評判やばい?三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)儲かる?デメリットも解説
公開日 2025/11/20
最終更新日 2025/11/20
「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)はやばい?」
「三菱UFJ eスマート証券って儲かる?」
「実際の評判や口コミが知りたい」
こんな不安や疑問を持って検索してきた方が多いと思います。
結論、三菱UFJ eスマート証券は、経営が危ない・潰れるなど危険な証券会社ではないです。(筆者も利用中)
まず、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下という強いバックボーンがあります。
自己資本規制比率も基準値を大きく上回っています。
この記事では、最新口コミ・実際のデータをもとに、「やばいと言われる理由の真相」「本当に儲かるのか」を解説。
「使って分かったメリット・デメリット」「おすすめの人・やめた方がいい人」をわかりやすく解説します。
読み終える頃には、自分に合う証券会社かどうかが判断できるようになります。
- ・MUFG傘下で安全性に問題はなく「やばい証券会社」ではない
- ・少額積立やPontaポイント投資など初心者向きのサービスが充実
- ・国内株の通常手数料は最安クラスの他社より割高な場面あり
- ・米国株は手数料・為替コストとも優秀で長期保有と相性◎
- ・安心感重視の少額派に向き、大量売買のコスト最安狙いには不向き
結論:三菱UFJ eスマート証券は「安全性が高い」
まず、結論から整理します。
三菱UFJ eスマート証券は、2025年1月に「auカブコム証券」から商号変更しています。
三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のネット証券。
株式や投資信託、新NISA、米国株、プチ株(単元未満株)、Pontaポイント投資など、幅広い商品を扱っています。
顧客資産の分別管理あり
安全性の面では、金融庁登録の金融商品取引業者であり、日本証券業協会などに加入し、顧客資産の分別管理も行っています。
「三菱UFJとPontaポイントを活かしながら、少額でコツコツ投資したい人」には相性が良い証券会社。
一方、「とにかく国内株の手数料を最安に抑えたいデイトレ派」には向きにくいです。
三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)の基本情報
ここでは、まず基本的なスペックをおさえておきます。
| 商号 | 三菱UFJ eスマート証券株式会社 |
|---|---|
| 金融商品取引業者登録 | 関東財務局長(金商)第61号 2007年(平成19年)9月30日 |
| 業務の種別 | 第一種金融商品取引業 第二種金融商品取引業 投資助言・代理業 |
| 設立 | 1999年(平成11年)11月19日 |
| 資本金 | 71.96億円(資本準備金 119.13億円) |
| 本社所在地 | 〒100-6024 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング24F |
| 代表者 | 代表取締役社長 飛松 一樹 |
| 株主構成 | 三菱UFJ銀行 |
三菱UFJ eスマート証券の概要
三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のネット証券です。
インターネット専業証券として、以下のような商品を取り扱っています。
- 国内株式(現物・信用)
- 米国株式
- 投資信託・つみたてNISA・新NISA
- プチ株(単元未満株)・プレミアム積立
- Pontaポイント投資(投信・プチ株)
安全性と登録状況
安全性に関わるポイントも、先に整理しておきます。
- 金融商品取引業者として関東財務局に登録済み
- 日本証券業協会など複数の業界団体に加入
- 日本投資者保護基金に加入している
- 顧客資産は、会社の自己資産とは分別して管理される(いわゆる信託保全・分別管理の仕組み)
万が一、会社側の財務トラブルが発生しても、顧客の株式や預り金は、信託銀行での分別管理や投資者保護基金の枠内で保護されます。
「証券会社が潰れたら、預けたお金が全部消えてしまうのでは」という不安を持つ人もいます。
しかし、制度上は一定の保護が用意されています。
三菱UFJ eスマート証券が「やばい」と言われる主な理由(デメリット)
次に、検索の口コミや評判でよく見られる「やばい」「評判悪い」と言われるポイントを整理します。
デメリット① 国内株の手数料が“最安クラス”とまでは言えない
三菱UFJ eスマート証券は、国内株の手数料を他社と比較すると割高に見える場面があります。
なぜなら、SBI証券や楽天証券が「一定額まで手数料無料」などの攻勢を強めているため。
以下、三菱UFJ eスマート証券の「一日定額手数料コース」での手数料。(1日の約定代金が100万円までは手数料0円)
| 合計約定代金(現物・信用合算) | 手数料(税込) |
|---|---|
| 0円〜100万円以下 | 無料 |
| 100万円超〜200万円以下 | 2,200円 |
| 200万円超〜300万円以下 | 3,300円 |
| 300万円超〜400万円以下 | 4,400円 |
| 400万円超〜500万円以下 | 5,500円 |
| 500万円超 | 以降、100万円毎に1,100円加算 |
