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公開日 2026/08/07
最終更新日 2026/08/07
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東京23区・駅から徒歩9分の一棟マンション、想定利回りは年7.0%、運営会社は累計32本を組成して元本毀損はゼロ。
数字だけを並べれば、投資を始めたばかりの人の目にはかなり魅力的に映る条件です。
編集部では上の条件をすべて満たす架空のファンドを1つ作り、投資や不動産の実務経験を持つ6人に、お互いの回答を見せない状態で採点してもらいました。
結果は、6人中5人が「見送り」でした。
読み終わると、プロが利回り以外のどこを見て「これは危ない」と判断したのか、そして自分が検討している案件で何を確認すればいいのかがわかります。
注意
この記事で採点した案件は、編集部が作成した完全な架空のファンドです。
実在する事業者やファンドを指すものではなく、記事の内容は情報提供が目的で、特定の商品の購入を勧めるものではありません。
不動産クラウドファンディングを検討するとき、多くの人が最初に比べるのは利回りです。
募集ページの一番大きな文字が利回りなので、それが自然な流れでもあります。
ただ、同じ案件を職業の違う人に見せると、注目する場所がまったく変わります。
そこで今回は、1つの架空案件を用意し、次の6人に採点をお願いしました。
採点は、他の人の回答を見られない状態で個別に回答してもらう方式にしました。
誰かの意見に引っ張られると、その人の素の判断がわからなくなってしまうからです。
集まった回答を並べてみると、結論はきれいにそろい、理由はまったくそろいませんでした。
6人中5人が「見送り」で一致した一方、その5人が挙げた理由は、事業者の資金繰り、有利子負債、出口戦略、売却の実現性、劣後出資の薄さと、ほとんど重なりませんでした。
採点に使ったのは、実際にありそうな条件を組み合わせて作った架空のファンドです。
判断に必要な材料は、実際の募集ページと契約成立前書面に載る範囲でそろえました。
不動産クラウドファンディングは不動産特定共同事業法にもとづく「電子取引業務」として行われ、契約の前には条件をまとめた書面が投資家に交付されます。*1
つまり、ここに並ぶ情報は本来、申し込む前に自分で読める情報です。
用語:契約成立前書面 申し込みの前に交付される、ファンドの条件やリスクをまとめた書面のことです。
募集ページの見やすい要約には出てこない条件が、この書面で初めて確認できることがあります。*5
運営会社は直近3期分の決算も公開している、という設定にしました。
ここまでが、6人に渡した情報のすべてです。
ぜひ一度、自分ならこの案件に投資するかどうかを考えてから読み進めてみてください。
今回のパネルは、金融側の経験者が4人、不動産の現場が1人、個人投資家が1人という構成です。
意図的に「お金の貸し借りを見てきた人」を多めにしています。
不動産クラウドファンディングは物件に投資する商品のように見えて、実際には事業者にお金を預ける仕組みでもあるためです。
最初に、6人の採点結果をまとめて見てみましょう。
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不動産クラウドファンディング等の情報を提供しています。投資初心者の目線に立った運営を目指しています。記事は情報提供を目的としており、特定商品への投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにてリスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。