楽天証券でつみたてNISAはやめたほうがいい?評判やデメリットも調査
公開日 2025/10/16
最終更新日 2025/10/16

「楽天証券でつみたてNISA を始めようかな…でもネットで“やめたほうがいい”という評判も見かける」
そんな悩みを持つ人向けに、本記事では楽天証券のつみたてNISAに関する良し悪し・口コミ・注意点を整理。
判断の材料を提供します。
結論から言えば、「万人にやめたほうがいい」というものではありません。
ただ、次のような事情があるなら他の選択肢も検討したほうがいいケースがあります。
- 楽天以外のポイントを重視したい人
- より高いクレカ還元を狙いたい人
- 特定のインデックスファンド(例:SBI系 Vシリーズなど)を重点的に使いたい人
【やめたほうがいい?】楽天証券のつみたてNISAの評価・口コミ
まず、楽天証券のつみたてNISAの評判・口コミをまとめます。やばい?危険?悪い評判・口コミ
実際のユーザーからは、次のような意見が見られます。
楽天は改悪だけど、楽天証券 が 新NISA に向けて本気の新発表。新登場の 楽天オルカン と 楽天S&P500 は持ってるだけで毎月 楽天ポイント をゲット。しかも12/1から手数料を引下げ。ライバルの「SBI証券×eMAXIS Slim」と比べても還元率は高い。つみたてNISA も対象で今すぐ変更OK。僕が考えたことは… pic.twitter.com/xG1i40FqeN
— まるまる|資産形成を図解する人 (@marumaru_biz_) December 10, 2023
- ポイント還元率が低く感じる — 「楽天カードで積立しても 0.5% しか得られない」などの不満。
- 商品が多すぎて選びにくい — 銘柄数が豊富すぎて、初心者には取捨選択が難しいという声。
- 広告メールや案内が多い — キャンペーン通知・金融商品案内が頻繁に来て煩わしいという声も。
- Web画面が情報過多で見づらい、アプリの使い勝手に難ありとの声。
つみたてNISAをはじめるなら楽天証券かSBI証券で迷う人が多い印象。
— 伊集院 (@ijuin3102) October 11, 2025
何ヶ月か前なら楽天をオススメしてましたけど、ポイントの改悪があったので、
SBI証券一択になりました。
迷うことなくSBIを選んで、クレカなんかの環境もそれに準じて整えてください。
良い評判・口コミ
一方で、多くのユーザーが挙げるポジティブな点もあります。
おはようございます。つみたてNISA枠あと1円が埋まらずムズムズします。
— ごつこさん🐬 子育て世代の資産形ブロガー (@gotukosan) August 16, 2023
楽天証券口座開設のメリット
①楽天ポイントで投資
②マネーブリッジで楽天銀行金利0.1%
③日経新聞購読可能
④ おすすめマネー本無料購読
⑤初心者に優しいUI
特に②と④だけでも口座開設の価値あり♪ pic.twitter.com/UqoGPgUyV2
- 楽天ポイントを貯めやすい/使いやすい — 楽天経済圏との親和性を評価する声。
- 商品が豊富 — 多様なインデックスファンドなどを選べる点を評価。
- 最低積立額100円から始められる — 少額から気軽に始められる点。
- 一貫した手数料水準・コストの安さ — NISA口座で手数料が無料という点が好評価。
我が家では、つみたて投資枠(新NISA)を使って、投資信託をコツコツ積み立てています。
— ズヤ|初心者がスキマ時間×生成AIで副業にチャレンジ (@papa_zuyazuya_) September 22, 2025
楽天証券で積立設定し、あとはほったらかしです。⁰月100円からでもOKなので、投資初心者も精神的負担が少ないのも魅力。⁰税制メリット(非課税)もあり、初心者にとって安心して始められる制度です💡💡💡
楽天証券でつみたてNISAを始めるメリット
楽天証券でつみたてNISAを始めるメリットもまとめます。クレカ積立でポイントが貯まる
楽天カードで積立をすれば、代金の0.5%相当の楽天ポイントが付与されます。
加えて「楽天キャッシュ」「楽天ポイント投資」などの制度を組み合わせればポイント活用の幅が広がります。
信託報酬の低い商品が豊富
人気の低コストインデックスファンド(例:eMAXIS Slim シリーズなど)がラインナップされており、コストを抑えやすいです。
ただし、対象商品ごとに手数料が異なる場合がありますので確認が必要です。
年間積立プラン・枠使い切りが可能
楽天証券には「年間積立プラン」という便利な機能があります。
この機能を使えば、1年間のつみたてNISA非課税枠を自動的に使い切れます。
たとえば「毎月1万円」など固定額を積み立てる設定のほか、「月ごとに金額を変える」こともできます。
年の途中で設定を変えたり、ボーナス月に多めに積み立てたりするなど、柔軟に調整できるのが特徴です。
自分の生活リズムや収支に合わせて投資できるため、無理なく非課税枠を活用できる点が魅力です。
無料で日経テレコン:楽天証券版にアクセスできる
楽天証券の口座を持っていれば、「日経テレコン 楽天証券版」を無料で利用できます。
これは、日本経済新聞・日経産業新聞・日経MJなどの記事をチェックできるサービスです。
日々のニュースだけでなく、企業動向や景気トレンド、業界分析といった投資判断に役立つ情報を入手できます。
通常は有料のサービスですが、楽天証券ユーザーなら追加費用なしで利用できます。
新NISA対応への柔軟性
