無理？PayPayステップ攻略法17こ！回数稼ぎのコツ、反映されない時の対策も解説

PayPayステップは、毎月の利用状況に応じて翌月のポイント還元率がアップするお得な制度です。

「支払い回数が足りない」

「10万円も使えないかも…」

と思っていても、工夫すれば達成できます。

この記事では、PayPay公式の最新情報をもとに、仕組みや条件、達成のコツをわかりやすく解説します。

また、実際にムリなく条件をクリアするための「達成ロジック」もあわせて紹介します。

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PayPay（ペイペイ）ステップとは？基本情報

PayPayステップは、PayPayやPayPayカードをどれだけ使ったかによって、翌月にもらえるポイントの還元率が上がるプログラムです。

ポイントの付与率は、「基本付与率」＋「条件達成特典」＋「ゴールドカード特典」の合計で、最大2.0％までアップします。

ポイントは、支払い金額200円ごとに自動で付与されます（出金・譲渡はできません）。

自分の達成状況は、PayPayアプリの「ステップ」画面で確認できます。

【PayPay（ペイペイ）ステップ】最新の付与率と内訳

PayPayステップのポイントは「基本付与率」＋「条件達成特典」＋「ゴールド特典」の合計で決まります。

ポイントは支払い金額200円ごとに計算されます。

199円は0pt、200〜399円は200円分だけが対象、というイメージです。

PayPay（ペイペイ）ステップの基本付与率とは？

基本付与率とは、PayPayで支払いをしたときに「どれくらいポイントがもらえるか」を示す割合のことです。

支払い方法によってポイントの付与率が変わります。

支払い方法ごとの基本付与率は以下の通りです。

① PayPay残高／PayPayポイント払い：0.5％（200円につき1pt）

PayPayアプリの残高や、すでに持っているPayPayポイントを使って支払った場合の還元率です。

たとえばコンビニで400円の買い物をしたら、2ポイント（200円×2） がもらえます。

② PayPayクレジット／クレジット利用設定済みのPayPayカード：1.0％（200円につき2pt）

クレジット機能のあるPayPayカードで支払う場合は、還元率が倍の1.0％になります。

たとえば400円の支払いなら、4ポイントもらえる計算です。

付与率アップの条件

前月の条件（30回・10万円）を満たすと、翌月の付与率に＋0.5％が上乗せされます。

この「＋0.5％」は、残高／ポイント払いにも、PayPayクレジット（PayPayカード）にも同じように加算されます。

PayPayカード ゴールドをクレジット利用設定して使うとアップ

さらに、PayPayカード ゴールドをクレジット利用設定して使うと、翌月は＋0.5％が追加されます。

合計すると、翌月の付与率は次のとおりです。

PayPayステップの具体的な計算

PayPayステップのポイント付与率について、具体例で確認します。

【例1】残高払いで税込600円の買い物をした場合。

達成特典ありの翌月は、600円→200円×3回で2pt×3＝6ptが付与されます。

【例2】PayPayカードで税込1,180円を支払った場合。

達成特典ありの翌月は、1,180円→200円×5回（1,000円分のみ対象）で3pt×5＝15ptが付与され、余りの180円分は切り捨てです。

【例3】PayPayカード ゴールドで税込1,000円を支払った場合。

達成特典ありの翌月は、200円×5回で4pt×5＝20ptが付与されます。

なお、併用払い（例：一部を残高、一部をポイントなど）の場合は、支払い方法ごとに200円単位で計算して合算します。

PayPay（ペイペイ）ステップの達成条件（毎月判定）

PayPayステップの特典を受け取るには、毎月1日から月末までのあいだに、以下の2つの条件をどちらも満たす必要があります。

① 支払い回数：合計30回以上（それぞれ税込200円以上の支払いが対象）

② 支払い金額：合計10万円以上

ここで注意したいのは、「税込200円未満の支払い」は回数には含まれませんが、支払い金額にはしっかり加算されるという点です。

都度200円以上の支払いをした方が条件を満たしやすい

たとえば、150円の支払いを10回しても、回数条件は0回扱いですが、金額は1,500円分として合計に反映されます。

また、支払い方法によってはカウントされない取引もあります。

PayPayアプリを介した「一般のクレジットカード払い」や「PayPayデビット」は対象外なので注意してください。

月の前半から計画的に進めるのがおすすめ

条件の達成状況は、PayPayアプリの「ステップ」または「取引履歴」画面からリアルタイムで確認できます。

特に月末は反映まで数時間〜数日かかる場合があるため、月の最終週にまとめて支払うより、月の前半から計画的に進めるのがおすすめです。

達成状況は翌月2日0:00以降に反映され、条件を満たしていれば翌月のポイント付与率が自動でアップします。

PayPay（ペイペイ）ステップで対象になる支払い方法

対象になる支払い方法は、次の通りです。

• PayPay残高
• PayPayポイント
• PayPayクレジット
• クレジット利用設定済みのPayPayカードおよびPayPayカード ゴールド
• PayPay残高カード（オンラインVISA加盟店のみ）

支払い方法によって還元率は異なります。

店頭での買い物やネットショッピングなど、幅広い用途でポイントを貯めることが可能です。

使う支払い方法を工夫することで、効率よくポイントを増やせる仕組みになっています。

PayPayステップで対象外の支払い方法

対象外の支払い方法は次の通りです。

• PayPay商品券の利用
• PayPayアプリを介した一般のクレジットカード払い
• PayPayデビット（旧PayPay銀行残高）での支払いとそのポイント併用分
• 残高チャージやポイント運用や資産運用サービスなど
• 寄付やお賽銭や一部の金券や再販売目的のチケット類など
• ソフトバンクやワイモバイルやLINEMOの携帯電話料金