デイトレなど大量の短期売買では手数料が高くなることも
株を何度も売買する「短期売買・デイトレードなど」では、手数料が積み重なりやすくなります。
三菱UFJ eスマート証券は、国内株の売買手数料が無料にならない取引もあります。
取引を繰り返すほどコストが増えるため、頻繁に売買する投資スタイルの人にとっては注意が必要です。
auカブコム証券の取引手数料、僕の日本語力不足のせいか意味がわからん。。。
— びっとぶりっと (@yuma300) August 17, 2024
一日定額手数料なのに、
"一日の合計約定代金に応じて取引手数料が決定します。"
ってかかれてるんよね。これ定額じゃなくね? pic.twitter.com/AdPwEMuy9m
デメリット② プチ株(単元未満株)の通常手数料は他社より高くなる場合も
プチ株自体は便利なサービスです。
しかし、特定口座などでスポット買い・売りをする場合、約定代金の0.55%(最低52円)の手数料がかかります。
SBI証券の「S株」や楽天証券の「かぶミニ」では、単元未満株の買付・売却が実質無料になることもあります。
頻繁に単元未満株を売買したい人にとっては、他社の方がコスト面で有利なケースがあります。
ただし、後述するように「新NISA口座」や「プレミアム積立(プチ株積立)」を使えば、プチ株の手数料を実質無料にできます。
デメリット③ 取扱い外国株は実質“米国株メイン”で、選べる国は少ない
三菱UFJ eスマート証券の外国株は、現状では米国株が中心です。
米国株に限定して投資したい人には問題ありません。
しかし、「欧州株やアジア株など、世界中の個別株に分散投資したい」という人には物足りないといえます。
デメリット④ ツールや画面が人によっては“使いづらい”という口コミも
三菱UFJ eスマート証券のツールに対し、「情報量が多く初心者には分かりづらい」「アプリの動作が重いと感じるタイミングがある」といった口コミも見られます。
一方で、慣れてしまえば「情報がまとまっていて便利」という声もあり、ここは好みと慣れの問題です。
auカブコム証券の出金手数料は三菱UFJ銀行など一部を除いて有料でしたがついに無料化!!
— ふじモンLv7@セミリタイア錬金術師 (@fujimon_ao10) April 28, 2023
法人口座でも三菱UFJ銀行口座を持っていましたがネットバンク契約が有料であるため使い勝手が悪かったです。そこで出金口座先を住信SBIネット銀行に変更しましたー
これで即時に資金が戻ってくるよう助かる~♪ pic.twitter.com/cC7DW5Ku3A
デメリット⑤ キャンペーンやポイント還元の“派手さ”では他社に劣る場面も
近年は、SBI証券、マネックス証券などが、クレカ積立ポイント還元や大型キャンペーンを次々に打ち出しています。
三菱UFJ eスマート証券もPontaポイント投資や各種キャンペーンは行っています。
しかし、「常に最大級の還元」というより、比較的堅実な印象です。
そのため、「とにかくポイント還元を最大化したい」という人にとっては、他社の方が魅力的に見える場面があります。
三菱UFJ eスマート証券の主なメリット
ここからは、評価されている強みの部分を整理します。
メリット① プチ株&プレミアム積立で“少額からコツコツ”投資しやすい
三菱UFJ eスマート証券の「プチ株」は、1株から日本株を買える単元未満株サービスです。
さらに、毎月500円からの自動積立「プレミアム積立(プチ株積立)」なら、手数料無料で積立ができます。
「毎月少しずつ積立」「新NISA口座内で非課税&手数料無料」といった使い方をすれば、少額からコストを抑えて分散投資できます。
メリット② Pontaポイント投資で“現金ゼロ”から始められる
Pontaポイントを使って、投資信託やプチ株を購入できるのも三菱UFJ eスマート証券ならではの魅力です。
日常の買い物やau系サービスで貯めたポイントを、そのまま投資に回せます。
「まずはポイントだけでお試し投資をしてみたい」という初心者にも向いています。
メリット③ 新NISA口座の株・投信・米国株の手数料が無料
新NISA口座内では、国内株式・プチ株・投資信託・米国株の取引手数料が無料です。
長期の資産形成を新NISA中心で考える人にとっては、「口座開設料・維持費・売買手数料すべて無料」です。
メリット④ 米国株の手数料と為替コストが“トップクラス水準”
米国株の取引手数料は0.495%(税込)で、上限22ドルという設定。
主要ネット証券の中でもトップクラスの低コスト水準とされています。
円貨決済時の為替スプレッドも、往復40銭(片道20銭)と他社より有利な水準。
「米国株に投資したい人」にとっては大きなメリットです。
メリット⑤ MUFGグループの信頼感と、銀行・ポイントとの連携
三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下。
グループ内の銀行口座やPontaポイントサービスとの連携も強みです。
新興の証券会社と比べ、「グループの知名度・安定感を重視したい」という層には安心材料になりやすいです。
実際に“やってみた”人の評判・口コミの傾向
ここでは、実際に三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)を使っている投資家の口コミを、まとめます。
良い評判・口コミの傾向
ネットでは以下のような評価があります。
- 「プチ株やプレミアム積立で、少額から分散投資しやすい」
- 「Pontaポイントだけで投資を始められるのが気楽」