楽天証券は、2024年から始まった「新NISA」にもいち早く対応しています。
つみたて投資枠と成長投資枠の両方を1つの口座で管理できるため、資産形成の自由度が高くなっています。
さらに、楽天証券ではシミュレーションツールを使って「つみたて投資枠をどのように使うか」「成長投資枠にどれだけ回すか」を簡単に確認できます。
制度改正があっても、楽天証券は早期対応・分かりやすいガイドを提供しており、初心者でも安心して長期運用を続けられる環境が整っています。
楽天証券でつみたてNISAを始めるデメリット・注意点
魅力も多いですが、使う前に理解しておくべき点もあります。
広告メール・案内が多い
楽天証券を利用していると、楽天グループからのキャンペーン情報やサービス案内メールが頻繁に届くことがあります。
楽天市場・楽天カード・楽天モバイルなどグループ全体が連携しているため、他サービスの宣伝やクーポン情報が自動的に配信される仕組みです。
お得な情報も多い一方で、「メールが多くて煩わしい」「必要な情報を探しづらい」と感じる人もいます。
配信停止や通知設定はマイページから簡単に変更できるため、気になる方は早めに設定を見直しておくのがおすすめです。
ポイント制度が複雑
楽天証券の魅力のひとつは「ポイント還元」ですが、その仕組みがやや複雑なのが難点です。
クレジットカードの種類(楽天カード/楽天プレミアムカードなど)や、積立対象の投資信託によってポイント還元率が変わります。
たとえば、楽天カード積立では通常0.5%の還元ですが、楽天キャッシュ積立を組み合わせると1.0%になるケースもあります。
運用コストが低すぎる商品はポイント付与対象外
また、信託報酬(運用コスト)が低すぎる商品はポイント付与対象外となる場合もあります。
条件をよく確認しておかないと「思ったよりポイントが貯まらない」こともあります。
投資初心者にとっては少しわかりにくい部分ですが、一度ルールを理解すれば安定してポイントを獲得できる仕組みです。
銘柄選定が難しい
楽天証券では、つみたてNISA対象の投資信託だけでも180本以上が用意されています。
選択肢が多いのはメリットでもありますが、「どれを選べばいいのかわからない」という声が特に初心者から多く聞かれます。
同じインデックスファンドでも「eMAXIS Slim」「たわらノーロード」など似たようなファンドが複数存在するため、違いを理解しづらいのです。
銘柄を選ぶ際は、手数料(信託報酬)・運用実績・純資産額を比較し、長期的に安定している商品を選ぶのが基本です。
楽天証券の検索フィルター機能を使えば、コストやリスク水準で絞り込みができるので、活用すると迷いにくくなります。
危険?ルールの変更リスク
楽天証券のNISAのポイント制度や還元キャンペーンも、楽天グループ全体の方針変更によって内容が変わることがあります。
こうしたリスクに備えるためには、定期的に公式サイトを確認し、変更点を把握しておくことが大切です。
楽天証券で投資信託を探すコツ
銘柄選びの基本は、まず信託報酬(運用コスト)で並べ替えることです。
楽天証券では、「つみたてNISA対応」かつ「信託報酬が低い」順にフィルタ可能です。
また、販売手数料の有無もあわせて見ると良いです。
【簡単4ステップ】楽天証券のつみたてNISA始め方
以下、楽天証券のつみたてNISAの始め方。- 楽天証券の口座を開設
- つみたてNISA口座を申し込む
- 積立設定(銘柄・金額・頻度)を選択
- 支払方法(楽天カードなど)を設定して開始
オンラインで完結可能です。
Q&A!楽天証券のつみたてNISAでよくある質問
楽天NISAは「デメリットしかない」と言われるのはなぜ?
インターネット上では「楽天NISAはデメリットしかない」といった強い表現も見られますが、実際には誤解を含むケースが多いです。
そう言われる主な理由は、2022年以降にポイント還元率が一部改定されたことや、他社のクレカ積立(例:SBI証券×三井住友カード)が高還元になったことにあります。
そのため「以前よりお得ではなくなった」と感じる利用者が一定数いるのは事実です。
まだ楽天証券は便利でお得
しかし、楽天経済圏で生活している人にとっては、依然としてポイントを効率的に貯めやすい仕組み。
楽天キャッシュ積立を併用すれば最大1.0%還元が可能です。
また、楽天証券は投資初心者向けのサポートが充実しており、アプリ操作や積立設定もわかりやすいです。
つまり、楽天証券が合わないのは「他社ポイントを重視したい人」や「より高還元を狙いたい人」です。
楽天証券がもし潰れたら、NISAでの資産はどうなる?
この点は多くの人が心配する部分です。
結論から言えば楽天証券が仮に破綻しても、顧客のNISA資産が消えることはありません。
日本の証券会社は、顧客の資産(現金・株式・投資信託など)を会社の資産とは完全に分別管理するよう法律で義務付けられています。
つまり、楽天証券が経営破綻しても、顧客資産は信託銀行などに安全に保管されます。
したがって、楽天グループの業績が悪化しても、証券口座内のNISA資産まで影響を受ける心配はほとんどありません。
Q. 楽天証券を使うメリットは?
ポイント還元、商品ラインナップなどの強みがあります。
まとめ:楽天証券はポイントなどが魅力のネット証券
楽天証券でつみたてNISAを「やめたほうがいい」と断言するのは過剰ですが、目的や条件次第で他社が有利になるケースもあります。
楽天カード保有者や楽天経済圏を使い倒す人には強みがあります。
ポイントにこだわりがある人は他社と比較したほうがいいかもしれません。