【月20万】VYMで配当金生活シミュレーション!権利落ち日いつ?利回りや買い方も紹介

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「VYMの配当金はいくらもらえるの?」

と気になる方は多いのではないでしょうか。

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)は、安定した配当と信頼性の高さから、多くの投資家に選ばれている米国ETFです。

しかし、配当金生活を目指すためには、「利回り」「権利落ち日」「税金」などを正しく理解することが大切です。

この記事では、VYMの基本情報や配当利回りの推移を紹介。

月1万円・月5万円・月10万円・月20万円での配当金シミュレーションも計算。

さらにお得な買い方やおすすめ証券会社まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

VYMとは?基本情報

まず、VYMがどのようなETFなのか、仕組みと特徴を整理します。

VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)は、アメリカの大手運用会社であるVanguard(バンガード)が運用しているETFです。

米国の大型株の中から、配当利回りが高い銘柄を中心に構成されています。

連動している指数は「FTSE・高配当利回り指数」で、安定的な配当収入を狙いたい投資家に人気があります。

VYMの特徴概要

主な特徴は以下の通りです。

  • 運用コスト(信託報酬等)が年率0.06%と非常に低水準。

  • 銘柄数は500〜600銘柄と分散が効いており、特定企業の依存リスクを抑えています。 

  • 四半期ごとに配当金を支払う仕組みで、定期的なインカム収入を狙いやすい。

ただし、「高配当=高利回り保証」ではありません。

配当利回りが変動する点、為替リスクがある点、税金がかかる点など、理解しておくべきこともあります。


VYMの権利落ち日・配当日はいつ?

インカム目的でETFを保有するなら、配当を確実に受け取るために「権利落ち日」を把握することが重要です。

※権利落ち日(Ex‐Dividend Date)とは、その期の配当を受け取るために「株を持っておく必要がある最終日」のことです。

この日までに株(またはETF)を保有していれば、配当金を受け取る権利がもらえます。

逆に、権利落ち日を過ぎてから買っても、その期の配当は受け取れない点に注意しましょう。

1株あたり配当額は?

VYMの最近の実績をみると、以下のような流れになっています。

四半期 権利落ち日(Ex‐Date) 支払日(Pay Date) 1株あたり配当額(USD)
2025年9月期 2025年9月19日 2025年9月23日 約0.84ドル
2025年6月期 2025年6月20日 2025年6月24日 約0.86ドル
2025年3月期 2025年3月21日 2025年3月25日 約0.85ドル

つまり、権利落ち日までに株式(ETF)を保有しておくことがその期の配当を受け取るための条件となります。

権利落ち日後に購入してもその期の配当は出ません。

また、支払い日までにはタイムラグがあります。

実際に配当が受け取れるのは少し先になる点も覚えておきましょう。


VYMの配当利回り・配当金はいくら?