- 「新NISAの手数料が無料で、米国株のコストも低い」
- 「三菱UFJグループという点で安心感がある」
悪い評判・口コミの傾向
一方、以下のような感想も。
- 「国内株の手数料は、他のネット証券より高く感じる」
- 「アプリやツールの画面がごちゃついていて、慣れるまで時間がかかる」
- 「単元未満株のスポット売買手数料が、短期で大量だと、他社より高い」
総じて、
「少額投資・Pontaポイント投資・新NISA中心の人からの評価は高め」
「国内株を頻繁に売買したいアクティブ派にはやや不満」
という傾向が見られます。
安全性・「潰れる」リスクは?怪しい・危ないという噂の実態
「auカブコム証券 潰れる」「三菱UFJ eスマート証券 やばい」といった検索ワードを見て不安になる人もいると思います。
ここでは、三菱UFJ eスマート証券の安全性を解説。
「潰れる?」という噂に回答します。
MUFG傘下+投資者保護基金加入で、安全性は高い
三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員。
日本証券業協会や日本投資者保護基金に加入しています。
顧客の有価証券や預り金は、法令に基づいて会社の自己資金とは分別して管理されています。
原則として信託銀行などで保管されます。
証券会社が倒産しても、投資家の資産は守られる
万が一、証券会社側の経営が悪化した場合でも、顧客の資産は会社の財産とは切り離して保護されます。
「潰れたら全財産が消える」わけではないです。
自己資本規制比率239.6%で基準を大きく上回る水準
三菱UFJ eスマート証券の自己資本規制比率は、2025年9月末時点で239.6%。
金融商品取引法で求められる基準値の120%を大きく上回っています。
自己資本規制比率は、証券会社がどれだけ財務的に余力を持っているかを示す指標。
基準の約2倍の水準は安心材料
「自己資本規制比率120%以上を維持すること」が法令上の最低ラインです。
239.6%という数値は、この最低基準の約2倍の水準。
「すぐに経営が行き詰まるような状態ではない」という目安として見ることができます。
もちろん、将来のリスクを完全にゼロにできるわけではありません。
しかし、現時点のデータだけを見ると、「自己資本の安全性が極端に低い」という状況ではないと判断できます。
“怪しいメール・偽サイト”には注意が必要
近年は、マネックス証券や松井証券などと同様に、金融機関を装ったフィッシングメールや偽サイトによる被害が問題になっています。
こうした詐欺は、証券会社そのものが「怪しい・危ない」のではないです。
人気のある金融サービスを名乗った第三者による犯行。
ログイン情報などを入力する際は、必ず公式アプリやブックマークした公式URLからアクセスしましょう。
基本的なセキュリティ対策を徹底することが重要です。
三菱UFJ eスマート証券がおすすめな人・おすすめしない人
ここまでの内容を踏まえ、「どんな人に向いているか」「どんな人にはおすすめしないか」を整理します。
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)がおすすめな人
- 三菱UFJグループの安心感を重視したい人
- Pontaポイントを活用して、現金ゼロから少額投資を始めたい人
- プチ株や投信積立、新NISAを中心に“コツコツ投資”をしたい人
- 新NISAの成長投資枠で、米国株を低コストで長期保有したい人
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)をおすすめしない人
- 国内株を高頻度で売買するデイトレーダー・短期売買派
- 欧州株やその他の海外株にも広く投資したい人
- 「とにかく手数料最安」で選びたい人
Q&A:三菱UFJ eスマート証券に関する疑問に回答
最後に、検索ニーズの多い疑問をQ&A形式でまとめます。
Q1.三菱UFJ eスマート証券は「潰れる」心配はありますか?
現時点で、「潰れそうだ」という具体的な公的情報やデータは見当たりません。
Q2.三菱UFJ eスマート証券を使えば“儲かる”のでしょうか?
どの証券会社を使っても同じですが、「口座を作れば儲かる」という保証はありません。
儲かるかどうかは、あくまで選ぶ商品や運用スタイル、相場環境に左右されます。
Q3.旧auカブコム証券から何か大きく変わりましたか?
商号が「auカブコム証券」から「三菱UFJ eスマート証券」に変わりました。
既存の顧客の口座が突然使えなくなるような変更ではありません。
Q4.三菱UFJ eスマート証券と他のネット証券、どっちがおすすめ?
ざっくりとした目安としては、次のように考えると整理しやすくなります。
- 三菱UFJ eスマート証券:Pontaポイント・プチ株・新NISA・米国株でコツコツ投資したい人
- SBI証券・楽天証券など:国内株の売買手数料を徹底的に抑えたい人
どちらか一方に絞る必要はなく、併用・使い分けをしている投資家も多くいます。
まとめ:三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)は危険、やめとけではない
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)は、危険な証券会社ではありません。
MUFGグループの一員として、投資者保護基金への加入や分別管理など、一定水準以上の安全性を確保したネット証券です。
プチ株、Pontaポイント投資、米国株の低コストなど、「少額から長期でコツコツ資産形成したい人」にとっておすすめです。