日経テレコン(楽天証券版)と日経新聞の違い:デメリットは?どこで読める?

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楽天証券の「日経テレコン(楽天証券版)」は、日経新聞や日経MJなどを読める投資情報サービスです。

日経テレコン

一方で、日経新聞(紙/電子版)とは仕様もできることも異なります。

本記事では、違い・デメリット・読み方(スマホ/パソコン)・無料条件を中立的に解説します。

結論:楽天証券では過去1年分の記事をキーワード検索で探すことも可能

楽天証券の口座があれば無料で「日経テレコン(楽天証券版)」を使えます。

日経テレコン

楽天証券の「日経テレコン(楽天証券版)」では、主要な日経グループの新聞を読むことができます。

具体的には「日本経済新聞(朝刊・夕刊)」「日経産業新聞」「日経MJ(流通新聞)」の3紙です。

それぞれの記事を、最新3日分まで紙面相当の内容で閲覧できます。

また、過去1年分の記事をキーワード検索で探すことも可能です。

さらに「日経速報ニュース」もリアルタイムで配信されるため、投資関連の最新動向をすぐに確認できます。

楽天証券では読めない媒体もある

閲覧はiSPEED/マーケットスピード経由で行います。

紙面レイアウトや収録範囲は日経電子版と異なり、読めない媒体もあります。

日経テレコン(楽天証券版)とは

日経テレコン(楽天証券版)も説明します。

こちらは、楽天証券が口座保有者に無料で提供する、日経テレコンのカスタマイズ版です。

利用には楽天証券のログインが必要で、提供チャネルはスマホアプリ「iSPEED」、PCツール「マーケットスピードII/マーケットスピード」です。

日経新聞(紙・電子版)との違いを比較

次に、日経テレコン(楽天証券版)と日経新聞(紙・電子版)との違いを比較します。

収録範囲の違い

日経テレコン

楽天版は直近3日分の紙面相当記事+過去1年分の検索が中心です。

日経電子版は、より大量のアーカイブ記事や有料会員向け機能が利用できます。

楽天版では『日経ヴェリタス』など一部媒体は対象外です。

表示形式の違い

日経テレコンは記事データベース表示(テキスト中心)で、紙面ビューアーではありません。

紙面のレイアウトや画像をそのまま読む用途には向きません。

アクセス経路の違い:楽天はアプリのみ

楽天版はブラウザ直ログインでは使えず、iSPEEDやマーケットスピードアプリから起動します。

日経テレコン(楽天証券版)

楽天証券で日経はどこから読める?(スマホ/パソコンの読み方)

スマホ(iPhone/Android)の場合

iSPEEDにログイン後、メニュー > マーケット > 「日経テレコン(楽天証券版)」をタップします。

利用許諾に同意したあと、右上メニューから「きょうの新聞」を選択し、媒体を選びます。

パソコン(Windows/Mac)

パソコン版では、マーケットスピードIIまたはマーケットスピードにログインします。

「ニュース」>「日経テレコン21」をクリックするとブラウザが起動し、楽天版テレコンが表示されます。

Mac版はマーケットスピードMacから利用可能です。

日経テレコン(楽天証券版)を無料で読める条件

無料で読むには、楽天証券の口座開設とログインが条件です。

口座保有者は無料で日経テレコン(楽天証券版)を利用できます。

日経テレコン(楽天証券版)のデメリット・注意点

とても便利なサービスですが、日経テレコン(楽天証券版)にはいくつか注意点もあります。

実際に使う前に知っておくことで、「思っていたのと違う」と感じるのを防げます。

① 紙面ビューではない(テキスト中心)

