【保存版】不動産クラファンの物件用途5タイプを比較|景気変動に強いのはどれ?
公開日 2026/05/13
最終更新日 2026/05/13
「同じ年利6%だけど、レジデンスとホテルの案件がある…どちらを選べばいいの?」と迷ったことはありませんか?
不動産クラウドファンディングの案件は、利回りが同じでも対象物件の「用途」によってリスクの中身が大きく異なります。
この記事は、用途ごとのリスク特性を理解して案件を選び分けたい投資家の方に向けて、ゴクラクが独自に考案した「ファンド判断シート」の物件スコアの考え方をベースに、物件用途を比較・整理した保存版ガイドです。
読み終える頃には、利回りの数字に隠れた「用途リスク」を見抜けるようになり、ポートフォリオ全体のバランスも考えられるようになります。
- ・物件用途は物件スコア(15点満点)の重要評価項目。
- ・レジデンス・物流・保育園はA評価、開発素地はD評価。
- ・景気変動に強いのはレジデンス・物流・底地・保育園。
- ・ホテル・商業・開発素地は景気感応度が高くリスク大。
- ・用途分類はあくまで出発点、立地・契約条件と合わせて判断。
利回りだけで選ぶ危うさとは?
不動産クラファンを始めたばかりの方が陥りやすいのが、「利回りの数字だけ」で案件を選んでしまうことです。
しかし、同じ年利6%の案件でも、対象物件の「用途」によってリスクの中身はまったく異なります。
たとえば景気が悪化したとき、最初に賃料が下がる物件と、最後まで耐える物件があります。
ゴクラクでは、以下のようにファンドをスコアで評価し投資すべきかの判断に役立てることができる「ファンド判断シート」を公開しています。
この物件スコア(15点満点)の中では、「用途(安定性)」を重要項目として位置づけています。
本記事では、用途別の特徴と評価の考え方を、慎重派の視点で整理していきます。
ファンド判断シートの全容と使い方は、以下の記事で紹介しています。
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5分で投資すべきかわかる?ファンド判断シートを作成!不動産クラウドファンディングで活用をなぜ「物件用途」で評価が分かれるのか
用途による評価の差は、不動産投資の収益構造そのものから生まれます。
不動産の収益源は「賃料収入(インカム)」と「売却益(キャピタル)」の2本柱で構成され、用途によって景気変動・人口動態・需要構造への影響度がまったく異なります。
とくにコロナ禍以降、用途別のリスク差が顕在化しました。
- 大きな打撃を受けた用途:観光・商業(ホテル稼働率の急落、商業施設の集客減)
- 堅調を維持した用途:物流・住居(EC需要拡大、生活基盤としての安定性)
こうした用途ごとの構造的な違いを踏まえ、ファンド判断シートでは用途を4段階(A〜D)でスコア化しています。
ファンド判断シートでの用途評価ランク
ファンド判断シートでは、各項目をA=3点、B=2点、C=1点、D=0点で採点します。
用途別の評価ランクは以下のとおりで、生活インフラ系がA評価、開発素地がD評価となります。
| 評価 | 点数 | 該当する主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| A | 3点 | レジデンス、物流、保育園など生活インフラ系 | 景気に左右されにくく安定的 |
| B | 2点 | オフィス、底地 | 中立寄り、立地で明暗 |
| C | 1点 | 商業施設、ホテルなど | 景気変動の影響を受けやすい |
| D | 0点 | 開発素地(土地のみ)、用途未定 | 完成・売却リスクが大きい |
詳しい採点基準は「ファンド判断シート解説記事」で確認できます。
では、次の章から物件用途別に、景気変動への強さや評価する際のチェックポイントを詳しく見ていきます。