Kyashポイント二重取りの方法!使い道・貯め方・改悪後の注意点まで解説
公開日 2025/12/10
最終更新日 2025/12/10
Kyash(キャッシュ)は「Visaプリペイドカード」として使える便利な決済サービス。
ですが、近年の改悪により昔ほどポイントは貯まりにくくなりました。
それでも、正しい使い方を理解すれば「ポイント二重取り」や「お得な支払い方法」はまだ実現できます。
この記事では、Kyashの仕組み・二重取りの方法・使い道を整理。
改悪後の注意点・Q&Aを初心者でもわかるようにまとめて解説します。
これからKyashを使いたい人や、改悪後もお得に活用したい人はぜひ参考にしてください。
- ・Kyash+紐づけクレカでポイント二重取りが可能
- ・Kyash Card(ネイビー)+高還元クレカが最も効率的
- ・Kyashポイントは1円から決済にそのまま使える
- ・日常の決済をKyashに集中させるとポイントが貯まりやすい
- ・改悪後は公共料金・税金・電子マネーなどは還元対象外に注意
- ・二重取りは通常のVisa加盟店での買い物が最も確実
Kyash(キャッシュ)とは?基本の仕組みと選べる3つのカード
最初に、Kyashの特徴と選べるカード種類を整理します。
Kyashは決済・送金アプリ。
銀行チャージやクレジットカードからの決済に対応した「Visaプリペイドカード」も発行できるサービスです。
以降で、カードの種類をまとめます。
①Kyash Card Virtual(バーチャルカード)
アプリ登録後すぐに使えるオンライン決済専用のカードです。
スマホだけで簡単に発行でき、ネットショッピングに強い点が特徴です。
②Kyash Card Lite
手軽に発行できるリアルカードです。
実店舗のVisa加盟店でも使えるため、初めてKyashを利用する人に向いています。
③Kyash Card(ネイビー)
Kyashで最も高機能なカードで、ICチップ付きでタッチ決済にも対応します。
決済上限も比較的高く、ポイント二重取りを狙うならこのカードが最適です。
Kyash(キャッシュ)が「改悪された」と言われる理由
ここでは、SNSなどで「Kyashが改悪された」と言われる理由を整理します。
過去に比べてポイント獲得条件が厳しくなったため、以前のような高還元は期待できなくなっています。
① 還元率の引き下げ
Kyashはかつて1〜2%還元が標準でしたが、現在は0.2〜1.0%へ引き下げられました。
決済内容によってポイントが付かないケースも増えています。
② クレジットカードからのチャージでのポイントが付与されない
かつては多くのクレカで「Kyashチャージ → Kyash決済」の二重取りが可能でした。
しかし現在はチャージ側のポイント付与が停止されるカードが増えています。
③ 支払い対象外の店舗が増えた
公共料金、税金、nanacoチャージ、Suicaチャージなど、ポイント対象外となるカテゴリが拡大しました。
そのため、以前よりも「使えば使うほど貯まる」という仕組みではなくなっています。
Kyash(キャッシュ)でポイント二重取りする方法
ここでは、Kyashを使って「ポイント二重取り」をする具体的な流れを、初心者でも分かるように説明します。
ポイント二重取りとは、
- ① Kyashで決済したときにもらえるKyashポイント
- ② Kyashに登録したクレジットカード側のポイント
この2つを「同じ支払いで同時にもらう」ことです。
イメージとしては「クレジットカード → Kyash → お店」という形で、クレジットカードの前にKyashを1枚かませるイメージです。
少しややこしく見えますが、やることは次の3ステップだけです。
ステップ1:Kyash Card(ネイビー)を発行する
まずは、Kyashの中でもメインとなるリアルカード「Kyash Card(ネイビー)」を発行します。
このカードは、実店舗のレジでもオンライン決済でも使える、プラスチック製のVisaカードです。
タッチ決済(Visaタッチ)にも対応しており、コンビニやスーパーでも「クレカと同じ感覚」で支払いができます。
リアルカードのほうが幅広く使えて便利
なお、バーチャルカードだけでも二重取りは可能。
ただ、日常の買い物で幅広く使えるのはリアルカード。
なので、二重取りを狙うならネイビーのリアルカード発行がおすすめです。
ステップ2:Kyashにポイント還元率の高いクレジットカードを登録する
次に、Kyashアプリの中で「支払い元のクレジットカード」を登録します。
この登録したクレジットカードに対してもポイントが付きます。
そのため、ここで「クレジットカード側のポイント」が発生します。
ポイントがつくカード例
たとえば、以下のような還元率の高いカードを登録しておくイメージです。
- ・三井住友カード(NL)
- ・JCBカードW
- ・セゾンカードDigital
- ・楽天カード(国際ブランドや最新ルールにより対象外の場合あり)
Kyash経由の支払いでもポイントがつくカードを選ぶ
ここで大事なのは、「Kyashにチャージしたとき」ではなく「Kyash経由で支払ったとき」にクレジットカード側のポイントが付くかどうかです。
最近は「Kyashへのチャージ」にはポイントを付けないクレカも増えています。
しかし、「Kyashを経由してお店で支払い → クレカ決済扱いになる」ときはポイント付与されるカードも多く残っています。