楽天証券版の日経テレコンは、新聞の紙面そのものを表示するタイプではありません。

記事の本文をテキスト形式で読む仕組みなので、紙面レイアウトや写真、グラフなどは基本的に表示されません。

あくまで“記事内容をテキストで読む”ためのツールと考えると良いでしょう。

② 読める媒体に制限がある

読めるのは「日本経済新聞(朝刊・夕刊)」「日経産業新聞」「日経MJ」の3紙のみです。

たとえば『日経ヴェリタス』や『日経トレンディ』など、日経グループの他媒体は対象外です。

また、日経電子版で利用できる「紙面ビュー」や「マイニュース登録」などの機能は利用できません。

あくまで“主要3紙をテキストで読む簡易版”という位置づけです。

③ ブラウザから直接ログインできない

楽天証券のホームページやGoogle検索から直接アクセスしても、日経テレコンには入れません。

専用アプリ「iSPEED」またはPCツール「マーケットスピード」からのみ利用できます。

つまり、証券口座にログインしてツールを立ち上げるというステップが必要になります。

webブラウザだけでサッと読みたい人にとっては、やや手間に感じるかもしれません。

④ 配信内容・期間が限定されている

閲覧できるのは、直近3日分の新聞記事と過去1年分の検索対象記事までです。

たとえば「2年前のニュースを調べたい」という場合には、検索結果に表示されません。

長期的な記事アーカイブを利用したい人は、日経電子版のほうが適しています。

⑤ 検索やコピーなど、一部の機能に制限がある

記事検索は可能ですが、全文コピーや印刷、保存などには制限があります。

また、複数の記事をまとめて表示したり、外部サイトに共有したりする機能もありません。

⑥ 情報の反映がリアルタイムではない場合もある

「速報ニュース」は随時更新されますが、新聞記事部分は配信まで少しタイムラグがある場合があります。

最新の市況ニュースや株価変動を追いたい場合は、別途マーケットニュースを併用するのが安心です。

⑦ 電子版とは目的が異なる

楽天証券版は“投資家がニュースを手早く確認するためのツール”として設計されています。

そのため、一般読者向けの読み物やコラムは少なく、ビジネス・経済ニュースが中心です。

「じっくり記事を読みたい」「紙面の流れを感じたい」という人には物足りないかもしれません。

Q&A!日経テレコン(楽天証券版)でよくある質問に回答

楽天証券で日経新聞はどこで読める?

iSPEED(スマホ)かマーケットスピード(PC)から「日経テレコン(楽天証券版)」を起動します。

日経テレコン(楽天証券版)

楽天証券で日経新聞を読む方法・読み方は?

起動後、画面右上メニューから「きょうの新聞」を選び、「日本経済新聞(朝刊/夕刊)」「日経産業」「日経MJ」などを切り替えて閲覧します。

楽天証券で日経は無料で読める?

楽天証券の口座を持っていれば無料で利用できます。

日経テレコン(楽天証券版)と日経新聞の違いは?

楽天版は記事データベース形式で紙面ビューではありません。

読める媒体や期間も限定され、『日経ヴェリタス』などは対象外です。

パソコンでの見方は?

マーケットスピードII(またはマーケットスピード)にログインし、「ニュース」→「日経テレコン21」から起動します。

iPadに対応してる?

「for iPad」の表記がない通常のiSPEEDをインストールすれば、iPadでも問題なく利用できます。

また、アマゾンの端末「Kindle Fire」でも使えます。

まとめ:日経テレコン(楽天証券版)はスマホ、PCに対応

楽天証券の「日経テレコン(楽天証券版)」で、口座保有者が無料で日経各紙の記事を効率よくチェックできます。

ただし、紙面ビューや全媒体の網羅には対応していません。

紙面そのものを読みたい、長期アーカイブや電子版特有の機能を使いたい場合は日経電子版の契約が必要です。

日々のニュース把握やキーワード検索を手早く行いたい投資家には、楽天版テレコンの手軽さがメリットになります。

用途に応じて賢く使い分けましょう。

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  • 記事を書いた人 ゴクラクJOURNAL編集部

    不動産クラウドファンディング等の情報を提供しています。投資初心者の目線に立った運営を目指しています。記事は情報提供を目的としており、特定商品への投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにてリスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。

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