いです。

まとめ:アメリカ本社のYUMは上場を継続

日本KFC(9873)は2024年9月18日に上場廃止となりました。

理由はカーライル・グループによるTOBで、完全子会社化されたためです。

株主優待は廃止されましたが、アメリカ本社のYum! Brandsは今も上場を続けています。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

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