マネックス証券は評判やばい?潰れる・怪しい・危ないの噂は誤解!真相を解説

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「マネックス証券はやばい?」「潰れるって本当?」「怪しいの?」

こんな検索ワードがネットにはあります。

しかし、その多くは誤解や古い情報、ネット上の噂が先行しているケースがほとんど。(筆者も利用中)

マネックス証券使ってみた

マネックス証券は2024年にNTTドコモの連結子会社となり、経営基盤はむしろ強化されています。

安全性の指標である「自己資本規制比率」も基準値を大きく上回り、ユーザー数も増加中。

本記事では、「潰れる」「やばい」と言われる理由を解説。

安全性、評判やメリット・デメリットも整理。

最後にマネックス証券が向いている人/向かない人をわかりやすく解説します。

要点まとめ
  • ・マネックス証券はNTTドコモ傘下で「潰れる・危ない」は根拠なし。
  • ・「怪しい」噂はフィッシング詐欺メールの増加が原因で、同社の問題ではない。
  • ・デメリットは国内株手数料が最安でない点。
  • ・米国株5,000銘柄超+ワン株買付無料+銘柄スカウターなど強みは大きい。
  • ・IPO完全平等抽選やクレカ積立(dポイント還元)も初心者に好相性。
  • ・「国内株の完全無料」重視なら他社併用、米国株なら最有力候補。

マネックス証券が「潰れる」と言われる理由は?結論:根拠なし

まず最も気になる「マネックス証券は潰れる?」という点です。

結論として、現時点で破綻リスクを示す具体的な情報は存在しません。

理由①:NTTドコモの連結子会社で経営基盤が強化されている

2024年1月、マネックス証券はNTTドコモの連結子会社となりました。

通信・金融・ポイント領域を抑える巨大企業の傘下に入ったことで、経営基盤はむしろ強くなっています。

「親会社ドコモが潰れる=日本全体が揺らぐレベル」なので、後ろ盾としては非常に強固です。

理由②:自己資本規制比率は監督基準を大きく上回る

証券会社の健全性を測る指標「自己資本規制比率」。 

 金融庁の基準は120%以上ですが、マネックス証券は308.1%とこれを上回っています。(2025年9月末時点)

この数値が120%ギリギリだと危険ですが、現状そのような兆候はありません。

理由③:過去の行政処分が“今も怪しい”と誤解されている

マネックス証券は2006年に行政処分を受けたことがありますが、これは約20年前の話です。

当時の問題は改善済みであり、現在の運営と直接関係ありません。

しかし「行政処分歴がある=怪しい」という短絡的な検索ワードにつながっています。

理由④:フィッシング詐欺「マネックスを装う偽メール」の被害報告

最近、マネックス証券を名乗る偽メールや偽SMSが急増中。

これがネット上で「怪しい」「やばい」という噂につながっています。

しかし、これらはマネックス証券が送っているものではなく、詐欺を目的とした外部の人間が送っています。

メール本文のURLをクリックさせ、ログイン情報やパスワードを盗み取る手口が確認されています。

つまり、「怪しい」「危ない」という印象は、マネックス証券ではなく、詐欺業者によって作られた誤解です。

マネックス証券のセキュリティ対策は強化されている

マネックス証券は、こうした不正アクセスの増加を受けて、セキュリティを段階的に強化しています。

公式サイトでも注意喚起を行い、次のような対策を実施中です。

① 多要素認証の強化(ワンタイムパスワードなど)

IDとパスワードだけではなく、追加の認証コードが必要になるため、不正ログインを大幅に防止できます。

② 不正アクセス検知システムの導入

普段と違う環境・端末・地域からログインした場合、異常を検知して取引を制限する仕組みを導入しています。

③ 取引・サービスの「一時停止」機能

不正利用を疑った場合、ユーザーが即時で取引を止められる機能を提供。リスクを最小化できます。

④ ログイン画面への直接アクセスを推奨

メールやSMS内のリンクを使わせず、ブラウザのブックマークや公式アプリからのログインを強く推奨しています。

⑤ パスワード・取引暗証番号の定期変更を推奨

万が一情報が盗まれても悪用されないよう、パスワード管理の徹底を案内しています。

結論:噂の「怪しい」「危ない」は誤解から発生

インターネット上で「マネックス証券が怪しい」と言われる理由の多くは、マネックスを名乗る偽メール・偽SMSによるものです。

実際には、マネックス証券は不正ログイン対策を強化しており、セキュリティ体制はネット証券の中でも高水準といえます。

詐欺メールさえ避ければ、マネックス証券そのものが「危ない」という事実はありません。

マネックス証券のデメリット・注意点

ここでは、ネット上で「やばい」と言われやすいポイントを、実際の口コミなどをもとに分かりやすく整理します。

デメリット① 国内株の手数料が最安ではない

国内株の売買手数料は、他の大手ネット証券が無料化を進めているため、比較すると割高に見えることがあります。

以下、手数料が安い会社との比較。

証券会社 現物取引の手数料 信用取引の手数料
SBI証券 無料 無料
楽天証券 無料 無料
マネックス証券 無料(1日50万円以下)
超過分は手数料が発生
無料

デメリット② 取り扱い外国株は「米国株・中国株」に限定される

マネックス証券は外国株に強いものの、購入できるのは米国株と中国株が中心です。

ヨーロッパ株やアジアの他地域の株式も取引したい人には、選択肢が少なく物足りなく感じる可能性があります。

デメリット③ 米国株を買う際は“ドル転”が必要で手間に感じる人もいる

米国株を購入するには、日本円を米ドルに交換する「ドル転」の作業が必要です。

慣れれば簡単です。

しかし、初心者にとっては「どうやってドルに替えるの?」と戸惑うポイントになりやすいです。

他社と比較したときに“やや分かりづらい”という声が出やすい部分です。

他の証券会社との違い(米国株の買い方を比較)