これらの支払い方法は、PayPayステップによるボーナスポイントの対象にはなりません。

日常的な買い物や決済では使えますが、ポイントを増やしたい場合は、対象外の支払い方法は避ける必要があります。

PayPay（ペイペイ）ステップ攻略の考え方

PayPayステップを無理なく達成するコツは、「回数」と「金額」を分けて考えることです。

「回数」は、コンビニやドラッグストアなど、普段の小さな買い物で積み上げましょう。

「金額」は、公共料金やネットショッピングなど、毎月の固定費で自然に増やすのが安全です。

毎月のはじめに、「回数を増やす支払い」と「金額を増やす支払い」をカレンダーにメモしておくと、計画的に進められます。

PayPayステップ条件達成の具体的な対策

まずは、少額の支払いでテストして、本当にカウントされるか確認しましょう。

問題がなければ、普段の支払いを少しずつPayPayに切り替えていけば自然に達成できます。

以下、条件達成のための具体策について説明していきます。

① 交通系ICカードにチャージ

たとえば、SuicaはPayPayステップの対象です。

通勤や通学のついでに200円以上チャージすれば、手軽に回数を増やせます。

ただし、鉄道会社によっては対象外の場合もあるため、月初に少額で試して確認しておくと安心です。

② ファミペイにチャージ

ファミリーマートをよく使う人は、ファミペイへのチャージでも回数を稼げます。

チャージだけが対象になる場合と、支払い時の残高利用も対象になる場合があります。

最初に両方試してカウントされるほうを確認しましょう。

③ WAONにチャージ

イオン利用者にはWAONチャージもおすすめです。

店舗やチャージ機によって判定が異なることがあるため、最初は最低チャージ金額の1,000円から試してみるのが安全です。

④ JAL Payにチャージ

JAL Payはスマホから簡単にチャージできるため、回数の調整にも便利です。

ただし、一部の環境では対象外になる場合もあるため、1〜2回試してから継続利用をするかどうか判断しましょう。

⑤ 家族カードを活用

家族の支払いをまとめると、回数と金額を効率的に増やせます。

ただし、家族カードの利用分は家族会員本人のアカウントでカウントされる点に注意。

本会員とは別集計です。

⑥ PayPayグルメの事前決済

外食予定がある人は、PayPayグルメで事前決済をしておくと早めに回数を稼げます。

ただし、キャンセルするとカウントが取り消されることがあるため、履歴を確認しておきましょう。

⑦ Yahoo!ショッピングなどのネット購入

日用品やふるさと納税などをネットでまとめ買いすれば、自然と金額条件を満たせます。

1回の支払い金額が200円以上になるよう意識して調整しましょう。

⑧ 公共料金や税金の請求書払い

電気・ガス・水道料金や一部の税金もPayPayで支払えます。

払込票にバーコードがある場合は、アプリからそのまま支払い可能。

対応している自治体・企業かを事前にチェックしましょう。

⑨ タクシー・駐車場・コインランドリー

PayPay対応の精算機や自販機を見かけたら、日常の中で回数を増やすチャンスです。

ただし、ムダな支出は避け、必要な支払いの範囲で活用するのが基本です。

⑩ デリバリーやテイクアウト

ランチやテイクアウトをPayPay対応店で注文すれば、無理なく回数を積み上げられます。

注文金額が200円以上になるよう意識するだけでOKです。

⑪ ネットスーパーやドラッグストア