次に、現在の配当金・配当利回りはどれほどか、最新の数字を確認します。

2025年11月時点で、VYMの年率配当利回りは 約2.50〜2.60% 程度となっています。 

2025年9月の配当金は、1株あたり約0.84ドルです

※為替レートは「1ドル=150円」で考えます

例えば、1株を140ドルで購入した場合、配当は140ドル × 2.5% ≒ 3.50ドル。

日本円換算で年間約525円の配当収入が想定されるという計算です(為替・税金・手数料は別途考慮)。


いくら必要?VYMで配当金生活シミュレーション

「VYMで配当金生活はできるのか?」という疑問に応えるため、月1万円・月5万円・月10万円・月20万円を例に、必要投資額を計算します。

為替レート=1ドル150円、利回り=2.5%のモデルです。

  • 月1万円(年間12万円)を配当で得たい場合:12万円 ÷ 2.5% ≒ 480万円の投資が必要。

  • 月5万円(年間60万円)を配当で得たい場合:60万円 ÷ 2.5% ≒ 2,400万円の投資が必要。

  • 月10万円(年間120万円)を配当で得たい場合:120万円 ÷ 2.5% ≒ 4,800万円の投資が必要。

  • 月20万円(年間240万円)を配当で得たい場合:240万円 ÷ 2.5% ≒ 9,600万円の投資が必要。

ただし、これはあくまで理論値です。

高配当ETFでは株価下落なども想定する

株価変動・為替変動・税金(米国源泉+日本国内)・手数料などを含めて検討する必要があります。

利回りが変動すれば必要投資額も変わります。

「利回りが低下したらどう対応するか」もあらかじめ考えておきましょう。


VYMの買い方@ネット証券会社

それでは、日本からVYMを購入する場合の具体的手順・注意点を見ていきます。

基本的に、日本の証券会社から「米国株式」「米国ETF」として取引します。

そのためには、為替手数料・取引手数料・NISA制度対応などを確認することが重要です。

  1. 証券口座を開設(米国株・ETFに対応しているかチェック)

  2. ドルへの為替交換(為替手数料・スプレッドにも注意)

  3. VYMをティッカー「VYM」で検索・購入

  4. 配当を再投資するか、配当を取り出すか方針を設定

また、新NISA口座を活用すると、配当や売却益が一定条件下で非課税になります。

米国株・ETFがNISA枠でどう扱われるかは証券会社によって異なりますので確認が必要です。


松井証券ではお得に買えるキャンペーンあり

投資を始めるハードルを下げたい方にとって、証券会社の手数料やキャンペーンの有無は大きな判断材料となります。

例えば 松井証券 では、米国ETF・米国株の買付手数料や為替スプレッドを比較的抑えています。

キャンペーン時にはポイント還元や手数料割引が実施されることもあります。

少額から米国ETFに投資したい・コストを抑えて始めたいという方には、こうした証券会社を選ぶメリットがあります。


VYMの取引に役立つツール集

配当金生活を狙うなら、単に買うだけでなく「分析ツール・チャート・配当カレンダー」なども活用することで、より現実的な運用が可能になります。

証券会社ごとにいろんなツールがあるので把握しておきましょう。

これらのツールを使いこなせば、配当金生活をより現実的に設計できるようになります。


Q&A/よくある疑問(VYM編)

ここでは、検索されやすい疑問をピックアップし、明確に回答していきます。

Q:VYMで配当金生活できる?月1万円は可能?

A:理論上は可能です。

ただし上記シミュレーションで示したように、月1万円を配当だけで賄うには約480万円の投資が必要となります。

株価や為替、税金を含めて考えると、もう少し余裕を持った資金設計をおすすめします。

Q:「権利落ち日までに買えばOK?それだけで良い?」

A:はい、基本的には権利落ち日までに株を保有していればその期の配当を得られます。

Q:為替リスクはどう考えるべき?

A:米ドル建てで配当を受けるため、円安なら円換算額が増え、円高なら減少します。

また、為替手数料や税制(米国源泉徴収・国内課税)も影響します。

単純な利回りだけで安心せず、円建てでの利回りも把握しましょう。

Q:「VYM おすすめしない」という声もある?その理由は?

A:はい、高配当ETFとして人気ですが、利回りが3%を超えることは少なく、配当成長率が鈍化しているという指摘もあります。

“高配当”というイメージだけで飛びつかず、リスク対策をしっかり行うことが大切です。


まとめ:VYMで配当金生活を目指すなら知っておくべきポイント

VYMで配当金生活を目指すうえで重要なのは、次の3つです。

  • 利回りだけで判断せず、株価・為替・税金・手数料を把握すること。

  • 権利落ち日を確認し、確実に配当を取るためのタイミングを押さえること。

  • 分散・少額・継続という視点を持ち、月1万円・月5万円・月10万円・月20万円といった目標を逆算して設計すること。

本記事で紹介した手順やツールを参考に、自分の資産設計に合ったポートフォリオを組み立ててみましょう。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    不動産クラウドファンディング等の情報を提供しています。投資初心者の目線に立った運営を目指しています。記事は情報提供を目的としており、特定商品への投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにてリスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。

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