公開日 2024/12/23
最終更新日 2025/05/07
今回は、「LEVECHY(レベチー)」を運営する株式会社LEVECHY代表取締役の高将司(こう・しょうじ)氏にお話を伺いました。(取材日:2024年9月10日)
高利回りの秘密などが気になっている方は参考にしてください。
※サービスリリースは、2023年
高 将司(こう・しょうじ)氏の経歴:株式会社LEVECHY 代表取締役 |
1985年生まれ。父と叔父の影響で起業に興味を持つ。2006年にサヴィルズ・ジャパン株式会社に入社。 オフィスリーシング事業の日本マーケット立ち上げメンバーとして参画。 2012年にジャパン・プロパティーズ株式会社を設立。2024年、同社の社名を株式会社LEVECHYに変更。 |
首都圏の居住用マンションやオフィスビルに加え、地方の特色を生かした物件も投資対象としています。
業界でも数少ない不動産特定共同事業3号・4号事業者の1つ。
また、LEVECHYはオフィスの仲介やリノベーションに特化した専門性の高いチームと豊富な実績を持ちます。
市場にほとんど出回らない物件の取得やバリューアップを可能にしており、急速に人気を高めています。
レベチーでの投資家登録のやり方は以下の動画を参考にしてください。
次世代型・オフィス&レジデンスのクリエイト事業として「JP-BASE」というブランドでビルのリノベーション事業を行っています。
それらに加えて新たな事業として取り組んでいるのが不動産クラウドファンディングの「LEVECHY」です。
我々不動産のプロが選定した不動産に“相乗り”するような形で気軽に投資していただけるようなサービスです。
ーー今年7月に、ジャパンプロパティーズ株式会社から、株式会社LEVECHYに社名を変更されています。こちらの背景について詳しくお聞かせください。
この事業を会社の軸にしていくという覚悟が決まったというのが一番の理由です。
「LEVECHY」というサービスをさらに世の中に広げていく上では、サービス名と社名が同じほうが分かりやすいです。
このサービスをもう一段次のステージに進めていく、という決意のもとで社名変更に踏み切りました。
ーー2023年に不動産クラウドファンディング「LEVECHY」をローンチしていますが、サービスを立ち上げたきっかけや想いについてお聞かせください。
ひと言でいうと、このサービスを通して「不動産投資の民主化」を目指して行きたいと思っています。
それが、クラウドファンディングのスキームでたくさんの投資家さんが集まって大きな資金を調達できます。
実際にそれらに少額から投資もできます。
「LEVECHY」を通して、不動産投資に関する情報格差や投資に対するハードルを取り払っていけたらいいなと思っています。
ーー「LEVECHY」では、不動産特定共同事業(不特事業)の3号・4号の認可を取得されていますよね。
そうですね。
事業を行う上では、投資家の方からお預かりしたお金を別で管理をして倒産隔離するという体制を作ることはマストだと思っていました。
そのためには不特事業の3号・4号の認可が必要になるので、迷わず取りに行きました。
ーー1号・2号の許可でもサービスは展開できるという中で、3号・4号の認可を取りに行くことで事業のスピード感が犠牲になる可能性もあったのでは?
本当にその通りで、サービス名も決めて、商標登録も済ませて、というところまで準備をしていました。
当初は申請から2年ほどで行けるだろうと思っていて、2021年にはローンチできる想定でした。
それが、結局はそこから2年延びてサービス開始が2023年になってしまいました。
ーー予定が延びていく中で、焦りはありませんでしたか?
相当ありましたね。
それでも、当初から3号・4号事業者として圧倒的No.1を取りに行くと決めていました。
今となっては、やっぱり初志貫徹でやってよかったなと思います。
かなり盛り上がりましたね。
ですので、サービスをローンチして「1号」を出すときは正直不安な気持ちもありました。
しかし、結果として大成功といえる滑り出しができました。
ーー2024年9月には、累計のファンド組成金額が100億円を突破したというプレスリリースも出されました。あらためて、ここまでの「LEVECHY」の手応えについてお聞かせください。
やはりサービスインの初速はすごいものがありました。
3号・4号事業者として、安心して投資いただけるスキームでファンドを組成してきました。
その過程で、大きなリターンも提供するといったところをしっかり評価していただけているのかなと思っています。
ーー2号ファンドで募集金額3億円、3号では9億円ということで、ローンチ初期のサービスとしては異例の大型案件を連発されましたが、十分に行けると判断したということでしょうか?
そうですね。「1号」で17億円集められたというのはかなり大きかったです。
SPCを介してファンドを組成していくので、1号・2号で運営する場合よりもコストが大きくなってしまうんです。
なので、2~3億円以上のファンドの規模が運営上必要だったという裏の事情もありました。
結果として「1号」の成功でこの規模でも十分行けると判断しました。
ちなみに「3号ファンド」の募集金額は9億円だったのですが、物件自体は18億円で買っています。
ーー直近の13号ファンドでは、過去最大となる25億円超、かつ利回りも過去最高の12%というものでしたが、反響はいかがでしたか?
反響はものすごく大きかったですね。
想定利回りも金額も過去最大ということで、かなりキャッチーだったと思います。
それもあり、満額を大きく超える額のお申し込みをいただけました。
ーー累計組成金額100億円を達成して、さらに先の目標としてはどんなものがありますか?
現時点では、あと5年、2029年までに1,000億円のAUM(預かり資産残高)を目標としています。
今後もファンドの特性によって募集方式は変えていくのでしょうか?
先着式の募集について、検討はしています。
にもかかわらず、結果的に6億円のファンドが1時間ほどで埋まりました。
やはり、抽選式だと事前に設定した応募期間を待たないといけないというデメリットがあります。
投資家さんからすれば応募してから運用開始まで1カ月とか1.5カ月とかの時間がかかってしまうことになります。
先着式だとその期間を大幅に短くできますので、投資家のみなさんにとってもいい話だと思います。
ーー「LEVECHY」の今後の展望についてお聞かせください。
これまでの「LEVECHY」は運用期間が比較的短めのファンドをメインに提供していました。
あとは、「13号」のニセコの案件や「5号」の奄美大島の案件のような。
首都圏にとどまらない、地方創生的な側面もあるファンドの提供も増やしていければと思っています。
「LEVECHY」としては、魅力的な不動産の情報をできるだけ多くの方に届けます。
一口1万円から気軽に投資できるという「投資の民主化」を広げていきたいと思っています。
ですので、「LEVECHY」を通じて「不動産投資って面白いんだよ」ということをたくさんの人に伝えていけたらいいなと思いますね。
※高 将司氏は、日本の東京都葛飾区の出身(国籍が気になる方がいたようなので、追記)
ーー最後に、当記事をご覧になる投資家の方に、あらためてPRなどメッセージをお願いします。
「LEVECHY」は、現在月に1本というペースでファンドを提供しています。
ですが、丁寧に物件を厳選しながら、より魅力的な商品を提供したいという思いで、自信のある案件のみを提供するというポリシーで行っております。
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