週に1回の買い物を2回以上に分けて支払うと、自然に回数を増やせます。

ただし、過度に手間がかかるほどの分割払いは避け、無理のない範囲にとどめましょう。

⑫ 自販機や自動精算機

PayPay対応の自販機や自動精算機の利用は、月末に回数が足りないときの調整に便利です。

200円を超える組み合わせをあらかじめ決めておくとスムーズです。

⑬ サブスクの支払いをPayPayに変更

音楽・動画などのサブスクリプションでPayPay決済に対応しているものがあれば、支払いをPayPayに切り替えておくと毎月自動でカウントされます。

対応していないサービスも多いので、事前に公式サイトで確認しましょう。

⑭ 「200円ルール」を習慣化

200円未満の支払いは回数にカウントされません。

会計前に金額を確認し、足りないときはガムや飲料を1つ追加するなど、少しの工夫で達成率が上がります。

⑮ 週1回の進捗チェック

毎週同じ曜日にステップ画面を確認して、回数と金額の進捗をチェックしましょう。

早めに不足分を把握すれば、月末に焦らず余裕を持って調整できます。

⑯ 月末の3日間でリカバリー

残り数回で条件達成というときは、月末3日間を「リカバリー期間」と決めておきましょう。

自販機やコンビニの少額決済を数回入れるだけでも十分カバーできます。

月の最終日ギリギリで条件達成しようとするとカウントミスで取りこぼすこともあります。

ある程度日数に余裕を持たせておくことが大切です。

⑰ 返品・キャンセルの影響に注意

返品やキャンセルをすると、その分の支払いが無効になり、回数・金額が減ることがあります。

ギリギリで達成した場合は、「取引履歴」で取り消しが起きていないか必ず確認しておきましょう。

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よくある失敗・つまずきと対策

PayPayステップでよくある失敗例とその対策方法について説明します。

① 200円未満は回数に入らない

税込199円までの支払いは「回数0回」として扱われます（合計金額には足されます）。

対策

レジに並ぶ前に合計を確認し、足りなければガムや水などを1点足して200円以上にする。

よく買う商品の組み合わせで「200円超えの定番パターン」を作っておくと安心。

② 一般のクレカ払いは対象外

PayPayアプリに他社クレカを登録して払う方法は、ステップの回数・付与の対象外です。

対策

「PayPay残高」「PayPayポイント」「PayPayクレジット」または「クレジット利用設定済みのPayPayカード」で支払う。

支払い画面の表示（残高／クレジット）を毎回確認。

③ 月末の駆け込みは反映が遅れやすい

オンライン決済などは「支払い受付」から「支払い完了」になるまで時間差があります。

月末ギリギリだと翌月扱いになることがあります。

対策

月末5日前までに回数・金額の8割を終える。

月末は不足分の微調整だけにし、「受付」の表示が出たら完了に変わるまで待ってから進捗を確認。

④ 返品・キャンセルで未達に戻る

返品や注文変更があると、その分の回数や金額が取り消され、達成済みでも条件未達に戻ることがあります。

対策

達成直後は「取引履歴」で取消の有無を確認。

キャンセルが起きやすい注文（在庫薄・予約変更の場合に多め）は、達成直前の調整には使わない。

トラブル時のチェック手順

PayPayステップの利用でトラブルが発生した場合は、次の手順で確認してみましょう。