証券会社 米国株の買付方法 初心者の手間
マネックス証券 日本円→米ドルへ両替(ドル転)してから買付 ドル転の理解が必要。慣れれば簡単
SBI証券 円貨決済・外貨決済を選べる 円のまま買えるが、手数料は割高になることがある
楽天証券 円貨決済がメイン(ドル転はオプション) 円で買えて簡単。ただし為替コストは高め

このように、マネックス証券は「外貨(米ドル)で取引することを前提」としています。

投資を本格的に始めたい人には向いている一方、最初はややハードルを感じやすいです。

デメリット④ 銘柄スカウターは優秀だが、全機能を使うには条件がある

銘柄分析ツール「銘柄スカウター」は非常に評価が高いです。

ですが、全機能を使うためにはマネックス証券での口座保有や一定の利用条件が必要です。

無料版でも十分便利なものの、「制限なく使いたい」という人にはデメリットと感じられることがあります。

マネックス証券のメリット(強み)

マネックス証券にはメリットも多いです。

メリット① 米国株の取扱数が5,000銘柄以上でトップクラス

マネックス証券は、米国株の取扱数が5,000銘柄以上あり、ネット証券でもトップレベルです。

Appleやテスラなどの有名企業はもちろん、ニッチな成長株まで幅広く投資できます。

「将来伸びる企業に早めに投資したい」

「テーマ株を探したい」

という人にとって、銘柄の選択肢が多いのは大きな武器です。

メリット② 単元未満株(ワン株)買付手数料が無料

ワン株は1株から買えるサービスで、高額になりがちな米国株や日本株も少額から投資できます。

しかもマネックスは買付手数料が無料なので、初心者でもムダなコストを気にせず始めやすいのが魅力です。

「まずは小さくお試ししたい」「毎月少額で積立したい」という人と相性が良いサービスです。

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メリット③ クレカ積立が可能でポイントも貯まる

クレジットカードを使って投資信託を積み立てると、dポイントが自動で貯まります。

普段の支払いと同じ感覚で“勝手に貯まる”仕組みなので、初心者でも継続しやすいのが特徴です。

「ほったらかしでポイントも欲しい」「自動で積立したい」という人に最適です。

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メリット④ 銘柄スカウターが優秀

マネックス証券の銘柄スカウターは、企業の売上・利益・業績推移をグラフで確認できる無料ツールです。

専門知識がなくても、成長性や割安度が視覚で分かりやすいため、初心者が銘柄選びをするときに大きく役立ちます。

「決算書が読めない」「何を基準に株を選べばいいかわからない」という人から特に支持されています。

メリット⑤ IPOが100%完全平等抽選

マネックス証券のIPOは、資金量の少ない人が不利にならない“完全平等抽選”を採用しています。

つまり、初心者でもベテランでも同じチャンスが得られます。

「まずはIPOをやってみたい」「少ない資金でもチャンスが欲しい」という人から人気のサービスです。

メリット⑥ 株の分析に強い「トレードステーション」が使える

マネックス証券では、高度な分析ができる「トレードステーション(TradeStation)」を無料で利用できます。

トレードステーションはアメリカでプロ向けとして評価されているツール。

チャート分析やバックテスト機能が非常に強力です。

「テクニカル分析を本格的にやってみたい」

「売買の判断材料を増やしたい」

という中級者だけでなく、初心者でも直感的に操作できる点が魅力です。

マネックス証券の評判・口コミ:良い声と悪い声を要約

ネット上のマネックス証券の評価を中立的にまとめます。

良い口コミ・評判

  • 米国株を買いやすい
  • 銘柄スカウターが便利
  • 分析ツールが充実
  • ワン株が便利で初心者向け

悪い口コミ・評判

  • 国内株を大量に取引する際、手数料が高いことも
  • ドル転が面倒
  • マニアックな海外株を扱ってないことも

マネックス証券がおすすめな人

以下、マネックス証券がおすすめな人の特徴。

  • 米国株・中国株に投資したい人
  • 単元未満株でコツコツ投資したい人
  • 銘柄分析ツールを使いたい人
  • クレカ積立でポイントを貯めたい人

マネックス証券をおすすめしない人

以下、マネックス証券をおすすめしない人。

  • 国内株の売買手数料を完全無料にしたい
  • 米国株以外の海外株に投資したい
  • 円貨決済でかんたんに米国株を買いたい

マネックス証券に関するよくある質問(Q&A)

マネックス証券が破綻・倒産したら預けている資産はどうなる?

万が一破綻した場合でも、投資家の資産は「信託銀行での分別管理(信託保全)」によって保護されます。

資産は、マネックス証券の会社資産とは完全に分けて、信託銀行で保管されています。

そのため、証券会社が倒産しても、顧客資産は信託銀行からそのまま全額返還されます。

手数料は本当に高い?初心者に向かない?

「国内株の手数料」ではSBI証券・楽天証券に劣りますが、高いというレベルではありません。

少額取引をする初心者にもおすすめしやすい水準です。

まとめ:「マネックス証券が危険、やめとけ」は誤解

マネックス証券は「潰れる」「やばい」と噂されることがあります。

しかし、実際にはその根拠は弱く、NTTドコモ傘下で安全性は十分確保されています。

デメリットもありますが、それを上回る米国株の強さ・銘柄スカウター・ワン株の利便性が魅力です。

米国株・少額投資・分析重視の人にとって、マネックス証券は有力な選択肢と言えます。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    不動産クラウドファンディング等の情報を提供しています。投資初心者の目線に立った運営を目指しています。記事は情報提供を目的としており、特定商品への投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにてリスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。

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