そのため、事前に「このカードはKyash経由の支払いでもポイントがつくか」を各カード会社のサイトや利用規約で確認しておくと安心です。
ステップ3:Kyashを経由して支払う(クレカを直接出さないのがコツ)
最後に、実際の支払いで「Kyashを出して支払う」という使い方をします。
たとえば、コンビニで1,000円の買い物をするときの流れは以下のようになります。
- ① レジで「支払いはカードで」と伝える
- ② クレカではなく、Kyash Card(ネイビー)をレジでタッチ or 挿入
- ③ お店から見ると「Kyashでのカード支払い」になる
- ④ Kyashのアプリ側では「Kyash → 登録クレカ」に支払いが流れる
- ⑤ 結果として、Kyashポイントとクレジットカードのポイントが両方たまる
ネットショッピングでのお得な決済方法
ネットショッピングでも考え方は同じ。
Amazonや楽天市場などでカード番号を入力するときに、「クレジットカードの番号」ではなく「Kyashカードの番号」を入力します。
すると、表向きは「Kyashで支払っている」状態。
その裏で「Kyashに登録しているクレジットカードから引き落とし」が行われます。
両側でポイントが貯まる
この二重構造のおかげで、
- ・Kyash側のポイント
- ・クレジットカード側のポイント
の2種類が同じ支払いから発生する、という仕組みです。
一部の支払いはポイント付与対象外
なお、公共料金・税金・電子マネーチャージなど一部の支払いはポイント付与対象外となる場合があります。
「普段のスーパー・コンビニ・ネットショッピングなどの日常決済でKyashを使う」のが、二重取りを狙うときの基本的な考え方です。
Kyashでポイント三重取りは可能?
結論、条件次第では「三重取り」も可能です。
ただし、現在は対象ケースが限定的で、以前よりハードルは高め。
三重取りが成立するケース
以下のような決済方法を組み合わせると、三重取りになることがあります。
- ① Kyashポイント
- ② 紐づけたクレジットカードのポイント
- ③ キャッシュレス決済アプリ(例:楽天ペイ)のポイント
ただし、コンビニやオンライン決済では対象外になるケースが増えています。
そのため、三重取りは「狙える場面が限られる」点に注意してください。
Kyashでポイントが付かないケース(注意点)
ここでは、二重取り・ポイント獲得ができない代表的なケースをまとめます。
知らないと「ポイントが付かない」と勘違いしやすい部分です。
① 公共料金・税金の支払い
電気・ガス・水道・NHK・税金などはポイント対象外のケースが多いです。
② プリペイド・電子マネーへのチャージ
Suica、PASMO、楽天Edy、nanacoなど、電子マネーへのチャージはポイント対象外です。
③ ギフト券や金券の購入
Amazonギフト券、Apple Gift Cardなどの購入は付与対象外になりやすい領域です。
④ 海外サービスや一部オンライン決済
一部の海外ECやサブスクはKyashが利用できず、二重取りもできません。
Kyashの使い道・ポイントの貯め方
ここでは、Kyashポイントの使い道と効率的な貯め方を説明します。
Kyashポイントは1ポイント=1円として使え、チャージ不要で決済に利用できます。
主な使い道
- ・コンビニやスーパーでの支払い
- ・Amazonやネットショップでの支払い
- ・アプリ課金・ECサイトでの利用
効率的に貯める方法
- ・Kyash Card(ネイビー)を使う
- ・高還元クレカを紐づける
- ・日常の決済をKyashに集中させる
- ・タッチ決済を積極的に使う
Kyashのデメリット・リスク
便利な一方、Kyashにはいくつかの注意すべきデメリットがあります。
① 利用上限がある
Kyash Cardでは決済上限があり、クレジットカードのように無制限には使えません。
② 一部の店舗で利用できない
Visa加盟店でも決済できない例があり、特に海外ECでは制限が多いです。
③ 不正利用補償の回数制限
Kyash補償は「1年1回まで」と明記されており、補償範囲はクレジットカードより狭いです。
④ 再発行手数料が必要
カードの有効期限切れや紛失時は再発行に手数料がかかります。
Kyash(キャッシュ)によくある質問(Q&A)
ここでは、Kyashについて多い疑問をまとめて解説します。
Q1:改悪されてもう使う価値はない?
結論、日常の少額決済ではまだメリットがあります。
ただし、以前のような「高還元カード」としての役割は弱まりました。
Q2:中学生・高校生・未成年でも使える?
18歳未満への利用制限があるため、現時点では基本的に利用できません。
Q3:二重取りができるクレカは?
三井住友カードNL、セゾンカード、JCBカードWなど、紐づけ決済でポイントが付くカードがおすすめです。
Q4:どんな支払いがポイント対象外?
公共料金、税金、電子マネーのチャージ、ギフト券などが代表例です。
まとめ:Kyash(キャッシュ)でお得にポイ活できる
Kyashは改悪により、昔ほどポイントが貯まるサービスではなくなりました。
しかし、正しいカード選びと決済方法を組み合わせれば「ポイント二重取り」は今でも可能です。
日常の支払いを賢くまとめることで、クレカ+Kyashの両方のポイントを受け取れるため、キャッシュレス生活との相性は良いサービスです。