① まずはアプリで状況を確認

PayPayアプリの「ステップ詳細」画面を開き、自分の支払いが反映されているかを確認しましょう。

ゲージが増えていなくても、反映まで数時間〜数日かかることがあります。

焦らず少し時間をおいて再確認するのがポイントです。

② 取引履歴をチェック

「取引履歴」を開いて、支払い日・金額・支払い方法を確認します。

税込200円未満の支払いは回数カウント外なので、まずは金額欄をチェック。

200円以上で対象の支払い方法（残高・PayPayクレジットなど）になっているかを見直します。

③ 「支払い受付」表示のままなら反映待ち

ネット決済や予約サイトなどでは「支払い受付」と表示されることがあります。

この段階ではまだ完了していないため、ステップには反映されません。

「支払い完了」に変わるまで待ってから確認しましょう。

④ 理由が分からないときの対応

「対象外の支払い方法」を使っている可能性もあります。

一般のクレジットカード払い（PayPay経由）やチャージなどは対象外。

なので、次回以降は「PayPay残高」や「PayPayクレジット」など確実にカウントされる方法を使ってみましょう。

⑤ どうしても反映されないとき

数日経っても反映されない場合は、アプリ内の「お問い合わせ」からサポートに連絡します。

支払い日・金額・店舗名・スクリーンショットを添えて送ると、確認がスムーズに進みます。

Q&A：PayPay（ペイペイ）ステップでよくある疑問

PayPayステップについてのよくある疑問に回答します。

Q：達成したのに翌月の還元が上がりません。

A：月末の取引は達成が翌月扱いになりやすく、還元が上がるのが翌々月になる場合があります。

取引の日付とステップの反映を見直してください。

Q：ポイント払いはカウントされますか。

A：ポイント払いは回数は200円判定に準じ、金額には加算されます。

なお、PayPayデビット併用時のポイント利用分はカウントと付与の対象外です。

Q：家族カードや複数カードの扱いは？

A：家族会員の利用は家族会員に付与されます。

同一アカウントで複数のカードを設定している場合は回数と金額は合算されます。

Q：過去に改悪はありましたか？

以下の通り、SNSでは改悪が指摘されています。

PayPayステップ改悪

12月からPayPay支払いが改悪されます‼️

決済必要額5万円→10万円へ

ポイントせどらーにとったら、あまり関係ない改悪かな🙄 pic.twitter.com/wpsJJSX6ye

— ハルパパ@ECセラー (@350_5000) October 31, 2022

まとめ：PayPay（ペイペイ）ステップの攻略法

PayPayステップを効率よく達成するコツは、「回数」と「金額」を分けて考えることです。

日常の小さな買い物で回数を着実に積み上げ、公共料金やネットショッピングなどの固定費で金額条件を満たすのが基本です。

月初に「達成計画」を立て、週ごとに進捗をチェックすれば、月末に慌てることもありません。

また、支払いの反映タイミング（支払い受付→支払い完了に変わるタイミング）や対象外の取引条件を理解しておきましょう。

それにより、ポイントの取りこぼしを防げます。

無理に支出を増やすのではなく、普段の支払いをPayPayに置き換えることで、自然に条件達成を狙いましょう。

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